メインカテゴリーを選択しなおす
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はある女性に訪れた小さな奇跡を描いた『ツユクサ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1327044【ほぼ週刊映画コラム】『ツユクサ』
『ツユクサ』(2022.3.18.リモート試写)小さな港町で暮らす五十嵐芙美(小林聡美)は、断酒会に入り、気心の知れた友人たち(平岩紙、江口のりこ)とたわいのない時間を過ごしたり、年の離れた小さな親友・航平(斎藤汰鷹)と一緒に遊びに出掛けたり、車の運転中に隕石がぶつかるという信じがたい出来事に遭遇したりと、楽しい毎日を送っている。だが、彼女が一人で暮らしているのには、ある悲しい理由があった。ある日、彼女は町に引っ越してきた謎の男・篠田吾郎(松重豊)と運命的な出会いをする。安倍照雄のオリジナル脚本を基に、平山秀幸監督が映画化。ロケは主に西伊豆で行われたようだ。小さな隕石が芙美の車にぶつかる以外、劇的なことは何も起こらず、小さな港町に住む、限られた人々の日常を映すだけの地味な映画だが、温かみと悲しみが同居したような...『ツユクサ』