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オーナーズエンジニアになると、基本的にはオーナーズエンジニアの仕事をメインで担当して、ゼネコンと仕事をすることはほとんどないはずです。ゼネコンと仕事をするのは大型のプロジェクトなど、数が非常に限定化されます。オーナーズエンジニアとゼネコンな
「過疎地への配水はタンク車」化学プラントの配管輸送と同じ課題
過疎地の配水をタンク車で行う指針が、先日yahooニュースに掲載されました。yahooニュース 7/29(土) 15:00配信 「過疎地への配水はタンク車で…老朽化した水道管の維持難しく厚労省が指針」結構ショックですよね。とうとう来たか・・
化学工場内では多くの配管が張り巡らされています。この中でも、工場敷地内に入って真っ先眼が付くのが道路付近の配管プラント内で使う配管が多いはずなのに、プラント外にもいっぱいの配管があります。このうちの何割かは、実は非効率や不安全なことかもしれ
化学プラントで電力消費(power consumption)が高い設備ランキングTop5
電力消費(power consumption)について考えます。製造業で設備を導入する場合、ランニングコストは1つの検討対象になります。メーカーの最終的な選定基準になることも。この場合に、メーカーからこんな風に言われることもあるでしょう。弊
SGPの配管は、水系など汎用的な配管として非常に多く使われています。化学プラントでも、当然ですが非常に多く使っています。SGP配管の中に何を流すかは、会社によって結構違いがあると思います。こんな使い方をSGPに対して考えることはできるけど、
建設業の問題が最近頻発しています。過労死は残念ながら今に始まったことではないですし、少子高齢化の問題も昔から話題になっています。この影響を自職場でもそれなりに感じているはずなのに、建設業は規模が大きいから何とかしてくれるだろうと期待している
プラント配管の劣化(pipe deterioration)の典型パターン4選
プラント内に数多く設置されている配管も劣化(pipe deterioration)していきます。設置するために必死に設計をして綺麗な姿で完成しても、ユーザーとしてはここからがスタート。配管の劣化と常に向き合うことになり、交換するタイミングを
ラビリンスシール(labyrinth seal)を化学プラントで採用する理由
ラビリンスシール(labyrinth seal)について解説します。回転機械のシールといえばメカニカルシール。その前世代にグランドシールがあって、他のシールは基本的には存在しないもの。こういう感じで初心者のころは把握しがちです。それで間違い
魔法瓶って皆さんご存じですよね?水筒などに使われている、高い保温性を発揮するもの。私も会社で水筒を使っていますが、魔法瓶の効果は絶大で重宝しています。魔法瓶の保温性が高いことをシンプルに説明できるエンジニアが減ってきていて、化学プラントでも
20年勤務して分かった化学プラントオペレータのキャリアパターン
私が働いている化学プラントのオペレータのキャリアパターンを紹介します。化学プラントのオペレータは現場の実作業やDCSの操作をすることが基本です。入社して定年までずっと現場で粉や液まみれの仕事をしているかというと、実はそうではありません。むし
セラミックポンプ(ceramic pump)の使い分け方の基本
セラミックポンプ(ceramic pump)は、耐食性が求められる厳しい環境で使うポンプです。NGKケミテック社のセラミックポンプはその世界ではとても有名。もうこのポンプ以外に使えそうなポンプが思いつかない!これくらい緊迫感のあるプロセスで
ガスライン(gas line)は液ラインとは分けて単独設置すべき理由
タンクのガスライン(gas line)は、単独ノズルで引っ張ることが基本です。ノズルオリエンテーションの基本事項。とはいえ、理由をさっと答えられないかも知れませんね。この背景には、液とガスの性質やタンクの強度という、設備設計の重要な要素が詰
生産技術エンジニアが製造課に気に入られることを最重要すべき4つの理由
生産技術エンジニアは、製造課をお客さんとした仕事をします。上流工程が製造課、下流工程が設備メーカーや施工会社という位置づけ。特定の部署にだけ好かれる嫌われるということは避けるべきですが、製造課に気に入られるとこんなにもいいことがあるという例
化学プラントで工事をする場合、地面に関するトラブルは意外と多いです。工事現場で工事をする前から、当然のようにそこにある地面。何も問題がないと思って工事をしたら、意外な問題がおこります。地面について特に注意したいことを、まとめました。関連情報
クレーン(heavy duty crane)の基本的な選定方法
クレーン(heavy duty crane)の選定方法について解説します。化学プラントの工事では、重量物の運搬作業が発生します。人が持ち運びできない重たいものを運搬するには、クレーンを使うのが一般的。建設作業で一般的にみられるクレーンでも、
スクラバーユニット(scrubber unit)の運転制御の注意点
