おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
大好きなヨンとウンスのキャラクターをお借りして その後の高麗の世界の妄想を広げて綴っております。
物語は二人が出会う前から始まり再会しお話が動き出します。シンイの世界に魅せられてその後の世界を紡ぎます
おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
ウンスの誕生祝いにと大妃様からいただいた針房ホン尚宮仕立ての若草色のチマチョゴリは春らしい色合いで式典会場の雰囲気を一層華やかに飾っていたその立派な衣に負け…
空が淡い青色に包まれ日差しが穏やかに差し込む春の日皆に見守られながら女医の養成所虹の四期生開校式式典が執り行われた七名の新入生は希望と夢に満ち溢れた顔をして…
すっかり夜が更けた頃王様は王妃様の寝所に出向いていた ウ王子は無事に帰って来たようじゃのぅ はい ご心配をおかけしましたいつもはわがまま一つ言わない王子…
ここは見晴らしがいいのぅ夏になったら さぞや涼しい場所となりそうだ 王子様は満足そうに東屋から庭を眺めそれからボソボソ言った もしやあの者がそなたの想い…
イサは少し離れたところで二人の幼な子をなんとも複雑な思いで眺めていた 一人はこの国の世継ぎ聡明なウ王子一人はチェ家の美しい姫チェ・ユニョン高貴な身分の二人は…
ウンスは珍しく気落ちした顔で帰りの輿の中にいた傍らには夫のチェヨンがいてウンスの手をさすりながらその様子を見守っている ああぁあんなに勇んで行ったのにまっ…
典医寺での用事を終えたウンスは少しばかり憂鬱だった いつもならばこの後王妃様のところでおしゃべりをしてその後大妃様にも御目通りする診察というより何気ない会話…
その日 ウンスは王宮の典医寺にいたもちろん四期生受け入れの打ち合わせのためであった ご心労が重なりお疲れではございませんか? チェ侍医は心配そうにウンス…
翌朝 ユニョンは父チェヨンの口から自分がウ王子の妃候補に名前が挙がっていることを他の子供たちもいる前で聞かされた やだよユニョンがおおきゅうへ行っちゃった…
イサは朝から悶々としていた本来ならば喜ばしい噂話に違いなかっただが 胸の奥にふつふつと湧き上がる怒りを感じずにはいられなかったのだたかだか噂話でどうしてこん…
ソダンに到着したユニョンは送り迎えの親たちから向けられた視線がいつもと違うことに敏感に気がついていた 顔では笑顔を取り繕いながらそれは灰色に見えたり黄色に見…
噂の広がりはウンスが考えた以上に早かった・・・ 翌朝武閣氏の長を引退してもまだなお王宮の情報を隅々まで把握している叔母チェ最高尚宮が屋敷に来ただが思慮深い叔…
15・16(金曜・土曜)日キム・ヒョンジュンのシンフォニー公演が府中の森芸術劇場でありまして土曜日参戦して来ました コロナ前に大阪で開催されて以来のオーケス…
夜になって屋敷に戻った夫の顔はひどく疲れて見えそれに加えて眉間に深いシワが刻まれていた 大丈夫? 問うたウンスに何も答えずぎゅっと抱きしめるとようやく落…
イサの剣幕にたじろぎながらそれでもチェ侍医は王家に忠誠を尽くす侍医として王様の話を息子にするようなことはなくチェ家を巻き込んでの王子様の嫁取り話はうやむやに…
明け方ウンスは目を覚ました啓蟄を過ぎたとは言え都はまだまだ凍てつくような寒さだ 夢・・・か・・・百年前の夢なんて久しぶりに見たな・・・ 丘の上の大きな木…
