驚いたわここがあの賑わっていた都の市場??まるでゴーストタウンみたいじゃない ウンスは驚いたように天界の言葉を交えならがヒソヒソ言った ご?ご??なんだ…
大好きなヨンとウンスのキャラクターをお借りして その後の高麗の世界の妄想を広げて綴っております。
物語は二人が出会う前から始まり再会しお話が動き出します。シンイの世界に魅せられてその後の世界を紡ぎます
驚いたわここがあの賑わっていた都の市場??まるでゴーストタウンみたいじゃない ウンスは驚いたように天界の言葉を交えならがヒソヒソ言った ご?ご??なんだ…
闇に紛れ馬を走らせチェヨンたちは明け方都の屋敷に無事到着した チェヨンは愛馬チュホンウンスは子供達と輿に乗って輿の御者は使用人のソクテ御者台にはヘジャの姿も…
夕餉の海鮮汁は魚や貝の出汁が滲み出て美味だった父親が釣り上げた魚だから子供達には余計にうまく感じるのだろう お魚の骨に気をつけるのよ あぁ〜い 子供達…
お客様です 旦那様 やれやれといった顔のヘジャはウンスを抱き上げているチェヨンにぼそりと告げた は?俺は忙しい客になど会わぬ帰ってもらえ ええっと・・…
ウダルチ隊長だったチェヨンが高貴な女のために王宮を出奔し新生赤月隊の隊長として影ながら都の安寧を支えるようになってすでに数年が経っていた 当時この一件は相当…
もう指先一つ動かせやしないわ一睡もさせてくれないなんて!今日の仕事どおしろって言うのよみんなになんて言い訳したらいいの? ウンスは恨みがましく広い背中に向…
帰還の知らせからしばらくたったある日 ソダンから帰って来た長男のタンが大声でウンスを呼んで診療所に飛び込んで来た オンマ〜〜〜ウリオンマァ〜〜〜王宮へ行か…
後のことはご案じ召されるな傷が癒えたら某が責任をもってパク殿を都にお連れいたしますゆえ ヨンファの夫キム・ドクチェの申し出にチェヨンは甘えることにした ま…
けっして雷功を見たかったからと言うわけではありませぬそのような子供じみた真似某が本気ですると?あの場合 奴らから攻撃を仕掛けさせるのが上策だっただけのことで…
今回の推し活旅は岸和田お初の南海浪切ホールでキム・ヒョンジュンのラストダンス ライブに参戦して来ました。 残念ながら席は舞台から遠〜い席でしたが今回も渋谷に引…
インギュの負傷で重苦しい空気の中チェヨンの目の前に現れたのはヨンファの夫朔州郡守のキム・ドクチェだった 上護軍遅くなりました援軍を率いて参りました 援軍…
オンマもう寝た? 一人きりで寝ている閨の寝台に声をかけて来たのは先日誕生日を迎えたばかりの息子のタンだった 起きているわよどうしたの?眠れないの? う…
パク・インギュが目覚めぬまま時だけが過ぎチェヨンは祈るような思いで懐かしい丘の上の大木に心の拠り所を求めていた ウンスと再会したこの場所にいると彼女を近くに…
お帰りなさい イサ代講は無事に終わった? ウンスは診療所でイサと学生たちを出迎えたそこには養成所の三期生と四期生がちらほらといた ただいまうん まぁなん…
子供達が主役の庭で行われたぱーちいは天界で言うところのデイキャンプさながら料理も屋外で炭火焼き肉を焼いたり野菜を焼いたりヘジャ夫婦が主人チェヨンのぶんまで甲…
賑やかですねぇ〜楽しそうだわ 武閣氏のウンハスは目を細めて微笑んだ奥の庭から子供達の笑い声が聞こえて来る 王宮で生まれ育ったチェ家の跡取り息子タンは武閣氏…
薬員のモグァは診療所の窓からソンムルを届けに来た人が溢れる賑やかなおもてを見ていた 今日は診療所は休診日だが薬だけでも欲しい患者が来るかもしれないと考えてモ…