スクラバーユニット(scrubber unit)の運転制御上のポイントを解説します。プラントで発生するガスを吸収するために大活躍のスクラバーユニット。手動制御をすることが多く、運転管理はそれなりに気を配ります。自動制御であっても基本的には同
プラント設備保全(device maintenance)の長期計画
設備保全(device maintenance)の長期計画について解説します。プラント建設をした瞬間から、プラント廃棄の時までずっと保全は続きます。保全を最初にしっかり計画することは、工場運営にとって非常に大事。その計画はタイミングを見て変
圧力容器(pressure vessel)強度計算の最重要部分を解説
圧力容器(pressure vessel)の強度計算を解説します。20号タンクや反応槽の設計をするときに、必ず使います。細かな部分の計算まで含めるとかなり複雑になりますが、オーナーエンジニアでもここは知っておかないといけないという部分を、計
塔(tower)でガスケットの片締めを起こさないためにできること
塔(tower)で起こるガスケットの片締めについて解説します。連続プラントのような大きな塔であれば、自ずと考えられていることですが、バッチプラントでは意外と注意してなかったりします。あるいは背景があって対応がとりにくいという場合もあります。
危険物屋外タンク貯蔵所の防油堤に関する要求事項をまとめます。屋外タンク貯蔵所は製造所と同じように多くの法的制約があります。この中でも防油堤に関する規制は、プラント建設だけでなく増設などでも考慮が必要な頻度の高い規制です。失敗しないように、重
化学プラントのスラリー(slurry)の怖さを身近な例で考える
スラリー(slurry)の怖さについて考えます。化学プラントに限らず、プロセス系の製造業ではスラリー液としての取り扱いは多いです。プロセスエンジニアや製造関係者ならその怖さを知っているのですが、機電系エンジニアはあまりその苦労を知りません。
ガスケット(gasket)係数と最小締付圧力の話をします。ガスケットの知識の基本よりはやや応用といった部分です。プラントの機械・計装系のエンジニアとして完成するころまでには、イメージが持てるようにしておきたい内容です。とにかく丸投げが可能な
渦巻ポンプ(centrifugal pump)で理解したい部品名称
渦巻ポンプ(centrifugal pump)の部品名称について簡単に紹介します。プラント設計でも保全でも渦巻ポンプとは必ず関わります。流量・揚程・材質などのメインスペックも大事ですが、機械に関わるエンジニアとしては構造は知っておくべきです
プラント製造技術(Manufacturing technology)の仕事
プラント製造技術(Manufacturing technology)の仕事を紹介します。この仕事は生産技術との立ち位置が、かなりあいまいです。生産技術の保全に対する製造管理の設備管理の関係と同じように、あいまい。組織によって、かなり分かれる
就職氷河期が私の中で1つのテーマになっています。今さらかもしれませんが、この世代はいつ誰が直面してもおかしくありません。自分自身が仕事で就職氷河期とどういう関連があるか、振り返ってみようと思います。就職氷河期の世代就職氷河期の世代はおおよそ
手動弁(manual valve)の基本型式の選び方を解説します。化学プラントでは多くの手動弁・バルブを扱います。種類が多くと悩むのが人間。化学プラントのように投資金額が高く、買って失敗したらダメージが大きいものは、買う前にしっかり考えて納
工業用水(industrial water)の化学プラントで使い方
工業用水(industrial water)について解説します。化学プラントでは大量の水を使います。プラントで使う水がどういう用途で使われているかを知ることは、意外と軽視されがちです。近年では水のリサイクルはどんどん話題になっていっています
液体の移送(liquid transfer)が化学プラントで危険な理由
液体の移送(liquid transfer)の危険性について解説します。プラントで何か問題があった時は、液体の移送をとにかく止めるように緊急処置します。プラントの運転をする製造部でないと、少し気が付きにくいかもしれません。特にプラント建設を
FS(Feasibility Study)を化学プラントエンジニアが担当するときの実態
FS(Feasibility Study)について解説します。プラント建設を実行に移すときに必ず話題になります。建設レベルになるとFSもプラントエンジニアリング会社に依頼するでしょうが、その手前にはオーナーエンジニアレベルでもFSをします。
流体エネルギー(fluid energy)を空気と水について考える
流体エネルギー(fluid energy)を空気と水の場合で考えます。気密試験や水圧試験で、水圧が安全という話を良くします。これを流体力学的に考えたことが実はありません。簡単に整理してみます。条件気密試験や水圧試験を想像しているので、とりあ
配管ドレンファンネル(drain funnel)の設計について考えます。化学プラントの配管でも必須の部品ですが、結構簡単に考えられて問題が起きていても放置されてしまいがちです。いざ問題が起きたときには、力技で何とか対応しようとします。スマー
