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~久々のわた仕事~ 昨年採れた綿が収穫したそのままになっていたので、 綿と種を分ける「綿繰り(わたくり)」という作業をしました。 木綿、特にアジアで多い繊維の短い品種は種と繊維がしっかりと付いているので、 なかなか手では綿を綺麗に取り外すことは難しいです。 そのためか日本では昔から「綿繰り機」というローラーの付いた道具で 綿を挟んで絞り出すように綿と種を分けていました。 今年の綿の量は少なかったので、割とすぐ作業が終わりました。 この次はまた時間を見つけて糸を紡ぐまでの準備をしていきたいと思います。 ~梅の花をイメージして。 円形織り~ そして今回は緑色の毛糸をたて糸にし、ピンク系の毛糸と白色…
今日から二十四節気で「霜降(そうこう)」ということで、 北国や標高の高い所ではそろそろ霜が降り出す時季となり、 秋が深まってきました。 アンテナショップや委託販売などでも秋をテーマにした作品が 中心になっています。 今週後半はちょっと忙しくなるので、今のうちにと実演用の綿をほぐしたり 刺繍が出来た織り地の仕立ての続きをしました。 今日ほぐした綿は知人からいただいたいたもので、 先日作った篠巻き(篠巻きはほぐした綿を巻いた綿で、左側の細めの2本の綿) とあわせて実演で糸に紡いでいく予定です。 そして仕立ての方は、2つともカードや定期のケース用の織り地です。 秋冬の夜空をイメージしていて、それぞれ…
いったん用事が落ち着いたので少しずつ糸紡ぎの実演のための準備を始めました。 今回は種を取った綿をほぐし、棒状に丸めて糸を紡ぐ下準備をしました。 綿の感触は年ごとや品種によって微妙に違い、はじめは昨年の綿をほぐしました。 ~綿打ち(わたうち):綿をほぐす~ 綿は種と分けた時は繊維が固まっていたりするので、 弓で弾いたりして繊維を満遍なくほぐします。 そして解して弓についた綿を向きを揃えて升などに並べ、シート状に拡げて 巻き寿司のように巻いていきます。 (はじめは横向きに繊維を並べていますが、棒に巻く時は綿の向きを 縦向きに変えます。) そうして巻いた綿の端から糸車で撚りをかけながら紡ぎ出して行き…
この前あらかた綿を収穫したのでもうそろそろ棉の木の整理をしようと思ったら、 残っていた綿の実が吹いていました。 残っていた実はこの一つでさすがに無理かな、と思っていたので しっかり綿が出て来たのは嬉しい驚きでした。 おそらく最後(近くにまだ蕾が2~3個あって見守り中です。)の綿を収穫する際は 思わず「ありがとうね。暑い中頑張ったね。」と声をかけていました。 この後は他の綿とともにしばらく風通しの良い場所で乾燥させて、 11月のアンテナショップでの綿繰りから糸紡ぎまでの実演に使う予定です。 今年は綿の量が少ないので、糸車の実演ではこれまで採れた綿や 知人からいただいた綿を加えたいと思います。) …
今年の綿がいくつか揃って吹いていたので、まとめて収穫しました。 今年は梅雨時から暑くて全体的に育ち方が遅く、花も少ない年になりました。 あといくつか実が残っているものの、片手に収まるくらいの量で 大きさも小ぶりでした。 そんななかでも実を付けてくれた棉の木々には感謝の気持ちでいっぱいです。 今年は特に朝から暑くて強すぎる陽ざしや高い気温の日が続いているので、 来年はもう少し育てる所を考え直さねば、と感じました。 また、今年は至るところで雨が降らず水不足になって不作になっている作物が多く、 農家の方々のご心痛はいかばかりか、胸が痛みます。 地球温暖化の影響が強く出ているのをひしひしと感じます。 …
