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反対側は雪をイメージした白糸の部分を少し多めに織り込み、 少し変化をつけました。 上のグレーの部分を織り込む市ははじめとほぼ同じなので、 仕立てた時に織り模様が合うかちょっと心配ですが何とか織り切りました。 そして、次の作品を織る位置になったら、 また織り模様の向きを変えて織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
地面の方も濃いグレーでと思っていたものの、織り進めていくうちに もう少し光が当たり明るくなった地面をイメージできるようにしたくなり、 白と緑の糸で織ることにしました。 雪の下で春を待つ草花をイメージしました。 近年日本以外でも冬の寒さが厳しく、テレビなどで寒波に襲われている場所で 空が厚い雲に覆われている風景を目にします。 そんななかで雲の切れ目から差し込む陽の光は春への期待が込められているようで、 季節的にも、また世の中の情勢的にも優しい陽の光が広がって はやく厳しい冬が終わり春になってくれたらな、と感じます。 ようやく折り返し地点を過ぎ、織り模様の向きも向きを変えました。 大きな設定自体は…
織る時間が少なかったこともあり織れた幅は少しでしたが 、 淡い地の部分がだんだん増えていくと織り地の雰囲気も明るくなっていくようで ホッとしました。 もうしばらく地の部分を続けてからマチに当たる部分を色を少し変えて 織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
今日から暦の上で春になり、寒さはあるものの心なしか陽射しも明るく感じました。 梅の方もちらほら咲き始めてきて、少しずつでも季節は進んでいるんだと感じます。 ~風景をイメージしながら一段一段慎重に・・。~ はじめの作品はヤシャブシ染めの濃淡の糸から織り、 暑い雲と陽の光とのコントラストを表せたら良いな、と思っています。 今織っている向きは仕立てたら逆向きになるので、 作ろうと思うポーチの型紙も向きにきをつけながら織り模様の位置を調整しています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします…
たて糸を織り機に結び、ようやく織り機にセット出来ました。 織る前はたて糸の房の間が空いているので、厚紙や太めの紐などを織り込んで たて糸の間隔を揃えます。 (その時に機かけの際に間違っていないかチェックします。) 織り模様の見え方を見るため、少しずつ糸を変えて織ってみます。 イメージが固まったら実際に作品用のよこ糸を織り込んでいきます。 ~Twitterのこと~ ここ最近Twitterで「凍結」と言ってたくさんのアカウントが 機能を止められてしまうことが増えているようです。 そしてその凍結をされる基準がいまいち分からないので、 いつ自分のアカウントも使えなくなるか分からず、不安に思っています。…
ついこの間お正月になったと思ったら、もう2月がきて戸惑いました。 とはいえ、今年は寒さが厳しいのもあって節分と聞くと ほんの少し春が近づいて来ている気がしてホッとします。 ~出展のおしらせ・イベント編~ 🎪be京都アンテナショップ町家手作り百貨店 今月のアンテナショップでは冬の風景や花、星座をモチーフにしたがまぐちや アクセサリーをメインに出品する予定です。 出品する作品の一例です。 雪に負けず凛と咲く梅の花の様子をイメージしたアクセサリー 冬の星座をモチーフにしたブローチ 雪の結晶をモチーフにしたシリーズ また、2・3月は手作りのための材料市があります。 この材料市は手作りをするうえで買い過…
グループ展、個展を開く方法、そして回数の増やし方について書いていきます。 アーティスト始めたての人にオススメです。
だんだん寒波が近づいて来るごとに雪の勢いも強くなってきましたね。 交通にも影響が出始めていて、今夜から明日にかけての移動が心配です。 車に乗られる方も道路が凍結していたりするので、お気を付けください。 寒さも厳しいので、気を付けて過ごしましょう。 ~次の区画の織りの続き~ 一作目の部分が終わり、織り模様の向きを変えて2作目を織り進めています。 もうしばらく地の部分を織ってから色の付いた糸を織り込む予定です。 手前が一作目の部分で、織り模様の向きが変わっているところが作品の境目に なります。 (写真の真ん中より少し上側の、織り模様がVの字から山形の向けに変わっている あたりです。) ↑このブログ…