夕方典医寺のチェ侍医は康安殿にいた 王様が頭痛薬をご所望されたため診察に向かったのだ 昼間王妃様としばらくの間高台から都を眺めていたと報告を受けていた侍医は…
夢?でございまするか? ポカンと口を開けてポムはウンスを見つめた う〜〜〜んなんでございましょう? 夕暮れ時 ソダンを終えチェ家で過ごしたミョンのお迎…
若き王の夢はこの国を豊かで強い国にすることだった 強国に簡単に王の首をすげ替えさたりせず貢物や貢女に民が苦労することもなく誇りを持って暮らせる国 だが世間知…
チェ家の跡取り息子タンは朝課題の書物をあっさり読み終えてぼんやりソダンの庭を眺めていた 隣に座る親友のミョンはまだウンウン唸りながら書物を読み続けている み…
勝手をして申し訳ありませんでした奥様・・・ 昼休憩に奥へ戻ろうとしたウンスに厨房から出て来たヘジャが声をかけた え?ヘジャ?もう帰って来たの?今夜は実家…
結局その朝スニョンとサンは庭でテマンに朝稽古をつけてもらいユニョンはイサに送ってもらって一足先にソダンへ行くことで落ち着いた 悪いわねぇ イサ私が送って行…
へええ天界の夢?それをヒョンに言い当てられたの?すごいな ヒョンはユ先生のことはなんでもお見通しってわけか チェヨンが王宮へ出仕した後診察の準備をしながら…
何かあったのか?天界のことか? 甘い一戦を交えた後チェヨンは心配そうな顔でウンスの顔を見つめ尋ねた どおしてそう思うの? ウンスは夫の察しの良さに驚き…
あともう少しで手に入るはずだった 美容外科激戦区のカンナム一等地でクリニックを開く夢そのために嫌な仕事も講演会も雑用でも何でもなりふり構わず引き受けた 新し…
新しい暮らしにはもう慣れましたか?妾に力添えできることがあれば何なりと言うてくだされ 百年前に飛ばされてようやく戻って来たこの時代で温かく迎えてくれたのは…
上護軍様がお迎えに来られて医仙様お帰りになられましたよ そうですか・・・それはお見送りもできず失礼いたしました いいえ急患ですもの仕方ないですわ医仙様も…
ソルラル(旧正月)の休みを終えた翌朝三期生のリョウはいささか重い足取りで家の門を出た 行ってらっしゃいオンマ 頑張ってね家のことなら心配いらないわよ え…
ミジュはお寺参りの後菊花診療所にいた 養成所がたまの休日には必ず実家に顔を見せるように親に言われているのだがその実家に行く前に診療所に母親ための補薬を受け取…
菊花診療所の下働きを一年間勤め上げ昨春 三度目の正直で養成所虹にようやく入学したキム・ミジュは井戸の冷たい水に震えながら 朝の支度 顔を洗っていた 昨晩から…
養成所虹の寮母ホン・ソアは食堂の隣にある小さな厨房で夜食のアワビ粥を作っていた もともと寮の食事は女官たちと同じものを王宮の厨房から運んできてそれを食堂で配…
両親が昼寝と称して閨にこもった後昼の診察を終えたイサが休憩に奥の間にやって来た これが噂のトッキかまだ小さくて貧弱だな 首の皮をつかんでひょいと持ち上げ…
なるほど!それで?こんなに早いご帰宅に? イサはウンスにクスクス笑いながら尋ねた家族水入らずで過ごし夜まで戻って来ないと思っていたユ先生が明るいうちに早々…
親子でゆっくり過ごすはずがトッキ(兎)中心になってしまったわね 別邸内の温泉で体を暖め夕餉の前の一休みとばかりに妻の膝枕でゴロンと寝そべる夫の髪をそっと撫…
オンマすごかったねぇオンマってすごいんだねぇ しきりに感心して興奮しているのは怪我したトッキの処置を目の当たりにしたサンだった サンは母親が医者だという認…