上護軍はどこですか? いつものところさそろそろ弁当を届けるかな放っておいたら何にも食べないからねあの方は・・・ チェヨンの世話係は俺だと言わんばかりに嬉…
診療所を休みにしてウンスは息子の誕生日に備えた イサが「昼間だけでも患者さんを受け入れよう」と言ってくれたがウンスの代わりに養成所で講師も務めるイサにこれ以…
誕生日の朝が来た朝の目覚めがいいタンは布団から飛び起きた にぃにおめでとう! サンが珍しく早起きでお祝いを言うどうやらタンが起きるのを待ち構えていたよう…
パソコンを立ち上げる ああ 今年もこの時期がやって来たなと画面を見つめるとふと頬が緩む 秋の風の音を聞きながら心は遠くへ飛んでいく 静かな夜に思い描くのはあ…
チェヨンと明軍の大将は睨み合ったままお互いに一歩も引かなかった 「我らの条件はただ一つ両国が姻戚となり同盟を強固にすることそれが互いの利になる」 なんど…
砂埃が舞い乾いた風が頬を通り過ぎた チェヨンは紅い頭巾を被った明の暴徒が包囲する城壁の外側で愛馬チュホンに跨がり明国の武将や兵士を睨みつけていたその両隣には…
チェ家に奉公している女中の面々は主人チェヨンが戦に出向いて留守にしているにも関わらずどこか浮き足立っていたそれはこの秋の一大行事でもある長兄タンの誕生日が近…
待たせたな ソンゲよく持ちこたえてくれた 都を出立してしばらくチェヨン率いる義勇軍はようやく北の国境にたどり着いた 上護軍!お会いできて光栄です イ …
チェヨンが出立してから数日都は国境付近の諍いなどまるで感じられない驚くほど平穏な日々だった 大軍が通り抜けた道に兵士たちが残した足跡も気のせいだったのか?と…
久しぶりに大軍を率いての国境への進行は戦慣れしているチェヨンでも気疲れも多かった こんな時にアン・ジェやチュンソクがいてくれたらと ふとそんなことを思ってし…
綺麗な月 夜空には今までこの国で見たどんな満月よりも白く大きく美しい月が輝いていてウンスはそれがなんだか腹立たしく思えた こんな風に一緒に夜空を見上げて月…
チェ家の三男坊ゴンの誕生日祝いが終わってしばらくしても夏の終わりとは思えぬよな暑い日が続いていた 月見の季節だって言うのに今年はやたらと暑いわね 診察が…
子供達の成長はほんと目を見張るものがあるわねなんだか感動しちゃった ウンスは兄姉がゴンのために用意した誕生会の様子を優しい瞳で見つめながら夫の耳元に囁いた…
お前がなぜここにいる? 事もあろうに大事な息子の誕生日に設けられた軍議開催それだけでも不機嫌極まりないのに涼しい顔して座席についているパク・インギュを見か…
その日は朝から大騒ぎだった早朝にはいつものようにふらりとやって来た巫女のハッケミが玄関先でゴンの誕生日を祝って祈祷の舞を踊っていつのまにかいなくなりその後は…
イサは長い夢から覚めたような気分で目を開け大きく伸びをした 隣の子供部屋からはユニョンたちの笑い声が聞こえてくる このところの猛暑で診療所の患者が増えて大忙…
遠慮しないでイサも一緒にご飯食べて行ったらいいのに 少し拗ねた声色でユニョンは屋敷の裏門の前でイサに言った 夕餉はなるたけ父上と一緒にって決めているから…
ユニョンはハッと目を覚ました だがしばらく寝たふりであたりの様子を伺った 弟のゴンは輿の中相変わらず向かいの座席を陣取り長々と寝そべっている 隣に座るイサは…
立秋が過ぎたと言うのに毎日猛暑ですねさらに雷雨 停電 冠水した道路と都市の脆弱さを感じる日々ですそして本日夕方起きた宮崎地震被害に遭われた皆様にお見舞い申し上…
