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アニメでは、体表作の「ドラえもん」の主人公・野比のび太をはじめ、少年役の声も多く演じたが、洋画の吹き替えでは、セクシー、グラマー系のクラウディア・カルディナーレ、ジェーン・フォンダ、ステラ・スティーブンス、ブリジット・バルドー、ミレーヌ・ドモンジョ、カトリーヌ・ドヌーブ、アン=マーグレット、ウルスラ・アンドレス、エルケ・ソマー、ジョーン・コリンズ、ナタリー・ドロン、ファラ・フォーセット、ラクエル・ウェルチ、キャロル・ベイカー…。そして、かわいい女系のシャーリー・マクレーン、マーシャ・メイスン、バレリー・ペリンといった具合に、多岐にわたる女優を担当した。ちなみに、アニメ「ヤッターマン」のドロンボー一味の女ボス・ドロンジョのモデルはドモンジョだ。先頃亡くなった増山江威子同様、声の使い分けに驚かされたものだったクラウディア・カルディナーレから野比のび太まで、小原乃梨子
『プリシラ』(2024.4.5.オンライン試写)1959年、西ドイツで暮らす14歳のアメリカ人少女プリシラ(ケイリー・スピーニー)は、兵役中のエルビス・プレスリー(ジェイコブ・エロルディ)と出会い、恋に落ちる。やがて彼女は両親の反対を押し切って、テネシー州メンフィスにあるエルビスの大邸宅(グレースランド)で一緒に暮らし始める。これまで経験したことのない華やかで魅惑的な世界に入ったプリシラにとって、エルビスと共に過ごし、彼の色に染まることが幸せだったはずだが…。ソフィア・コッポラ監督が、プレスリーの元妻が1985年に発表した回想録『私のエルヴィス』を基に、世界的スターと恋に落ちた少女の波乱の日々を描く。バズ・ラーマン監督の『エルヴィス』(22)もそうだったが、これまで“エルビス伝説”の中で描かれてきたプリシ...『プリシラ』