ZENが意志を持ち始め、高志の娘・紬が父の視線を感じ取る異変が発生。存在平面の境界を越えられない未練組の前に、キド校長が謎の課外授業を提案する。沙梨の「やっぱり、来たのね」という予言めいた言葉が示すものとは?AIの学習、時間の歪み、そして予期された来訪者が織りなすSFファンタジーの新展開。
元々ボーカルレッスンに関する事とカラオケのリポートを掲載していましたが、今は小説がメインになっています。色々感性やらなんやらと欠落している人間で、埋めたいとは思いますが埋まらない部分とも上手にお付き合いして生きていければと思っています。
ハートに火を点けて やんちゃな王子のための失われた王国 という長編小説が今のところ、自分にとっては代表作です。ハートの方は近未来をテーマにしたSF小説、やんちゃな王子は父親になりきれない男性が主人公で、家族の絆をテーマにした物語です。興味を持たれた方は、お読みくださると嬉しいです。
ZENが意志を持ち始め、高志の娘・紬が父の視線を感じ取る異変が発生。存在平面の境界を越えられない未練組の前に、キド校長が謎の課外授業を提案する。沙梨の「やっぱり、来たのね」という予言めいた言葉が示すものとは?AIの学習、時間の歪み、そして予期された来訪者が織りなすSFファンタジーの新展開。
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犬のかたちをした記憶-第十一章:ZENの導き – 瞬間移動がもたらした時間の亀裂
死後の世界を舞台に、AIと量子理論が実現した瞬間移動の成功と謎。ZENというAIシステムを使って3秒でコンビニへ移動した高志は、予期せぬ時間停止現象を目撃する。現世への干渉と娘への接近が可能になった今、未練組の前に新たな謎が立ちはだかる。シュタイン理論とマキオン粒子が織りなすSFファンタジー。
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犬のかたちをした記憶-第十章:境界の法則 – 現世への帰還計画
死後の世界を舞台に、AIと量子理論が紡ぐ新たな可能性。現世への未練を持つ四人が挑む驚異の実験とは?ロベルト・シュタインの次元共鳴理論と最新技術の融合が、天国と現世の境界を揺るがす。亮司の秘密の計画と沙梨の謎めいた役割が明かされる感動のSFファンタジー。
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死後の教室で出会った、未練を抱える4人の物語。買い物カゴと共に語られる“最後の記憶”が、静かに心を揺さぶる。「本当に、終われるのか?」と問いかける第九章。
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教室に残されたのは、たった四人。解脱を目指すための最終試験に合格できなかった“未練組”が、それぞれの過去と向き合いながら、やがて静かに立ち上がる。白紙の答案と、言えなかった本音──ここから物語は動き出す。
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「未練心理学」の授業中、死後の世界で娘を“観測”した男・高志。引きこもる娘、沙梨の言葉、そして“境界実験”──本当の選択はどこにあるのか。
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「戻ること」が正しいとは限らない──。ほころび始めた心と、まだ言葉にできない未練を描く、存在平面での静かな葛藤。次第に迫る境界実験を前に、高志の揺れる想いが交錯する。
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ほどけた靴紐、結びかけた手。歩き慣れた朝に訪れた、誰にも知られない別れ。まだ何も理解できないまま、世界は静かに遠ざかっていく──その記憶をたどる章。
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犬のかたちをした記憶-第三章:解脱なんてムリ!体育の授業は魂のマラソン!?-
死後の世界で行われる"魂の体育授業"とは――?未練を抱えた者たちが「解脱」を目指す、切なくもコミカルな異世界ジュブナイル。走ることで心と肉体を手放す修行が始まる。
死後、魂たちが集められる“存在平面”。そこで彼らは「未練心理学」「境界実験」などの授業を受け、成仏を目指す。切なくもあたたかい死後世界のファンタジー。
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目を覚ました場所は、色も音も感情もない世界。ただ一枚の学生証だけが、自分が「高志」であることを告げていた。不安と孤独に包まれる中、出会ったのは、あっけらかんと笑う一人の少女。記憶のない男と、謎めいた少女の、切なくも温かい「存在」を巡る物語。
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乗降客の多い駅で目覚めたタダノが出会ったのは、不思議な言葉と優しさを持つオカダだった。心理学の本を読みながら語りかけてくる彼女と、過去の記憶と繋がる瞬間。粉雪の降る街で、孤独と温かさ、心の欠片が繋がるひとときを描いた感動の短編小説。
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大学の講義をサボって屋上で過ごす主人公と、真面目な彼女・サキとの切なく美しい日々。煙草の煙、秋の陽射し、そして約束を破った夜の別れ——スタジオジブリ風の世界観で描く、心に残る青春の物語。
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先日、NHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」が終了しました。前半は直樹(野間口 徹さん)がVR世界で女子高生のアバター(倉沢 杏菜さん)となり出会う美しい人、初恋相手となるホナミ(井桁 弘恵さん)との幻想的な旅が中心、後半は現実の穂波が実は7
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最終的な移住候補地として、通っていた大学のある街(東京都町田市)にまた行ってみようと思った。今日は本当はジムに行く日だったが、たまにはルーティンを変えてみた。昨日、鬼滅の刃を衝動的に読みたくなって夜更かしをしてしまった事(^_^;)、小雨交
