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『ペリカン文書』(93)(1994.6.24.丸の内ピカデリー)最高裁判事の連続殺人事件について、法学生(ジュリア・ロバーツ)が書いたレポートが偶然ワシントンに持ち込まれる。それはペリカン文書と名を変え、政府を震撼させる大きな爆弾となっていく。ジョン・グリシャムの原作は未読だが、シドニー・ポラックの『ザ・ファーム』(93)とこの映画を見る限りでは、彼の小説は映画化には不向きなのではないかと思う。まず、どちらも弁護士界や法曹界独特のにおいが強過る。もちろん、制度や用語、風習などに不案内というこちらの事情もあるが、大方の観客はオレと同じであろう。そこに謎解きが加わるから、必然的に話はややこしなり、おまけに長くなる。さらに、単なる犯罪物では終わらせまいとする製作側の思惑もプラスされて、結局出来上がったものは、告...「午後のロードショー」『ペリカン文書』
『ペリカン文書』(93)午後のロードショーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/703669a584219518f0b23eb9971d4d37「BSシネマ」『ペリカン文書』