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『ある愛の詩』(70)(1976.5.17.テアトル銀座)ハーバード大学に通う大富豪の御曹子オリバー(ライアン・オニール)は、図書館で出会った菓子屋の娘ジェニー(アリ・マッグロー)と恋に落ちる。身分の違いを越え愛し合うようになった2人は、周囲の反対を押し切って結婚するが、ジェニーは白血病に侵される。“愛とは決して後悔しないこと”という名セリフ、アカデミー賞を受賞したフランシス・レイの甘美なテーマ曲があまりにも有名な恋愛映画の名作。ラストシーンで、雪の中のベンチに一人たたずむオリバーの姿が切ない。自由ヶ丘武蔵野推理劇場https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f649c3c1d9c6cec4d8d6fc9abedca516「BSシネマ」『ある愛の詩』
『夢を生きた男/ザ・ベーブ』(92)(1992.10.1.みゆき座)テレビムービー「栄光の714本ベーブ・ルース物語」に続いて作られたベーブ・ルース伝。この二つの描き方の違いや、どちらが事実に近いか、などと詮索するのは、この際野暮というものだろう。例えば、ジョン・フォードの『リバティ・バランスを射った男』(62)のラストで吐かれた「伝説と事実があるなら、伝説を事実にする」というセリフ、あるいは、『ナチュラル』(84)で新聞記者(ロバート・デュバル)が「事実はどうあれ、結局は俺たちが書き残したものが歴史に残る」とうそぶいていたように、とかく英雄伝説には、創作がつきものなのだから。そうはいいながら、映画と野球好きの悲しい性(さが)もあり、『BaseballEncyclopedia』で登場人物たちについて調べて...「BSシネマ」『夢を生きた男/ザ・ベーブ』