染液がまだ染まりそうなので、大きな寒波が強くなって糸を干しにくくなる前に 別の糸を染めることにしました。 次に染めた糸は綿と麻を混ぜて紡いだ糸で、 この時も事前に媒染剤を溶いたお湯に浸けてから染めました。 一度染めてから冷やす間隔は短めにし、その日のうちに二度目の媒染と染めを しました。 (はじめの糸より色合いが薄いのと糸が太く波打っているもあって、 染めているうちにちぢれタイプのラーメンの様にも見えてきました・・・。🍜) だんだん寒さが厳しくなって来たので、今回もお天気の様子を見ながら 糸を干そうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また…
バッグで言うところの底の部分を境に反対側を織り、 一作目の部分が織りあがりました。 白い糸を織り込む間隔が難しかったですが、 イメージしていたように織り模様が出てきたのでホッとしました。 このあともう少し地の部分と縫い代の部分を続けて織り、 一作目の区画が織りあがりました。 次は有彩色の糸も使って織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
少しずつ織り進めてきて、ようやくバッグの底部分にあたる所まできました。 はじめに織ったところは白い糸で雪が少しずつ降り積もっていく様子を イメージしました。 そして底の部分は濃い方のグレーで山や土地などの地面をイメージしています。 今回はヤシャブシという染料で濃淡で染めた糸で、 青みのある墨色の様な色合いから水墨画のような静かな冬の世界の雰囲気を 表せたら、と思って配色しました。 反対側はまた違った風景をイメージして織り模様を作って行こうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願…
今日は冬至で一番お昼が短いという事もありますが、 今年は寒さが急に厳しくて体調を崩さないようにするのが大変です。 皆様もお大事になさってくださいね。 そんな寒さを和らげてくれるハンドメイドのイベントも、 残すところあと2日となりました、 明日や明後日は開店時間が異なり、 23日は19:30まで、また24日は11:30~開店となっていますので お越しの際に参考にしていただけたら、と思います。 今回の作品もオンラインショップに1/5まで掲載いただいています。 絵と本、ことばのお店、雑貨店おやつ ~シャープさに柔らかさをプラス~ 今回は雪景色の静かな雰囲気をイメージして織ろうと思ったこともあり、 地…
今回のよこ糸に、と白やグレー系統の様々な素材の糸で試し織りをしましたが、 ひとまずはたて糸と同じ糸で織ることにしました。 はじめは薄いグレーの方に色を合わせ、 両端の濃い部分に織り模様が現れる形にしました。(写真で一番上の部分) ひとくちに無彩色と言っても色調や糸の風合いでがらりと織り模様の見え方が 変わります。 ~織色で織り成す季節のイメージ~ よこ糸を織り込んでみて初めて分かることも多く、 織物はたて糸とよこ糸の色合いが交わってその織物の雰囲気や表情が生まれるのだと、 改めて感じます。 こういった、たて糸とよこ糸の織り成す色合わせの表現は 織色(おりいろ)といわれ、白い布を染めて色を出す染…
先日染めた2つ目の糸はオレンジがかった淡いピンク色になりました。 前の糸の染めで染め液は薄まっているものの、赤色とはまた違う色素がこんなに 残っていたのかと驚きました。 そしてより色持ちするように、また発色しやすくるる様にと、 アルミ成分を含んだ助剤を少し溶かしたお湯に漬けてみると、 よりオレンジ色の度合いが増してオレンジ色とサーモンピンク色の様な 不思議な色合いになりました。 そして更に染めて一晩置くことにしました。 どんな染まり具合になるか楽しみです。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッ…
