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『レイト・フォー・デイナー』(91)(1993.5.3.ビデオ)1962年。悪徳不動産にだまされ、あげくに誘拐犯に仕立て上げられたウィリー(ブライアン・ウィマー)と義弟のフランク(ピーター・バーグ)。彼らは、故郷を捨てての逃亡の途中で偶然出会った医学博士(ボー・ブランディン)によって冷凍睡眠にかけられてしまう。2人が冷凍から覚めたのは29年後だった。監督W・D・リクター。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズをルーズにしたような、いかにもB級といった感じの時間差を描いた映画。最初のうちは、出てくる俳優たちの素人っぽい演技に困惑していたのだが、途中からそのルーズさや素人っぽさが妙な味わいを出し始めた。これだから映画の良し悪しは最後まで見ないと分からない。例えば、ジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザ...『レイト・フォー・デイナー』