結局 お昼になっちゃったわね 都外れの宿屋「永遠」で朝餉を食し子供達は雪で遊んだりウンスはジヒョンと話し込んだりでなんだかんだと出発が遅くなり別邸に着いた…
君のいない世界はきっと悲しくて寂しくて苦しくて辛いだろうってなんどもなんどもシミュレーションして来たけど実際君のいない世界は想像以上に氷の中 親が亡くなった…
家族以上に家族だった愛犬が私の人生の中からいなくなりました 直近の健康診断では特別問題はなかったのに 容体が急変しあまりに突然のことでまだ心の整理がついてお…
ユニョンは輿の中で少しばかり不機嫌に見えたその理由に母であるウンスは心当たりがある イサも来たらよかったのになぁ 花の形の髪飾りをそっと撫でながらユニョ…
サンは愛犬の鳴き声で飛び起きたいつもはぐずぐずの寝坊助だが今朝は違う楽しみにしていた別邸にお出かけの朝なのだ 昨夜はワクワクすぎてなんども目が覚め隣に寝てい…
今月のウンスさんの予定を確認しようと思ってね 新年早々にやって来たウネは診療所の机に紙を広げてウンスに聞いた ウネは健忘症の義母の介護を最期までやり抜き王…
門のところにはご近所で暮らす優しいアジュモニのシズと歯磨き達人のサニャと女手一つで娘を育て上げたサヨとその娘ジュリの姿があった 遅れてしまいましたがソンム…
新年の朝を迎えウンスは布団の中でぐぅうんと伸びをした いつのまにか眠ってしまったのね起こしてくれてよかったのに・・・ まだ寝息を立てている愛する人の顔を…
広範囲で揺れましたたとえ震源から離れていてもめまいが始まったのかと錯覚するような感覚の揺れに不安になる 石川で震度7の地震がありました 昨日新しい年が安…
202ヨン年明けましておめでとうございます 昨年は夢の続きの創作話におつきあいいただきありがとうございました 今秋にはブログを始めて10周年を迎えます …
ちょうど巫女のハッケミが屋敷の前庭で祈祷の舞を披露していた時だった ガヤガヤと正門の前に人が集まっていることに長男のタンが気づいた母ウンスの袖を引っ張り …
チェ家の次女チェ・ユニョンは難しい顔で世間では魔鏡と言われている小さな手鏡を覗き込んで自分の姿を見つめていた この手鏡は母のウンスが天界からこの国へやって来…
本日二度目の更新です 大晦日を明日に控えこの国一番仲むつまじい夫婦は揃って閨にいた 子供達は年末年始ソダンも休みで女中達と一緒に朝から大掃除のお手伝いですっ…
연말연시 ヨンマルリョンシ(年末年始) 不思議なことにこの言葉を聞くと背筋が伸びる 昨日と今日で旧年と新年で何も変わらない日常が流れていくはずなのにどうして…
チェヨンはセ・ジョン劇場の一階 ど真ん中の席にいた 舞台の袖や天井や柱の陰から彼女の歌を聞いたことはあるが正々堂々 正面から彼女を捉えたことは今までなかった…
次の瞬間女の目に飛び込んで来たのは・・・ なに?なんなの? 女は目を見開いて驚いたそこにいたのはずらりと並んだ麒麟の文様の鎧姿背の高い美丈夫な男たちの集…
ここから先お前を通すわけにはいかぬ亡き先王慶昌君様最後の王命の真意はお前をこの国に入れるなと言うことだったのだ チェヨンは剣を構えたキ・チョルはその剣を物…
さあ 歌え歌うのだその声を響かせろ オーナー何 言ってるんです?冗談が過ぎますよ チェ・スジョンは息を飲んだ狂気に満ちたオーナーが彼の最愛の人ユ・ウンス…
交際を申し込まれた翌日女は舞台出演準備のため控え室で化粧をしていた 寝不足で目の下にはクマ化粧のノリもすこぶる悪い鏡の中の自分に思い切りダメ出ししたい気分だ…
