メインカテゴリーを選択しなおす
「二百三高地愛は死にますか」(81)全8話の超大作ドラマ。その分、映画よりも細かいエピソードが描かれている。映画は伊豆大島でロケをしたが、ドラマは改めて御殿場でロケをしたとのこと。(主なキャスト。映画→ドラマ)、小賀武志(あおい輝彦→永島敏行=映画では乃木の次男・保典役)、佐知(夏目雅子→坂口良子)、牛若(佐藤允→橋本功)、九市(新沼謙治→山田隆夫)、米川(長谷川明男→山本亘)、梅谷(湯原昌幸→水森コウ太)、乃木希典(仲代達矢→田村高廣)、児玉源太郎(丹波哲郎→近藤洋介)、伊藤博文(森繫久彌→小沢栄太郎)明治天皇(三船敏郎→市川染五郎)。監督・舛田利雄ほか。テーマ曲は映画と同じくさだまさしの「防人の詩」。『二百三高地』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/eaff362f2d6...「二百三高地愛は死にますか」永島敏行その1
「淋しいのはお前だけじゃない」(82)(1982.6.4.)「港町純情シネマ」の名コンビ、脚本・市川森一、主演・西田敏行の復活である。前作は映画に対する思い入れやパロディに満ちあふれていたが、今回は旅芸人あるいは大衆演劇に対するものになっている。相変わらず見事な味を出す沼田薫役の西田敏行をはじめ、多彩な出演者が楽しませてくれるし、いかにも現代的なサラ金地獄を描きながら、どのように大衆演劇への思いを絡めていくのか、とても興味深いものがある。最終回(1982.8.27.)最近、唯一見続けていたドラマが終わってしまった。旅芸人あるいは大衆演劇に対する思い入れに、サラ金地獄という現代的な悲劇を盛り込み、現実と夢の世界が交錯する市川森一独自の世界が展開していく。前作の映画同様、毎回、実に見事にドラマと大衆演劇を組み...西田敏行「淋しいのはお前だけじゃない」