今日からbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まりました。 今月は秋から冬にかけての作品がメインになっています。 また、自然農法で作られたお野菜やお弁当、パンなど美味しい食べ物の販売、 出店されている作家さんのワークショップや実演もあります。 今月登場の作品の一部 お正月によく見る南天イメージ 梅の花シリーズ 栗の皮で染めた糸(ベージュ色の方)で織った栗シリーズも少しあります。 早いもので年内最後のアンテナショップとなりました。 落着いた町家でお買い物やイベントを楽しんでいただけたら嬉しいです。 ~染めの続き~ 先日染めた糸をもう一度ミョウバンを溶いたぬるま湯にしばらく浸け、 また染めを…
折り返し地点を過ぎて気持ちを新たに。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~
気が付けば今日は二十四節気でいうところの大雪(たいせつ)という 本格的に冬が始まる頃という頃だそうで、 いつの間にか冬がすぐそばまで来ていたことに改めて感じさせられました。 サッカーのワールドサッカーの日本代表の活躍は そんな寒さを忘れられる位熱くさせてもらいました。 選手・スタッフの皆様感動や勇気をありがとうございました。 また、悔しさを抱えながらも次を見据えて動き始めている選手の皆さんの姿にも 頼もしさを感じました。 ここ近年は今回の日本代表に限らず様々な分野のスポーツで これまでの記録を超える若手の選手の活躍が目覚ましく、 大きな世界大会でも物おじせず堂々とプレーする姿に元気をもらえます…
今回は少し前に外出時に見かけた空の光景がとても印象的だったので、 印象が強く残っているうちに、とグレー系統と黄色系統の糸を中心にして たて糸を作りました。 ~天使のはしごに魅せられて~ 秋や冬になると雲が厚くなり全体的に町が薄暗くなりがちですが、 そんな雲の切れ目から真っすぐに光が伸びてその辺りを照らす光景を見る機会があり、とても綺麗でどこか神秘的でありがたい感じ(うまく言えませんが、 何か良いことがありそうな、ポジティブな気持ちになれる印象でした。) がして、しばらく見入っていました。 あとで調べてみるとこの現象は薄明光線といって、 厚い雲で太陽が隠れている状態でその雲の切れ目から光が放射状…
筬にたて糸が最後まで通し終ったので、出展の準備に本格的に取り掛かることに しました。 無事に通せていたようでホッとしました。 あともう少し小物を作ろうと思っているので、 出来上がり次第おってご紹介していきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
次に作るたて糸づくりも気になるところですが、 まずは先日出来たたて糸を筬(おさ)に通し始めました。 筬は布幅をキープし、たて糸の間に入れたよこ糸を打ち込む役割があります。 たて糸を通す位置は筬の中心地点から左右均等になるようにします。 そして端の位置から順番に通して行きます。 ちょうど半分の位置まで通りました。 たて糸が通し終ってキリの良い所まで進んだら、 出展の準備の様子を見ながら次のたて糸も続いて作って行こうと思っています。 ~ただいま出展中~ 雑貨店おやつ様では前回のおだやかな森展に出品した作品が、 店頭に加え、ネットストアで12/20までの期間限定でお取扱いいただいています。 ぜひ一度…
少し前に矢車附子(ヤシャブシ)という染料で濃いグレー系統に染めた糸を 使おうと思い、木枠に巻きました。 実際にはもう少し濃い色合いですが、染める回数などを調整して 2段階の色が出来ました。 この2色のようなモノトーンの色あいで織ったり、 明るい色を組み合わせたりしてアクセントにしたりと 色々なパターンを考えて作って行きたいと思います。 ~染料のこと・矢車附子~ 矢車附子(ヤシャブシ)は古代から使われてきた染料で、 松ぼっくりような形の実を乾かして染料にします。 染液に染めただけの状態ではベージュ系の色ですが、 鉄分を含む助剤に漬けることで黒やグレーに染まります。 ヤシャブシはこの黒い色合いを染…
秋のアンテナショップやイベントの時期が近づいてきたこともあり、 がまぐちポーチの仕上げの段階まで進んだ頃合いで 追加で出品する作品の準備をしました。 (がまぐちの口金の接着剤が乾いたらご紹介したいと思います。) 今月は町家文化祭として、土日に色々な実演やワークショップがあります。 作品の販売では先日出来たがまぐちも出品します。 そして、新選組の展示にちなんで新選組の羽織をイメージした カード織りの作品も出品します。 京都文化博物館での新選組展は11/27までで、私は前期に観てきました。 日本各地の新選組に関わる様々な資料が一堂に集まっていて圧巻でした。 なかなかこういった機会はないので、幕末や…
