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九州のさびれた元炭鉱町「筑沢」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、家族の絆や人と人とのつながりの大切さを描いた『向田理髪店』が、10月14日から全国公開される。この映画で、突然東京から帰郷した息子の向田和昌を演じた白洲迅に、映画の見どころや食に関するこだわりなどを聞いた。この家族がどうやって壁を乗り越えていくのかを見ていただきたいですhttps://bentounohi.jp/mogumagazine_new/『向田理髪店』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8229c0d2fc3ca6e5ba9465f75d994032【インタビュー】「もぐもぐ」『向田理髪店』白洲迅
『向田理髪店』(2022.8.20.リモート試写)向田康彦(高橋克実)は、妻の恭子(富田靖子)と共に、九州の筑沢で親から受け継いだ理髪店を営んでいた。理髪店の客は、幼なじみや近所の老人たちがほとんどだが、ある日、東京で働いていた息子の和昌(白洲迅)が帰郷し、会社を辞めて店を継ぐと言い出す。原作・奥田英朗、監督・森岡利行。筑沢という架空の町が舞台だが、ロケは大牟田市で行われた。父と息子の葛藤街で起こる騒動や人間模様を描きながら、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難といった地方が抱える問題や、東京と地方との距離を浮き彫りしていく。母親役の富田ののほほんとした雰囲気がとてもいい。ところが、後半、映画のロケ隊が街にやってくるあたりから妙な展開になるのが残念。その「赤い海」という映画内映画が、もろに『レオン』(94)の...『向田理髪店』