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アニメ『烏は主を選ばない』第三話『真の金烏』。若宮に仕えることになった少年・雪哉。さっそく若宮の無茶振りブラックワークが始まります。『真の金烏』あらすじ大量の仕事を与えられる雪哉。仕事の中には鉢の色ごとにやる水を変えるなど不可解なものもあっ
八咫烏シリーズ10巻『望月の烏』が刊行されました。以下、がっつり内容にふれるネタバレ考察です。そしてあくまで個人の感想ですのでお許しを。なるべくというか必ず『望月の烏』をお読みになってから御覧ください。澄生の正体 今回、澄生の正体が紫苑の宮
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。また新たなマキメワールドの誕生です。今までの「鴨川ホルモー」や「鹿男」「プリンセス・トヨトミ」などの歴史
京都でホルモー、奈良で鹿、大阪ではトヨトミと、万城目文学の近畿シリーズ(と、勝手に呼んでいる)「偉大なる、しゅららぼん」の舞台は滋賀。琵琶湖を舞台に異能力バトルが繰り広げられます。偉大なる、しゅららぼん あらすじ琵琶湖から不思議な力を授かる
おっちゃんや、サラリーマンといったユニークな風貌の神々と、人間の織りなすドタバタ新喜劇が『パーマネント神喜劇』です。また、「パーマネント」には永遠という意味があるそうです。とある小さな神社におわす縁結びの神と、そこの神社に願う人間たち、そし
関東出身の私には、関西は不思議で魅力的な土地です。何が起きても不思議じゃない、関西にはそんな雰囲気を感じます。たとえば京都では茶きん絞りの「オニ」が闊歩し、奈良では鹿が言葉をしゃべります。そして大阪には人知れず伝えられた「国」があったのです
八咫烏シリーズ第二部『望月の烏』。時間軸でいうと『追憶の烏』の10数年後、『楽園の烏』の少し前といったところです。まだ発売されたばかりなので、できるだけネタバレを少なく書いたつもりですが、未読の方はぜひ、『望月の烏』後に御覧ください。ネタバ
『菓子屋横丁月光荘』シリーズもこれで最後。とても名残惜しいですが、孤独だった守人が人や家の縁に恵まれて幸せになってゆく様子は、読者としても嬉しく思いました。『菓子屋横丁月光荘 光の糸』あらすじ月光荘のオーナー、島田さんと、恩師である木谷先生
しゃばけシリーズの作者・畠中恵さんのお江戸ファンタジー『つくもがみ貸します』深川で損料屋(今で言うレンタルショップ)を営む、お紅と清二の姉弟。それと、店に集まってきた「つくもがみ」たちのものがたり。『つくもがみ貸します』あらすじつくもがみと
前回は烏妃と、烏妃である寿雪、双方の正体が判明しました。しかし、烏妃と烏連娘娘にはさらなる秘密があるようです。『後宮の烏 2』あらすじ妃でありながら皇帝の妻ではない烏妃。彼女は女神・烏連娘娘を身に宿し、不思議な力を使うことができる。実は烏妃
異世界「山内」を舞台とするファンタジー、八咫烏シリーズ。その中で「幕間」と題されるのは、人間側の視点から描かれる異界としての山内です。→前回の「幕間 烏の山」はこちら。無料で読めます。主婦の美紀は姑の看病のため、山あいにある姑宅に泊まった。
『後宮の烏』は、これまで後宮の中での出来事でしたが、女神・烏連娘娘にまつわる謎が一部解明され、物語は少しずつ世界を広げていきます。そして、これまでのように寿雪が高峻、夜明宮の人々との気軽なお茶の時間が少なくなりました。それだけ、事態は深刻に
2022年にアニメ化された『後宮の烏』。アニメが素晴らしかったので、原作も読んでみました。『後宮の烏』あらすじ後宮の奥・夜明宮に住む烏妃は、妃でありながら皇帝の夜伽をせず、不思議な術を使う特別な存在。新たに皇帝のくらいについた高峻は、夜更け
『後宮の烏3』から、この世界の地図と、烏妃たちの住む霄国の地図、登場人物の表記がつきました。アニメ主題歌で女王蜂のアヴちゃんが「四角い海」と歌うように、この世界は平坦で、その両端に神々が住む島があります。地名もまた独特で、別の国の発音を漢字
いよいよ物語が動き出します。寿雪の中にいる女神・烏連娘娘を開放するため、寿雪は敵対関係にある巫術師・白雷を引き込み、高峻は解放後の寿雪の安全を確保するため、それぞれ準備を始めます。『後宮の烏5』 あらすじ寿雪を烏妃である己を開放するため、初
結界は破られたものの、前王朝の証である寿雪の白銀の髪がさらされ、寿雪の魂も行方不明に…。『後宮の烏6』あらすじ寿雪の変わりに烏(烏連娘娘)が現れて、これまでの経緯を語る。寿雪の魂を戻すには、「血を分けた肉親」が必要とされ、冬官・千里の助言で
以前、電子書籍のみで発売されていた『八咫烏シリーズファンブック』。今回、阿部先生作家生活10周年を記念し、描き下ろしや過去のインタビューなど秘蔵の記事を再編集。さらになんと、まだ世に出ていない『空棺の烏』のキャラが描かれているという、八咫烏