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筬通しをする作業とあわせて藍染め糸で織った布で小さながまぐちのポーチを 作りました。 ~ミニミニがまぐちポーチ・~波の雫~ 7.5㎝の天然石風のつまみが付いた涼しげな口金と藍染め糸で織った織り地を あわせました。 マチが4㎝と広めなので、コロンとしていてバッグの中のちょっとした小物入れに 可愛いサイズです。 メインの面には織り模様が三段の波模様が入っています。 そして反対側には2段の波模様となっています。 こちらはなるべく早く出品したいと思っています。 そしてこちらは筬通しの続きです。 がま口づくりもあって作業は少しゆっくり目でしたが、 少し進みました。 引き続き慎重に作業を進めていきたいと思…
引き続きたて糸を筬(おさ)に通しています。 前回の藍染め糸に比べると若干太いものの、それでも細い糸のうちに入るので 通し間違えないように慎重に櫛のような隙間に通して行きます。 時間は少しかかるとは思いますが、何とか半分の位置まで来たので ホッとしました。 引き続き少しずつ通して行こうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村 はてなブログでのランキングです。 こちらもよろしければぜひお願いします。 ラ…
いよいよパリでのオリンピックが始まりましたね。 郊外で事件があったので無事に開催できるか心配していましたが、 無事に開会式や大会が開催されているようで良かったです。 選手の皆さんが無事に力を発揮出来るように願うばかりです。 ~秋に向けた作品の経糸(たていと)作り~ 作品作りでは秋に向けて茜で染めた糸でたて糸を作ろうと糸枠を並べ、 糸を束ねて杭にかけていきました。 織物でたて糸を作ることを「たて糸を整える」という意味で 「整経」(せいけい)と呼んでいます。 あまり耳慣れない言葉ではありますが、 織りのはじめの工程として大事な段階となります。 整経をするための道具は整経台と言って、 杭がたくさん並…
今日は大阪と神戸で阪神とオリックスの優勝パレードがあり、 テレビでそれぞれの会場の様子を交互に見ることが出来ました。 晴れ晴れとしたお天気の下で楽しそうに声援に応えている選手や監督、 コーチの皆さんの姿に嬉しくなってきました。 特に阪神が日本一になったのは大分前のことなので、感慨深かったです。 そして、作品作りでは筬に通したたて糸を綜絖(そうこう)という、 部品に通し始めました。 綜絖は機を織る時、たて糸を交互に上下させてよこ糸を通す空間を作ったり、 織り込んだよこ糸を絡ませて布にしていく織り機の仕組みです。 私の織り機の場合、綜絖は4枚あり織り模様によって綜絖へたて糸を通す 順番の組み合わせ…
今日は二十四節気では雪が降り始める小雪(しょうせつ)という事ですが、 関西ではいいお天気で小春日和といった感じの陽気になりました。 週末からはまた寒くなるそうで、お天気の差についていくのが大変ですが 皆様も気を付けてお過ごしください。 さて、機かけの作業では筬(おさ)に少しずつ通して行き、 ようやく通し終る所まで来ました。 今回は20㎝程の幅で、少し小さめのバッグや布小物などに出来たらと思っています。 たて糸を通し終って幅を測り、予定通りに通せていたことが分かりホッとしました。 この後はたて糸を上下させる綜絖(そうこう)に通して行きます。 ~もうすぐ開幕します。~ そして、今週末からはbe京都…
出来上がりを想像しながら・・・。 ~たて糸づくり・整経(せいけい)~
木枠に巻いたら糸を束ねてたて糸を作って行きます。 この作業は経糸(たていと)を整えるという意味から整経(せいけい) と呼ばれています。 この作業では木枠に巻いた糸が多い程一度に多くのたて糸が作れますが、 作業のしやすさや整経をするための道具の下に木枠を置くためのスペース上 1色8枠くらいまでにしています。 (今回は糸の分量が少し少ないことから6枠に巻き分けました。) 整経の仕方は色々ありますが、今回は6枠の糸を一度に杭に往復することで、 12本の経糸がひと単位として作りました。 左下に見えている糸束は、12本の糸束が何往復したかを確認するために 少し間隔を空けています。 そして、もう反対側の糸…
