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熊本大学埋蔵文化財調査センターで展示中の写真を掲げます。先日、延岡長尾山一本松などに同行した岡本さんから頂きました。二枚目の図を御覧ください。 不勉強で初めて知ったのですが、古代の西海道が熊本大学構内を縦断していたのを初めて知りました。大学構内は旧地形を無視して全く新たに造られていますが、一番北の9次調査区付近の民有地の区画が古道と同じ方向であるのが興味深い所です。 万葉集に熊本平野のことともされる歌があります。 託馬野(たくまの)に 生ふる紫草(むらさき) 衣に染め いまだ着ずして 色に出でにけり 古代の人が通った同じ所をそれと知らずに千年後に歩く今の人、発掘調査は時間旅行に似ていると思いま…