さて。ボランティアガイドH氏に連れられ、さらにツアーは続く。上の写真は、高床式で復元された掘立柱建物のすぐ近く。現在は写真のとおり、クリやクヌギに囲まれた静かな池だが、この三内丸山遺跡が現役の頃は海へとつづく入り江だったそうな。あぁそうだ。「縄文海進」だ。我らのご先祖様の一派が、大陸から当時の陸続きだった日本列島にわたった後。ちょうど縄文時代の初めころから始まった海水面の上昇。ピーク時である約6,500...
旅先で。映画で。近所のいつものお店で。日々徒然なるままに思ったこと、観たことを書いております。 Yahoo!ブログのサービス終了に備え、引っ越します。 2019年8月末までは、Yahoo!ブログと二重投稿しています。
Yahoo!ブログで長らく参加させていただいておりましたが、この度サービス終了に伴いFC2ブログへお引っ越しします。
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https://twitter.com/miyamahiro |
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【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~三内丸山遺跡 3~【姉妹旅】
さて。ボランティアガイドH氏に連れられ、さらにツアーは続く。上の写真は、高床式で復元された掘立柱建物のすぐ近く。現在は写真のとおり、クリやクヌギに囲まれた静かな池だが、この三内丸山遺跡が現役の頃は海へとつづく入り江だったそうな。あぁそうだ。「縄文海進」だ。我らのご先祖様の一派が、大陸から当時の陸続きだった日本列島にわたった後。ちょうど縄文時代の初めころから始まった海水面の上昇。ピーク時である約6,500...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~三内丸山遺跡 2~【姉妹旅】
さぁ、11時半になった。ボランティアガイドさんによるツアー開始である。ガイドブックで記載の所要時間は約50分。しかしボランティアガイドのH氏いわく、1時間はかかると。期待が高まるじゃぁないか。まずは外へとつづく通路(時遊トンネルという名らしい)にある三内丸山遺跡のジオラマ前で、広さと回るコースを確認。遺跡は野球場6個分。甲子園球場で換算したらもうすこし少ないか。遺跡内の構造物を「復元物」とH氏は呼ぶが、正...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~三内丸山遺跡 1~【姉妹旅】
11月2日。残念ながら曇り。週間天気予報では18℃/11℃で降水確率40%。今日は、長年こようと思っていた三内丸山遺跡に挑戦するのだ。ガイドブックなどには滞在時間2時間、長くて3時間。移動をふくめてと書いてあることが多い。だがしかし。我ら姉妹は歴史・古代史好きである。博物館や美術館に一日いても退屈しない。だからこの日は一日どっぷり縄文時代にはまろうとスケジュールを組んでいる。唯一心配なのは、空模様。うすぐもりの...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~初日の晩飯~【姉妹旅】
さて。JR青森駅周辺の観光もした。土産もちょっと…だいぶ買った。腹は爆裂にすいている。というわけで、ちょいと夕飯には早めですががっつり飯と酒をもとめて、繁華な新町通りに向かって足をすすめた我ら姉妹。あ、ちなみに。上の写真はA-FACTORYとワ・ラッセの間にある浜辺?で最終日の朝撮ったものです。空港までのバスを待つ間にぱちり。朝焼けとあいまって、なかなかにフォトジェニックな写真となりました。まぁ写真の話は置い...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~八甲田丸・A-FACTORY~【姉妹旅】
さて。青森上陸1日目。本日のターゲットである、JR青森の周辺の3施設。そのうちの「ねぶたの家ワ・ラッセ」を制覇した我ら。つづいて向かったのは、A‐FACTORYでございます。え~わたくしこの施設にお邪魔するのは2度目。初青森で友人たちとランチをした時、シードル工房はあるわ、青森の工芸・民芸・食すべてを買えそうなショップがあるわで、胸を撃ち抜かれまして。青森を訪れる方には「絶対行った方がよい」と、普段使わない「...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~ねぶたの家 ワ・ラッセ~2【姉妹旅】
あ、さて。ねぶたのハネト・太鼓・鐘つき体験で、きっちり上がった息を整えて。跳ねまわるわれらを見守ってくれていた、ねぶたを細部までなめるように見せて頂きましょう。なにせ、1階フロア一杯にねぶたさんが配置されていますからね。単なる旅人のわれらですが、一緒に写真のひとつも撮らせていただきたいじゃあありませんか。で。撮った写真がこれです。うん、知ってた。最新型のスマホならさ、アプリ補正とかで背景が明るくて...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~ねぶたの家 ワ・ラッセ~1【姉妹旅】
さて。先の記事で予告したとおり、青森1日目の観光場所3つのお話をしよう。JR青森駅の海沿い徒歩2分に隣接する、3つの観光スポット。駅から近い順にいえば、「ねぶたの家ワ・ラッセ」→A-Factory→旧青函連絡船・八甲田丸である。ホテルにチェックインして身軽になった我らがまず向かったのは、ワ・ラッセ。ねぶたの家入り口はいってすぐ、小さ目のねぶたがお出迎え。あがる。ちなみにワ・ラッセの入り口は、1枚目写真の赤い波型の現...
【華麗なる家族旅行】そうだ、青森行こう。~青森にたつ~【姉妹旅】
12時53分。飛行機の、分厚いのに見事にクリアな窓から見下ろした青森の山々は、錦に彩られていた。その向こうに見えるのは、十和田湖であろうか?旅直前に日本近海に来襲した台風21号の影響を心配していたが、さいわい青森には魔の手が伸びていないようだ。よかった。あぁたぶんあれが、八甲田山だろう。いまは針葉樹の碧と紅葉で飾られたあの山が雪に覆われれば、さぞかし厳しかろう。だいぶ前に八甲田山のおひざ元、酸ヶ湯で湯を...
わたしは日々できるだけ嫌なこと、好まない事を避けて暮らそうとしている。21世紀に生きる現代人であり、日本で2番目に人口が多い都市のすぐ近くに住んでいるのだから、大嫌いな人ゴミとは無縁ではいられないし、ネットを使えば嫌なニュースに遭遇する。ただねぇ。最近その頻度が高くないですか?なんだかもう、毎日のように一昔前の映画なら「世界の終わり」として描写されそうな事件や事故が起こっているような気がして。正直、...
樹木希林さんて、俳優さんやったんや……旦那様のこのつぶやきが、本作品を端的にあらわせていると思った。うん、本当に。ひさびさにちゃんとした、ケレン味のない、素晴らしい映画をみた。素晴らしいを作品の中で駆け出し男・信次郎@大泉洋さんが言っていたように素敵なと言いかえても良いだろう。本作品、『駆け込み女と駆け出し男』は2015年封切りとのことだから、主演のひとりである大泉さんは、2022年の大河で源頼朝をやった頃...
【華麗なる家族旅行】地元で銅の鏡をつくるのこと~2日目~【姉妹旅】
さて。約2400年前の弥生人とおなじくらい(いや個人的にはそれ以上)驚愕の体験をした日から、はやひと月。いよいよ銅鏡の磨きにはいります。再度ご紹介。前回わたしが必死こいて砂に刻み込んだ銅鏡後ろ面デザインは、こちら。斎藤道三が使ったことで有名、と「日本の家紋大事典」に書いてあった波紋から拝借して、変更をくわえましたものです。で。で。900℃に溶けた銅と錫の合金を流し込んで、さまして、鋳型を景気よくぱっかんと...
【華麗なる家族旅行】地元で銅の鏡をつくるのこと~1日目・後編~【姉妹旅】
それでは予告したとおり、近江金属製作所さんでの驚嘆すべき鋳込みの模様をお伝えしたい。参加者でいっぱいになったマイクロバスは、朝我らが自転車で渡った橋を越え、さらに駅の向こう側へと走る。しかし「近江」と名がついてはいるものの、鋳込みをする金属製作所さんは、我が町からそう遠くない場所の阪急電車線路沿いにひっそりとあった。ちょっと話は飛躍するが、皆様は「とろける鉄工所」、通称とろ鉄というマンガをご存じだ...
地域タグ:尼崎市
【華麗なる家族旅行】地元で銅の鏡をつくるのこと~1日目・前編~【姉妹旅】
さて。我が町で、銅鏡をつくるという夢の様な企画。10センチの銅鏡の背面に彫るデザインは完成した。2日間にわたる流れも確認完了。それではいよいよ当日の様子をご紹介したい。***銅鏡作成1日目。地元駅で妹とおちあい、自転車で田能資料館へと向かった。ちなみに駅から資料館へは自転車で20分ほどかかる。バスもあるが、資料館ちかくにバス停はなく、一番ちかいバス停でも徒歩15分ほどかかるそうなので、駅下にある1日借りれるレ...
【華麗なる家族旅行】地元で銅の鏡をつくるのこと~準備編~【姉妹旅】
もう一昨年のことになるが、奥出雲のたたらばを旅した。八岐大蛇のごとき山々のたたらばも今はなく。国内で唯一いまでも玉鋼をつくる模様や、往時の鋼づくりの様子を事細かく遺した資料館などをめぐり、改めておもったこと。鉄をつくるというあれは、神事である。カムゴト、人ならざる者から授けられた御業なのだなと、真っ赤な川となって溶けながれる鉄に魅入られながら思ったのだ。で。おのれで鉄を扱うのは無理だけれど、あの神...
