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今回のお題は、ジョン・スタージェス監督、スペンサー・トレイシー主演の西部劇風のサスペンス劇『日本人の勲章』。『日本人の勲章』(55)(1974.10.5.NTV土曜映画劇場)特急が停車しない西部の田舎町ブラック・ロック。4年ぶりに止まった列車から降りてきたのは左腕のない男ジョン・マクリーディ(スペンサー・トレイシー)。彼は同地のアドビ・フラットに暮らす日本人コマコに、戦場で自分の命を救ってくれた彼の息子の勲章を届けに来たのだった。だが、彼の行先を聞いた町民の態度はよそよそしく、ホテルでもヘクター(リー・マービン)という男から嫌がらせを受ける。マクリーディは、保安官(ディーン・ジャガー)に情報を求めるが得られず、町のボスのスミス(ロバート・ライアン)は、日本人は収容所に送られたと伝える。ホテルの管理人ピート...ビデオ通話で西部劇談議『日本人の勲章』
増山江威子さんは不思議な声優だった。何しろ、「キューティーハニー」のハニーや「ルパン三世」の峰不二子をセクシーに演じたかと思えば、「天才バカボン」のママや「一休さん」の母上さまなど、いわゆる“いいお母さん”もきちんと演じたのだから。その意味では、「巨人の星」で星飛雄馬を惑わす歌手の橘ルミとけなげな左門豊作の妹ちよの両方を演じているのが象徴的だ。洋画の吹き替えではアン・フランシスとリー・レミックが多かった。こちらはどちらかと言えばセクシー路線の方かな。初期の吹き替えは、演劇では食えない新劇出身の人たちがアルバイト的にやっていたケースが多かった。その後、声の仕事が定着し、“声優”が専門職のようになったが、本来彼らは“俳優”なのだから、ちゃんと演技ができたのだ。もちろん増山さんもその一人だ。歌手としては「さると...増山江威子さんは不思議な声優だった
記憶に残っているテレビ番組 (5)1966年の1年だけの放映だったがNETテレビ(名古屋では名古屋テレビ)で流された「ハニーにおまかせ」と「それ行けスマート」も忘れられない番組だ。当時はスパイものが流行っていて、既に「0011ナポレオン・ソロ」や「スパイ大作戦」が放映