『白薔薇は咲けど』(1937:伏水修)
『白薔薇は咲けど』(P.C.L.1937:伏水修)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)・小ホールにて見る。10月4日より始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)」の1本。初見。 『白薔薇は咲けど』(77分・35mm・白黒) P.C.L.入江ユニット製作による音楽映画。銀座の洋品店のお針子・篤子(入江たか子)は恋愛や結婚に強い憧れを持っている。ひとりぼっちの休日、たまたま立ち寄った遊園地で、ある男性(佐伯秀男)と出会うが…。自室で入江が一人夜食をとる場面など三浦光男(→光雄)の撮影が素晴らしい。監督の伏水修は1930年代のモダンなP.C.L.=東宝作品を支えた。 以上、NFAJの解説より…
2022/10/10 11:33