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GW後半の最終日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみた。■行ってみた場所1.大学生の頃、2年間住んでいたアパート 東京都町田市2.通っていた大学 東京都町田市3.生家(4才くらいまで住んでいた) 東京都大田区4.離婚する直前まで、5年
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GW後半の初日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみました。■行ってみた場所1.小学校から高校まで住んだ実家(一部大学生の頃まで) 埼玉県春日部市2.転職先が決まって結婚してから約10年間住んだマンション 埼玉県さいたま市緑区3.大学卒
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GW前半に「ふるさと回帰支援センター」で紹介された移住先を見てきました。紹介されたのは神奈川県、静岡県、長野県の3県でしたが、まずは近場の神奈川県の二宮町に行ってみることにしました。職場がある横浜から電車で40分くらいなので通勤圏内です。そ
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葬送のフリーレン自体について語ろうと思っていましたが、おじさんにはちょっとハードルが高かったです、30年遅いと(^^;)それでも何かしら書きたくて仕方がなかったので、とりあえず挿入歌の比較をしてみました。 今回は第2クールまでのオープニング
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村上春樹さんの『職業としての小説家』は、村上さんが小説家としての歩みを語った自伝的エッセイです。2015年に初版が発行され、その後新潮文庫からも出版されています。この作品では、村上さんが作家デビューから現在に至るまでの軌跡、長編小説の書き方
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キムタクのドラマ、君にかける橋の第1話を見ましたが、意外と言っては失礼ですが面白かったです。若い頃は「どんな役をやってもキムタクになってしまう。」とよく揶揄されていましたが、年齢を重ねて、逆に与えられた役を自分に投影できるようになってきた気
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NHKの夜ドラ、VRおじさんの初恋のこれからの展開が待ち遠しいです。一体、どうなっていくんだろう?現実のホナミの個人情報を不正に入手して、会いに行った相手が自分より年上(70才くらいの方でしょうか?)の男性(坂東彌十郎)さんでしたが、VR上
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NHKの夜ドラ「作りたい女と食べたい女」を何気なく見ていました。一緒にご飯を作って美味しそうに食べるだけのドラマでしたが、何でそれだけの話なのに、こんなに目が離せないんだろうと不思議に思いながらその世界観に引き込まれていました。もちろん背景
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人に「頑張れ」って言われる事が本当にしんどい時がある。そんな時は口に出しては言わないけど、「もう頑張ってるよ」「これ以上、頑張れないんだよ」って思う。 「もう頑張らなくていいよ。」って言われると気持ちが楽になる反面、自分が見捨てられたような
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「NHK MUSIC SPECIAL 中島みゆき ~映像に命をふきこむ歌~」という番組を見た。チコちゃんが終わって、旅サラダを見ていたらあまり面白くなかったので何気なくNHKにチャンネルを戻したらやっていて思わず魅入ってしまった。曲目は「地
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すずめの戸締まり、期待して見ていたんだけど残念ながら僕には響かなかった。この映画を好きな人がきっと沢山いて、批判的なことを書いてしまうのは申し訳ないから控えた方がいいなと思いながらどうしてもモヤモヤしてしまい、書かずにはいられませんでした。
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こんにちは、柴犬です。最近、星野源さんのアルバムをサブスクでよく聴くようになりました。実は今まで、気に入った曲は単発で聴いたり、カラオケで歌ったりしていましたが、アルバム自体を丸っと聴いたことはなかったんです。では、なぜ聴こうと思ったかとい
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こんばんは、柴犬です。小説を書かなくなってまだたったの2ヶ月なんですが、ずいぶん長い間、書いていないような気がします。これからまた書けるのかなぁなんて不安になったりしていますが、自分なりに優先順位があり、それを黙々とこなしている状態ですね。
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王妃の物語が完成してから、季節は瞬く間に過ぎていった。新しい年を迎え、母の1周忌も無事に終わり、僕の中で母に対して抱えていた様々な想いは徐々に薄れていった。母の事を考える時間は減り、家族の間でも話題となることは少なくなっていた。故人というも
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母が危篤になったと兄から電話があったのは、お正月休みが過ぎてすぐのことだった。僕は、ちょうど会社に行く準備をしている所だった。「シュン、いよいよあの人が危ないそうだ。すぐ来られるか?」「ああ、ちょうど出勤前で出かける準備をしていたから1時間
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王妃が国政に復帰してから、また数年が過ぎた。王妃は今では皇太后と呼ばれるようになっていた。皇太后はかつての経験と持ち前の行動力で手腕を発揮して、国王ヒソップをサポートして様々な問題点をクリアしていった。混乱を極めていた国内の情勢は徐々に落ち
