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「東京ラプソディ」を見ました。流行歌「東京ラプソディ」の大ヒットを受けて作られた映画なのでしょう。藤山一郎が主演しています。ストーリーは他愛もない恋愛ものですが、若い頃の藤山一郎が見られるのと、昭和11年当時の東京の様子が見られるのが貴重だと思いました。こうして見ると、藤山一郎は、年を取ってからも若い頃と見た目があまり変わりませんね。いつまでも若々しさが残る人だったんだな、と思いました。 25歳の頃の藤山一郎。肌がツヤツヤ、髪の毛がフサフサ! 伸びやかで綺麗な歌声です。 有楽町駅。 当時既に高架線を電車が走っていたんですね。 皇居の前あたり? ニコライ堂。 銀座でしょうか?www.youtub…
『白薔薇は咲けど』(P.C.L.1937:伏水修)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)・小ホールにて見る。10月4日より始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)」の1本。初見。 『白薔薇は咲けど』(77分・35mm・白黒) P.C.L.入江ユニット製作による音楽映画。銀座の洋品店のお針子・篤子(入江たか子)は恋愛や結婚に強い憧れを持っている。ひとりぼっちの休日、たまたま立ち寄った遊園地で、ある男性(佐伯秀男)と出会うが…。自室で入江が一人夜食をとる場面など三浦光男(→光雄)の撮影が素晴らしい。監督の伏水修は1930年代のモダンなP.C.L.=東宝作品を支えた。 以上、NFAJの解説より…