鮮やかな黄色の糸の次に淡い黄色の糸を巻きました。 糸はキハダで少し色合いを薄く染めています。 鮮やかな色合いは元気が出ますが、淡く柔らかい色合いもまた異なった 印象で明るい気分になれます。 この印象の異なる明るい色合いを組み合わせることで、 いい具合に調和した色合いの織り地に出来たら、と思っています。 この糸は4枠分巻き、鮮やかな方の糸と組み合わせていきます。 次の投稿では、あらかじめ計算したたて糸の本数になる様に 糸枠に巻いた糸でたて糸を作って行きます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッ…
今取り掛かっているたて糸がキリが良く今月以内に機に掛けることが出来て 月替わりのタイミングで織りの段階に入ることが出来ました。 均等に糸を振り分け、織り機に巻き付けている織りつけ棒に結び付けていきます。 織り機にセット出来たらたて糸の房の間に出来た空間を埋める様に 厚紙や太い紐などを織り込んで、糸同士の間隔が揃う様にします。 そしてたて糸に対して目立つ色の糸で試し織りをしてちゃんと織り模様が出るか、 また糸がスムーズに上下するかを確認してからよこ糸にする糸を織り込んでいきます。 試し織りでは糸の種類や織り模様の向きを変えたりして、 織り模様の出方を見ながら最終的にどんなふうに織っていくかを決め…
先日から進めていた綜絖通し(そうこうとおし)の作業が終わり、 ホッとました。 それと同時にちゃんとたて糸が間違わずに綜絖に通っているか ハラハラドキドキもしています。 (綜絖(そうこう)への通し方が合っているかは、織る段階になって分かります。) この後はいよいよたて糸を織り機にセットしていきます。 通し終ったのが夕方だったので、明日以降に機にかけることにしました。 だんだん作業が進むにつれて早く織りたくなってきます。 ランキング参加中ハンドメイド ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いし…
綜絖(そうこう)に通す作業も無事終わり、 次の段階の、織り機に結び付ける作業まで進みました。 今回は真ん中あたりで織り模様の向きが変わるので、 糸束を細かく区切ってすこしずつ綜絖に通して行きました。 無事に通せてホッとしました。 この後はいよいよ織り機にセットしていきます。 ちなみに今回の作品作りのヒントになった、 雲の切れ目から陽の光が差し込む光景です。 この日も雲が厚く、どことなく曇りがちの日だったので また薄明光線が見られるかも、と買い物のついでに少し小高い場所に行ってみました。 風が強かったのもあり雲の形も変わりやすく光の差し方も流動的でしたが、 雲の色が濃い色だった分光が分かりやすく…
今回は主に冬の分厚い雲の合間から光が差し込む、 薄明光線(はくめいこうせん)と思われる空の光景をイメージしています。 夕方ごろに街を歩いていたら、空を覆う厚い雲の合間から陽の光が差し込み、 辺りを明るく照らしている光景がとても印象に残りました。 たて糸も光が優しく差し込んでいる様子をイメージして、 色の変わり目が段階的に変わる様に糸を少しずつ入れ替えながら 筬(おさ)という道具に通して行きます。 左右対称になる様に少しずつ慎重に筬に通していきます。 ちなみに藍染めの糸は雲と陽の光の隙間にわずかに見える青い空を イメージしています。 織った時にどんな感じに色が出るか今からドキドキします。 ↑この…
昨年から取り掛かっていた作品が織りあがり、 織り機から外す段階まで来ました。 途中で年を越したりして意外と時間のかかった作品なので、 ほっとした気持ちと、いざ外すとなると何となく名残惜しい気持ちが混ざります。 織り布は天気が良い日を選んで地直しをしてから バッグなどに仕立てていく予定です。 そして、次のたて糸を織り機にかけるための準備を始めました。 今回はヤシャブシ染めの濃淡の糸と色のある糸を組み合わせ、 空の風景をイメージした織り布を織ろうと思っています。 たて糸を一部入れ替え、それぞれの色が並んでいる境目の糸が 少し混ざる様にしようと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッ…
