ヘルムート・バーガーの映画『地獄に堕ちた勇者ども』『家族の肖像』『サロン・キティ』『官能のメヌエット』

『地獄に堕ちた勇者ども』（69）（1977.6.19.日曜洋画劇場）性倒錯、近親相姦…。こんなものをゴールデンタイムのテレビでやっていいのかと思った。『家族の肖像』（74）（1979.6.21.テアトル新宿.併映は『ジュリア』）バート・ランカスターがビスコンティ自身を代弁するかのような名演を見せる。生と死とは、家族とは…。『サロン・キティ』（76）（1981.11.24.自由ヶ丘武蔵野推理劇場.併映は『プリティ・ベビー』）一度ポルノとして公開したものを再編集して“芸術映画”と称しているのだから、まさにポルノと芸術など紙一重なのだろう。というか、その違いを一体誰が決めるのか…。ヘルムート・バーガーやイングリッド・チューリンを起用したこの映画が、ビスコンティの『地獄に堕ちた勇者ども』（69）を意識して作られた...ヘルムート・バーガーの映画『地獄に堕ちた勇者ども』『家族の肖像』『サロン・キティ』『官能のメヌエット』

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