鬼神と恐れられる男は歌姫が別の男と並んで劇場を出ていく姿を物陰からじっと見ていた 彼女は歌の完成度が格段に上がりすっかり観客を魅了する堂々とした歌姫に成長し…
リハの代役を務めあげ幼馴染のチェ・スジョンと食事に行った数日後女は観客の前に立ってその歌声を披露した そんなある日 劇場での公演を終え帰路につこうとしていた…
リハーサルを無事終えた女にどこか見覚えのある人物が声をかけて来た やあ ユ・ウンス素晴らしかったよ!コーラスガールの時は全然気づかなかったがステージの真ん…
天女やその歌声を聴かせてくれないかい? 早朝 人目のないうちに地下牢に戻ろうと帰る支度をしていると宿屋の女主人が女に唐突に言った 聞いてみたいんだよヨン…
よっ?ヨッ?ヨンァ一体どうした?牢屋を抜け出しこんな夜更けにしかも女連れで? 泡を吹いて倒れそうな勢いで男に尋ねたのはこの宿の主人で白髪混じりのいかつい男…
ねえ! この状況一体どうしてくれるわけ? 屋根の上から地下に戻った女は不満そうな顔色で男に言ったそろそろ日が暮れ高麗の都も闇に包まれている ねえ!考えも…
ならぬ 男は素早く身を翻し仮面に手を伸ばす女のそばから離れた どおして? 見せるほどのものではありませぬそれに この顔見れば不幸になると言われておる …
ここどこだろう? 女は辺りを見回し首をひねった記憶が飛んでいた覚えているのは自分めがけて大きなシャンデリアが天井から降って来たこと恐怖から守ってくれた男の…
女や女の親友のモモが劇場で鬼神に会ったその日他にも鬼神を見たと言うものが現れて噂はあっという間に関係者の間を駆け抜けた その噂はさらに尾ひれ背ヒレをつけ 藍…
光の渦を抜け男が辿り着いた場所は女がいる劇場の舞台下 奈落 一瞬 何がどうなったのかわからないまま聞こえて来る頭上の美声に導かれ男は上に向かった ウン…
うっううっん 軽く咳払いをしてから女は大きく息を吸ったセ・ジョン劇場の舞台の真ん中もちろんスポットライトは当たらないけれどなんだかすごく気持ちがいい あ…
あぁ・・・またダメだった・・・ 女はがっくりと肩を落としてオーディション会場を後にした 今回上演されるオペラのプリマドンナは演出家の気まぐれなのか急遽 オ…
そこは光のない世界だった 王宮の奥深くに作られた地下牢そこに極悪非道な罪人が送られてくることはない 生きる屍と言われたその男だけがただ時が過ぎ去るのを待つだ…
無事 現代に戻って来たウンスの両親は未だにぼうっとしていた 夢だったような気もするし幻を見ていた気もするわねえ ヨボ(あなた)?私たち本当にウンスに会えた…
タンほら 起きてもう朝よサン 起きなさいほらほら オンマの声でぼんやり目が覚めた隣で寝ている弟のサンはまだ寝床の中で転がったままだ う〜〜〜んまだねむい…
子供達は興奮冷めやらぬ中疲れ切ってそれぞれの部屋で眠りチェ最高尚宮はウンスと天界の両親が残り少ない時間をゆっくり過ごせるようにと気を利かせて自分の屋敷に帰っ…
オンマの衣が置いてある部屋自分たちが寝て遊んで過ごす子供部屋や学びの部屋オンマのための大きな湯殿チェ家のお宝が眠る大きな蔵書物いっぱいのアッパの書斎ヘジャの…
ぼくは天界のじーじとばーばに会ってすっかり舞い上がっていたでも それ以上に緊張して舞い上がっていたのはたぶん アッパだと思う じーじとばーばを迎えてのぱー…
え?アッパ?オンマ?なんでここにいるの? オンマはまん丸の目をさらにまん丸にしていたそりゃあ そうだよねだって二度と会えないって思っていたじーじとばーばが…