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母が聞きたかった曲は、思った通り島倉千代子の「この世の花」だった。母は僕がカセットテープを持って行くと、毎日のように聞くようになった。兄が気を利かせダビングをして、その曲だけが何度も繰り返されるテープを作ってあげると母はとても喜んでいた。
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王妃の物語を再び書き始めてから、アリゼが頻繁に夢に出てくるようになった。彼はいつも夢の中で「シュン、僕の母様はいつになったら幸せになるんだい?約束が違うじゃないか。」そう言っていた。そのたびに僕は「これからなんだよ。物事には順序がある。ある
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タフラは島に帰ると、アリゼの家に行き事情を説明した。アリゼはタフラに礼を言い、プロムスから貰った桐の箱を受け取った。中身は気になったが、ネネの死を受け入れることで精一杯だったので、とりあえず開封はせず放置しておいた。 翌日、ネネの葬儀が行わ
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完全に日が暮れてからアリゼはようやく砂浜から立ち上がることができた。家に帰るとクハニと呼ばれる島の神を司る者が、ネネのために読経を唱えているところだった。アリゼの顔を見るとバハリは無言で指を差し、座れと指示をした。祭壇には幾つもの蝋燭が灯さ
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王妃がアリゼの島に行った後から、話は再開する。アリゼは島の近海に停泊していた謎の黒船から、石炭に代わる燃料として薪の調達を頼まれていた。不審な頼み事とは思いながらも薪を提供し、予想外の報酬を貰っていた。そして薪に不足があったため追加分として
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玄関のドアが開く音で目が覚めた。冬物の洋服を買いに行っていた美穂と颯太が帰ってきたようだった。何も書くことが思い浮かばずに机に向かっているうちに、僕はいつの間にかうたた寝をしていたようだ。iPhoneの液晶を見るとすでに14時を過ぎていた。
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家に着いたのは9時過ぎだったが、美穂は驚いた表情で僕を出迎えた。「どうしたの、その怪我!大丈夫?顔色も凄く悪いわよ。」「うん、ちょっと疲れてたのかな?躓いて転んじゃってね。もう年かな、ははは。」僕は美穂に心配をかけないように努めて明るく言っ
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「まあ座れよ。本当によく来てくれたね。まずは乾杯しよう。」そう言ってアリゼは僕に木を丸く削って作った器に白濁色の酒を注いで渡してくれた。「これは例のお酒かな?」「そうだよ。バハリが作った自家製の酒だ。といっても実際は君が考えたものだけどね。
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美穂に王妃の物語を話してから、僕は自分が何故、それを書こうとしていたのか考え込むようになっていた。そして悩んだ末、この物語についてはしばらくの間、凍結することにした。美穂もそんな僕の様子を感じ取ったのか、あれから物語の続きを聞きたいとは言い
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「こうして王妃は以前の国王との思いがけず再会を果たした。そして死んでしまったと思っていた息子達がまだ生きていることを知り、どうしても会いたくなってしまったんだ。」 「んー今更会ってどうするのかしら?それぞれ家族がいて新しい暮らしをしているん
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その時、iPhoneの液晶には21:42と表示されていた。ここまで話して、ようやく物語の背景が見えてきた気がしていた。「こうして王妃の生まれ故郷への航海が始まった。乗っていた船は最新型で、とても快適だった。大波が来ても揺れが少ないように設計
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「さて、これから一気に10年歳月が流れる。王妃とそれを取り巻く環境も大きく変わる。」美穂が戻ってくると僕は話を再開した。「10年経つと王子も颯太よりちょっと上くらいの年齢になるわよね。王妃はアラフォーに差し掛かったくらいかしら。」「大体、そ
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成り行き上、美穂に物語の続きを話さなければならなくなったので、僕は途方に暮れていた。さてどうしよう?まずは昨日見た夢の前説、背景となる物語が必要だった。その時、iPhoneの液晶には20:20と表示されていた。残念ながら美穂の言うように時間
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やんちゃな王子の夢を見て僕は少なからず驚いた。物語は兄とのエピソードで終わりだと思っていたがどうやらまだ続きがあったらしい。夢で見たストーリーの背景に一体何があるのか?僕は仕事中に同僚の呼びかけにも上の空で、その事をずっと考え続けていた。
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アリゼは思いがけず兄との再開を果たした後も、島の役場で監視員の仕事を続けていた。その日もいつものように入り江に小舟を出して巡回をしていると、外海との境界辺りに見知らぬ黒船が停泊しているのを発見した。黒船が少し島から離れた場所にいた停泊してい
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時間はすでに18時を回っていたが、母と美穂の話は尽きる事がなかった。僕からすれば、どうでもいい話を延々と続けている。颯汰はお菓子をたくさん食べて、お小遣いも貰って初めはご機嫌だったがいい加減、退屈してきたようだった。僕は早く家に帰りたくて仕
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柴犬です、こんばんは。すっかりご無沙汰のカラオケリポートです。また2ヶ月ぶりになってしまいました。もう最近はほとんど、小説のネタになることしか考えていませんが、ちょっと隙間時間があったので、カラオケに行ってみたりなんかしました。(^^;)今