だいぶ秋らしいお天気が続くようになってきました。 樹々もようやく色づいてきて秋冬の作品作りをするうえでも その色合いからヒントをもらえます。 先日のがまぐちに続き、秋冬に向けた作品の仕立てをしています。 表地と口金のイメージに合いそうな裏地を選び、 裏地は裏地で別に仕立てて後で縫い合わせます。 季節柄落ち着いた色味の布にしたいと思っています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
今回織っている作品が織りあがり、機から外しました。 次に織った区画は小さめのポーチかがま口などの小物にしようと思っています。 今度の区画も両面で異なる織り模様になっています。 (オレンジ色の変わり織りの部分に手紡ぎ糸をおりんでいます。) 織り機から外す時はいつも織りあがった安堵感と名残り惜しさの混じった 不思議な気持ちになります。 この後は水通しや地直しなどの仕上げをしてから仕立てていきます。 今回の作品も来月のイベント等に出品できるように 出来るだけ早く形にしていきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。…
一方織り機にかかっている方の織りでは、底部分に近づいていることもあって 織り方も基本的な平織りに徐々に変わり、「わ」の部分にさしかかりました。 その位置を過ぎると今度は袋口に向かって織っていき、 織り模様もそれに合わせて配置や色合いを変わっていくようにしていきます。 底部分に差し掛かったあたりです。 底に近い部分は糸の引っ掛かりや摩擦で切れやすくなるので、 出来るだけ織り目を詰めて織るようにします。 そして両面で織り模様を少し変えることで、気分によって好きな面を表にしたり、 と持つのが楽しみなバッグになれば嬉しいなと思います。 ~ただいまイベント開催中!~ 現在京都の桂にある雑貨店おやつ様での…
先日ご紹介した2色の手紡糸で色を変えながら織り進めています。 ポーチやバッグなどの袋物にする際は一枚の布を縫い合わせることが多く、 底にあたる部分を折り返し地点にして模様をデザインしています。 (マチを作る際はマチ分の長さを足して織るという形です。) 袋口や底の部分は擦れたりすることが多いので、 なるべく糸が引っ掛かりにくいようにシンプルな織り方にしたいと思い、 濃い糸の部分も変わり織りから再び平織りに移る様に織っていきます。 奥の濃い部分がバッグになった時に底の方になります。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こち…
~媒染(ばいせん)を経て~ 染まった糸は色が定着しやすいように、また更に色が出やすいように ほんの少しの金属成分を含んだお湯に浸すことをします。 このことを媒染(ばいせん)と呼んでいます。 今回はミョウバンという、弱いアルミ系の成分を含む助剤(じょさい)を 数パーセント溶かしたぬるま湯に糸を繰りながらつけ、 しばらく置いてから糸を絞ってまた染めていきました。 ミョウバンの中の成分が糸と結びついたことで、 はじめに染めた時より色が濃くなっているのが分かります。 そして糸がある程度冷めてからさらに2回目の媒染をし、 三回目の染めをしたところでいったん作業を終えました。 ~媒染で変わる色合い~ ちな…
~出展について~ 今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 お越しくださった皆様ありがとうございました。 来月も秋の自然や食べ物などをテーマにして作品を出品したいと思います。 そして来月は町家文化祭として普段出店している作家さん達がワークショップや 実演をするイベントがされます。 私は綿を種と分ける段階から糸になるまでの流れを実演いたします。 会場では実演をしつつ糸になるまでのお話を出来たらと思っています。 内容については日が近づいたらまた詳しくお知らせしたいと思います。 また、10/26まで桂の雑貨店おやつさまでの『おだやかな森』の展示に引き続き 出展しています。 本や…
