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先日染めた時の染液がまだ少し染められそうなので、 染液が残り少なくても染められる、少量の手紡ぎ糸を染めることにしました。 色の濃さも淡い感じなので染めた後は一晩浸けて様子を見てみたいと思います。 手紡ぎ糸は撚りが甘い分、市販の紡績糸に比べて色が濃く染まることが多いので、 どんな感じに染まるか気になります。 先日染めた糸の方です。 30g弱の皮でしたがいい具合に染まってくれました。 麻の部分の光沢が陽の光に輝き、より糸の立体感というか存在感を増している 感じがします。 また、はた織りの方はまだ地の部分が続いているので、 模様の部分を織るあたりでまたご紹介したいと思います。 ↑このブログが気に入っ…
~媒染(ばいせん)を経て~ 染まった糸は色が定着しやすいように、また更に色が出やすいように ほんの少しの金属成分を含んだお湯に浸すことをします。 このことを媒染(ばいせん)と呼んでいます。 今回はミョウバンという、弱いアルミ系の成分を含む助剤(じょさい)を 数パーセント溶かしたぬるま湯に糸を繰りながらつけ、 しばらく置いてから糸を絞ってまた染めていきました。 ミョウバンの中の成分が糸と結びついたことで、 はじめに染めた時より色が濃くなっているのが分かります。 そして糸がある程度冷めてからさらに2回目の媒染をし、 三回目の染めをしたところでいったん作業を終えました。 ~媒染で変わる色合い~ ちな…
~秋になると染めたくなる?栗の皮染め🌰ている時の栗の香りや 染まった糸の色合いが栗をペースト状にした時の色あいにどことなく近くて、 美味しそう?に見えて来るのもあって秋になると一度は染めて見たくなる素材です。 今回染める糸は木綿と麻を撚り合わせている糸です。 素材が違う部分がどんな具合に違いがでるかも楽しみです。 糸は100gで、栗の皮は今回は27gほどでした。 栗の皮は煮出しては別の鍋に濾していくのを3回ほど繰り返して染め液にします。 そうして作った染め液にあらかじめ水に浸しておいた糸を手で繰りながら 染めていきます。 しばらく弱火にして染めたら鍋を自然に冷ましておきます。 この冷めていく間…
今回は秋に向けたがまぐちのペンケースができました。 枇杷の葉染めの経糸に栗の皮で染めた糸と阿仙茶染めをした糸を織り込み、 モンブランケーキの様な配色しました。 またケーキのイメージから形もふっくらした形になっています。 ダーツのシルエットをスッキリさせたかったので、底の部分の茶色い部分は 凹凸の少ない織り模様にしています。 裏布は同系色の森の模様です。 織り布に使った糸のタッセルを付けています。 口金の幅は16.5㎝です。 ダーツがあるのでふくらみがあり、たくさん物が入れられます。 こちらは秋にアンテナショップやイベントに出展する予定です。 出展する際はまた改めてご紹介いたします。 ↑このブロ…
2作目の部分やの残り少ない部分を織り、 今回の作品が織りあがりました。 最後の方は小物用として模様の範囲が狭くなっています。 この後は地直しをして仕立ての段階に移ります。 秋らしい雰囲気の作品に出来たら、と思っています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村