その日の夕方チェ家の奥の間はタンとスニョンの帰省で明るい笑い声が響いていた お前の修行がまだまだ足りないってことだろ? 不服そうな次男のサンを長兄のタン…
潮の匂いがかすかにする丘の上 ユニョンはイサに少し寄り道していいか?と問われピョンナンドの美しい港が一望できる世間から忘れさられたような場所にいた ここに…
まだ戻らぬのか? チェヨンはソワソワと奥の間から表の門の方角を見つめている それ 何度目?さっきも聞いたばかりよまだまだ都にはつかないわ今頃ようやくピョ…
暑中お見舞い申し上げます暑すぎる夏ですがいかがお過ごしでしょう? さて haruは週末渋谷ラインキューブでキムヒョンジュンのラストダンスライブに参戦 リダペン…
たとえ遠く船上で離れていてもイサはユニョンの姿をすぐに見つけた 水色のチマチョゴリ姿は夏の海に溶け込むように美しい色合いでユニョンによく似合う久しぶりに見る…
船が港に着いたゴンは埠頭を見つめたようやく帰って来た安堵感と旅が終わる名残惜しさが心の中で入り乱れる 初めての船旅は興奮と驚きの連続来てよかった!と大冒険に…
もうすぐピョンナンドに着くわよ今回もよきディールが出来た ユニョンが戦利品の目録を眺めながら満足そうに笑った それにしても夏の海は気持ちがいいわね白波も…
ウネがヴィラを去り寂しくなったと思う暇もなくウンスの日常は忙しく過ぎあっという間にアメリカ行きの日が近づいていた 季節は盛夏から晩夏へボストンでの新しい暮ら…
ウンスはアメリカ行きの決意を固めキ教授に申し出た 農園を営むウンスの両親は驚きはしたものの娘の判断を尊重してくれたし妹のポムは泣いて寂しがったが最後には姉の…
楽しかったわとても とっても!今度は泊まりに来なくちゃねお母様とも夜通しゆっくりお話ししたいもの ウンスは幸せそうに笑って言ったチェヨンの両親と一緒にソン…
息子が帰って来る時は出迎えしないくせにウンスが来るのは待ちきれないのだから困った人だな母さんは 学生時代と違ってウンスは仕事が忙しく屋敷に遊びに来ることも…
おはようウンスちゃんタンちゃん昨夜は夕飯ご一緒できなくって寂しかったのよ堅っ苦しいお食事会より家族で食すごはんがどれほど美味しいことか チェヨンの母ヒエは…
決意を固めてからのウンスは行動に迷いがなかったチェヨンに母ヒエと会う段取りをつけてもらいそれからウネにも話をした ウネは「寂しくなるね」と笑ったがウンスはそ…
決めた行くわ アメリカ!行って来る 屋上でしばらく考え事するように星空を見上げていたウンスが唐突にチェヨンに告げた そうかウンスが決めたなら俺はそれを応…
昼食時に聞こえて来たウンスのアメリカ行きの話 すぐにでも確認したい衝動をチェヨンは押さえ込んで仕事に集中した 話したくなるまで待つと先に宣言したのはチェヨン…
ようやく患者が持ち直し一息ついたウンスがあたりを見回してみると近くにいたはずのチェヨンの姿はなくその場を去った後だった仕事に戻ったのだろう・・・ 助かりま…
朝が来た当たり前だが朝が来た そして今日も当たり前のように激務のルーティンが始まるチェヨンは研修医としてウンスは研修医を指導する専門医として・・・ まだ起…
ウトウトとまどろんで目が覚めたらすでに部屋の中はすっかり暗くなっていた ウンスは隣に眠るチェヨンの輪郭を眺めながら記憶をたどる 久しぶりにカフェで待ち合わせ…
オンマぁ〜っじぇんぶたべたヨォ〜 チェヨンとウンスの愛息タンが夕食時 誇らしげに空っぽの皿を振って見せた苦手な人参が綺麗になくなっている えらいね〜すご…