今日からbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まりました。 秋に向けた作品がメインになっていますので、 お出かけの際にはぜひお立ち寄りください。(^^)/ また、読書時間を彩れたら、とブックカバーやしおりも出品中です。 しおりの中には新選組の羽織をイメージした、カード織りの紐がチャームになった しおりもあります。 (今月から新選組の展示が始まったことが嬉しくて出品しています。(*^^*) カード織りしおり ~だんだら~ ~縞模様を基準に・・・。~ 今回のたて糸には縞模様があるので、縞模様の間隔を基準にして 織り模様のひと単位を決めて綜絖(そうこう)に通しています。 変わり織りの模様にはひ…
ようやくたて糸が筬(おさ)に通し終り、次の工程に進みました。 次はたて糸を上下させる綜絖(そうこう)という部分にたて糸を通して行きます。 今回は幅を広くしたので時間はかかりましたが、バッグ地から小物までと幅広く 作品を作れるので、定期的に大きめの作品を作ることにしています。 また、実際に織った際に近い幅に糸が広がることで、 作品のイメージも更にしやすくなります。 たて糸に縞模様が入っていることもあり、模様とのバランスを見て 織り模様もシンプルな感じにしていきたいと思います。 ~綜絖(そうこう)に通す~ 綜絖(そうこう)はたて糸を上下させ、よこ糸を織り込むための 空間を作る役割があり、そのたて糸…
~枇杷の葉染め糸シリーズの締めはたて縞~ 少し前に枇杷の葉染めの糸でまとめてたて糸を作っていたこともあり、 今回もこの糸でのシリーズで機にかけることにしました。 この色合いは黄色みのある糸やピンク系の色あいとも相性が良いので、 使い勝手が良くてまた染めたくなりました。 今回は縦縞模様にして、その縞を活かせるように織っていきたいと思います。 たて糸を筬(おさ)に通し始めたところです。 筬は布幅を保ちながらよこ糸を打ち込んだりする役割があり、 櫛の様な隙間・筬目(おさめ)にたて糸が順番に通っています。 この隙間の幅は色々な間隔のものがあり、 織り手や織物の産地それぞれでよく使う糸の太さに合わせて選…
~今日から『おだやかな森』展がスタート~ 今日から京都市の桂にある雑貨店おやつさまでのイベントが始まりました。 森や平和、おだやかをテーマにしたハンドメイド作品が集まります。 期間は来月後半までありますので、秋のおでかけの際にはぜひお立ち寄りください。 (^^)/ 上の作品以外にもポーチやペンケースといった少し大きながまぐちやコースター、 また森がテーマという事で葉っぱの形のブローチも出品しています。 ~織りの続き・織り終わりまでもう少し~ そして、織りの方は再び地の部分を織った後光沢のあるオレンジ色系の糸を 織り込みました。 このオレンジ色は先に黄色の糸を染めてから、後で茜で淡く染めたことで…
今回はローズ系の糸でアクセントになる部分を織りました。 色の差がはっきりしている分、織り模様が確認しやすいのでかえって 早く織り進められています。 糸はブラジリアンウッドという、赤い色合いの木の染料で染めました。 深みのある色合いに染まるので、これからの季節に合いそうです。 途中たて糸が切れてしまったところがありますが、 糸を繋げて織り進めていくことで続けて織っていくことができます。 織り進んでいくうちに、色合いの影響か地の糸も赤みが増して華やかな印象に なっている感じがします。 織物はたて糸とよこ糸の交わることで色合いや印象が変わることを改めて感じます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら…
今回は地模様にしているよこ糸の色合いがたて糸とそっくりなので、 織り間違えないように少しずつ織り進めるようにしています。 (席を立つ際はひと模様が終わるキリの良い所で織り終えるようにします。) 底の部分に向かって茶色の糸を入れ始めました。 ちなみにこの茶色い糸は阿仙茶(あせんちゃ。カテキューとも表記。)で 染めています。 縫い合わせた時に底の部分の重なりでごろごろするのを 少しでも抑えたいのもあって、地模様のよこ糸に比べ細くなっています。 織り地が厚いので作品の形は絞られますが、模様の出方が良い感じになる様に 織っていけたらと思っています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願い…
随分涼しくなってきましたね。 日が沈むのも早くなりましたね。 先日デパートに行ったら、もうニットやコートが売られていました。 秋の服かあ、そろそろ衣替えですね。 深い秋色欲しいな。 モコモコニット欲しいな。 と久しぶりに物欲出ました。 さてさて、今日は先日少しだけ買った生地達を...