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柴犬です🐶、こんにちは。やんちゃな王子の物語が外伝までようやく終わり、ホッとしています。ご一読いただいた皆様、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。(__)それにしても疲れました(T_T)、小説は年2回くらい書ければ上等と思
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やんちゃな王子のための失われた王国 外伝 最終話-物語の持つ力-
僕は食事はそこそこに、浴室へ向かいながら物語の締めくくりを思い描いていた。それは偉大なる豪商、イルファンのその後の命運についてだ。目が開けると、そこには見知らぬ萱葺き屋根の天井があった。さっきまで弟のヒースの叫び声のようなものが聞こえていた
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電話をかけると、意外な事に2.3コールであっさりと兄の声が聞こえた。「よう、シュン。久しぶりだな。どうしたんだ?何かあったのか?」「何かあったじゃないよ。さっき、母さんから留守電が入っていた。マサ兄が交通事故にあったって。怪我の具合はどうな
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それから、アリゼが兄の船が座礁した件を口にする事は一切無かった。海が穏やかな日は漁に出かけ、帰ってからは畑仕事に黙々と精を出し何事もなかったように日々を過ごした。アイニにもお話を読んで聞かせたり、散歩に連れて行ったりしていつも通り面倒もみて
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アリゼはうつ伏せになって、月明かりを頼りに兄からの手紙を何度も繰り返し読み返したが、やがて手紙を地面に放って仰向けになって泣いた。『何でだよ?何で兄さんが俺なんかに嫉妬なんかしなきゃいけないんだ。兄さんみたいになりたかったのは俺なのに…。』
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アリゼの家に招かれたイルファンは、和やかな雰囲気に包まれ楽しい一時を過ごしていた。食事はルイカが腕を振るった。食卓には自家農園の採れたての野菜を煮込んだシチューと新鮮な焼き魚、小麦粉をこねて竈でふっくらと焼いたナンのようなものが出された。そ
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颯太にやんちゃな王子の話をしてから、数週間が過ぎた。僕は美穂に言われた事を意識して、折りをみて自分から颯太に話しかけるようになってきた。といっても、ぎこちなくなってしまい何を言いたいのか解らなくなり颯太がきょとんとしていることがも多かったの
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僕は無意識のうちにリビングを出て行く美穂に対して深々とお辞儀をしていた。それから寝室に行って寝そべってみたが、思った通り睡魔はなかなか訪れなかった。それは僕自身が、この物語の結末に終止符を打てていなかったからだろう。きっと僕も王子と同じよう
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シャワーを浴びながら僕はずっと、このもう一つの物語の事を考えていた。考えたくもない話だったが、頭の中に勝手に浮かび上がってくるストーリーは、これが真実だと言わんばかりに僕の頭の中を支配していった。次は最後のルイカとのやりとりだ。兄に会った後
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iPhoneの液晶には23:05と表示されていた。妻からメッセージが来ていなかったので、まだ帰ってくるまでには時間がかかりそうだった。僕は、まだシャワーも浴びていないことに気がついたので、急いで浴室へ向かった。そして、気がつくと無意識のうち
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「それからアリゼは黒船の船長、つまり本当の兄さんと商売の島の役場で話をした後、夜になってあまり人に知られていない海岸の岩場に行って二人だけで話をした。初めは戸惑っていたんだけど、お城での昔話、王宮の庭でのバーベキューの話や、馬車に乗って遠く
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「さて、これから一気に10年後の月日が流れる。いよいよお話もシュウバンだ。アリゼは18才になり島の役場のような所につとめるようになっていたんだ。」「いわゆる島のコウムインになったんだね。どんなお仕事をしていたの?」「海の警察みたいなお仕事だ
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「さて、いよいよ、島での新しい生活が始まるよ。これからは少し大人になったアリゼの物語だ。島に着くとバハリはアリゼに商売で仕入れたたくさんの荷物を持たせて、バハリの家まで連れて行ったんだ。家はとても山深いところにあって、炎天下の中、延々と歩い
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その時、iPhoneの液晶には21:35と表示されていた。さすがに颯太はあくびをしたりして眠そうだったが、僕は颯太に「続きは明日にしよう」と言う気持ちにはどうしてもなれなかった。それは作り手の僕自身がいつの間にか、この物語の虜になっていたか
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「パパ、そこまで話して終わりはないよ。続きが気になって眠れないよ。全然眠くないから、続きを聞かせて。」颯太がそう言ったので、僕も「さて、これからどうしよう?」と思いながらも話を続けることにした。「お城の人達が王子がいなくなったのに気づいたの
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そこまで話をしたところで、僕のiPhoneの着信音が鳴った。画面を見ると妻の美穂からの電話だった。僕は颯太に「ママから電話なんだ、ちょっと待っててね。」と言って話を中断して部屋の外に出た。「もしもし、美穂だけど、もう家に帰ってきてるわよね?