チェヨンが兵役に行っている間にウンスの周りで大きく変わったことを一つ挙げろと言われたらそれは間違いなくウネのことだろう シャワーを浴び支度を終えたウンスが…
ウンスがレジデント(研修医)だった頃に入隊した彼が無事に兵役を終えてソウルに戻って来たのはチンダルレの花が街を彩った頃でウンスは待望の心臓外科医(専門医)一…
テレビのニュースは十数年振りに起こった大規模な太陽フレアの話題で持ちきりだった通信衛星に影響があるとか携帯電話の電波が乱れるとか生活に直結することからイマイ…
言わずと知れた銀座4丁目・・・かなり久しぶりに先週末 銀座に行って来ました この建物はいつも変わらず此処にある〜って感じですね〜 で銀座に何しに行ったのか?そ…
タンの愛犬フンにお嫁さん候補のメスの子犬がミジュの実家から届いたのは春先のことだった茶色の毛がふわふわしたとても可愛い人懐っこい子犬で子供達は喜んでその子犬…
養成所虹の入学式から一月余り経った初夏を思わせるような春の終わりのある日 チェ家の広大な庭園は多くの子供たちの歓声であふれていた その日は天界ではオリニナル…
子供達が寝静まった夫婦の時間チェヨンは髪を乾かす妻の後ろ姿を見つめていたその長く艶やかな髪は出会った頃と少しもたがわず美しいままに思えるが最近ウンスは髪を乾…
輿の中で寝たふりをしているうちにユニョンは本当に眠りに落ちた・・・夢から覚めないその姫を大事そうに抱きかかえて部屋まで運んだのは他ならぬイサだ その話を帰宅…
みなさま あんにょんゴールデンウィークが始まりましたがいかがお過ごしでしょう?どこかにお出かけされますか? haruはお仕事がお休みでばんさい!な気分ではあ…
ウンスの誕生日が過ぎてしばらくしたある日 ユニョンは王宮からの帰り道イサと一緒だった オンマはまだかかるんだって〜これから王妃様のところに行かなくちゃいけ…
チェヨンは腕の中で眠る愛しい妻を見つめた夜はとっぷり更けて子供達の寝息以外あたりは静寂に包まれている 誕生の祝いにと少々無理をさせたか? チェヨンは反省…
終わった!間に合った! チェ家の長男タンはホッとしたように大きく息を吐いてから末っ子ゴンに微笑みその頭をなでなでした ゴンはやり終えた満足感で嬉しそうでタ…
おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
ウンスの誕生祝いにと大妃様からいただいた針房ホン尚宮仕立ての若草色のチマチョゴリは春らしい色合いで式典会場の雰囲気を一層華やかに飾っていたその立派な衣に負け…
空が淡い青色に包まれ日差しが穏やかに差し込む春の日皆に見守られながら女医の養成所虹の四期生開校式式典が執り行われた七名の新入生は希望と夢に満ち溢れた顔をして…
すっかり夜が更けた頃王様は王妃様の寝所に出向いていた ウ王子は無事に帰って来たようじゃのぅ はい ご心配をおかけしましたいつもはわがまま一つ言わない王子…
ここは見晴らしがいいのぅ夏になったら さぞや涼しい場所となりそうだ 王子様は満足そうに東屋から庭を眺めそれからボソボソ言った もしやあの者がそなたの想い…
イサは少し離れたところで二人の幼な子をなんとも複雑な思いで眺めていた 一人はこの国の世継ぎ聡明なウ王子一人はチェ家の美しい姫チェ・ユニョン高貴な身分の二人は…
ウンスは珍しく気落ちした顔で帰りの輿の中にいた傍らには夫のチェヨンがいてウンスの手をさすりながらその様子を見守っている ああぁあんなに勇んで行ったのにまっ…