~秋冬の装いにおススメ。モノトーンのイヤリング~ 今回はヤシャブシの濃淡の糸でモノトーンに織った布で作った タッセルイヤリングを作りました。 モノトーンの織り布と金具の色の組み合わせに迷いましたが、 濃いワイン色(光に透かすとワイン色っぽい色合いが見えます。)の ガラスビーズとゴールドの金具を合わせることで、 シックな雰囲気のアクセサリーになった気がします。 ボタンは直径2㎝で、織り糸のタッセルは金具を入れて約3cmです。 表はツートン、裏は一色の斜めの織り模様になっています。 作品のアップ画像です。 モノトーンのセーターやシンプルなブラウスに合わせたり、と 秋から冬にかけてのコーディネートの…
~秋に向けたマカロンキーホルダー~ 黄色と緑の糸で織ったそれぞれの織り地を組み合わせて、 いちょうをイメージしたマカロンキーホルダーを作りました。 黄色は刈安(かりやす)、緑色は刈安と藍の重ね染めで染めています。 同じ糸ですが両面で織り模様が違うので、気分によって向きを変えていただけたら と思います、 緑色の織り糸でいちょうの葉の輪郭を刺繍しました。 ボタンのサイズは今回も直径4㎝です。 金具が大きめなので、トードバッグの持ち手などに付けていただくと バッグのアクセントにもなります。 こちらは織り糸の色が交差している部分を切り取りました。 今回はどちらも織り模様に特徴があるので、中布はシンプル…
朝ワタの木の様子を見たら、花がいくつか咲き始めました。 何日か前からガクが出来ていたものの、あまり変化が見られず 「もしや今年は花が咲かないのでは」と心配していたので安心しました。 いくつかの木に花が咲いていましたが、これは中でも一番大きい花です。 しっかり開いていてとても綺麗でした。 他の花は少し小ぶりですが、しっかりと咲いています。 ワタの花は一日で萎んでしまいますが、同じ枝に他のつぼみが出来ていて、 順番に咲いていく形です。 夏の暑さに負けず次々と花を咲かせていく生命力にいつも元気をもらえます。 とはいえ近年の暑さはとても厳しいので、晴れが続く場合は朝と晩に 水やりをして暑さで葉が痛まな…
ここ数日とても強い雨が降ったかと思えば、今度は真夏のような暑さになったりと お天気の目まぐるしい変化に戸惑うばかりです。 この度の大雨で水害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 ~花が咲くまでもう少し~ 雨がやんでからワタの木を見たら、そんなお天気の中でも蕾が出来始めている 木がありました。 (写真の真ん中位にある緑のギザギザのある葉が合わさったようなものはガクで、 その中に蕾が出来ます。) このガクが出来ると花が咲くまでもう少しです。 この時期になると枝がぐんぐんと上に伸びようとするので、 一番上の芽を摘んで芯止めをします。 少しかわいそうな気もしますが、少しでも多く枝を増やして 花…
早い時期に芽が出た棉の木は本葉が大きくなり、 植木鉢やプランターの縁よりも高くなる木も出てきました。 プランター 植木鉢 種を蒔いた時期がまちまちなので育ち方もそれぞれ違いはありますが、 強い雨や長く降る雨にも負けずに上へ上へと伸びようとする姿に 力強さを感じます。 ただ、長雨でゆっくり世話が出来なううちに雑草の方も増えてきたので、 雨が落ち着いて晴れ間のあるうちに木の周りを整備したいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 に…