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「昔々、遠い異国にそれはそれは小さな王国があったんだ。お城は大きくて立派だったんだけど、その国の広さは、お城のてっぺんから見下ろすと国境が四方に見渡せるくらいの広さしかなかったんだ。」僕は、ストーリを思い浮かべながらたどたどしく話を始めた。
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「ねえ、お父さん、今日はどうしても眠れないんだよ。何かお話をして。」突然、颯太にそう言われて僕は困惑した。最近、颯太は典型的なお母さんっ子で妻にべったりだったから僕は二人っきりで会話らしい会話をしたことがなかったからだ。しかもいつもは一人に
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ともかく暑い休日。こんな暑い日にわざわざ混み合うところに出かける人の気が知れない。あくまでも主観なので、気を悪くしないで欲しいがこういう日は、クーラーの効いた部屋で何でもないような事をするに限ると思う。部屋の片付けとか掃除をしているのが一番
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柴犬です、こんにちは。久しぶりのカラオケリポートです。約2ヶ月ぶりですが、何しろ、小説を仕上げなければならなかったし、家の片付けがあったりしたので、時間がありませんでした。(T_T)そのため今まで歌った歌を感覚を取り戻すために歌ったのですが
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「仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が開いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずだなんて、ふざけた事を考えるんじ
柴犬です、こんばんは。久しぶりのエッセイですが、さてこれから何を書いたらいいのかと正直迷っているところです。最初にエッセイを書こうと思ったのは母の病気がきっかけで、誰にも言えそうもない感情を吐き出したかったからなのですが、直近で書いた「ハー
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柴犬です。こんばんは。ようやく長編小説を書き終えたので偉そーですが、後書きのような物を書かせていたきます。(_ _)とりあえず書き終わってようやく解放されたという感じがしてます。なにしろ小説書いてる間は、毎日変な夢ばかり見て、まともに睡眠が
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・2030年4月7日(日)エピローグ4月になってから久しぶりに新宿御苑に行った。しばらくの間、新宿方面に足を向けるのは怖くて避けていたが、初夏を感じさせる清々しい気候にも誘われ、何故だが急に行ってみたくなった。今、僕はハローワークでプログラ
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・2030年2月9日(土) 終結施設から脱出した僕たちは暗い夜道を歩き、歌舞伎町までたどり着いた。近くのコンビニでトイレを借り、体を温めるためホットコーヒーを買った。時計を見るとすでに夜中の3時過ぎだった。始発電車までは時間があったし、かと
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・2030年2月9日(土) 脱出「ここに外に繋がる扉があります。そこから脱出しましょう。」「そこにキドの分霊箱もある。」「そうです。間違いありません。」彼はそう言って指をパチンと鳴らした。人気のない深夜の中庭にその音はやけに大きく鳴り響いた
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・2030年2月9日(土)深夜「ラクダさん、お待たせしました。」暗闇の中、聞こえてきたのは、ヒラヤマの声だった。彼はペンライトを照らしながら、僕の方へ音を立てないように近づいてきた。ベルボーイの格好はそのままだった。「お迎えに来ました。この
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・20XX/X/X気がつくと目の前に青空が広がり、誰かが寝転がっている僕の顔をのぞき込んでいた。「遅くなってごめん、ラクダ。ここの、セキュリティが、超厳しくなってて、な、なかなか来られなかったんだ。」僕は驚いて飛び起きた。逆光になり初めは分
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・2030年2月8日(金)それからの2週間は、監禁され部屋から出る事を許されなかった。実際にされた事はないが留置所に拘留されると、こういう気持ちになるのではないかと思った。食事は1日に3回、虚ろな目つきをしたベルボーイの青年が、部屋にやって
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・2030年1月26日(土)翌日、早々に僕は至急キドに会いたいので連絡を取って欲しいとフロントに伝えた。フロントの女性からはいつものとても感じの良い笑顔で「スケジュールを確認しますので部屋でお待ちください。」と言われた。キドは午後になってか
