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#3890 一面の穂麦畠にあかあかと風波わたる見れど飽かなく
令和5年6月1日(木) 【旧 四月一三日 仏滅】・小満・麦秋至(むぎのときいたる)一面の穂麦畠にあかあかと風波わたる見れど飽かなく ~土田耕平(1895-1940)『青杉』Photo:麦畑 ~photoAC(CrioStudioさん) 七十二候の第24候「麦秋至(むぎのときいたる)」。「小満」の末
#3816 にはたづみ溢るる見ればこの朝の雨暖かくなりにけるかも
令和5年3月19日(日) 【旧 二月二八日 大安】・啓蟄・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)にはたづみ溢るる見ればこの朝の雨暖かくなりにけるかも ~土田耕平(1895-1940)Photo:あずまやで雨宿りする鹿さん ~奈良公園 春の雨は一雨ごとに暖かくなるといいますが、すでに先週
令和4年8月7日(日) 【旧 七月一〇日 仏滅】・立秋・涼風至(すずかぜいたる)残暑なほ単衣の肌に汗ばめど磯の木蔭に鳴く蝉もなし ~土田耕平(1895-1940)Photo:秋の気配 ~人外花境 まだまだ残暑厳しい中ですが、今日は二十四節気の折り返し点、「立秋」です。秋の気候
令和4年4月16日(土) 【旧 三月一六日 赤口】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)珠洲《すず》の海に朝開きして漕ぎ来れば長浜の浦に月照りにけり ~大伴家持 『万葉集』 巻17-4029珠洲の海から朝、港を開いて、船が漕ぎ出してくれば長浜の浦に月が照っていた。Photo:有