地域タグ:尼崎市
あ、さて。休み休み綴ってきた出雲・境港・岡山の旅もそろそろ終わりである。吉備津神社をあとにした我らは、山陽道を東へ東へとひた走り、帰路についた。山陽道は日帰りツーリングでも良く通るルートで、以降ほぼ写真を撮っていない。たぶん旅のつかれもあっただろう。運転は旦那様がしているとはいえ、バイクの後ろで蝉のようにくっついて時速100キロ近くの速度の風にずっとあたっていれば、疲れもする。というわけで。旅の最後...
地域タグ:出雲市
【ネタバレ】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』【してもいいじゃない】
脚本に庵野氏の名をみつけて、すべてが腑におちた。誘ってくれたファースト・ガンダム世代の旦那様は、とてもご機嫌うるわしく。「庵野氏がシャア推しとは驚いた」と呟いていた。機動戦士ガンダムのテレビアニメは、ファースト・シーズンを再放送からのわたしはと言えば、映画冒頭と数十分後のテンポとカラーのギャップに消化不良を起こしそうになっていたのだ……。その消化不良っぷりはまだすこし残っているので、あとはいつものご...
はい。御竈殿でちょいとひんやりさせられた後は、お稲荷さんに景気よくしていただきましょう!御竈殿の横の口、ひろびろとした廻廊横のお庭をかこう生垣に隠れる様にある鳥居をくぐった先に、そのお社はあります。吉備津神社のリーフレットには稲荷神と説明書きされていますが、お社の名前は宇賀神社。宇賀神は、宇迦之御魂神(うかのみたま)を由来とするとされる、人頭蛇身の神様です。財をもたらす福神として中世以降信仰された...
地域タグ:岡山県
出雲・境港・岡山ツーリングの旅 15 吉備津神社4 鳴釜神事
いや~一昨年の10月から放置しておりました出雲・境港・岡山ツーリングの旅。つづきです。吉備津神社のなが~い、360mの南端にある本宮社。バイクをとめた第一駐車場側の、北随神門。室町中期の再建というその門よりもよほど古そうな狛犬さん達と柱を前に、ちょいと撮影。そこから、「自然の地形そのまま(神社パンフレットより)」に、お山のふもとの勾配にそってゆるやかに上り下りしている廻廊をひょこひょこ歩きまして。随神...
地域タグ:岡山県
・縄かりん糖製造者:石崎庸市 通販可能。石崎弥生堂超正統派のかりんとう。大豆油のおかげか、砂糖よりもショ糖もしくは麦芽糖などのそぼくな甘みを感じる。硬さが中程度なところも良い。やめられない止まらない味で、わたしよりも旦那様がはまって完食していた。・青森縄文和栗バウム販売:(株)富士清ほりうち・製造:株式会社ヌベール。あおもり自慢で通販可能。青森の米、青天の霹靂米粉のおかげだろう。バターではなくマー...
地域タグ:青森市
パルティア、シリア、イスラエル。ローマ帝国のころからの、動乱の地はいまも変わらず。
これはあくまで、ただの妄想だと思って読んでほしい。キリスト教と古代ローマ史を少々かじり、フランスでわずか一年弱暮らし、ドイツやイタリア、バルト三国などを旅したことがあるだけの人間の妄想だと。***古代ローマの「敵」はいくつかいた。たとえば、現在のドイツにベルギー、フランスの一部を含めたゲルマニアと当時呼ばれた地域の、ライン川の向こう側に住まう諸部族。現在のハンガリーやユーゴスラビアを流れるドナウ川の...
11月のあたま、ひさびさに妹と旅行に行った。旅先は青森。最大の目的は三内丸山遺跡である。その旅写真日記は、後日このブログでご紹介するが、さきに欲望の赴くまま買ってきたお土産について書きたいと思う。まずは青森名産りんごのお土産。・青森りんごキャラメルひとことで言えば、ハイチュウ©森永。ウィキペディアによれば、ハイチュウは森永製菓が製造・販売しているチューイングソフトキャンディ、だそうな。で。キャラメル...
年が明ければ49歳になるわたしが20代のころにはすでに、出生率の低下が懸念されていた。出生率が低下、つまり生まれてくる子供の数がすくなくなれば、現役世代の、働いて税金をはらってくれる人間の数が減るわけで。そうするとその税金を収入源のひとつとしている公的機関は、先行きが暗くなる。収入が減ると予想される場合、取る手はふたつ。支出を減らすか、別の収入源をみつけるか。その公的機関が国の場合は、自分でお金を刷れ...
【麻原元死刑囚やトランプ】兵庫県知事選挙の元候補者とその支持者についての考察【と似てませんか?】
現在48歳のわたしが19歳になったばかりの3月20日。麻原彰晃(本名松本智津夫。年に死刑で死亡)となのる男が率いたオウム真理教が「地下鉄サリン事件」を起こした。「世紀末」に起こったこの有名な一連の事件も、約30年たったいまでは人の口にのぼることは少ない。特に、毎日世界で勃発する衝撃的なニュースが数分毎に流れてくるようなSNSや、視聴者毎に興味関心のある事柄のみが優先的に表示されるYouTubeの世界では、そしてそれ...
【「ざまぁ」物語】再選の斎藤元彦氏が「初登庁」当選証書を授与【の結末は?】
【速報】再選の斎藤元彦氏が「初登庁」当選証書を授与
わたしは徳川家康がきらいだ。彼が乱世を終わらせ、その後265年間の「太平の世」をつづける素地を作った。それは歴史的事実であると認めるし、偉業だと思う。それでも、彼の(現在判明している)逸話に政策、真筆とされる手紙などの文章、「伝」のかっこ付を含めた肖像画をみて、なにより秀吉や信長と比べて、あぁ合わんなと。この人とは仕事したくないし親戚づきあいもごめんこうむりたいなぁと感じる。なのにちくしょう。その彼...
【機微な】JAXAのサイバー攻撃、情報流出報道にかんして【情報ってなにさ?】
10/27の衆院選投開票に向けて、近所でも選挙カーの妙に明るいこえが聴こえるようになった。それに先んじて、夏の暑さで流し見ばかりしていた新聞を熟読するようになった今日この頃。気になった文章や、ニュースについて思いつくままに。〇10月7日朝日新聞24面。JAXA攻撃、幹部権限標的か 理事長らアカウントで情報閲覧この記事や6月にも報道された関連記事には「機微な」という言葉が使われているのだけれど。そもそも「機微...
さて。吉備津神社です。いままであまり出会わなかったウナギの寝床の様な並びの拝殿本殿のならびに困惑しつつ、本殿の屋根に導かれるまま、拝殿左側から境内を散策することにした我ら。祈祷殿よこの階段をのぼれば、見えてきたのは一童社でございます。学問、芸能の神様が祀られ、両側にずらりと絵馬がかけられた「祈願トンネル」が目を引くここでは、それは撮らず、お社(たぶん拝殿?)の鈴部分のみを撮りました。いや~元受験生...
吉備津神社の社前のさびれっぷりにおののきつつも、正面階段をのぼり、北随神門をくぐった我ら。まずはご本殿にお参りしましょうここ拝殿前にはさすがに参拝者が並んでおられ、ほっとしました。失礼ながら。え~この拝殿およびうしろの本殿は、国宝だそうです。「社伝によれば」、仁徳天皇(あの前方後円墳の代表格に葬られているとされる第16代の天皇さんですね)が、5社72の末社をこの地に建立させたのが吉備津神社の社殿の始ま...
堺港から高梁SAを経由して、どっどどっどとバイクを走らせ着きましたるは、吉備津神社でございます。ただいま時刻は午後2時。素泊まりだから朝ごはんは宿ではなく途中のコンビニでパンをちょこっとかじった程度。そりゃ腹もすくよねと、とりあえず昼ご飯をとることにしてました。が。うんあのね。吉備津神社のまわりって、「栄えて」いると思ってたんですよ。来るまでは。だって「三備一宮」って謡われていたんだもの。三備とはつ...
え~……『出雲・境港・岡山ツーリングの旅12』から、またまたまた、放置しておりましたね。出版までしている身で言うことではありませんが、わたくしの旅写真日記、たいがいノリだけで書いております。いやもちろん書いている内容、お社の来歴とか、その文物に関する逸話であるとか、なによりリンクページや道程なんてのは、調べて正確を期すべく心がけておりまするが。地の分とか、写真に対する感想なんて、そしてご紹介している写...
地域タグ:高梁市
お馴染みの加西サービスエリア(SA)で、ついに買ってしまった。”CHABACCO”シリーズ。いや~この商品を開発した人は、分かってる!そうだよ。日本がこれから観光で推すべきなのは、パッケージ。包む文化だよ。日本でそれこそ室町や、なんなら飛鳥時代まで遡れるんじゃないかと思えてきたお包み文化。お土産やお金をそのまま、中身だけ渡すのではなく、何かに包んでお渡しする文化。しかもその包むもの、主に紙の箱、包装紙に時に過...
【普通のヒーローに】デッドプール&ウルヴァリン【『中のひと』も飽きてるんですかね?】
まず謝っとこう。ごめん。派手なアクションシーンは、ほぼ流し見しました。スタントにVFXのチーム、そしてたぶん半分くらいはご自身でそれをやったであろう俳優の皆さんには申し訳ないけれど。マーヴェル、というよりもヒーローアクションムービーには必ず随所に挿入されるアクションシーン。さらに「R15+(お子様おことわり♥)」なんて公式HPで書いてあるこの『デッドプール&ウルヴァリン』では、流血バンバン、人体の一部も景...
