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基本的にレギュレーションを守られており、なおかつ小説の体を成していれば読んでもらえる。 そこに何某か、おもしろいポイントが加われば、一次選考くらいは通過する(はず) というか、実際にそうだった。 その知り合いは着眼点が素晴らしく、誰も思いつかない設定で物語を書くのですが、なぜか、どこに出しても落ちると言う。 どれどれ読ませてー とファイルを送ってもらい目を通したところ。 「あ、これ、ダメ」 即座に感じました。 ――なぜなら。 文の終わりが全部『た』 隆史はコーヒーを飲んだ。 ブラックだったので苦かった。 「おい、砂糖をくれ!」 隆史はそう言った。 意図があって『た』ばかりで括る場合もあるけれど…