コロナワクチンの副反応はそれほどきつくなかったものの、 試し織りで何段かを織り込んだあたりで腕が痛くて上がりにくくなってきたので 無理せず早めに切り上げました。 思ったほど熱も上がっていないので、無事鎌倉殿の13人も見ることが出来ました。 ~試し織りで機かけの設定をチェック~ 厚紙や太い紐でたて糸の隙間を埋めてからは様々な糸で ちゃんと機かけが出来ているかや色の組合せを見ていきます。 ようやく機にかかってほっとしました。 織り地のアップです。 たて糸の中心を境に織り模様が山や谷の様に切り替わり、 色あいも相まってシャープな雰囲気です。 光沢のある麻糸やたて糸と同じ糸で織ったりと色々試して行きま…
今回は少し前に矢車附子(やしゃぶし)という染料で染めた糸を中心に たて糸を作っています。 ~静かな冬の風景をイメージして~ 冬の色あいをイメージした時「山眠る」という季語を思い出しました。 そしてそこから雪がしんしんと降る水墨画の様な静かな冬の風景が 思い浮かびました。 そういったイメージから、1作目はグレー系の濃淡でたて糸を作ることに しました。 機にかける作業⓵整経(せいけい):たて糸を作る。 私の場合たて糸を作るための整経台(せいけいだい)という 杭がいっぱい並んだ道具にたて糸にする糸をかけていきます。 杭にかける回数が多い程たて糸の本数が多く、 幅の広い織物になります。 このたて糸がク…
たて糸を綜絖(そうこうに)に通した後は、それぞれの両端を 織り機に設置している織り付け布に通している棒に結び付けていきます。 先に織り終わりの方の端を結び付けます。 そしてたて糸を織り終りの方の織り付け布が付いている千切(ちきり)という 大きな木の棒に巻き付けていき、 今度は織り始めの方の糸端を結び付けていきます。 たて糸の乱れを櫛で整えながら均等な張り具合で棒に結び付ける作業は 意外と力と気を遣う作業でもあるので、 機にかかった時は「やっと機にかかった!\(^o^)/」と嬉しくなります。 そしていよいよ機織り、と行きたいところですが、 今回の作品の織り方は前回と綜絖と踏み木の繋がる組み合わせ…
明日から今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まります。 秋の節句や栗をモチーフにした作品 重陽の節句は菊の節句とも呼ばれ、古くから厄除けや延命長寿を願い 菊の花と関わりの深い節句です。 また秋は収穫の季節でもあり、秋の実りの代表として栗を使った料理が 菊と合わせて食べられていて、栗の節句とも言われています。 そういったことに因んで9、10月は菊や栗をモチーフにした作品を 出品します。 また、秋の花々や風景をイメージした作品も出品します。 暑さが少し落ち着き、ようやく秋の訪れを感じられるようになってきました。 秋の始まりのお出かけの際にはぜひお立ち寄りください。 ~綜絖通し(そうこ…
お天気の合間を縫って水通しをし、織り布の水気が取れるまで 次の作品の機かけを始めました。 次は再び枇杷の葉で染めた、サーモンピンク系の糸単色でたて糸にしました。 設定した織り幅は20㎝で、私ががま口やポーチなどによく使うサイズです。 筬の目は櫛の様になっていて、糸が並んでいる順番通りに隙間に通して行きます。 神経を使う作業ですが、通しているうちに無心になれるので 好きな作業でもあります。 この作業が終わったら、乾いた織り布の仕立てを始めたいと思います。 ~たて糸に使う糸のこと~ 私がよくたて糸に使う糸は滑りが良くて2本の糸を撚り合わせている木綿糸です。 たて糸は織っている時にどうしても筬や綜絖…