少し前強い雨がふ降り、この雨でまだ小さい芽は弱ってしまったのでは、 と心配でしたが、何とか耐えてくれていてホッとしました。 プランター 植木鉢 本葉の形は双葉に比べて大きくなり、形もとんがった所があったりして 同じ木の中でもこんなにも形が違うのか、と植物の不思議さを感じます。 ~虫に警戒~ プランターによってはいくつか双葉が虫に食べられてしまっていたところが ありましたが、枝の間からわずかに本葉らしきものが残っているので 芽を抜かずに様子を見ることにしました。 年々雨の降り方や暑さが厳しくなっているので、 慎重に様子を見ていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願い…
今日伊豆諸島で大きな地震が起こりました。 石川県でも少し前に大きな地震があった所だったので、 驚きと心配な気持ちです。 早く揺れがおさまりますように。 ~和綿の芽の様子~ 今年はワタの種を少し時期をずらして蒔いていて、 早い時期に芽吹いた双葉には枝の間から葉の様なものが見えてきました。 今年は早いうちから暑くなったので、晴れた日は水をしっかりと撒くようにしています。 そういったことが良かったのか、思ったより早く育ってくれてホッとしています。 芽の間が開いて緑の小さな芽のようなものが見えます。 この後本葉が出たり木になっていきます。 一時期は生長が緩やかになりますが、夏になると花が咲くようになり…
昨日に引き続き良いお天気だったこともあり、今年のワタの種を蒔きました。 綿の種は蒔く前に水分を含ませてから蒔きます。 なので蒔こうとする前の晩に水に浸けておきました。 そして土に穴を開けて2~3粒種を蒔き、このあと土を被せてプランターの土に 水を撒きました。 綿の種の場合は同じところに蒔いて、強く育っている芽を残して育てていきます。 (ですが、せっかく出た芽が可愛くて、なかなか間引くことが出来ないままにして、 そのまま育ててしまいがちです・・・。) 確実に育てたい場合は一枝ずつ小さいポットでしばらく育ててから 土ごと大きな所に植え替える方法もあったりするので、 その時々で方法を試行錯誤しながら…
今日は八十八夜と新茶を摘む季節ということもあり、 初夏らしいすっきりとした晴れの日になりました。 そしてこのくらいの時期にワタの種まきの時期を迎えるため、 プランターの土を整えて種まきの準備をしました。 冬の間に固まっていた土を起こし、新しい土と有機肥料を混ぜて馴染ませ、 種を蒔ける状態に整えました。 古い土だけだと育ちにくいので、新しい土を多くして解し、 柔らかくして有機肥料を混ぜたりして芽が出やすくしました。 (ちなみに地植えでの場合は休耕田や砂地などで育てられていることが多いです。) また、植木鉢の周りを囲むようにナメクジ除けのフレークを撒いて 少しでもナメクジがプランターに近寄らないよ…
本日晴天#58942; 日本ヴォーグ社 人気の雑誌雑誌「ステッチイデー」掲載内容を再編集した おいしいどころの一冊が発売されました#59126; その一冊にあべまり作品も掲載していただきました<(_ _)> ”きれいに仕上がる ステッチのコツとポイント集”↓ きれいに仕上がる ステッチのコツとポイント集出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社発売日: 2023/04/26メディア: ムック P57 作品#62 #63 一目刺し花ふきん2種 花ふきんでブ「ラックワーク刺繍ご紹介」をテーマにデザイン リーバーシブルで楽しめる刺し方です#59012; #63は一部 二重に糸が渡るところありますので、少々なんちゃって感ありますが(私的には) さわりでも、ブラックワーク刺繍の不思議・魅力が伝わればと思っております#59120; 現在デザイン中の作品もブラックワーク刺繍 本ではご紹介しきれてない ブラックワ..