ぼくのアッパは内功の使い手で内功っていうのは体の内側にある特別な力のことアッパは雷功を操ることができるんだ この国が戦に明け暮れていた頃は多くの内功の使い手…
チェヨンに促されウンスが表に出ると養成所の二期生サユナとレイそれに一期生で今は典医寺で研修を積んでいるヒロが興奮した顔で立っていた 医仙様!先ほど生まれた…
にぃにがソダンへ出かけたのを見送って三つ子は誕生日ぱーちいの会場作りを開始した アッパまだもどらないわハァ〜 困った顔でため息をつくいたのは父親っ子のス…
チェヨンは猛烈な勢いで文官の仕事に取り組んでいた 本来なら今日は長男タンの誕生日でお役目をお休み としたいところだったのだが先日妻ウンスの療養という名目で王…
入れ替わりにソンムルを抱えて屋敷に現れたのはムガクシのお姉さんたち ぼくが生まれた場所は今は集賢殿と言われている王宮の邸でアッパが戦の褒美に王様から賜ったら…
奥様 今しがたホットク屋のママンアジュンマから干し柿と木ノ実のお菓子をいただきました若様へのソンムルだそうでございます それは市場で評判の美味しそうな焼き…
ぼくはチェ家の跡取り息子名前はチェ・ダンアッパやオンマやばぁばはぼくのことをタンって呼んでいる 今日 ぼくは誕生日を迎え八歳になった このところ妹弟たちも家…
夏が終わってしまったわねぇ今年の夏も子供達はたくさん遊んでたくさん食べてまた一回り大きくなったわ 別邸から屋敷に戻って数日後の夜子供達が寝静まった奥の間に…
星空に光る汗ばんだチェヨンの肌その肩から腕にかけてゆっくり指でなぞってウンスはホッと息を吐いた 綺麗な肌・・・ 激しく燃えた後艶やかな色気を漂わせている…
夫は朝まで本当に行儀のいい夫だった あぁ〜〜〜よく寝た〜〜〜〜っ 朝日がとっくに空に昇りあたりがすっかり明るくなってから自然と目が覚めたのも久しぶりのこ…
そういえば・・・もともとこういう世話好きな人だったなぁ 温泉から上がったウンスはチェヨンに髪を乾かしてもらいながらクスッと笑った ドライヤーなどもちろんな…
翌朝イサの許可が下りてウンスは後ろ髪を引かれる思いでチェヨンとともに屋敷を出立する運びとなった 子供達は留守を引き受けると駆けつけてくれたばぁばと元気そうに…
ヨン?戻ったの? 夫の気配で目を覚ましウンスは起き上がった 具合はどうだ?熱は下がったか?痛いところや苦しいところは?気持ちは悪くないか何か食べたいもの…
ウンスが体調を崩したのはゴンのトルチャンチが終わってちょうどひと月ほど経った夜風が涼しくなった頃のこと 夏の暑さと日頃溜め込んだ疲れが一気にウンスの体力を奪…
そういえば・・・ヨンはどおして筆を選んだの? あ? 三男坊のトルチャンチから日が経っていたある日の朝寝台の上でまだ起きずにうだうだしていたウンスは夫にぼ…
チェ家の三男坊チェ・ゴンのトルチャンチが無事終わり数日経った頃診療所の勤めを終えて夕刻 屋敷に戻ったイサを養父チェ侍医が出迎えた え?父上?どうしたんだ?…
まことに楽しいひと時でございましたそれに王宮を出たチェ尚宮の暮らしぶりを間近で見ることができ感慨深いものがございました宴に行くご許可をいただきありがとうござ…
この子達頑張ったわねいいパーティだったわみんな笑顔で賑やかでそれにタンほんといつのまにか大きく成長したわね 緊張から解き放たれて奥の間の床に転がったまま満…
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おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
