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『ベルイマン島にて』(2022.4.18.リモート試写)アメリカ人の脚本家カップル、トニー(ティム・ロス)とクリス(ビッキー・クリープス)は、新作のインスピレーションを得るため、イングマール・ベルイマン監督ゆかりの地である、スウェーデン・フォーレ島に滞在する。トニーの執筆は順調だが、クリスはなかなか作業が進まない。思いあまったクリスは、アドバイスを求めるため、自分が書いた脚本をトニーに説明するが…。風光明媚なフォーレ島を舞台に、監督カップルの現実と、ミア・ワシコウスカ主演の劇中映画『ホワイトドレス』、そして現実と映画の狭間が交錯する。ミア・ハンセン・ラブ監督が、かつてパートナーだった、オリビエ・アサイアス監督との関係を投影させて描いたのだという。面白かったのはベルイマン映画への言及だ。例えば、『ある結婚の風景』...『ベルイマン島にて』