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世界柔道選手権で、イスラエルの選手との対戦を避けるため、イラン政府から棄権を強要された女子選手と監督との葛藤を描いた『TATAMI』が、2月28日から全国公開される。本作は、映画史上初めてイスラエルとイランにルーツを持つクリエーターが協働した作品とされ、イスラエル出身のガイ・ナッティブとイラン出身で『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22)でカンヌ映画祭女優賞を受賞したザーラ・アミールが共同で監督した。ナッティブ監督に話を聞いた。「これからも僕たちは映画を使って戦っていきます」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1463679『TATAMI』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/57bb016f015c9648b5...【インタビュー】『TATAMI』ガイ・ナッティブ監督
共同通信社が発行する週刊誌『KyoudoWeekly』(共同ウイークリー)2月24日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2025年2月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。爆風スランプの名曲を基に『大きな玉ねぎの下で』☆☆☆ロボットにも愛情はあるのか『野生の島のロズ』☆☆☆天才の孤独を描く一大叙事詩『ブルータリスト』☆☆☆☆下品なスクリューボールコメディー『ANORAアノーラ』☆☆☆女子柔道選手の決断を描く『TATAMI』☆☆☆『映画の森』「2025年2月の映画」
『TATAMI』(2025.2.4.オンライン試写)世界女子柔道選手権がジョージアの首都トビリシで開催された。イラン代表選手のレイラ・ホセイニ(アリエンヌ・マンディ)と監督のマルヤム・ガンバリ(ザーラ・アミール)は、金メダルを目指して順調に勝ち進んでいたが、イラン政府から敵対国であるイスラエルの選手との対戦を避けるため棄権することを命じられる。自分と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、レイラは政府に従ってけがを装って棄権するか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるかという人生最大の決断を迫られる。『SKINスキン』(19)でアカデミー短編実写映画賞を受賞したイスラエル出身のガイ・ナッティブ監督と、『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したイラン出身のザーラ・アミールが共同で監督し...『TATAMI』