ウンスの誕生祝いにと大妃様からいただいた針房ホン尚宮仕立ての若草色のチマチョゴリは春らしい色合いで式典会場の雰囲気を一層華やかに飾っていたその立派な衣に負け…
空が淡い青色に包まれ日差しが穏やかに差し込む春の日皆に見守られながら女医の養成所虹の四期生開校式式典が執り行われた七名の新入生は希望と夢に満ち溢れた顔をして…
すっかり夜が更けた頃王様は王妃様の寝所に出向いていた ウ王子は無事に帰って来たようじゃのぅ はい ご心配をおかけしましたいつもはわがまま一つ言わない王子…
ここは見晴らしがいいのぅ夏になったら さぞや涼しい場所となりそうだ 王子様は満足そうに東屋から庭を眺めそれからボソボソ言った もしやあの者がそなたの想い…
イサは少し離れたところで二人の幼な子をなんとも複雑な思いで眺めていた 一人はこの国の世継ぎ聡明なウ王子一人はチェ家の美しい姫チェ・ユニョン高貴な身分の二人は…
ウンスは珍しく気落ちした顔で帰りの輿の中にいた傍らには夫のチェヨンがいてウンスの手をさすりながらその様子を見守っている ああぁあんなに勇んで行ったのにまっ…
典医寺での用事を終えたウンスは少しばかり憂鬱だった いつもならばこの後王妃様のところでおしゃべりをしてその後大妃様にも御目通りする診察というより何気ない会話…
その日 ウンスは王宮の典医寺にいたもちろん四期生受け入れの打ち合わせのためであった ご心労が重なりお疲れではございませんか? チェ侍医は心配そうにウンス…
翌朝 ユニョンは父チェヨンの口から自分がウ王子の妃候補に名前が挙がっていることを他の子供たちもいる前で聞かされた やだよユニョンがおおきゅうへ行っちゃった…
イサは朝から悶々としていた本来ならば喜ばしい噂話に違いなかっただが 胸の奥にふつふつと湧き上がる怒りを感じずにはいられなかったのだたかだか噂話でどうしてこん…
ソダンに到着したユニョンは送り迎えの親たちから向けられた視線がいつもと違うことに敏感に気がついていた 顔では笑顔を取り繕いながらそれは灰色に見えたり黄色に見…
噂の広がりはウンスが考えた以上に早かった・・・ 翌朝武閣氏の長を引退してもまだなお王宮の情報を隅々まで把握している叔母チェ最高尚宮が屋敷に来ただが思慮深い叔…
15・16(金曜・土曜)日キム・ヒョンジュンのシンフォニー公演が府中の森芸術劇場でありまして土曜日参戦して来ました コロナ前に大阪で開催されて以来のオーケス…
夜になって屋敷に戻った夫の顔はひどく疲れて見えそれに加えて眉間に深いシワが刻まれていた 大丈夫? 問うたウンスに何も答えずぎゅっと抱きしめるとようやく落…
イサの剣幕にたじろぎながらそれでもチェ侍医は王家に忠誠を尽くす侍医として王様の話を息子にするようなことはなくチェ家を巻き込んでの王子様の嫁取り話はうやむやに…
明け方ウンスは目を覚ました啓蟄を過ぎたとは言え都はまだまだ凍てつくような寒さだ 夢・・・か・・・百年前の夢なんて久しぶりに見たな・・・ 丘の上の大きな木…
夕方典医寺のチェ侍医は康安殿にいた 王様が頭痛薬をご所望されたため診察に向かったのだ 昼間王妃様としばらくの間高台から都を眺めていたと報告を受けていた侍医は…
夢?でございまするか? ポカンと口を開けてポムはウンスを見つめた う〜〜〜んなんでございましょう? 夕暮れ時 ソダンを終えチェ家で過ごしたミョンのお迎…
若き王の夢はこの国を豊かで強い国にすることだった 強国に簡単に王の首をすげ替えさたりせず貢物や貢女に民が苦労することもなく誇りを持って暮らせる国 だが世間知…