前回に引き続きまして、境港からお届けします。前夜、移動の疲れを感じつつも散策した水木しげるロード。この日は昼の姿を満喫いたしました。で、パンチのきいたお顔のこの方。誰だろう?この道沿いにおられる以上、水木御大が産みだしたキャラクターなのでしょうが……縄文キャラ?水木しげるロードのガイドマップで確認しましたが、それっぽい名前の銅像がないなぁ……。ご存じの方おられましたら、教えてください。はい、昨夜こわく...
出雲・境港・岡山ツーリングの旅 11 境港・水木しげるロード
はい。揖屋神社の記事からだいぶご無沙汰しておりました、出雲・境港・岡山ツーリングの旅。ひさびさに綴っていきましょう。松江市の揖屋神社から県道338号線、中海上の上部を両断するようにして走る事30分強。境港にたどり着きました。あ。境港の前に、旦那様おすすめの(米子にあるのになぜか北海道という名の)お寿司屋さんで早めの夕食をとったり、米子市の外れになるバイクファッションのお店に寄ったりしたのですが、それは...
こんなの初めて~ 朝日新聞朝刊「銃撃2年 宗教はいま」によせて
「こんなの初めて~」うん。いままで味わったことのない食感、体験への驚きをあらわす良い言葉だよね。だけれど、「〇十年ここに住んでるけど、こんな大雨、風、がけ崩れ、事件etc.etc.は初めて」災害現場や耳目を集める事件現場ちかくでのインタビューでよく聞くこの「初めて」に、それをわざわざ報道で伝えることになんの意味があるのだろう?住民の驚きや嘆きを強調するため?地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来な...
さて。平濱八幡宮から3.5キロ。たどり着いた二つ目のお社は、揖屋神社。松江市東出雲町にある古社です。出雲のお社はどれもこれも風雅典雅古雅な佇まいを見せてくれますが、このお社もしぶい。まず、この地にいつ建てられたのか分からないというのが、渋いじゃぁないですか。え~神社の公式HPによりますと、『古事記』神代巻かみよまきには「伊賊夜坂(いふやざか)」についての記述があり、『日本書紀』齊明天皇五年(659年)の条...
地域タグ:松江市
さて。保久良神社のある金鳥山をくだり、御朱印を頂ける鷺宮八幡神社へ。阪急岡本駅から徒歩数分の、住宅街の中にあるだけにお社はちいさいですが、すこんと抜けた青空がよく似合うお宮さんです。御祭神は天照さんに八幡さん、春日さんと大御所がきて、熊野神社から熊野大神と高倉下命も来てらっしゃる。んん?高倉下命って誰よと調べたらば、天照さんの息子さんの天忍穂耳命の次男坊・饒速日命の、息子さん。つまりは天照さんのひ...
地域タグ:東灘区
ふと思い立ち、阪急電車に揺られて阪急岡本駅もよりの保久良神社を目指した。自宅最寄駅から、乗り心地に定評のある阪急神戸線に十数分揺られればつく岡本駅。そこが最寄り駅とはいえ、「灘の一つ火」なんて呼ばれる保久良神社は、金鳥山の中腹にある。や~でもさ。グーグルさんで検索すれば、途中に団地とかあるし。そこまでならバスくらいあるっしょ。そんな考えは、甘っちょろい「都会人」の傲慢であったと、岡本駅の駅員さんの...
地域タグ:東灘区
あ、さて。保久良神社である。この日はことのほか天気に恵まれたのだが、うっそうとした鎮守の森の向こうに見える空は、絵にかいたように青い。完璧に夏の色をしている。一の鳥居で礼。境内の参道で迎えてくれたのは、石の十二支像さんたち。自分の干支をみつけ、ご挨拶。正面から見ると、龍もなかなかファンキーなお顔である。ちなみにこれが、横から見たお姿。ほかの像たちもそうだが、全体的にまるっと縮小されたマスコット的か...
地域タグ:東灘区
対馬・壱岐 島めぐりの旅 24 岳の辻展望台/さよなら国境の島々
原の辻遺跡でたっぷり日にあぶられた我ら一行。その前の焼酎の試飲と相まって、バスの揺れとガイドさんの名調子で夢見心地です。が。最後に登山が待っているとは聞いてなかったなぁ。登山なんて大げさだよ~壱岐の最高峰っていっても、ひらったいこの島のこと、標高212.8mしかないんだから。うん。そういう人は、気温30度越えの西陽がてりつける中、アルコール度数40以上のお酒をコップに一杯飲んで息をあげて、二時間くらい日に...
地域タグ:壱岐市
心斎橋界隈は、さすが大阪でも指折りの繁華街。平日初日にもかかわらず、人並みに溺れそうになった。ひさびさの界隈で気になったのは、聞きしに勝る乱雑な歩道工事の状態と、遠来の客人たち(いわゆるインバウンドですな)の神社での振る舞いである。その外見からキリスト教の影響下にながらくあっただろう彼らが、いまどきどんなガイドブックやSNS情報で神社を訪れているのか知らないが、その参拝――訪れ方から推察するに、そこが...
地域タグ:中央区
上古の草原からこんにちは。皆様、我ら一行は「原の辻遺跡」に来ています。壱岐のおいしい焼酎で酔いかけた身に、日差しが刺さります。え~こちらの遺跡はですね。「王都復元公園」とも紹介されておりまして。なんの王都かと言えば、はい皆様お馴染みの魏志倭人伝。こちらに記された「一支国(いきこく)」の王都に特定されていた場所。その遺跡でございます。B.C.2~3世紀からA.C.3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて...
地域タグ:壱岐市
さて。対馬・壱岐 島めぐりの旅も終わりが近づいてまいりました。壱岐最古のお社にお参りした。お土産も買った。でももう少し、買いたしても良いよねぇ?ということでやってまいりましたのは、焼酎工場「壱岐の蔵酒造」さんです。芦辺フェリー港から直線距離で5キロくらい。月読神社から体感10分くらいですかね。バスに乗って、ご朱印をにやにや眺め、さて鞄にしまおうかとする前に着いちゃいました。工場見学でのお楽しみは試飲...
地域タグ:壱岐市
はい、月讀(読)神社です。壱岐の島でとれる魚を堪能し、お土産もしっかり買った後はいずこかに感謝のひとつもささげねば。バスガイドやドライバーさん。そしてもちろんこのツアーを引率してくださっている添乗員さんに、サーヴィスを受けるたびに店員さん達にも感謝をささげています。さらに壱岐の神さんたちにもご挨拶と感謝をすれば、万全ではないでしょうか?じつはこの月読神社さん。ツアーの行程に入っていませんでした。だ...
地域タグ:壱岐市
対馬・壱岐 島めぐりの旅 20 ツアーで旅することのメリット・壱岐土産
さてさて。ここらでひとくさり、ツアー旅のメリットなんぞを語らせていただきましょうかね。上の写真は壱岐の島をめぐる我らの足、玄海交通さんの観光バスです。ご覧の通り全面に壱岐の観光スポットが貼り付けられており、港でこのバスに迎えられた瞬間から旅気分が盛り上がりましたねぇ。対馬のドライバーさんもそうでしたが、こんな大きな観光バスを、島のけっして幅広とは言えない山道小道にいれるドライビングテクニックは見事...
地域タグ:壱岐市
あ。ここ見たことあるわ。『パイレーツ・オブ・カリビアン:命の泉』でも見たし、『ジャングル・クルーズ』でも見た。あ~なるほど。熱帯雨林、ジャングル、秘境、神秘なんてワードを入れたら、高確率でここの写真や映像がでてくるんだろうな~な、たぶんハワイかどの近辺にある洞窟。その大人気スポットが、サンドラ・ブルックさん主演の『ザ・ロストシティ』でも登場していた。ザ・ロストシティ : フォトギャラリー 画像 - 映画....
え~皆様、こちらの凧をご存じでしょうか。鬼凧と呼ばれるもので、壱岐の民芸品でございます。上の写真は対馬から壱岐に運んでくれたフェリーの船内に飾られていたものですが、そこ以外にも港ですとか、お土産物屋さんですとかにどどんと飾られています。で、その由来はといいますと。日本全国いくつか「鬼が島」と呼ばれた島がありますが、壱岐もそのひとつ。その壱岐の鬼たちを百合若大臣が成敗した伝承からつくられたのが、この...
地域タグ:壱岐市
決算!忠臣蔵 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)将軍徳川綱吉のころ、そば一杯は16文。現代に換算すれば480円。それを基準として考えると、あの仮名手本忠臣蔵で有名になった大石内蔵助の年収は6,900万円。これはおそらく額面で、元禄の江戸では藩によって税制が変わったにせよ、現代の所得税に住民税、消費税はなかったろうから、案外まるまるもらえていたのかもしれない。内蔵助たちの藩・赤穂から江戸への旅費が往復72万円で、...
対馬・壱岐 島めぐりの旅 18 壱岐・はらはげ地蔵/小島神社
はい。左京鼻から快適なバスで移動すること数分。つぎなる観光スポット、はらほげ地蔵に到着です。通常、というと語弊があるかもしれませんが、道っぱたやお寺やお墓などにならんでいるお地蔵さんて、こちら側、ようはお参りするわたし達の方を向いておられますよね。そして、ちかづいてお参りしやすいよう、道のすぐ脇などに立たれてますよね。しかしこのはらほげ地蔵さんたちは、海の中に立っておられました。前掛けがあるからこ...
