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どうも。田舎者ほど新しいものに飛びつきます。新聞やテレビを「オールドメディア」と馬鹿にして、インターネットのインチキ陰謀論を盲信する連中の性根は田吾作いなかっ…
用心棒|関八州の無法地帯に血の雨降らす。居合抜きの名人がやって来た!
用心棒は、1961年公開の日本映画。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語。1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
『不滅の熱球』(55)伝説の名投手・沢村栄治といえば、池部良が沢村を演じた鈴木英夫監督の『不滅の熱球』(55)がある。戦死した沢村が、英霊となって後楽園球場のマウンドに戻ってくるラストシーンが切ない映画だ。妻役は司葉子。この映画の脚本は、黒澤明の映画で有名な菊島隆三が書いているのだが、彼はこの映画の他にも、後楽園球場での巨人対南海戦が映る『野良犬』(49)、志村喬がプロ野球の監督を演じた『男ありて』(55)の脚本を書き、『鉄腕投手稲尾物語』(59)の原作、構成も担当している。多分無類の野球好き。日本の野球映画を語る時には欠かせない存在だ。『その場所に女ありて』(62)広告業界を舞台に、男社会に果敢に挑むキャリア・ウーマンの夢と挫折を描いた、鈴木英夫監督の女性映画。広告代理店同士の熾烈な戦いの中で葛藤する女...鈴木英夫特集『不滅の熱球』『その場所に女ありて』
『非情都市』(60)(2006.3.29.)NHKBSが昼間に鈴木英夫の映画を特集している。初日の『彼奴を逃すな』(56)は残念ながら録画し忘れたのだが、今日は『非情都市』を見た。舞台は昭和30年代の新聞社(モデルは有楽町にあった頃の毎日か)。三橋達也扮する記者が、強引に特ダネを狙い過ぎて自滅していくさまがドライなタッチで描かれる。何でも安藤組が横井英樹を襲撃した事件を基にしているらしい。今となっては当時の有楽町や新橋の風景も見ものの一つ。三橋はこういう嫌な奴をやらせると結構巧い。社会派物としては、同年に作られた黒澤明の『悪い奴ほどよく眠る』(ここでも嫌な奴を三橋が好演している)や、新聞記者のでっち上げを描いたビリー・ワイルダーの『地獄の英雄』(51)などの影響を感じるところはあるが、プログラムピクチャー...鈴木英夫特集『非情都市』