誕生日を迎えた朝ウンスが昨夜の火照りが残る体でゆっくりと起き上がると寝台の枕元の卓に布に包まれた品が置かれていた ん?これって もしかして? ぱあっと瞳…
チェヨンとウンスが久しぶりのでーとを楽しんだ数日後 市場には 今度は大叔母チェ最高尚宮に連れられたチェ家の子供たち四人の姿があった まだ あるかな? 少…
都には大小様々な市場が立ち並んで色々な商品を販売しどこも活気に溢れているがその中でチェヨンとウンスはマンボ兄妹も店を出している橋のほとりにある市場に出かけて…
おはようございます 春の嵐のような天候で体調もイマイチの方が多いのではないでしょうか? haruは今月から土曜日もお仕事になりなりましたそのぶん 平日がお休…
養成所の受け入れも終わって一段落ついたこの時期になると毎年 もぞもぞとチェ家の子熊たちが動き出す どうしてもぞもぞしているのか?それは 大好きなウリオンマの…
しからば後ほど典医寺で ウンス肝いりの女医養成所の入校式が行われる朝チェヨンは愛しい妻を優しく見守るように微笑んだ ええ でも ヨン忙しいんだから無理し…
養成所入寮期限の前々日イ・ジュナは合格証書を握りしめて寮の門をくぐった 前々日に来るのは少し早かっただろうか?ジュナは期待が膨らみすぎて待ちきれなかったのだ…
へえ それでサノとデートな訳?チェ先生 うん もしかして気になる?ユ先生? そおねぇ 二人がどんな感じかのぞいてみたい気はするかな? ウンスは患者の診…
国に送り返す荷物は これだけ?都のお土産とかいらなかったの? 養成所の合格発表があった数日後の朝 イサは養成所虹を受験したサノに尋ねチェ侍医の屋敷の一角に…
養成所虹の寮母ホン・ソアはガランとした寮の中を見回し心地よい寂しさを感じていた 寂しさが心地よいというのはいささかおかしな感覚だが晴れやかな顔で医官の免許状…
夜空に細い月がぼんやりと浮かんでいた風はまだ冷たく空気はひんやりとしている 疲れてないか? 廊下に出て月を見上げているウンスに夫チェヨンが声をかけた …
一人で抱える秘密は孤独だけれど誰かと共有できる秘密は特別なのかも・・・ イサは屋敷に戻ってぼんやりとそんなことを考えていた 母親がユ先生と縁がある一族の娘だ…
三月十五日発売のキムヒョンジュン新曲花路 KIM HYUN JOONG - 「花路」(Official Music Video)キム・ヒョンジュン/KIM …
ウンスたちが女同士ひな祭りで盛り上がっている頃イサは王宮に着いていた 来たか? 集賢殿で待っていたチェヨンはイサを執務室に招き入れる他の文官は皆帰宅した…
おはようございます日付が変わりましたが3月11日は東日本大震災から12年の日皆様はどんな1日をお過ごしでしたでしょうか?haruは昨日キムヒョンジュン(リダ)…
チェヨンがイサに頼まれパク・インギュの話をもとに生母の調べを進めていたある日の朝 王宮へ出仕の準備をしているチェヨンの耳に屋敷の奥の間から子供達に話をしてい…
ずっと続くと思われた冬がようやく終わりを告げ始め風の匂いが変わった せせらぐ雪解け水の響きが心地よく耳に響く 高麗も春の訪れねぇ ウンスは屋敷の庭を見な…
ウンスは三男坊のゴンを腕に抱きながらチェヨンを見つめた夫チェヨンは相変わらず忙しく働いていて今宵も遅くに戻ると烏の行水を済ませゴロンと寝台に横になっていた …
ユニョンは夢を見たそうして毎夜夢を重ねていくうちに記憶の奥の奥に閉ざして来た感情をぼんやり思い出していた ある時は青いカバンをもらう夢ある時は誰かと馬を走ら…