今月のアンテナショップは町家文化祭ということで、 出展している作家さん達がワークショップや実演をしました。 私は綿を分けるところから糸紡ぎまでの流れを実演しました。 会場の様子です。 綿繰りで種を取って、綿弓で綿を解して一升升に向きを揃えてシート状に していきます。 そして綿の端から糸車で撚り出して糸に紡いでいきます。 一連の流れを実演するのは今年が初めてでしたが、 会場で実演をご覧くださった皆様ありがとうございました。(#^^#) ~雑貨店おやつ様で期間限定で作品を販売中です。~ また、桂にある雑貨店おやつ様にて前回のイベントに出品した作品を ネットでも12月20日までお取扱いいただいていま…
来月のアンテナショップでの実演に向けて実演に使う綿の準備を 始めました。 今年も天候不順や暑すぎる日が続いたのでちゃんと実が付くか心配でしたが、 何とか無事に実を付けてくれました。 綿の種には繊維がしっかり付いているので手で綺麗に分けるのは とても難しいです。 そのため昔の人々はローラーで挟んで分ける 綿繰り機という道具で綿と種を分けていました。 種は硬く丸みがあるのでローラーの手前に残り、 繊維だけが擦れながら奥に絞り出すように送られます。 写真は昨年の様子です。 数年前卓上で綿繰りが出来る、とても小さいサイズの綿繰り機を購入しました。 そして今年は綿と実を道具を使って分ける綿繰り(わたくり…
また大きな台風が来ているので食料品の補充などに加え、 物干しざおや園芸用具などを風の通らないところに纏めたり、 棉の木のプランターや植木鉢を風が当たりにくい 場所に移動させたりと台風への備えに充てた一日でした。 綿が吹いている実は収穫して、屋内で乾燥させることにしました。 昔よりも台風の数も威力も増えているので心配です。 自分でも出来る対策をしますが、大きな被害が出ないことを願うばかりです。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブ…
今日も不安定なお天気でしたが、晴れ間の出ている間に ようやく水通しした織り布を干すことにしました。 そしてお手入れをしようと棉の木を見てみると、 早い時期に花が咲いたところには実がいくつか出来ていて 膨らんでいるのが見えました。 棉の花は咲くと一日でしおれてしまうところが残念ですが、 そのあとにはきっちりと実を付けてくれるので、 どのくらい綿や種が取れるかの予測が立てやすいです。 実はもう少し季節が進み空気が乾燥する日が続くと、 自然と実が割れて綿が姿を現すようになります。 その時期を心待ちにしながらこの調子で見守っていきたいと思います。 ~お天気予報サイトの便利さを実感~ 最近はパソコンやス…
今年の夏は酷暑が続く地域や大雨が続く地域が分かれていて、 さらにそれが長く続くという極端な気候に心配の日々が続きますが、 皆様のお住いの地域は大丈夫でしょうか。 水害に遭われている方々にお見舞い申し上げます。 一日も早く日常が戻りますように。 ~棉の開花のタイミングの不思議~ はじめに咲いた花に続くように次々と花が咲くようになってきました。 植物の生長にはそれぞれの段階に適した時期があるようで、 そのタイミングが来たら驚くような変化をします。 こういった光景を見ていると、自然や生き物の不思議さを感じます。 ~織りの続き~ 次の作品も1作目と同じ織り模様にして、ペアとしても使える様にしました。 …
前日に強めの夕立が降ったことから気になってワタの木を観てみると、 棉の花が咲き出しているのが見えて、嬉しさとともにホッとしました。 まだまだ暑い日が続くので、引き続き暑さや乾燥に気を付けて 生長を見守っていきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
前日雨や風が強かったので棉の木の様子を見たら、 例年より遅めですがようやく蕾が大きくなっていました。 一時期6月にしては猛暑の日が続いたのでそれが関係しているかは分かりませんが、 蕾の出来る時期が遅れている様に感じます。 何とか無事に花を咲かせてほしいな、と思いながら見守っています。 仕立ての方も前回織った布で作った作品も併せて作っているので時間はかかりますが、出来上がり次第ご紹介していきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド…
