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今回のお題は、ウィリアム・A・ウェルマン監督、ロバート・テイラーと多彩な女性たちが主演の異色西部劇『女群西部へ!』(51)。西部開拓時代のカリフォルニア。牧場主のロイ・ウィットマン(ジョン・マッキンタイア)は、雇った牧童たちを結婚させたいと考え、護送役のバック・ワイヤット(ロバート・テイラー)を伴って、シカゴで花嫁を募る旅に出る。しかし、三千キロを隔てた女たちを連れ帰る復路には幾多の困難が待ち構えていた。140人の女性たちの過酷な旅を描く異色西部劇。製作はドア・シャーリー、原作はフランク・キャプラ、監督はウィリアム・A・ウェルマン。キャプラの原作ということで一度見てみたいと思っていた映画。実際に見てみると、女性たちによる幌馬車での大移動という西部開拓史の外伝的なストーリーとして興味深く映った。ある意味、女...ビデオ通話で西部劇談議『女群西部へ!』
『燃える平原児』(60)(1973.12.7.ゴールデン洋画劇場)牧場主のバートン(ジョン・マッキンタイア)は、長男のクリント(スティーヴ・フォレスト)と先住民の後妻ネディ(ドロレス・デル・リオ)、ネディとの間に生まれた次男のペイサー(エルビス・プレスリー)の4人で幸せに暮らしていたが、ある日、クリントの友人が先住民に惨殺されてしまう。エルビスは人種間の争いに苦悩するペイサーを熱演、その演技が高く評価された。白人と先住民の争いに巻き込まれる牧場一家の悲劇をドン・シーゲル監督が描いた西部劇。先に公開された『エルヴィス』で、彼がジェームズ・ディーンに憧れ、アクターになりたがっていたことを知った。この映画のことを考えると、なれる可能性もあったと思わされ、複雑な気持ちになる。ビデオ通話で西部劇談議『燃える平原児』...「BSシネマ」『燃える平原児』