地域タグ:壱岐市
さて。2回目の出雲そばを堪能し、本日はあと2軒神社さんをめぐります。で、たどり着いたのがこちら、平濱八幡宮でございます。いや実はですね。こちらのお宮は立地だけで選んだんですよ。本日の最終目的地・堺港までの間にあり、ずっとお参りしたかった揖屋神社の途中によれるお社。そう思ってグーグルさんを眺めていたらば、なにせここは神話の国出雲ですから、あるわ、あるわ神社だらけ。八重垣神社も気になるし、眞名井神社もよ...
地域タグ:出雲市
あ、さて。朝のうちに須佐大宮(神社)玉作湯神社とはしごしまして、お腹をすかした我らが訪れましたのは。出雲そば処八雲庵でございます。松江城のお堀ばたにあるこのお店、昨日の羽根屋さんから、すっかり出雲そばに魅了された旦那様が探したお店なのですが、全日11:00~13:30までという非常にシビアな開店時間。玉作湯神社から11キロの近距離とはいえ、なかなか飛ばしてまいりました。おかげでお昼時ちょい前、待つことなく入...
地域タグ:出雲市
はいはい、須佐神社からバイクをかっ飛ばして約50分。47.1キロ先にあります玉作湯神社にやってまいりました。や~スマホナビとタンクバイク様さまです。ツーリングやドライブをよくされる方ならご存じのように、日本の道って、標識が連続してないですよね。だからナビゲーションシステムが必須ですが、バイクの場合はメーター近くに専用の器具で固定していない限り、時折路肩に停めてスマホをだしてナビを確認。なんてことをしてい...
地域タグ:出雲市
出雲・境港・岡山ツーリングの旅 6 須佐大宮(神社)と天照社
あ、さて。出雲二日目。昨日はツーリングの疲れ+美味しい酒と肴+ホテルご自慢の風呂でぐっすり眠りましたので、爽快な目覚め。須佐神社へリベンジと行きましょう。昨日はだんだん暮れていくお空の下参りました道を、朝日に照らされながら爆走します。おぉ昨日は見過ごしましたが、こんな看板が須佐神社の駐車場にはあったのね。うん。昨日も思ったけれど、この手水場は趣深いですなぁ。この竹のひしゃく、神社の特注かしら?おっ...
地域タグ:出雲市
【ヒーロー娯楽映画は】ゴーストバスターズ:フローズン・サマー【おわコンか?】
なるほど。オールドファッションだ。(映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』オフィシャルサイト ソニー・ピクチャーズ (ghostbusters.jp)ゴーストバスターズのリブート2作目、『ゴーストバスターズ:フローズン・サマー』は良い作品だった。過不足なく、映画に必要なものがすべてはいっていたと思う。冒険のワクワクも、理不尽な現状への怒りも、心くすぐる古の伝説も、「理解されないこと」の哀しみも、友情も、家族...
本日のお宿は、センチュリオンホテル&スパクラシック出雲。出雲駅から徒歩2分?くらいの新しいホテル。いや~今回お得に旅しようとアゴダというサイトを初めて使ってみたのですが、安いですね~。まぁもちろんオフシーズンという注釈付きでしょうが、7割オフで泊まれました。いや逆に言えば、国内のホテルはわたしの気づかぬうちにすっかりインバウンド仕様になっていたのですね。今回ホテル比較してその金額にたまげました。この...
地域タグ:出雲市
あ、さて。腰を高々と上げた女豹のポーズでこんにちは。これなるは須佐神社(須佐大宮)のお向かいにある天照社の狛犬・阿さんです。こちらが吽さん。こちらも人体でやったら確実腰を痛めそうなポーズですね。我が家の猫たちも時々やってますが、狛犬では初めて見ました。で。こちらがお二人の守っている天照社。木立の奥にちんまりと鎮座されています。拝殿と呼んでよいのかな?と思いたくなる、大人5人並べばぎゅうぎゅうの小屋...
地域タグ:出雲市
しつこいですが何度でも。出雲大社は広いです。ほけほけふえぇと境内をめぐっていれば、あっという間に時間がたち、疲労もたまり。大国主さんに別れを告げたはいいものの、あぁ二の鳥居までが遠い。三の鳥居の横道をたどれば、バイクを停めている駐車場までショートカットできそうだけれど、それでは神門通りを散策しづらい。ならば歩こう。松の参道、こんどは左側の道を進み、鳥居をくぐり、素鵞川にかかる祓橋をわたり、祓社にも...
地域タグ:出雲市
あぁ。あれに見えるは一の鳥居。宇迦橋の大鳥居か。たぶんわたしはこの写真をとったあたりでバスをおりたのかな?もしかしたら「参拝の心得」に書いてある鳥居をふたつぶっちして、出雲大社バスターミナルあたりで下車、4つある鳥居の最後、銅の鳥居だけくぐってお参りしたのかもしれない。 まったく覚えていないけれど。 なにせ出雲大社、広うございます。古代出雲歴史博物館(今回は時間の関係で行かず)前の駐車場か...
地域タグ:出雲市
対馬・壱岐 島めぐりの旅の更新をだいぶさぼっているのですが。先日、出雲~境港~岡山と二泊三日でツーリングしてきましたので、そっちの旅を先にご紹介しちゃおうかな~と。楽しかったからね。いや対馬ももちろん楽しかったんだけれどね。記憶の新しいのを先にやりたくなるよね。というわけで、しばしお付き合い頂ければ幸い。****我が家ちかくのインターから高速に乗り込み、まずは勝央で小休止。今回の装備はこちら。前回のバ...
地域タグ:出雲市
えぇっ、原作、立川志の輔さんなの!?このレビューの書き出しをいろいろ考えていたのに、エンドロールでその文字列をみた瞬間、すべてふっとんでしまった。さらには企画が中井貴一(主演)さ~ん!ふぇえ……うぁわ本当に、「大河への道」で河出文庫から出版されてる。うん。気を取り直して。あ。今回もネタバレ(ほぼ100%)しておりますので、気になる方はこれ以降、特に後半部分はお読みにならないでください。***まことの地図を...
1967年、日活。野口晴康監督作品。ゴジラ以外はあまり興味のない特撮B級(C級かもしれない)映画であるこの作品の名をなぜ知っていたかといえば、私淑しているブログ「曼荼羅畑でつかまえて」さんで紹介されていたからである。ながいこと「いつか観よう」リストに入れて放置していたが、本日何気なしに観た。のっけから爆笑した。現在と地続きであるとはとても思えないような時代がかった衣装やセリフ回し、俳優さんの所作やキャラ...
あ、さて。だいぶご無沙汰しておりました対馬・壱岐島めぐりの旅。対馬の厳原港からフェリーで着きましたのは、壱岐でございます。離島では20番目の大きさ。小豆島とおなじくらいの大きさだそうです。海上からみると、真っ平に見える島。対馬の峻険な山々とはだいぶ様相がちがいますねぇ。対馬では二泊しましたが、壱岐は日帰り。そしてこの日もなかなか強行軍でしたよ。まず、8時半にホテルをあとにして、厳原港から壱岐・芦辺港...
地域タグ:壱岐市
あれ。鬼太郎の「ゲゲゲ」って、結局なにから取られたんだ……?鬼太郎誕生話の本作を2023年最後の日に観たあと、同行者と答え合わせをしながら、ふとそんな疑問が浮かんできた。まぁ良い。たぶん、ネズミ男と本作のバディの片割れである「水木」が名付け親なんだろう。映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト (kitaro-tanjo.com)そう。本作は「鬼太郎誕生」と銘打ちつつも、主役は「水木」という名の戦場(たぶん原作者の水木しげ...
思えばこの国は、いつも命を粗末にしてきました。俺なんか、生きてちゃいけないんだ。自分はほんとうに生きてるんですかね……。国に頼れない以上、民間のわたし達でどうにかするしかないんです!あ”~~~もう、台詞のひとつひとつがささって、殴りつけてくるものだから、泣くしかない。アメリカ産のゴジラはアクション・エンターティメントだから、ただのフィクションとして楽しめた。そこでどれだけ人間をふくむ生き物が亡くなろ...
言いたいことは、わかる。最後はなんだかふわっと「希望」をのこして終わる感じも、まぁもしかしたらハッピーエンドと言えなくはないかもしれない。ただなんというかなぁ……。観ている間中、不快感のつきまとう映画であった。最終目的、まぁ「真の」目的といえばよいのか、それがさっぱり見えてこない、視線は合っているのにこちらをみていない借り物の言葉を並べたてる精神科医(サラ・ポールソーン)がいて。彼女の強迫神経症じみ...
あ、さて。二日間の対馬滞在。駆け足であったが中々濃厚に満喫できました。三日目本日は、壱岐へと移動し観光。朝の8時にホテルを出発し、厳原港からフェリーに揺られて2時間ちょっとの船旅です。旅の相棒はこちら。フェリーちくしさん。全体的に古めかしさを感じさせる船体であるけれど、全長約100m、総トン数約2000。乗用車ならば69台ものり、定員674名の堂々たる広さのお船である。速さを優先するならば行きに利用したジェット...
地域タグ:対馬市
あ、さて。対馬を明治まで治めた宗家の菩提寺・万松院の見学が終われば、あとは自由時間。明朝8時には壱岐へと移動するので、見のこした観光名所に行くも良し。グルメに走るも良し。お土産を買いに行くも良し。対馬を最後まで満喫すべく、ツアーの皆様は三々五々散って行きました。わたくしはと言えば、この二泊三日の間にあらたか観たいと思っていた場所には行けましたし。さらに行きたい場所ややりたいことは、時間的に無理。対...
