メインカテゴリーを選択しなおす
ある行為によって不可逆的な変化が起きる場合、不安を抱いたり、逡巡するのは、人としての当然の反応です。その結果が、必ずしも望ましいものではなくとも元通りの状態にすることができない、あるいは、それが非常に困難であるからです。そして、不可逆的な事象が全ての人々の生活や利害等に関わる場合、一人、あるいは、少数の人々が勝手に同現象を起こしてしまいますと、その他の人々は、実行者の無責任さに対して怒りを覚えることでしょう。否、これらの一部の実行者達が、自らの利益のためのみに不可逆的な変化を起こしたとしますと、怒髪衝天の状態になる人も少なくないかも知れません。参議院議員選挙を前にして、日本国内では外国人問題が俄に争点となり、各政党とも外国人問題に対する対策を競っていますが、同問題がかくも国民の関心を集めているのは、外国人...不可逆的な変化に対する国民の常識的な反応