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『ゴールデン・チャイルド』(86)(1989.10.28.ゴールデン洋画劇場)謎の邪教集団に誘拐された神の子「ゴールデン・チャイルド」の奪還に奔走する探偵(エディ・マーフィ)の活躍を描く、コミカルな冒険アクション。『がんばれ!ベアーズ』(76)のマイケル・リッチーの久々の監督作ということで期待を込めて見てみたのだが、ただ単にエディ・マーフィのキャラクターに頼っただけの、どうということもない映画になっていたので、少々がっかりした。ただ、主役が子どもだから、規制の厳しいアメリカでは、いろいろと抑えて作らなければならなかったのかもしれないが、同種の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)などは、それでもきちんと作っているから、それが言い訳にはならないだろう。ところで、前から思っていたのだが、近鉄のブライアン...「午後のロードショー」『ゴールデン・チャイルド』
『ラスト・アクション・ヒーロー』(93)(1993.9.17.丸の内ピカデリー2)ダニー(オースティン・オブライエン)はアクション映画のヒーロー、ジャック・スレイター(アーノルド・シュワルツェネッガー)の大ファン。ある日、老映写技師(ロバート・プロスキー)からもらった魔法のチケットを手にスレイターの最新作を見ていると、上映中の映画の中に入り込んでしまう。憧れのスレイターと共に悪党ベネディクト(チャールズ・ダンス)を追って、スクリーンの中と現実の世界を股に掛けたダニーの不思議な大冒険が始まる。アクション派からの脱皮を果たしたシュワルツェネッガーと、『ダイ・ハード』(88)『レッド・オクトーバーを追え!』(90)で男を上げたジョン・マクティアナン監督が、映画の内と外を自由に行き来するというアイデアを駆使しなが...「午後のロードショー」『ラスト・アクション・ヒーロー』