ラッキーなことに、車窓観光からおりての観光になった椎根の石屋根倉庫。その後われら一行が向かったのは、万松院でした。万松院。元和元年(1615年)に宗家20代義成(よしなり)が父義智の冥福を祈って創建した寺で、以降、宗家累代の菩提寺となりました。このブログで何度もお世話になっている「長崎しま旅行こう」HPにそう書いてあるように、対馬を明治まで治めた宗家の菩提寺です。HPや観光マップをみると、なんだか山の中にある...
こちらは、小茂田浜神社にひっそりと置かれていた砲弾。日露のころのものだろうか。それとも第2次大戦のころの?なんの説明書きもなく、「珍しいのが掘ったら出てきた。とりあえずここに飾っとく?」といった感じでたたずむこの砲弾。戦のさなかならば、これが落ちて爆発すれば周囲のさまざまなものを吹き飛ばす恐ろしき兵器。いまは、ただの赤さびの浮いた鉄の塊。できれば、博物館や美術館に飾られている甲冑や刀のごとき遺物の...
*今回もまた、(他作品をふくむ)ネタバレには配慮せず書き散らしておりますので、お嫌な方は、ブラウザバックをお願いします。ううん。見事にとっちらかった作品であった。マーベルの世界はいまや広すぎて、フェーズ4ともなればどこ(どの作品)とどこの世界がつながっているのか、生中なファンでは把握できない。そして、アイアンマンの死をもってセミリタイアしてしまった生中なファンであるわたしは、消化不良の思いを抱えな...
あ、さて。上見坂公園で近代戦争を垣間みたあとは、元寇の頃の戦に想いをはせるべく小茂田浜神社へ参りましょう。このお社に祀られているのは、文永11年、西暦1274年の元寇で主従80騎兵が全滅した宗資国さん。当時すでに67歳でしたが、ここに祀られている大鎧姿は若々しいですねぇ。それとも。あの当時は「老後」なんて言葉(考え)はなく、身体が衰えれば数年で亡くなるのが当たり前の時代でしたから、討ち死にできるくらい戦える...
地域タグ:対馬市
また一日を始めるにあたり、いくつかルーティンをこなしている。そのひとつが朝刊をじっくり読むことなのだが、最近は見出しに目を通すだけで血圧が危険域まで上がりそうになるニュースばかりだ。だから、ある程度目に留まった記事をよみこみ、それに対する意見・考察・妄想を書き散らした後は、リセットするために映画を一本観ることにしている。観るのは、すでに観たことのある作品や、プライムのマイリストに入れたまま放置して...
お昼ごはんを頂いた対馬グランドホテルからほど近い、1㎞くらいですかね。その場所にあるのが、上見坂公園。それが次なる観光ポイントです。「長崎島旅いこう」HPによれば、標高358mあるらしいのですが、バスでゆるゆるとのぼったおかげか、ガイドKさんのお話に気を取られていたせいか、あんまり高台の印象はないですね。あぁでも。公園入口からすぐ、ゆるい傾斜をのぼった先にある展望台からはたしかに、遠くの入り江や島々が...
地域タグ:対馬市
あ、さて。暢気に旅の思ひ出をかたるつもりが、毎度毎度脱線して長くなってしまうこの旅日記。さきの和多都美神社(余談ながらこれ、ワ「ダツ」ミではなくワ「タヅ」ミと読むそうです)の稿で書ききれなかった、身代わり鳥居について書かせていただきましょう。みなさま覚えておられるでしょうか。3年前の台風9号、10号の被害を。3年前というと令和2年。コロナ禍前のことですから、そこから記憶が寸断してしまった方もおられ...
地域タグ:対馬市
烏帽子岳展望所でやっかいな隣人であるロシアについて想いを馳せた後は、和多都美神社へ移動します。烏帽子岳から直線距離ならば1㎞も離れていないこのお社、当初の予定では車窓からの観光のみでした。しかし現地ガイドのKさん、安定したテクニックが素敵なドライバーのNさん、そして添乗員さんのお心遣いにより、なにより定時前集合、出発のツアーの皆さんのおかげで、降りてお参りすることができました。やった。旅先では、なん...
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さて。万関橋にて日露戦争に想いをはせた後、つづいて向かったのは烏帽子岳展望台。地図で確認すると万関橋をわたって国道382号線を北上。20kmくらいかな?バスに乗って、現地ガイドKさんが現在お住まいの上対馬の集落、その日常と過疎化についてお聞きしているうちに着きました。展望台は烏帽子岳の頂上にあります。ガイドブック「対馬BOOK」によれば烏帽子岳の標高は176m。しかしこの駐車場の標識には60m。つまりはバスです...
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さて。対馬・壱岐 島めぐりの二日目。大満足の朝散歩を終えて、そろそろ朝食をとらねば。でもその前に、もう一度正面を斜めからぱちり。写真右手で道路をみている方は、小学生の通学を見守っておられた方。そのユニフォームから警察の方だろうと思ったのでお顔が映らないように配慮しましたが、やっぱり長崎県警の方でしたね。そうなんですよ。この八幡さんの前の道路、通学路なんですよ。その後中学生の姿も見かけましたし。我が...
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対馬・壱岐島めぐりの旅。二日目の朝。(わたしにしては)早起きして、厳原の街散策中でございます。散策の目的第一、朝鮮通信使の足跡をちょいとたどる。それは果たせました。ま、ホテルの周辺の道にあるものだけですが。第2の目的が、こちら。厳原八幡宮神社でございます。対馬ガイドのKさんに昨日いただいた「対馬BOOK」には、このお社についての詳しい記述はありませんでしたが。昨日の街歩きで通り過ぎつつ猫たちを愛でただけ...
地域タグ:対馬市
【英国人とは】ミステリー・イン・パラダイス/Death in Paradise【文化がちが~う!】
ミステリー・イン・パラダイス。原題:Death in Paradise。アマゾンのプライムビデオで観られ、結局はまって、公開している最終シーズン10(本国では現在12シーズンまで公開)まですべて観た。第一話からあまりにも「英国的な」リチャード・プール警部補が登場。陽光あふれる魅惑のパラダイス、セント・マリー島に派遣されたのに、英国本国と同じようにスーツに革靴スタイルで、紅茶にスコーン、グレービーソースのかかったロース...
あ、さて。新しい朝が来ました。希望の朝です。久々の(ツアー参加ですが)ひとり旅に加えて、ずっと行こうと思っていた場所への旅というわけで、ワタクシ昨日からかなりハイでございます。普段宵っ張りの朝寝坊、予定がなければ寝たいときに寝ておきたい時に起きる自堕落な生活を送っておりますが、旅ともなれば早寝早起き。昨夜はなんと10時(9時だったかも)前に就寝しまして。この日は6時ごろにはお目めぱっちり。お空は快晴...
地域タグ:対馬市
あ、さて。対馬・壱岐島めぐりの旅。一日目なのにすでに5記事を費やしてもまだ終わらない。たった二泊三日の旅なのですが、なにせ長年行こうと思っていた国境の島ですからねぇ。書きたいことが多すぎて。例えばこの半井桃水氏の館。樋口一葉と浅からぬ関係のあったお師匠さん、くらいの情報しかもっていなかったのに、やはりその場に直接降り立てば、想起(妄想)されるものもさまざまあるわけで。館の敷地内、正面の門を入って右...
地域タグ:対馬市
ん~まぁ。二作目のくびきは”極”悪党どもでも倒せなかったという事かな?うん。相変わらずハーレイ様は美しくも可憐でしたよ。イッチャッてるけれど。そしてク〇野郎なのになぜか憎めない(他人事だからね)キャプテン・ブーメランもお元気そうで何より。ちょっと痩せた?そんで、一作目ではエリート軍人風吹かせまくり、「初めての恋」の相乗効果でえらい目にあったリック・フラッグ君。丸くなりましたね。他の方たちは……DCレーベ...
【こいつはぜひ】名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊【スクリーンで観てほしい】
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』公式サイト|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)2023年9月15日公開。ケネス・ブラナー監督。そうそうそうそう!ポアロはやっぱりこうでなきゃ。3作目のケネス・ブラナー産ポアロ。1作目の『:オリエント急行殺人事件』は別にして、前作『:ナイル殺人事件』よりは断然、本作の方が好きだ。まぁ言うてね?前作『:ナイル~』はほら、やたらとメロウというか、「愛」を主題にしすぎて...
あ、さて。見どころ一杯の対馬博物館をでた後。我らが向かったのは、博物館すぐ横からつづく旧対馬藩の城下町である。ここからも、例の「ブラタ〇リ」ネタがどんどんでてくるが、皆様ついてきて欲しい。博物館のエントランスから道なりにつづく細い階段を降りた先。そこがもう城下町のただなかである。その証拠が上の写真。前の記事でもふれた石英斑岩の石垣だ。(対馬を知ろう 対馬博物館 (tsushimamuseum.jp))現在は風雨にさ...
地域タグ:対馬市
あ、さて。厳原港→お船江跡ときて、ここでお勉強タイム。対馬博物館へ。令和4年、昨年オープンしたばかりのこの博物館では、対馬の自然、歴史、文化、芸術を古代から現代まで通しで学べる。2階建て、展示スペースは1階7室のみだけれど、エントランスホールから総合室に入ってすぐ、古代の展示室からもう見どころ満載で、1時間ばかりの観覧時間ではとても足りなかった。内部のほとんどはもちろん撮影禁止なので、しっかり目に焼きつ...