いつまでも暑いですね。9月半ばになっても冷房をつけていないと 汗が流れてくる状態というのは初めてで、 秋の涼しく過ごしやすい時期が恋しくなってきます。 ~織り模様と糸の組み合わせを模索~ たて糸が織り機にかかったので、ちゃんと織れているかのチェックや よこ糸の色と織り模様の出方を見るために試し織りをしました。 今回は淡い色合いなので、織り模様がバランスよく出るように色々と試し、 たて糸に近い色合いの少し太めの糸を地に、同系色の少し濃い色合いの糸を 部分的に織り模様として目立せることにしました。 よこ糸がようやく決まったので、このまましばらく織っていきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂…
たて糸を筬に通す筬通し(おさとおし)の作業が終わり、 機かけの作業から先日地直しした織り布の仕立てを始めました。 通し終ったら幅を測ってちゃんと設定した通りにたて糸が通っているか確認します。 今回はがまぐちとアクセサリーを予定しています。 出来上がり次第ご紹介していきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
お天気の合間を縫って水通しをし、織り布の水気が取れるまで 次の作品の機かけを始めました。 次は再び枇杷の葉で染めた、サーモンピンク系の糸単色でたて糸にしました。 設定した織り幅は20㎝で、私ががま口やポーチなどによく使うサイズです。 筬の目は櫛の様になっていて、糸が並んでいる順番通りに隙間に通して行きます。 神経を使う作業ですが、通しているうちに無心になれるので 好きな作業でもあります。 この作業が終わったら、乾いた織り布の仕立てを始めたいと思います。 ~たて糸に使う糸のこと~ 私がよくたて糸に使う糸は滑りが良くて2本の糸を撚り合わせている木綿糸です。 たて糸は織っている時にどうしても筬や綜絖…
~何とか間に合いました~ 動き方のよくわからない台風が近づいて来て各地でお天気が荒れ始めているのも あり、早めに染めの作業を済ませました。 先日の糸染めで染め液が薄まっていたものの、 思っていた以上にしっかり染まっていたのでホッとしました。 先日染めた濃い方の糸とも組み合わせてみたいと思います。 ~重陽の節句の番組が再放送~ 2020年に重陽の節句について紹介したCore kyotoという外国向けの番組の 日本語版が来月9/8(木)14:00より再放送されることを聞きました。 下のアドレスから番組サイトや動画がご覧いただけます。 www3.nhk.or.jp 重陽の節句は五節句の最後で菊の花の…
今回は秋冬に向けて黒系統の色も染めてみようと思い、 鉄分を含んだぬるま湯に浸けて媒染(ばいせん)して再び染めたら、 黒に近いグレーに染まりました。 ~媒染の不思議~ 媒染をする前は草木染をした時によく染まる色合いのベージュ系の色でした。 その糸を木酸鉄(もくさんてつ)という、鉄分を含んだ液を溶かしたぬるま湯に浸けていくと、 染料の色素が鉄分と結びついてたちどころに黒っぽい色に変わり、 印象がガラッと変わりました。 アルミなどの比重の軽い金属イオンを使った媒染では鮮やかで明るめだったり、 染料の元々の色味に近い色合いに発色することが多いです。 逆に今回の様な鉄分での媒染だとビックリするくらいに深…
