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ひょっぽこ切り抜きノート《金融の暴走》『グローバル恐慌』より
にほんブログ村 《金融の暴走》 『グローバル恐慌』より ・金融は 何故 暴走したのか。 答えは簡単だ。 金融が 一人歩きし始めたからである。 かつて、 金融には 二人三脚の パートナーがいた。 その名は 実体経済、 すなわち モノの世界だ。 カネが モノと たもとをわかって 別行動するように なってしまったところから、 状況が おかしくなった。 「メイン・ストリートの 繁栄なくして、 ウォール・ストリートの 繁栄なし」 第44代アメリカ大統領 バラク・オバマ氏が そう言った。 大統領選挙の 選挙結果を受けて、 勝利宣言演説を行った 2008年11月4日の 言葉である。 ウォール・ストリートは、…
ひょっぽこ読書記録No.131 『グローバル恐慌』浜矩子 岩波新書 ー切り抜き6箇所
にほんブログ村 『グローバル恐慌』 金融暴走時代の果てに 浜矩子 岩波新書 「メイン・ストリートの 繁栄なくして、 ウォール・ストリートの 繁栄なし」 ・信用の連鎖が 無限に広がる 金融自由化時代だ。 その最先端を疾駆する 投資銀行の世界では、 信用の連鎖の 網の目を介して 誰が誰と繋がっているか わからない。 誰もが誰かの カウンターパーティに なっている。 「繋がり過ぎていて潰せない」 それが 彼らの合言葉に なっていた。 ・かつては、 もっぱら 「大き過ぎて 潰せない」かどうかが、 倒産に瀕した 金融機関に 救いの手を 差し伸べるか否かの 判断基準だった。 だが、 今や、 むしろ、 誰が…