地域タグ:対馬市
【ちゃんと怒って】第2次岸田内閣発足【ちゃんと考えましょう】
皆さん、気付いてほしい。第2次岸田改造内閣、閣僚らの略歴彼ら、岸田君ひきいる自民党執行部の「新」体制とやらがやっていることは、わたし達が日々していることとまぁったく同じモノでしかないことに。人が三人集まれば派閥を作るという。例えばあなたの職場、ご近所のよりあい、ママ友パパ友の間、学生時代の教室で、お子さんがいるなら保育園や幼稚園のお遊戯の時間でも。派閥、ようは考えや目的、利益を同じくする小集団は形...
さて。観光にまったく特化していなかったジェットフォイルに揺られること2時間強。壱岐を経由して、無事対馬に到着した我ら23名である。途中の壱岐はずいぶん平たい山だなと思ったが、対馬は逆に、ずいぶんごつごつとした山がちな島のようだ。それを物語るかのように、我らを迎えてくれた厳原(いづはら)港につく前、地図でみれば「アマカ崎」やら「竜ノ崎」と呼ばれるだろう海岸線は、岩肌が露出していたり、そこにかろうじてへ...
地域タグ:対馬市
先日、ふとおもいたって対馬に行ってきた。ついでに壱岐にも。対馬は韓国との国境。我が町からなら新大阪からだーんと博多まで新幹線で約2時間半。さらには船に乗り換え時速80キロのジェットフォイルでも、さらに2時間以上ゆられないとたどり着かない場所にある。この島は、ながらくわたしの「近いうちに必ず行く」リストの上位5位にはかならず入っていた。しかし前述のとおり、国内とはいえ近くはない。なんなら飛行機で行く沖縄...
2度は観ない。観たくないなぁ。2021年東宝系で放映されたこの作品を、映画館でみようとしてやめて、それでもその日、ためらいながらも観始めたのは、菅田将暉と小栗旬の共演だったからである。そう。『鎌倉殿の13人』の義経(菅田さん)と、小四郎義時(小栗旬さん)の共演。しかも観始めたら梶原殿〈中村獅童さん)まで出るているじゃないですか。それだけでテンションがかなり上がりました。開始数十分は三人が絡むたび、特に中...
『ターミナル』『キャスト・アウェイ』『ハドソン川の奇跡』上にあげたことばの共通点はなにか、お分かりだろうか?そう、まず、いずれも映画のタイトルである。ヒューマンドラマやハートウォーミングなんて呼ばれるジャンルに、振り分けられることが多い。実話をもとにした……と思ったら、一番「実話っぽい」『キャスト・アウェイ』は完全オリジナル脚本だそうな。意外だ。え~それから、どれもわたしが「いつか観よう」リストにい...
【アダム・ドライバーに】65/シックスティ・ファイブ【つられて観た】
筋書きというほどのものはない作品であった。男が旅にでる。2年におよぶ長い旅だ。報酬はそれまでの2倍になり、その金で重病のひとり娘の治療費をまかなえる。だから男は涙をのみ、愛する家族を残して旅にでた。長い航海もなかばを過ぎ、あとは船首を回転させ、愛する家族の元へ帰る旅へ。しかしその途中で男に不幸がふりかかる。予期せぬ事故が起こってしまったのだ。航海中の事故はいつでも良くないものだが、男はさらに不運だっ...
【インディ・ジョーンズへ】インディ・ジョーンズと運命のダイヤル【愛をこめて】
インディアナ・ジョーンズ!四捨五入すれば半世紀生きているわたしが小学生の頃から、洞窟にわけはいり、あやしい神殿に突入し、悪漢を殴り倒し、たおされ、盗んだバイクを爆走させていたあなた。現在古希をはるかに過ぎたお歳のはずですが、在りし日と変わらず馬に飛び乗りファイト一発、美女と冒険の旅に繰り出されておられましたね。とはいっても、そこは歴史を愛するインディ先生。無理で無謀な若づくりをしているわけではなく...
【謎解きに】パスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版【涙はいらない】
サー・コナン・ドイルが百年以上前にうみだした、シャーロック・ホームズの「パスカヴィル家の犬」。それを飛ばし読みしかしていない身だから悪かったのか。それともこの劇場版の元となるドラマシリーズのことを、気にしつつも未視聴だったのがいけなかったのか。それともそれとも、あらすじにあった「瀬戸内海の離島」という言葉に、横溝正史の金田一耕助シリーズを想起して、その陰々滅滅とした世界を勝手に期待した、せいかもし...
【皆様】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ボリューム3【ハンカチのご用意を】
あぁこれはノアの箱舟なのか。いいかげん涙を吸わなくなったハンドタオルの乾いたところをさがしながら、そう思った。ノアの箱舟。家族みんなを乗せてHomeへ。あぁ違うか。そこがHomeなんだ。(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3|シリーズ第3作|映画|マーベル公式(disney.co.jp))ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3。マーヴェル・シリーズに中盤からハマッたわたしが、珍しくすべて映画館で観たシリー...
その場に行かなきゃ、気づけないことはある。咲き誇る藤の花。その藤の花にふらふらと引き寄せられるのは、「映え」写真をSNSにあげようとする人だけではなかった。平等院鳳凰堂の藤棚は、クマンバチの一個大隊が飛び回っていた。(歳時記 | 世界遺産平等院 (byodoin.or.jp))平等院鳳凰堂の公式webサイトやパンフレットにのっけられた、枝垂れ藤から透かしみる鳳凰堂。うん。実にみやびやかで美しい情景。まさにこの世に浄土を...
地域タグ:宇治市
ちくしょう……力技で泣かされちまったたい。いや、色々言いたいことはありますよ?俺たちの信長は、そんな殊勝で潔いやつじゃないだろ、とか。ヒロイン@綾瀬はるかさんは、のんきすぎるやろ、とか。八嶋智人さんたら、ここにも出てたんですか。相変わらず出番すくないのにインパクトでかいっすね、とか、とか。とまぁそんな風に、色々言いたいことはあるのだけれど、結局。映画の終盤にはなんとな~く丸め込まれて、あぁそういう信...
【基本に忠実】ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り【それでいいのだ!】
超正統派のアクションムービーでした。以上それで終わりにしたくなるほど、基本に忠実な作品であった。そして、寡聞にして存じ上げなかったのだが、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は1974年に作られた歴史ある「テーブルトーク」RPGだそうな。今度この映画を観に行くんだとリーフレットを旦那様に見せれば、「懐かしい。D&Dやん」とひとくさり語ってくれた。ゴメンよ。君が最初に「D&D」言ったとき、「またいつもの即興略語...
【この作品を観た後は】Everything Everywhere All at once【胃薬がいるかも】
いまだに何をたべさせられたのか、判らない。それは、例えばイタリアやフレンチ、懐石料理といったジャンルではなく焼きそばやふ饅頭、カツレツやカヌレといった料理名そのものが判らないというレベルで。一晩たったいまでも、腹の底がぐるぐると言っているから、腹いっぱいにはなったのだろう。十分な衝撃を受けた証拠に奇妙な夢もみたし。のだが。あの映画が何だったのか、やっぱりわからない。
【幾夜でも語りつくせぬ】大奥「五代将軍綱吉・右衛門佐編」【NHKドラマ10】
見逃しつづけていたNHKのドラマ10『大奥(原作:よしながふみ)』の再放送を観た。メフィラス@シン・ウルトラマン、三浦の平六義村@鎌倉殿の13人こと山本耕史(ヤマコー)さんが、「ヒロイン」をつとめる、綱吉編だ。そして改めて思い知る。いやぁ……NHKすげぇ。ヤマコーさんすげぇと。***ヤマコーさんの今回の役どころは、京都から来た将軍・綱吉の「側室」候補。とはいえ彼の本当の狙いは、将軍の寵をうしなえば磊落する側室で...
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さて。ボランティアガイドH氏に連れられ、さらにツアーは続く。上の写真は、高床式で復元された掘立柱建物のすぐ近く。現在は写真のとおり、クリやクヌギに囲まれた静かな池だが、この三内丸山遺跡が現役の頃は海へとつづく入り江だったそうな。あぁそうだ。「縄文海進」だ。我らのご先祖様の一派が、大陸から当時の陸続きだった日本列島にわたった後。ちょうど縄文時代の初めころから始まった海水面の上昇。ピーク時である約6,500...
さぁ、11時半になった。ボランティアガイドさんによるツアー開始である。ガイドブックで記載の所要時間は約50分。しかしボランティアガイドのH氏いわく、1時間はかかると。期待が高まるじゃぁないか。まずは外へとつづく通路(時遊トンネルという名らしい)にある三内丸山遺跡のジオラマ前で、広さと回るコースを確認。遺跡は野球場6個分。甲子園球場で換算したらもうすこし少ないか。遺跡内の構造物を「復元物」とH氏は呼ぶが、正...
11月2日。残念ながら曇り。週間天気予報では18℃/11℃で降水確率40%。今日は、長年こようと思っていた三内丸山遺跡に挑戦するのだ。ガイドブックなどには滞在時間2時間、長くて3時間。移動をふくめてと書いてあることが多い。だがしかし。我ら姉妹は歴史・古代史好きである。博物館や美術館に一日いても退屈しない。だからこの日は一日どっぷり縄文時代にはまろうとスケジュールを組んでいる。唯一心配なのは、空模様。うすぐもりの...