たて糸の両端を織り機の前後の部品に結び付け、 ようやく機に掛かりました。 機に掛かった直ぐの経糸の間にはどうしても隙間が出来るので、 厚紙や太い紐を織り込んで隙間を埋めていきます。 そうしてある程度たて糸の間隔が揃ったら試し織りをして ちゃんと織れているかチェックをしつつ、 よこ糸をいくつか織り込んで実際に織った時の色の見え方を見て、 作品用の糸を選びます。 (たて糸との色あいや太さのバランスは 実際に織り込んでみて初めて分かることもあるので、 その度に織物の奥深さを感じます。) はじめの作品は素朴なあたたかみを表したいのもあり、 自分で紡いだ糸で織ることにしました。 ちなみにクリーム色は刈安…
織りあがりをイメージしながら。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~
たて糸が設定した通りに筬(おさ)に通ったので、 次の工程として綜絖(そうこう)にたて糸を通して行きました。 今回も縞模様があるので、シンプルな平織りと変わり織りを組み合わせて 織れる織り方を選びました。 綜絖には真ん中に穴が開いていて、たて糸が設定した通りに上下するように 順番通りに通して行きます。 ひと模様ずつチェックをしながら通していき、次の工程に進みます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
厳しい暑さがまだ続くものの、気分だけでも秋冬らしさを感じたくて 黄色から茶色系統のグラデーションの糸で縞模様のたて糸を作りました。 今回の縞はキハダ(クリーム色)、オリーブ(ベージュ色)、あせん(茶色)で 染めた糸を使いました。 糸がクロスの形になっている部分はあぜ、または綾(あや)といい、 糸が一本ずつ互い違いに並んでいて、この部分でたて糸の並びが分かり、 その後の機かけの作業に関わってきます。 また、糸束が分かれているのは一束を杭に掛けた回数で出来たたて糸をを数えるために、 キリの良い数の束でまとめている場面です。 確認したらひとまとめにして、必要な本数分のたて糸の束を数えながら 杭にかけ…
~秋の装いにおススメ!モンブランケーキモチーフのイヤリング~ 栗の皮染めの糸で織った布で作った栗シリーズの続きで クルミボタンのアクセサリーが出来ました。 今回出来たのはモンブランケーキをイメージして切り取った織り地と、 トッピングとしてよくケーキに乗っている栗に見立てたビーズ、 また作品に使った糸で作ったタッセルを組み合わせました。 モンブランケーキをイメージした色合いとなっています。 着けた時のイメージです。 落着いた色合いなので、秋の装いにおススメです。 この作品は来月からアンテナショップ等に出品の予定です。 ~ようやく織りあがりました。~ 今織っている織り地を織りあげて機から外しました…
次に織っているのはレース部分の織り模様をメインにして 透かし模様の多いパターンです。 レースになる部分の間隔を色を変えつつ空けていきます。 今手前にみえている方が作品の上部になり、 下に行くにつれて色が濃くなったり織り模様の間隔を広めにしたりして 変化を出しています。 平織りの部分を使って棒を通せるようにして小さな壁掛けにしようと思います。 そしてたて糸の残りもだいぶ少なくなってきたので、 出来る範囲で織れる小物用の織り地にしていきたいと思います。 台風が近づいて来ていますね。 今回は台風になるのが急だったので備えが大変ですが、 気を付けて過ごそうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けまし…
暦の上では今日が立秋で秋の始まりとなります。 とはいえ、まだまだ暑さが厳しく秋を感じるにはまだ少しかかりそうです。 ~レースの様な織り模様とのバランスを見ながら~ 作品作りでも涼しげな雰囲気を出せたら、とレースの様な透かしのある織り模様を 組み合わせています。 はじめは敷き物用として部分的に織り模様のある形にしています。 地の部分も織り模様の風合いに合わせて強く打ち込みすぎないように織っています。 はじめは織り模様を縞に使った色糸で窓枠の様に囲みました。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッと…