典医寺での用事を終えたウンスは少しばかり憂鬱だった いつもならばこの後王妃様のところでおしゃべりをしてその後大妃様にも御目通りする診察というより何気ない会話…
その日 ウンスは王宮の典医寺にいたもちろん四期生受け入れの打ち合わせのためであった ご心労が重なりお疲れではございませんか? チェ侍医は心配そうにウンス…
翌朝 ユニョンは父チェヨンの口から自分がウ王子の妃候補に名前が挙がっていることを他の子供たちもいる前で聞かされた やだよユニョンがおおきゅうへ行っちゃった…
イサは朝から悶々としていた本来ならば喜ばしい噂話に違いなかっただが 胸の奥にふつふつと湧き上がる怒りを感じずにはいられなかったのだたかだか噂話でどうしてこん…
ソダンに到着したユニョンは送り迎えの親たちから向けられた視線がいつもと違うことに敏感に気がついていた 顔では笑顔を取り繕いながらそれは灰色に見えたり黄色に見…
噂の広がりはウンスが考えた以上に早かった・・・ 翌朝武閣氏の長を引退してもまだなお王宮の情報を隅々まで把握している叔母チェ最高尚宮が屋敷に来ただが思慮深い叔…
15・16(金曜・土曜)日キム・ヒョンジュンのシンフォニー公演が府中の森芸術劇場でありまして土曜日参戦して来ました コロナ前に大阪で開催されて以来のオーケス…
夜になって屋敷に戻った夫の顔はひどく疲れて見えそれに加えて眉間に深いシワが刻まれていた 大丈夫? 問うたウンスに何も答えずぎゅっと抱きしめるとようやく落…
イサの剣幕にたじろぎながらそれでもチェ侍医は王家に忠誠を尽くす侍医として王様の話を息子にするようなことはなくチェ家を巻き込んでの王子様の嫁取り話はうやむやに…
明け方ウンスは目を覚ました啓蟄を過ぎたとは言え都はまだまだ凍てつくような寒さだ 夢・・・か・・・百年前の夢なんて久しぶりに見たな・・・ 丘の上の大きな木…
夕方典医寺のチェ侍医は康安殿にいた 王様が頭痛薬をご所望されたため診察に向かったのだ 昼間王妃様としばらくの間高台から都を眺めていたと報告を受けていた侍医は…
夢?でございまするか? ポカンと口を開けてポムはウンスを見つめた う〜〜〜んなんでございましょう? 夕暮れ時 ソダンを終えチェ家で過ごしたミョンのお迎…
若き王の夢はこの国を豊かで強い国にすることだった 強国に簡単に王の首をすげ替えさたりせず貢物や貢女に民が苦労することもなく誇りを持って暮らせる国 だが世間知…
チェ家の跡取り息子タンは朝課題の書物をあっさり読み終えてぼんやりソダンの庭を眺めていた 隣に座る親友のミョンはまだウンウン唸りながら書物を読み続けている み…
勝手をして申し訳ありませんでした奥様・・・ 昼休憩に奥へ戻ろうとしたウンスに厨房から出て来たヘジャが声をかけた え?ヘジャ?もう帰って来たの?今夜は実家…
結局その朝スニョンとサンは庭でテマンに朝稽古をつけてもらいユニョンはイサに送ってもらって一足先にソダンへ行くことで落ち着いた 悪いわねぇ イサ私が送って行…
へええ天界の夢?それをヒョンに言い当てられたの?すごいな ヒョンはユ先生のことはなんでもお見通しってわけか チェヨンが王宮へ出仕した後診察の準備をしながら…
何かあったのか?天界のことか? 甘い一戦を交えた後チェヨンは心配そうな顔でウンスの顔を見つめ尋ねた どおしてそう思うの? ウンスは夫の察しの良さに驚き…
あともう少しで手に入るはずだった 美容外科激戦区のカンナム一等地でクリニックを開く夢そのために嫌な仕事も講演会も雑用でも何でもなりふり構わず引き受けた 新し…