さて。JR青森駅周辺の観光もした。土産もちょっと…だいぶ買った。腹は爆裂にすいている。というわけで、ちょいと夕飯には早めですががっつり飯と酒をもとめて、繁華な新町通りに向かって足をすすめた我ら姉妹。あ、ちなみに。上の写真はA-FACTORYとワ・ラッセの間にある浜辺?で最終日の朝撮ったものです。空港までのバスを待つ間にぱちり。朝焼けとあいまって、なかなかにフォトジェニックな写真となりました。まぁ写真の話は置い...
さて。青森上陸1日目。本日のターゲットである、JR青森の周辺の3施設。そのうちの「ねぶたの家ワ・ラッセ」を制覇した我ら。つづいて向かったのは、A‐FACTORYでございます。え~わたくしこの施設にお邪魔するのは2度目。初青森で友人たちとランチをした時、シードル工房はあるわ、青森の工芸・民芸・食すべてを買えそうなショップがあるわで、胸を撃ち抜かれまして。青森を訪れる方には「絶対行った方がよい」と、普段使わない「...
あ、さて。ねぶたのハネト・太鼓・鐘つき体験で、きっちり上がった息を整えて。跳ねまわるわれらを見守ってくれていた、ねぶたを細部までなめるように見せて頂きましょう。なにせ、1階フロア一杯にねぶたさんが配置されていますからね。単なる旅人のわれらですが、一緒に写真のひとつも撮らせていただきたいじゃあありませんか。で。撮った写真がこれです。うん、知ってた。最新型のスマホならさ、アプリ補正とかで背景が明るくて...
さて。先の記事で予告したとおり、青森1日目の観光場所3つのお話をしよう。JR青森駅の海沿い徒歩2分に隣接する、3つの観光スポット。駅から近い順にいえば、「ねぶたの家ワ・ラッセ」→A-Factory→旧青函連絡船・八甲田丸である。ホテルにチェックインして身軽になった我らがまず向かったのは、ワ・ラッセ。ねぶたの家入り口はいってすぐ、小さ目のねぶたがお出迎え。あがる。ちなみにワ・ラッセの入り口は、1枚目写真の赤い波型の現...
12時53分。飛行機の、分厚いのに見事にクリアな窓から見下ろした青森の山々は、錦に彩られていた。その向こうに見えるのは、十和田湖であろうか?旅直前に日本近海に来襲した台風21号の影響を心配していたが、さいわい青森には魔の手が伸びていないようだ。よかった。あぁたぶんあれが、八甲田山だろう。いまは針葉樹の碧と紅葉で飾られたあの山が雪に覆われれば、さぞかし厳しかろう。だいぶ前に八甲田山のおひざ元、酸ヶ湯で湯を...
わたしは日々できるだけ嫌なこと、好まない事を避けて暮らそうとしている。21世紀に生きる現代人であり、日本で2番目に人口が多い都市のすぐ近くに住んでいるのだから、大嫌いな人ゴミとは無縁ではいられないし、ネットを使えば嫌なニュースに遭遇する。ただねぇ。最近その頻度が高くないですか?なんだかもう、毎日のように一昔前の映画なら「世界の終わり」として描写されそうな事件や事故が起こっているような気がして。正直、...
樹木希林さんて、俳優さんやったんや……旦那様のこのつぶやきが、本作品を端的にあらわせていると思った。うん、本当に。ひさびさにちゃんとした、ケレン味のない、素晴らしい映画をみた。素晴らしいを作品の中で駆け出し男・信次郎@大泉洋さんが言っていたように素敵なと言いかえても良いだろう。本作品、『駆け込み女と駆け出し男』は2015年封切りとのことだから、主演のひとりである大泉さんは、2022年の大河で源頼朝をやった頃...
さて。約2400年前の弥生人とおなじくらい(いや個人的にはそれ以上)驚愕の体験をした日から、はやひと月。いよいよ銅鏡の磨きにはいります。再度ご紹介。前回わたしが必死こいて砂に刻み込んだ銅鏡後ろ面デザインは、こちら。斎藤道三が使ったことで有名、と「日本の家紋大事典」に書いてあった波紋から拝借して、変更をくわえましたものです。で。で。900℃に溶けた銅と錫の合金を流し込んで、さまして、鋳型を景気よくぱっかんと...
それでは予告したとおり、近江金属製作所さんでの驚嘆すべき鋳込みの模様をお伝えしたい。参加者でいっぱいになったマイクロバスは、朝我らが自転車で渡った橋を越え、さらに駅の向こう側へと走る。しかし「近江」と名がついてはいるものの、鋳込みをする金属製作所さんは、我が町からそう遠くない場所の阪急電車線路沿いにひっそりとあった。ちょっと話は飛躍するが、皆様は「とろける鉄工所」、通称とろ鉄というマンガをご存じだ...
さて。我が町で、銅鏡をつくるという夢の様な企画。10センチの銅鏡の背面に彫るデザインは完成した。2日間にわたる流れも確認完了。それではいよいよ当日の様子をご紹介したい。***銅鏡作成1日目。地元駅で妹とおちあい、自転車で田能資料館へと向かった。ちなみに駅から資料館へは自転車で20分ほどかかる。バスもあるが、資料館ちかくにバス停はなく、一番ちかいバス停でも徒歩15分ほどかかるそうなので、駅下にある1日借りれるレ...
もう一昨年のことになるが、奥出雲のたたらばを旅した。八岐大蛇のごとき山々のたたらばも今はなく。国内で唯一いまでも玉鋼をつくる模様や、往時の鋼づくりの様子を事細かく遺した資料館などをめぐり、改めておもったこと。鉄をつくるというあれは、神事である。カムゴト、人ならざる者から授けられた御業なのだなと、真っ赤な川となって溶けながれる鉄に魅入られながら思ったのだ。で。おのれで鉄を扱うのは無理だけれど、あの神...
あ、さて。休み休み綴ってきた出雲・境港・岡山の旅もそろそろ終わりである。吉備津神社をあとにした我らは、山陽道を東へ東へとひた走り、帰路についた。山陽道は日帰りツーリングでも良く通るルートで、以降ほぼ写真を撮っていない。たぶん旅のつかれもあっただろう。運転は旦那様がしているとはいえ、バイクの後ろで蝉のようにくっついて時速100キロ近くの速度の風にずっとあたっていれば、疲れもする。というわけで。旅の最後...
脚本に庵野氏の名をみつけて、すべてが腑におちた。誘ってくれたファースト・ガンダム世代の旦那様は、とてもご機嫌うるわしく。「庵野氏がシャア推しとは驚いた」と呟いていた。機動戦士ガンダムのテレビアニメは、ファースト・シーズンを再放送からのわたしはと言えば、映画冒頭と数十分後のテンポとカラーのギャップに消化不良を起こしそうになっていたのだ……。その消化不良っぷりはまだすこし残っているので、あとはいつものご...
はい。御竈殿でちょいとひんやりさせられた後は、お稲荷さんに景気よくしていただきましょう!御竈殿の横の口、ひろびろとした廻廊横のお庭をかこう生垣に隠れる様にある鳥居をくぐった先に、そのお社はあります。吉備津神社のリーフレットには稲荷神と説明書きされていますが、お社の名前は宇賀神社。宇賀神は、宇迦之御魂神(うかのみたま)を由来とするとされる、人頭蛇身の神様です。財をもたらす福神として中世以降信仰された...
いや~一昨年の10月から放置しておりました出雲・境港・岡山ツーリングの旅。つづきです。吉備津神社のなが~い、360mの南端にある本宮社。バイクをとめた第一駐車場側の、北随神門。室町中期の再建というその門よりもよほど古そうな狛犬さん達と柱を前に、ちょいと撮影。そこから、「自然の地形そのまま(神社パンフレットより)」に、お山のふもとの勾配にそってゆるやかに上り下りしている廻廊をひょこひょこ歩きまして。随神...
・縄かりん糖製造者:石崎庸市 通販可能。石崎弥生堂超正統派のかりんとう。大豆油のおかげか、砂糖よりもショ糖もしくは麦芽糖などのそぼくな甘みを感じる。硬さが中程度なところも良い。やめられない止まらない味で、わたしよりも旦那様がはまって完食していた。・青森縄文和栗バウム販売:(株)富士清ほりうち・製造:株式会社ヌベール。あおもり自慢で通販可能。青森の米、青天の霹靂米粉のおかげだろう。バターではなくマー...
これはあくまで、ただの妄想だと思って読んでほしい。キリスト教と古代ローマ史を少々かじり、フランスでわずか一年弱暮らし、ドイツやイタリア、バルト三国などを旅したことがあるだけの人間の妄想だと。***古代ローマの「敵」はいくつかいた。たとえば、現在のドイツにベルギー、フランスの一部を含めたゲルマニアと当時呼ばれた地域の、ライン川の向こう側に住まう諸部族。現在のハンガリーやユーゴスラビアを流れるドナウ川の...
決算!忠臣蔵 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)将軍徳川綱吉のころ、そば一杯は16文。現代に換算すれば480円。それを基準として考えると、あの仮名手本忠臣蔵で有名になった大石内蔵助の年収は6,900万円。これはおそらく額面で、元禄の江戸では藩によって税制が変わったにせよ、現代の所得税に住民税、消費税はなかったろうから、案外まるまるもらえていたのかもしれない。内蔵助たちの藩・赤穂から江戸への旅費が往復72万円で、...