今回は縞模様が全体的に入ることから、縞模様の幅を基準に織り模様が 出るようにしました。 そしてフラットな織り地の部分とレースの様な織り模様の部分を組み合わせて 織っていく形にしました。 機に掛かるまで~綜絖通しから機へのセット~ ひと模様ごとに慎重にたて糸を綜絖(そうこう)に通して行きます。 綜絖に通ったたて糸の端を織り機の前後に付いた織り付けをするための棒に それぞれ結び付けていきます。 私の場合は織り終わりの方の糸端を先に結び、千切(ちきり)という たて糸を巻きつける大きな棒に巻いて、反対側の糸端を織り始めの方の棒に 結び付けやすくします。 そして糸端を両方向結んだらたて糸の束同士の間の隙…
今日から8月に入り、連日厳しい暑さが続きますね。 今月はアンテナショップはお休みのため、次回は9月10㈯より始まります。 今月は秋の出展に向けて作品作りの期間として、集中して作品作りに向かいたいと 思っています。 猛暑やコロナ禍の影響で大変な夏ですが、感染対策や暑さ対策をして 何とか乗り切りたいと思います。 ~効果を実感した外での暑さ対策~ 最近テレビで暑さ対策についての情報が放送されていて、 用事で出かける時に色々と試しています。 そのなかで効果が髙かった対策についてご紹介したいと思います。 ❍外側は白っぽく、内側が黒い日傘をさす 外が白っぽいことで太陽の熱や光を跳ね返し、中が黒いことで照り…
先日に続き、経糸を綜絖(そうこう)に通す作業をしました。 変わり織りの場合は特に通し間違いが起こらないように、 慎重に通して行きます。 ひと模様ごとに区切って通してはまとめる、を繰り返します。 ひと模様の中でも通し方が変わる部分はそれぞれ束にして、 声出し確認をしながら最後に纏めます。 そしてこの作業も何とか無事に終えることが出来ました。 これで機にかける作業もいよいよ大詰めです。 次回は経糸の両端を結び付けて機に繋げます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブ…
~無事に通ってひと安心・筬通し~ 経糸の本数が多いので先が長く感じられましたが、 半分の地点を過ぎると不思議と気が軽くなりスムーズに作業が進みました。 今回の幅は40㎝と大きいのでちゃんと経糸が設定通りに作れたか心配でしたが、 布幅が合っていたのでちゃんと作れていたようです。 筬に通ると作ろうとする布の大きさを実感します。 ~綜絖通し(そうこうとおし)へ~ 経糸を通した糸は先日ご紹介した筬框(おさがまち)にはめ、 綜絖(そうこう)を通した後に抜けないようにある程度の長さにして垂らします。 そして予定した織り模様になる様に、順番通りに経糸を綜絖に通して行きます。 綜絖は下の方に紐で繋がっている踏…
先日から始めた筬通し(おさとおし)の作業の続きをしています。 ~筬のこと~ 筬(おさ)は織り布の幅を保ちながら、開いた経糸(たていと)の間に 通した緯糸(よこいと)を打ち込む役割があります。 筬は筬框(おさがまち)という枠にはめ、筬框を打ち寄せることで 緯糸を打ち込むことが出来ます。 (ちなみに機織りの場面でのトントンというリズミカルな音は 筬が緯糸を打ち込む時の音で、はた織りを実感出来る大好きな音です。♪) 筬には均等に糸が通る櫛の目の様な隙間が並んでいて、 その隙間に経糸を通して行きます。 筬は隙間の幅が違うのを何種類か持っていて、 その時に使う糸の太さに合わせて使い分けています。 半分の…