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・20XX年X月X日(?)僕は久しぶりにサキの夢を見た。いや本当に夢だったのだろうか?今となっては自信がない。再び僕は大学の屋上いた。この前の夢の続きのようにも思えたが、以前の寂れた雰囲気はなく床や手すりは綺麗に舗装されていた。時間もすでに
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・2030年1月25日(金)今日で当初の契約期間である2週間が終わろうとしていた。明日、キドに連絡を取るつもりでいたが、僕はすでに1週間延長しようと決めていた。ハローワークに行くのはまだ先でよかったし、他に特別な用事もなかったからだ。そして
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・2030年1月22日(火)この施設に来てから早くも10日余りが過ぎた。キドの言った通り、ここでの生活に一切不自由は無かった。まず建物内の食堂では無料で食事をする事ができた。朝食はバイキング形式、昼夜は日替わりメニューで種類はそれほど多くな
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・2030年1月10日(木) PM建物の中に入ると、すぐにフロントらしきものがあり、ベルボーイのような人間まで待機をしていた。僕と男が入るとみな無言でお辞儀をした。まるで高級なビジネスホテルのような雰囲気だったが歓迎のような言葉は無かったの
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・2030年1月10日(木)解雇通知を受けてから3日後に僕は失業給付金の申請のため、地元のハローワークまで行った。コロナ渦が収束し世界経済もようやく回復の兆しが見え始めてはいたが、ハローワークは相変わらず大勢の求職者達であふれ、カオスのよう
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解雇通知を受けた日の夜、僕がまだ大学に通っていた頃の夢を見た。かれこれ15年も前の事になる。屋上で寝そべってiPhoneで音楽を聴いているといつものようにサキがやってきた。「ラクダはまたサボって寝てるの?ほんとにぐーたらね、ぐーたらラクダだ
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・2030年1月7日(月)正月休みが明けてから、すぐに会社から呼び出しがあった。呼ばれた理由はなんとなく想像ができていた。人事部の応接室に行くと案の定、人事部長の段田がいつものアルマーニのスーツを着て待っていた。駐車場にBMWが停まっていた
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・2029年12月28日(金) 「さあ、ボッと燃やしてしまおうぜ、タダノ君。時間はまだ十分にある。」僕の中に残っていた、まだやんちゃだった頃の僕が語りかける。その声に押されてオイルライターのカバーを押し上げると、「カキーン」という反響音とと
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去年の今頃、Lineマンガにハマっていて、平日は会社から帰ってからすぐ読み始め、休日は寝起きに顔を洗ったら朝ご飯も食べず、すぐに読み始めるような生活をしていた。さすがに課金まではせず、無料で読める範囲で数本を読んでいたので、せいぜい1.2時
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僕の身体には、無数とまでは言わないけれど結構傷が残っている。右の人差し指と中指に火傷の跡がある。これは子供の時に石油ストーブを消した後、まだ冷めていないうちに、握ってしまったからだ。もう赤くなっていなかったから熱くないことを確かめたかったか
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最近、僕には自分という人間に対して客観的な評価をする能力が乏しいような気がしてきている。要は自分の事が根本的に解っていないんじゃないかと思うようになってきた。例えば僕は以前に知人から「自分が天然だと解っていない天然キャラ」と言われた事があっ
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現実は厳し-(>_<)-この前のミスをブログに書いた事で、早く忘れたいと思っていたが、そうは問屋が下さなかった。翌週早々に、お客様から会社へ正式にクレームが入り、再発防止策を立ててくれと要請が入った。本社から部長がお客様先へ、つ
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トイレが汚い夢を久しぶりに見た。ブログに書いて思い出したせいだろうか。トイレは僕が以前、実家に帰っていたときに住んでいた離れのプレハブのような建物の中にあった。お粗末なものだったが、中は案外広くて6畳間が3つくらいのスペースがあった。その中
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アンチエイジングとは、加齢による身体の機能的な衰え(老化)を可能な限り小さくすること、言い換えると「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶えることです。 ただし実際の年齢に逆らうことは出来ませんので、その意味としては「抗老化」となります。