~今月の出展~ ⓵be京都アンテナショップ町家手作り百貨店 9/10㈯~12㈪ be京都 九月からは秋の始まりという事もあり、秋の行事や自然、 食べ物などをモチーフにした作品が登場します。 重陽の節句モチーフ 栗と栗スイーツモチーフ これらの作品の他にも秋をイメージした作品を出展していますので、 アンテナショップの期間中にもお知らせしたいと思います。 ⓶「おだやかな森」9/30(金)~10/26㈬ 雑貨店 おやつ 京都府の桂にあるハンドメイド雑貨や絵本、イラストが素敵なお店です。 初めて企画展に参加させていただきます。 平和、穏やか、森をテーマにした雑貨の企画展です。 開催が近づきましたら、ま…
たて糸の両端を織り機の前後の部品に結び付け、 ようやく機に掛かりました。 機に掛かった直ぐの経糸の間にはどうしても隙間が出来るので、 厚紙や太い紐を織り込んで隙間を埋めていきます。 そうしてある程度たて糸の間隔が揃ったら試し織りをして ちゃんと織れているかチェックをしつつ、 よこ糸をいくつか織り込んで実際に織った時の色の見え方を見て、 作品用の糸を選びます。 (たて糸との色あいや太さのバランスは 実際に織り込んでみて初めて分かることもあるので、 その度に織物の奥深さを感じます。) はじめの作品は素朴なあたたかみを表したいのもあり、 自分で紡いだ糸で織ることにしました。 ちなみにクリーム色は刈安…
織りあがりをイメージしながら。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~
たて糸が設定した通りに筬(おさ)に通ったので、 次の工程として綜絖(そうこう)にたて糸を通して行きました。 今回も縞模様があるので、シンプルな平織りと変わり織りを組み合わせて 織れる織り方を選びました。 綜絖には真ん中に穴が開いていて、たて糸が設定した通りに上下するように 順番通りに通して行きます。 ひと模様ずつチェックをしながら通していき、次の工程に進みます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
~はじめに浮かんだイメージを大事に~ 引き続きたて糸を作っていますが、いくつかたて糸を作った時は はじめにどの経糸を機にかけるか迷います。 なので、より織りあがった時の布のイメージがはっきり浮かびやすい方を 選ぶようにしています。 そしてはじめはクリーム色と茶色の縞模様のたて糸をかけることにしました。 たて糸は私の場合まず筬(おさ)という道具の櫛の様な隙間に 織り布の幅になる様にたて糸を順番通りに通して行きます。 この時便利なのが筬に乗せている筬通し(おさとおし)という 金属の薄い板状の道具です。 糸はくの字に凹んでいるので、凹んでいる部分に糸を引っ掛けて 筬に通して行きます。 この作業は細い…
秋や冬に向け、栗やザクロといった秋に実のなる植物の染料で染めた糸や、 あたたかみを感じる色合いの糸を使ってたて糸を作り始めました。 はじめは前回の作品に引き続き枇杷の葉染めの糸をメインにして たて糸を作ることにしました。 全体的にたて縞が入るパターンや、 一色のみのパターンは前の時と同じですが、織り方やよこ糸を変えて また違う雰囲気に出来たら、と思っています。 そしてこちらは秋や冬に実を付ける植物の実の殻などで染めた糸です。 左側はザクロ、右側は栗のイガで染めています。 毬栗で染めた糸の方はわずかな鉄分を含んだぬるま湯に浸けたので グレーに染まっています。 (ちなみに染め液に浸けたものを鉄分を…
今回は縞模様が全体的に入ることから、縞模様の幅を基準に織り模様が 出るようにしました。 そしてフラットな織り地の部分とレースの様な織り模様の部分を組み合わせて 織っていく形にしました。 機に掛かるまで~綜絖通しから機へのセット~ ひと模様ごとに慎重にたて糸を綜絖(そうこう)に通して行きます。 綜絖に通ったたて糸の端を織り機の前後に付いた織り付けをするための棒に それぞれ結び付けていきます。 私の場合は織り終わりの方の糸端を先に結び、千切(ちきり)という たて糸を巻きつける大きな棒に巻いて、反対側の糸端を織り始めの方の棒に 結び付けやすくします。 そして糸端を両方向結んだらたて糸の束同士の間の隙…