新しい暮らしにはもう慣れましたか?妾に力添えできることがあれば何なりと言うてくだされ 百年前に飛ばされてようやく戻って来たこの時代で温かく迎えてくれたのは…
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驚いたわここがあの賑わっていた都の市場??まるでゴーストタウンみたいじゃない ウンスは驚いたように天界の言葉を交えならがヒソヒソ言った ご?ご??なんだ…
闇に紛れ馬を走らせチェヨンたちは明け方都の屋敷に無事到着した チェヨンは愛馬チュホンウンスは子供達と輿に乗って輿の御者は使用人のソクテ御者台にはヘジャの姿も…
夕餉の海鮮汁は魚や貝の出汁が滲み出て美味だった父親が釣り上げた魚だから子供達には余計にうまく感じるのだろう お魚の骨に気をつけるのよ あぁ〜い 子供達…
お客様です 旦那様 やれやれといった顔のヘジャはウンスを抱き上げているチェヨンにぼそりと告げた は?俺は忙しい客になど会わぬ帰ってもらえ ええっと・・…
ウダルチ隊長だったチェヨンが高貴な女のために王宮を出奔し新生赤月隊の隊長として影ながら都の安寧を支えるようになってすでに数年が経っていた 当時この一件は相当…
もう指先一つ動かせやしないわ一睡もさせてくれないなんて!今日の仕事どおしろって言うのよみんなになんて言い訳したらいいの? ウンスは恨みがましく広い背中に向…
帰還の知らせからしばらくたったある日 ソダンから帰って来た長男のタンが大声でウンスを呼んで診療所に飛び込んで来た オンマ〜〜〜ウリオンマァ〜〜〜王宮へ行か…
後のことはご案じ召されるな傷が癒えたら某が責任をもってパク殿を都にお連れいたしますゆえ ヨンファの夫キム・ドクチェの申し出にチェヨンは甘えることにした ま…
けっして雷功を見たかったからと言うわけではありませぬそのような子供じみた真似某が本気ですると?あの場合 奴らから攻撃を仕掛けさせるのが上策だっただけのことで…
今回の推し活旅は岸和田お初の南海浪切ホールでキム・ヒョンジュンのラストダンス ライブに参戦して来ました。 残念ながら席は舞台から遠〜い席でしたが今回も渋谷に引…
インギュの負傷で重苦しい空気の中チェヨンの目の前に現れたのはヨンファの夫朔州郡守のキム・ドクチェだった 上護軍遅くなりました援軍を率いて参りました 援軍…
オンマもう寝た? 一人きりで寝ている閨の寝台に声をかけて来たのは先日誕生日を迎えたばかりの息子のタンだった 起きているわよどうしたの?眠れないの? う…
パク・インギュが目覚めぬまま時だけが過ぎチェヨンは祈るような思いで懐かしい丘の上の大木に心の拠り所を求めていた ウンスと再会したこの場所にいると彼女を近くに…
お帰りなさい イサ代講は無事に終わった? ウンスは診療所でイサと学生たちを出迎えたそこには養成所の三期生と四期生がちらほらといた ただいまうん まぁなん…
子供達が主役の庭で行われたぱーちいは天界で言うところのデイキャンプさながら料理も屋外で炭火焼き肉を焼いたり野菜を焼いたりヘジャ夫婦が主人チェヨンのぶんまで甲…
賑やかですねぇ〜楽しそうだわ 武閣氏のウンハスは目を細めて微笑んだ奥の庭から子供達の笑い声が聞こえて来る 王宮で生まれ育ったチェ家の跡取り息子タンは武閣氏…
薬員のモグァは診療所の窓からソンムルを届けに来た人が溢れる賑やかなおもてを見ていた 今日は診療所は休診日だが薬だけでも欲しい患者が来るかもしれないと考えてモ…
上護軍はどこですか? いつものところさそろそろ弁当を届けるかな放っておいたら何にも食べないからねあの方は・・・ チェヨンの世話係は俺だと言わんばかりに嬉…