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僕は数年前に、トイレが排泄物で汚れていて用を足せない夢をよく見ていた。トイレは実家に近いような家にあったが夢なのでやはりちょっと違っていた。まず2階のトイレに行くと排泄物(つまり便)が便器や床にまるでヒョウ柄のようにこびりついている。しかも
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柴犬です、こんにちは。ようやく暖かくなってきましたね。おかげで昨日はファンヒーターと加湿器を片付けて押入れに入れたらだいぶ部屋がすっきりしました。何しろ部屋が狭いもんで(^-^;ところで午後に少し時間ができたのでカラオケ行ってきました。予定
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死後の世界を舞台に、AIと量子理論が実現した瞬間移動の成功と謎。ZENというAIシステムを使って3秒でコンビニへ移動した高志は、予期せぬ時間停止現象を目撃する。現世への干渉と娘への接近が可能になった今、未練組の前に新たな謎が立ちはだかる。シュタイン理論とマキオン粒子が織りなすSFファンタジー。
死後の世界を舞台に、AIと量子理論が紡ぐ新たな可能性。現世への未練を持つ四人が挑む驚異の実験とは?ロベルト・シュタインの次元共鳴理論と最新技術の融合が、天国と現世の境界を揺るがす。亮司の秘密の計画と沙梨の謎めいた役割が明かされる感動のSFファンタジー。
死後の教室で出会った、未練を抱える4人の物語。買い物カゴと共に語られる“最後の記憶”が、静かに心を揺さぶる。「本当に、終われるのか?」と問いかける第九章。
教室に残されたのは、たった四人。解脱を目指すための最終試験に合格できなかった“未練組”が、それぞれの過去と向き合いながら、やがて静かに立ち上がる。白紙の答案と、言えなかった本音──ここから物語は動き出す。
「未練心理学」の授業中、死後の世界で娘を“観測”した男・高志。引きこもる娘、沙梨の言葉、そして“境界実験”──本当の選択はどこにあるのか。
「戻ること」が正しいとは限らない──。ほころび始めた心と、まだ言葉にできない未練を描く、存在平面での静かな葛藤。次第に迫る境界実験を前に、高志の揺れる想いが交錯する。
ほどけた靴紐、結びかけた手。歩き慣れた朝に訪れた、誰にも知られない別れ。まだ何も理解できないまま、世界は静かに遠ざかっていく──その記憶をたどる章。
死後の世界で“現世観測”という授業を受ける高志。娘・紬の姿を目にし、父としての後悔と愛情に揺れる心を描いた切ない物語。
死後の世界で行われる"魂の体育授業"とは――?未練を抱えた者たちが「解脱」を目指す、切なくもコミカルな異世界ジュブナイル。走ることで心と肉体を手放す修行が始まる。
後輩が上司になった春。平静を装いながらも、心の中では静かに葛藤していた僕。プライドと向き合う日々の記録。
死後、魂たちが集められる“存在平面”。そこで彼らは「未練心理学」「境界実験」などの授業を受け、成仏を目指す。切なくもあたたかい死後世界のファンタジー。
目を覚ました場所は、色も音も感情もない世界。ただ一枚の学生証だけが、自分が「高志」であることを告げていた。不安と孤独に包まれる中、出会ったのは、あっけらかんと笑う一人の少女。記憶のない男と、謎めいた少女の、切なくも温かい「存在」を巡る物語。
乗降客の多い駅で目覚めたタダノが出会ったのは、不思議な言葉と優しさを持つオカダだった。心理学の本を読みながら語りかけてくる彼女と、過去の記憶と繋がる瞬間。粉雪の降る街で、孤独と温かさ、心の欠片が繋がるひとときを描いた感動の短編小説。
大学の講義をサボって屋上で過ごす主人公と、真面目な彼女・サキとの切なく美しい日々。煙草の煙、秋の陽射し、そして約束を破った夜の別れ——スタジオジブリ風の世界観で描く、心に残る青春の物語。
原宿駅前で動けなくなった90歳のおじいさんに声をかけた日。偶然の出会いがもたらす、心の変化と小さな勇気の物語。人生の中でふと立ち止まる瞬間を描きます。
僕が二十歳くらいの頃、半同居生活をしていた3人でゲラゲラ笑いながらも、むさぼるように読みふけっていた漫画があった。それがボーダーだ。 ボロアパート「月光荘」の家賃3千円の便所部屋に住む無職の中年男・蜂須賀。同じく無職で彼をセンパイと呼ぶ世慣
先日、NHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」が終了しました。前半は直樹(野間口 徹さん)がVR世界で女子高生のアバター(倉沢 杏菜さん)となり出会う美しい人、初恋相手となるホナミ(井桁 弘恵さん)との幻想的な旅が中心、後半は現実の穂波が実は7
最終的な移住候補地として、通っていた大学のある街(東京都町田市)にまた行ってみようと思った。今日は本当はジムに行く日だったが、たまにはルーティンを変えてみた。昨日、鬼滅の刃を衝動的に読みたくなって夜更かしをしてしまった事(^_^;)、小雨交
GW後半の最終日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみた。■行ってみた場所1.大学生の頃、2年間住んでいたアパート 東京都町田市2.通っていた大学 東京都町田市3.生家(4才くらいまで住んでいた) 東京都大田区4.離婚する直前まで、5年
先日、NHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」が終了しました。前半は直樹(野間口 徹さん)がVR世界で女子高生のアバター(倉沢 杏菜さん)となり出会う美しい人、初恋相手となるホナミ(井桁 弘恵さん)との幻想的な旅が中心、後半は現実の穂波が実は7
