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共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は共感を呼ぶ傑作か?目を背けたくなる問題作か?『正欲』『蟻の王』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1411366【ほぼ週刊映画コラム】『正欲』『蟻の王』
『蟻の王』(2023.11.8.オンライン試写)1960年代のイタリア。ポー川南部の街ピアチェンツァに住む詩人兼劇作家で蟻の生態研究者でもあるアルド・ブライバンティ(ルイジ・ロ・カーショ)は、教え子の青年エットレ(レオナルド・マルテーゼ)と恋に落ち、ローマで一緒に暮らしはじめる。しかし2人はエットレの家族によって引き離される。アルドは教唆罪で逮捕され、エットレは同性愛の「治療」と称した電気ショックを受けるため矯正施設へ送られる。世間の好奇の目にさらされる中で裁判が始まり、新聞記者のエンニオ(エリオ・ジェルマーノ)は熱心に取材を重ね、不寛容な社会に一石を投じようとするが…。イタリアの名匠ジャンニ・アメリオが、同性愛の許されない時代に恋に落ちた詩人と青年をめぐる「ブライバンティ事件」の実話を基に描く。「わが国...『蟻の王』