診療所を休みにしてウンスは息子の誕生日に備えた イサが「昼間だけでも患者さんを受け入れよう」と言ってくれたがウンスの代わりに養成所で講師も務めるイサにこれ以…
リハの代役を務めあげ幼馴染のチェ・スジョンと食事に行った数日後女は観客の前に立ってその歌声を披露した そんなある日 劇場での公演を終え帰路につこうとしていた…
リハーサルを無事終えた女にどこか見覚えのある人物が声をかけて来た やあ ユ・ウンス素晴らしかったよ!コーラスガールの時は全然気づかなかったがステージの真ん…
天女やその歌声を聴かせてくれないかい? 早朝 人目のないうちに地下牢に戻ろうと帰る支度をしていると宿屋の女主人が女に唐突に言った 聞いてみたいんだよヨン…
よっ?ヨッ?ヨンァ一体どうした?牢屋を抜け出しこんな夜更けにしかも女連れで? 泡を吹いて倒れそうな勢いで男に尋ねたのはこの宿の主人で白髪混じりのいかつい男…
ねえ! この状況一体どうしてくれるわけ? 屋根の上から地下に戻った女は不満そうな顔色で男に言ったそろそろ日が暮れ高麗の都も闇に包まれている ねえ!考えも…
ならぬ 男は素早く身を翻し仮面に手を伸ばす女のそばから離れた どおして? 見せるほどのものではありませぬそれに この顔見れば不幸になると言われておる …
ここどこだろう? 女は辺りを見回し首をひねった記憶が飛んでいた覚えているのは自分めがけて大きなシャンデリアが天井から降って来たこと恐怖から守ってくれた男の…
女や女の親友のモモが劇場で鬼神に会ったその日他にも鬼神を見たと言うものが現れて噂はあっという間に関係者の間を駆け抜けた その噂はさらに尾ひれ背ヒレをつけ 藍…
光の渦を抜け男が辿り着いた場所は女がいる劇場の舞台下 奈落 一瞬 何がどうなったのかわからないまま聞こえて来る頭上の美声に導かれ男は上に向かった ウン…
うっううっん 軽く咳払いをしてから女は大きく息を吸ったセ・ジョン劇場の舞台の真ん中もちろんスポットライトは当たらないけれどなんだかすごく気持ちがいい あ…
あぁ・・・またダメだった・・・ 女はがっくりと肩を落としてオーディション会場を後にした 今回上演されるオペラのプリマドンナは演出家の気まぐれなのか急遽 オ…
そこは光のない世界だった 王宮の奥深くに作られた地下牢そこに極悪非道な罪人が送られてくることはない 生きる屍と言われたその男だけがただ時が過ぎ去るのを待つだ…
無事 現代に戻って来たウンスの両親は未だにぼうっとしていた 夢だったような気もするし幻を見ていた気もするわねえ ヨボ(あなた)?私たち本当にウンスに会えた…
タンほら 起きてもう朝よサン 起きなさいほらほら オンマの声でぼんやり目が覚めた隣で寝ている弟のサンはまだ寝床の中で転がったままだ う〜〜〜んまだねむい…
子供達は興奮冷めやらぬ中疲れ切ってそれぞれの部屋で眠りチェ最高尚宮はウンスと天界の両親が残り少ない時間をゆっくり過ごせるようにと気を利かせて自分の屋敷に帰っ…
オンマの衣が置いてある部屋自分たちが寝て遊んで過ごす子供部屋や学びの部屋オンマのための大きな湯殿チェ家のお宝が眠る大きな蔵書物いっぱいのアッパの書斎ヘジャの…
ぼくは天界のじーじとばーばに会ってすっかり舞い上がっていたでも それ以上に緊張して舞い上がっていたのはたぶん アッパだと思う じーじとばーばを迎えてのぱー…
え?アッパ?オンマ?なんでここにいるの? オンマはまん丸の目をさらにまん丸にしていたそりゃあ そうだよねだって二度と会えないって思っていたじーじとばーばが…