しばらく暑い日が続いていましたが久しぶりにまとまった雨が降ったり 猛暑が落ち着いたことで棉の木をはじめ庭の植木も元気を取り戻しているように 感じました。 棉の木は暑い所で育つ植物ではあるものの、 さすがにこの暑さには参っているのではと心配でしたが 何とか持ちこたえてくれいています。 今年育てている中で一番育ちが早いプランターの棉です。 もう少し枝が上に伸びたらタイミングを見て芯止め(上に伸びるてっぺんの芽を摘んで 横方向に枝葉を増やすためにする作業)をしていきます。 この辺りは蒔いた時期が遅かったの全体的に枝が小さめです。 それでも何とか枯れずに持ちこたえてくれました。 台風が接近してきている…
引き続きポストカードコレクション×涼を感じる小物展が開催中です。 次の在廊する日に向けて作品作りや事務作業をしていました。 在廊している間はよく作品の入れ替えや展示替えをしたりしますが、 がまぐちミニポーチや星座モチーフなど、 これまでブログでご紹介している新作の作品は常に展示している状態にしています。 暑い日が続きますが、暑い時間や密を避けつつご無理のない範囲で お越しいただけたら、と思います。 ~「夏の暑さにも負ケズ」を地でいく和綿の苗~ しばらく間が開きましたが、和綿の苗がだいぶ育ってきました。 写真は特に生長著しい方の和綿です。 このプランターだけ何故か特に育ちが早くて不思議ですが、 …
~芽が出ました!~ 今日は久しぶりの良いお天気で気温も高かったからか、 少し前に蒔いたワタの種から芽がいくつか出始めていて 双葉が開きそうな芽もあって嬉しくなりました。🌱✨ 土を押し上げて小さな芽が地表に出ようとしている様子は健気で、 見るたびに元気をもらえます。 土を入れ替えたり色々と調整したものの、昨年の種が小さかったので ちゃんと芽吹くか心配でしたが、少しずつ芽が出てくれてホッとしました。 ~くすみカラーと明るい色合いの組合せ~ 次は枇杷の葉で染めた糸をベースにして、明るいトーンのオレンジ色の糸を 組み合わせようとたて糸を糸枠に巻いてたて糸づくりの準備をしています。 枇杷の葉で染めた糸は…
明後日5/14㈯から始まるアンテナショップ用の作品を搬入してきました。 作品を展示した様子です。 お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ、と思います。 そして、来月下旬からはポストカードコレクション×涼を感じる小物展が 始まります。 たくさんの分野の作家さんのポストカード作品やハンドメイド作品が集まる、 毎年楽しみにしている展示です。 今年も藍染め糸した糸をメインにした夏向けの作品を出展したいと思います。 案内状です。 ~お天気の様子を見ながら種まき~ ここ数年はお天気が心配なところもあり、綿の種を時期を少しずつずらして 蒔くことにしています。 そして今日一回目の種まきをしてみました。 …
織り模様の部分を過ぎ、 「わ」になる部分に 向かって風合いや色味の異なる糸を 入れています。 糸はざくろで染めた糸で、 赤とんぼをイメージした織り模様を 引き立てたいのもあって、 少し落ち着いた色合いにしました。 そして底の部分を越えたら、 また違う配置で模様を織り込んで行きます。 また、今年も梅雨が早く来そうだと感じ、 棉の種を蒔く準備としてプランターなどに 土を足したり、 成分を調整するフレークを混ぜました。 棉の種は蒔く前に一定時間水を吸わせる必要が あるので、蒔く前の晩に水につけておきます。 ここ最近天候不順が続いているので、 無事に芽が出て欲しいです。
機かけの作業も気になりますが、いいお天気ということもあり小さな糸束や 自分で紡いだ糸の精錬をすることにしました。 写真は小さな管分かれている糸を綛(かせ)という輪っかの状態に まとめている様子です。 この時に使う道具は綛上げ台(かせあげだい)と言って 小管に分かれた糸を一つの綛に纏めたり、 玉状態に巻いた糸を綛の状態に巻き変えたり、と様々な場面で時に使います。 手紡ぎ糸の太さによって綛を分けて巻きました。 そして今後スムーズに染めの作業を進めるために糸の束に綛の形崩れを防ぐ、 ひびろ糸を綛に付けていきます。 ひびろ糸を付けた状態です。 綛にしっかりした糸を八の字にくぐらせてゆるくまとめることで…