先日に続き、経糸を綜絖(そうこう)に通す作業をしました。 変わり織りの場合は特に通し間違いが起こらないように、 慎重に通して行きます。 ひと模様ごとに区切って通してはまとめる、を繰り返します。 ひと模様の中でも通し方が変わる部分はそれぞれ束にして、 声出し確認をしながら最後に纏めます。 そしてこの作業も何とか無事に終えることが出来ました。 これで機にかける作業もいよいよ大詰めです。 次回は経糸の両端を結び付けて機に繋げます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブ…
先日から始めた筬通し(おさとおし)の作業の続きをしています。 ~筬のこと~ 筬(おさ)は織り布の幅を保ちながら、開いた経糸(たていと)の間に 通した緯糸(よこいと)を打ち込む役割があります。 筬は筬框(おさがまち)という枠にはめ、筬框を打ち寄せることで 緯糸を打ち込むことが出来ます。 (ちなみに機織りの場面でのトントンというリズミカルな音は 筬が緯糸を打ち込む時の音で、はた織りを実感出来る大好きな音です。♪) 筬には均等に糸が通る櫛の目の様な隙間が並んでいて、 その隙間に経糸を通して行きます。 筬は隙間の幅が違うのを何種類か持っていて、 その時に使う糸の太さに合わせて使い分けています。 半分の…
綜絖(そうこう)に糸を通し終ったらたて糸の両端を織り機に繋げていきます。 私の場合は織り終わりの方の糸端を先に結び、 千切(ちきり。たて糸を布幅に拡げた状態で巻き付けるための大きい棒)に 巻き取ってから織り始めの方の糸端を結び付ける形で織り機にセットします。 (というのも、織り手さんや織り機の構造によって機にたて糸をかける手順も 異なります。 それぞれの織り機に合った機かけの仕方があるのも、 手しごとならではの面白さだと思います。) 織り終わりの糸端を結んで、これから糸の束を拡げながら千切に巻いていくところです。 櫛でたて糸の張り具合を揃えながら慎重に奥の千切に巻いていきます。 そして織り始め…
次のたて糸を筬(おさ)に通し終り、 次の綜絖通し(そうこうとおし)の段階に移りました。 今回も平織り(ひらおり)というシンプルな織り方ということもあり、 スムーズに進んでいます。 たて糸が筬に通して広がると、織りたい織物の幅の感覚や模様の幅のイメージが 掴みやすくなります。 そしてたて糸を一本ずつ順番通りに綜絖(そうこう)に通して行きます。 もしこの段階でたて糸の並ぶ順番が入れ替わると、 機にかけて開口(かいこう)した際に糸が絡まったりして織りにくくなります。 なので、シンプルな織り方でもしっかり確認をしながら作業を進めていきます。 📝糸へんメモ:機織りでの独特な言葉 開口(かいこう):布を織…
今日はひときわ寒かったですね。 そんな中でもオリンピックの熱戦を見ていると、自然と気持ちや目頭も熱くなります。 競技もあと少しとなってきましたが、選手の皆さんが無事に力を出し切れるよう 祈っています。 ~小物用の織り地づくり~ 次に用意している作品は前回と色の組み合わせは同じですが、 縞模様を部分的に配しています。 部分的に縞模様があることで、また違った印象になればいいなと思っています。 織り方は前回と同じく平織り(ひらおり)という基本的な織り方です。 無地の部分とのバランスを見ながらたて糸を作り、 筬(おさ)という道具に通している段階まで来ました。 そして通し終ったら通し方をチェックして次の…
今回は藍染め糸の地を空に、また淡い紅花染めの変わり糸を梅に見立てて 菅原道真を追って太宰府まで飛んで行った飛梅をイメージしたり、 また水面に舞う桜の花びらの風景など春の花々が舞う光景などをイメージした がまぐちが出来ました。 今回メインとなる面は花が高く舞い上がる様子を出したくて、 模様の間隔が広い方になっています。 今回の織り模様が曲線的ということからも作品のイメージ作りの ヒントになりました。 反対側 中は落ち着いた雰囲気になっています。 口金の幅は8.5㎝でお財布としてやお薬入れ、小物入れなどにどうぞ。(^^♪ こちらは今月のアンテナショップから初登場です。 ~機かけも少し・綜絖通し~ …