化学プラントの設備管理(Equipment management)の仕事内容
化学プラントの設備管理(Equipment management)の仕事内容を紹介します。生産技術の保全とかなり近い関係にあって分かりにくいですが、違う部署として機能を持たせた場合を考えています。設備管理の仕事に興味がある方は、参考にしてく
"言語化"って皆さん意識しているでしょうか?研究のレポートを書いたり、Youtubeなどでスピーチをしたり、ブログで文章を書いたり・・・そういう仕事をしている人は言語化能力が高いですよね。仕事において言語化ができるという
2020年6月に施行されました"パワハラ"防止法。ようやく法律で定義されました。これでルールがようやくできあがりました。ルールなき状態でパワハラの問題が頻発していて、疑心暗鬼・不安になっている人も多かったと思います。上司
会社の"飲み会"は百害あって一利なし。よく言われることですよね。私も基本的には同意です。海外出向をしていた時代は逆に飲み会にしか利がなかったですけど^^そんな無駄な会社の飲み会も、参加せざるを得ないことはあるでしょう。無
工場では作業服(Work clothes)を着ます。 なぜか長袖長ズボンですよね。 これにはいろいろな意味があります。 一見格好良くない作業服でも、化学プラントの安全対策として様々な配慮がなされていたりします。 暑いからと作業服の腕をまくっ
田舎での"生活"について、化学プラントに勤務を考えている人への情報です。勤務と同じように私生活もある程度考えたうえで、就職先は選びたいもの。就職活動では私生活は度外視しがちで、結果オーライ的に考えがち。ギャンブル的な要素
24時間365日止まらない化学プラントの休日(holiday)にどんな仕事があるでしょうか? ここに土曜日・日曜日・祝日・年末年始は関係ありません。 誰かが何かしらの業務を行って、初めてプラントが成立しています。 機電系エンジニアとしては休
仕事において1日の流れ的な"時間"の使い方は興味がある人も多いでしょう。私が経験した機電系エンジニアや製造部の管理者と、そこに関連する設備保全エンジニアや運転員の時間の使い方を紹介します。時間的拘束が結構強く、電話での突
化学プラントの機電系エンジニアにありがちな"思考"パターンを紹介します。基本的に優柔不断で頭が固い思考です。私はこれらの考え方が基本的に嫌いです。もっと柔軟に最速で仕事をすれば楽になるのに・・・。個人としてはそう思ってい
機械設備の中でも"ベアリング"を紹介します。ベアリングもしくは軸受にはいろいろな種類があります。全体系を理解するにはかなり大変でしょう。化学プラントの設備の保全上もかなり重要な位置を占めます。機電系エンジニアとしては最低
化学プラントの機電系エンジニアなら"メカニカルシール"はある意味で必須知識です。メカニカルシールという響き自体が格好いいです。技術の塊。渦巻ポンプの設計は、ほぼメカニカルシールの設計と言っても良いくらいです。いろいろな種
化学プラントを安定運転するために必須の知識が"潤滑油"。運転上は何気なく使っていますが、保全上はいくつかの重要な要素があります。機電系エンジニアとしては知っておきたいところですね!化学プラントでは潤滑油が危険物という扱い
化学プラントでは"油圧"装置を使う場面があります。需要は明確に右肩下がりですが、一部の装置で残り続けています。油圧装置が別の機構に完全に置き換わるということはありませんので、古い技術である油圧を勉強しなくて良いというわけ
"摩耗"という分野の解説をします。化学プラントの運転や機電系エンジニアをやっているとメンテナンスは非常に大事な分野です。バッチ系化学プラントではメンテナンス以外にもオペレーションの要素も強いですが、連続プラントだとメンテ
2級"ボイラー"の"構造"について解説します。ボイラーそのものは化学プラントでも一般的に使いますので、今はボイラーに携わっていなくてもそのうち携わるかもしれません。その時になって慌てないように、基本知
化学工場の機電系エンジニアが知っておくべき危険物第四類引火性液体
危険物第四類の引火性液体について、情報をまとめました。 引火性液体の知識は非常に大事で、化学プラント設備の設計や保全をするためには必須の知識です。 もちろん、運転では基本中の基本とも言えます。 危険物の特性・怖さを知ることで、安全に運転や保
ボイラー試験(boiler)の範囲内で、ボイラーの運転取扱いに関する一般的な知識を紹介します。 現場での運転管理という意味ではなく、その前後の部分に関する設備面での保護に関する知識です。 実際の運転管理は現場ごとに変わりますが、準備立ち上げ
化学工場のエンジニアの基礎知識である危険物第四類の燃焼に関する性質
乙四(危険物第四類)の"燃焼"に関する知識をまとめています。化学プラントの設備設計・プラント運転において非常に重要な知識です。この内容を知らずして化学プラントの設計はできないといっても良いくらいです。個々の内容は決して難
消火は非常に大事な知識です。 一般家庭でも火事が起きた時に即行動ができるかどうかに関わる知識です。 機電系エンジニアとしても是非とも知っておきたいですね。 化学プラントは消防法で危険物製造所というカテゴリーに属しますが、そこには消火設備の設