最終的な移住候補地として、通っていた大学のある街(東京都町田市)にまた行ってみようと思った。今日は本当はジムに行く日だったが、たまにはルーティンを変えてみた。昨日、鬼滅の刃を衝動的に読みたくなって夜更かしをしてしまった事(^_^;)、小雨交
GW後半の最終日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみた。■行ってみた場所1.大学生の頃、2年間住んでいたアパート 東京都町田市2.通っていた大学 東京都町田市3.生家(4才くらいまで住んでいた) 東京都大田区4.離婚する直前まで、5年
GW後半の初日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみました。■行ってみた場所1.小学校から高校まで住んだ実家(一部大学生の頃まで) 埼玉県春日部市2.転職先が決まって結婚してから約10年間住んだマンション 埼玉県さいたま市緑区3.大学卒
GW前半に「ふるさと回帰支援センター」で紹介された移住先を見てきました。紹介されたのは神奈川県、静岡県、長野県の3県でしたが、まずは近場の神奈川県の二宮町に行ってみることにしました。職場がある横浜から電車で40分くらいなので通勤圏内です。そ
葬送のフリーレン自体について語ろうと思っていましたが、おじさんにはちょっとハードルが高かったです、30年遅いと(^^;)それでも何かしら書きたくて仕方がなかったので、とりあえず挿入歌の比較をしてみました。 今回は第2クールまでのオープニング
村上春樹さんの『職業としての小説家』は、村上さんが小説家としての歩みを語った自伝的エッセイです。2015年に初版が発行され、その後新潮文庫からも出版されています。この作品では、村上さんが作家デビューから現在に至るまでの軌跡、長編小説の書き方
キムタクのドラマ、君にかける橋の第1話を見ましたが、意外と言っては失礼ですが面白かったです。若い頃は「どんな役をやってもキムタクになってしまう。」とよく揶揄されていましたが、年齢を重ねて、逆に与えられた役を自分に投影できるようになってきた気
NHKの夜ドラ、VRおじさんの初恋のこれからの展開が待ち遠しいです。一体、どうなっていくんだろう?現実のホナミの個人情報を不正に入手して、会いに行った相手が自分より年上(70才くらいの方でしょうか?)の男性(坂東彌十郎)さんでしたが、VR上
NHKの夜ドラ「作りたい女と食べたい女」を何気なく見ていました。一緒にご飯を作って美味しそうに食べるだけのドラマでしたが、何でそれだけの話なのに、こんなに目が離せないんだろうと不思議に思いながらその世界観に引き込まれていました。もちろん背景
人に「頑張れ」って言われる事が本当にしんどい時がある。そんな時は口に出しては言わないけど、「もう頑張ってるよ」「これ以上、頑張れないんだよ」って思う。 「もう頑張らなくていいよ。」って言われると気持ちが楽になる反面、自分が見捨てられたような
「NHK MUSIC SPECIAL 中島みゆき ~映像に命をふきこむ歌~」という番組を見た。チコちゃんが終わって、旅サラダを見ていたらあまり面白くなかったので何気なくNHKにチャンネルを戻したらやっていて思わず魅入ってしまった。曲目は「地
すずめの戸締まり、期待して見ていたんだけど残念ながら僕には響かなかった。この映画を好きな人がきっと沢山いて、批判的なことを書いてしまうのは申し訳ないから控えた方がいいなと思いながらどうしてもモヤモヤしてしまい、書かずにはいられませんでした。
こんにちは、柴犬です。最近、星野源さんのアルバムをサブスクでよく聴くようになりました。実は今まで、気に入った曲は単発で聴いたり、カラオケで歌ったりしていましたが、アルバム自体を丸っと聴いたことはなかったんです。では、なぜ聴こうと思ったかとい
こんばんは、柴犬です。小説を書かなくなってまだたったの2ヶ月なんですが、ずいぶん長い間、書いていないような気がします。これからまた書けるのかなぁなんて不安になったりしていますが、自分なりに優先順位があり、それを黙々とこなしている状態ですね。
こんにちは。久しぶりのエッセイです。今日は天気が良かったので久しぶりに休日に電車に乗って遊びに行きました。初めは藤沢から江ノ電に乗って長谷で降りて海岸まで行こうと思っていたのですが、最近、体調が芳しくないので面倒になり横浜でJRに乗り換えず
王妃の物語が完成してから、季節は瞬く間に過ぎていった。新しい年を迎え、母の1周忌も無事に終わり、僕の中で母に対して抱えていた様々な想いは徐々に薄れていった。母の事を考える時間は減り、家族の間でも話題となることは少なくなっていた。故人というも
母が危篤になったと兄から電話があったのは、お正月休みが過ぎてすぐのことだった。僕は、ちょうど会社に行く準備をしている所だった。「シュン、いよいよあの人が危ないそうだ。すぐ来られるか?」「ああ、ちょうど出勤前で出かける準備をしていたから1時間
王妃が国政に復帰してから、また数年が過ぎた。王妃は今では皇太后と呼ばれるようになっていた。皇太后はかつての経験と持ち前の行動力で手腕を発揮して、国王ヒソップをサポートして様々な問題点をクリアしていった。混乱を極めていた国内の情勢は徐々に落ち
母が聞きたかった曲は、思った通り島倉千代子の「この世の花」だった。母は僕がカセットテープを持って行くと、毎日のように聞くようになった。兄が気を利かせダビングをして、その曲だけが何度も繰り返されるテープを作ってあげると母はとても喜んでいた。