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手元にある念阿純称『放生よろこび草(全)』(文化13年[1816]版)という文献を見ていたら、「〇人は万物の霊長たる事を知て僻ことをなさず堅く志を立て三才の列を不失天地とふとび立べき事」という一章があり、本文にも以下のようにあった。又因に有縁の俗士達に言人は万物の霊長たり、然らば人間に生れたと思ひでに万物の靈たる徳を全ふに磋き顕はし天地人三才の列に立て一切の血気ある類を覆載撫育志玉ふべし、『放生よろこび草』24丁裏~25丁表上記の通り、「人は万物の霊長」という表現が見える。ここで、あれっ?!となった。なんか、人などの一部の動物を「霊長類」と表現するけれども、それが出来たのはもちろん、日本なら明治時代以降になると思うのだけれども、その前に「万物の霊長」という表現があることが分かった。そうなると、この言葉に更...「万物の霊長」という話
2020年5月にライブドアブログ (『クリアー整体ヒーリング』です) からはてなブログに引っ越しましたが、すべての記事をそっくりそのままこちらへ移す予定はありません。 とはいえ全部消えてなくなるのも惜しい気がします。復刻版と言いますか、古い記事の一部は手直しなどして、ぼちぼちとこちらへ上げてみたいなと考えております↓ 2012年3月の記事 以前ベジタリアンのお話をした時に書いたことがありますが、そういった方々は人間>哺乳類>魚類>植物という風な構図がピシッと頭の中に入ってるんだろうと思うのです。 人間を頂点とした生物のピラミッドを描き、人間に近いものほど霊的に偉いんだという生物観をお持ちなので…