はい。左京鼻から快適なバスで移動すること数分。つぎなる観光スポット、はらほげ地蔵に到着です。通常、というと語弊があるかもしれませんが、道っぱたやお寺やお墓などにならんでいるお地蔵さんて、こちら側、ようはお参りするわたし達の方を向いておられますよね。そして、ちかづいてお参りしやすいよう、道のすぐ脇などに立たれてますよね。しかしこのはらほげ地蔵さんたちは、海の中に立っておられました。前掛けがあるからこ...
さて。2回目の出雲そばを堪能し、本日はあと2軒神社さんをめぐります。で、たどり着いたのがこちら、平濱八幡宮でございます。いや実はですね。こちらのお宮は立地だけで選んだんですよ。本日の最終目的地・堺港までの間にあり、ずっとお参りしたかった揖屋神社の途中によれるお社。そう思ってグーグルさんを眺めていたらば、なにせここは神話の国出雲ですから、あるわ、あるわ神社だらけ。八重垣神社も気になるし、眞名井神社もよ...
あ、さて。朝のうちに須佐大宮(神社)玉作湯神社とはしごしまして、お腹をすかした我らが訪れましたのは。出雲そば処八雲庵でございます。松江城のお堀ばたにあるこのお店、昨日の羽根屋さんから、すっかり出雲そばに魅了された旦那様が探したお店なのですが、全日11:00~13:30までという非常にシビアな開店時間。玉作湯神社から11キロの近距離とはいえ、なかなか飛ばしてまいりました。おかげでお昼時ちょい前、待つことなく入...
はいはい、須佐神社からバイクをかっ飛ばして約50分。47.1キロ先にあります玉作湯神社にやってまいりました。や~スマホナビとタンクバイク様さまです。ツーリングやドライブをよくされる方ならご存じのように、日本の道って、標識が連続してないですよね。だからナビゲーションシステムが必須ですが、バイクの場合はメーター近くに専用の器具で固定していない限り、時折路肩に停めてスマホをだしてナビを確認。なんてことをしてい...
あ、さて。出雲二日目。昨日はツーリングの疲れ+美味しい酒と肴+ホテルご自慢の風呂でぐっすり眠りましたので、爽快な目覚め。須佐神社へリベンジと行きましょう。昨日はだんだん暮れていくお空の下参りました道を、朝日に照らされながら爆走します。おぉ昨日は見過ごしましたが、こんな看板が須佐神社の駐車場にはあったのね。うん。昨日も思ったけれど、この手水場は趣深いですなぁ。この竹のひしゃく、神社の特注かしら?おっ...
なるほど。オールドファッションだ。(映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』オフィシャルサイト ソニー・ピクチャーズ (ghostbusters.jp)ゴーストバスターズのリブート2作目、『ゴーストバスターズ:フローズン・サマー』は良い作品だった。過不足なく、映画に必要なものがすべてはいっていたと思う。冒険のワクワクも、理不尽な現状への怒りも、心くすぐる古の伝説も、「理解されないこと」の哀しみも、友情も、家族...
本日のお宿は、センチュリオンホテル&スパクラシック出雲。出雲駅から徒歩2分?くらいの新しいホテル。いや~今回お得に旅しようとアゴダというサイトを初めて使ってみたのですが、安いですね~。まぁもちろんオフシーズンという注釈付きでしょうが、7割オフで泊まれました。いや逆に言えば、国内のホテルはわたしの気づかぬうちにすっかりインバウンド仕様になっていたのですね。今回ホテル比較してその金額にたまげました。この...
あ、さて。腰を高々と上げた女豹のポーズでこんにちは。これなるは須佐神社(須佐大宮)のお向かいにある天照社の狛犬・阿さんです。こちらが吽さん。こちらも人体でやったら確実腰を痛めそうなポーズですね。我が家の猫たちも時々やってますが、狛犬では初めて見ました。で。こちらがお二人の守っている天照社。木立の奥にちんまりと鎮座されています。拝殿と呼んでよいのかな?と思いたくなる、大人5人並べばぎゅうぎゅうの小屋...
しつこいですが何度でも。出雲大社は広いです。ほけほけふえぇと境内をめぐっていれば、あっという間に時間がたち、疲労もたまり。大国主さんに別れを告げたはいいものの、あぁ二の鳥居までが遠い。三の鳥居の横道をたどれば、バイクを停めている駐車場までショートカットできそうだけれど、それでは神門通りを散策しづらい。ならば歩こう。松の参道、こんどは左側の道を進み、鳥居をくぐり、素鵞川にかかる祓橋をわたり、祓社にも...
あぁ。あれに見えるは一の鳥居。宇迦橋の大鳥居か。たぶんわたしはこの写真をとったあたりでバスをおりたのかな?もしかしたら「参拝の心得」に書いてある鳥居をふたつぶっちして、出雲大社バスターミナルあたりで下車、4つある鳥居の最後、銅の鳥居だけくぐってお参りしたのかもしれない。 まったく覚えていないけれど。 なにせ出雲大社、広うございます。古代出雲歴史博物館(今回は時間の関係で行かず)前の駐車場か...
対馬・壱岐 島めぐりの旅の更新をだいぶさぼっているのですが。先日、出雲~境港~岡山と二泊三日でツーリングしてきましたので、そっちの旅を先にご紹介しちゃおうかな~と。楽しかったからね。いや対馬ももちろん楽しかったんだけれどね。記憶の新しいのを先にやりたくなるよね。というわけで、しばしお付き合い頂ければ幸い。****我が家ちかくのインターから高速に乗り込み、まずは勝央で小休止。今回の装備はこちら。前回のバ...
えぇっ、原作、立川志の輔さんなの!?このレビューの書き出しをいろいろ考えていたのに、エンドロールでその文字列をみた瞬間、すべてふっとんでしまった。さらには企画が中井貴一(主演)さ~ん!ふぇえ……うぁわ本当に、「大河への道」で河出文庫から出版されてる。うん。気を取り直して。あ。今回もネタバレ(ほぼ100%)しておりますので、気になる方はこれ以降、特に後半部分はお読みにならないでください。***まことの地図を...
1967年、日活。野口晴康監督作品。ゴジラ以外はあまり興味のない特撮B級(C級かもしれない)映画であるこの作品の名をなぜ知っていたかといえば、私淑しているブログ「曼荼羅畑でつかまえて」さんで紹介されていたからである。ながいこと「いつか観よう」リストに入れて放置していたが、本日何気なしに観た。のっけから爆笑した。現在と地続きであるとはとても思えないような時代がかった衣装やセリフ回し、俳優さんの所作やキャラ...
あ、さて。だいぶご無沙汰しておりました対馬・壱岐島めぐりの旅。対馬の厳原港からフェリーで着きましたのは、壱岐でございます。離島では20番目の大きさ。小豆島とおなじくらいの大きさだそうです。海上からみると、真っ平に見える島。対馬の峻険な山々とはだいぶ様相がちがいますねぇ。対馬では二泊しましたが、壱岐は日帰り。そしてこの日もなかなか強行軍でしたよ。まず、8時半にホテルをあとにして、厳原港から壱岐・芦辺港...
あれ。鬼太郎の「ゲゲゲ」って、結局なにから取られたんだ……?鬼太郎誕生話の本作を2023年最後の日に観たあと、同行者と答え合わせをしながら、ふとそんな疑問が浮かんできた。まぁ良い。たぶん、ネズミ男と本作のバディの片割れである「水木」が名付け親なんだろう。映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト (kitaro-tanjo.com)そう。本作は「鬼太郎誕生」と銘打ちつつも、主役は「水木」という名の戦場(たぶん原作者の水木しげ...
思えばこの国は、いつも命を粗末にしてきました。俺なんか、生きてちゃいけないんだ。自分はほんとうに生きてるんですかね……。国に頼れない以上、民間のわたし達でどうにかするしかないんです!あ”~~~もう、台詞のひとつひとつがささって、殴りつけてくるものだから、泣くしかない。アメリカ産のゴジラはアクション・エンターティメントだから、ただのフィクションとして楽しめた。そこでどれだけ人間をふくむ生き物が亡くなろ...
言いたいことは、わかる。最後はなんだかふわっと「希望」をのこして終わる感じも、まぁもしかしたらハッピーエンドと言えなくはないかもしれない。ただなんというかなぁ……。観ている間中、不快感のつきまとう映画であった。最終目的、まぁ「真の」目的といえばよいのか、それがさっぱり見えてこない、視線は合っているのにこちらをみていない借り物の言葉を並べたてる精神科医(サラ・ポールソーン)がいて。彼女の強迫神経症じみ...
あ、さて。二日間の対馬滞在。駆け足であったが中々濃厚に満喫できました。三日目本日は、壱岐へと移動し観光。朝の8時にホテルを出発し、厳原港からフェリーに揺られて2時間ちょっとの船旅です。旅の相棒はこちら。フェリーちくしさん。全体的に古めかしさを感じさせる船体であるけれど、全長約100m、総トン数約2000。乗用車ならば69台ものり、定員674名の堂々たる広さのお船である。速さを優先するならば行きに利用したジェット...
あ、さて。対馬を明治まで治めた宗家の菩提寺・万松院の見学が終われば、あとは自由時間。明朝8時には壱岐へと移動するので、見のこした観光名所に行くも良し。グルメに走るも良し。お土産を買いに行くも良し。対馬を最後まで満喫すべく、ツアーの皆様は三々五々散って行きました。わたくしはと言えば、この二泊三日の間にあらたか観たいと思っていた場所には行けましたし。さらに行きたい場所ややりたいことは、時間的に無理。対...