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『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』(13)(2013.3.27.スペースFS汐留)河川近くのバイユーの島・通称「バスタブ」に父親のウィンク(ドワイト・ヘンリー)と2人で暮らす6歳の少女ハッシュパピー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)を主人公にしたファンタジー映画。支離滅裂だが、映像に力強さがある。ユートピア=水に沈む島は、東日本大震災で津波に襲われた街をほうふつとさせるところもある。一種の寓話を通して、文明とは何か、死とは何かを問い掛ける。6歳の少女と父親が表現するたくましさ、強さがすごい。どちらも素人。俳優とは何かを改めて考えさせられた。クヮヴェンジャネ・ウォレス来日記念(ゲストの芦田愛菜は、当時まだ9歳)https://tvfan.kyodo.co.jp/news/35558『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』
『ザリガニの鳴くところ』(2022.10.31.ソニー・ピクチャーズ試写室)1969年、米ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち、町の人気者だったチェイス(ハリス・ディキンソン)の変死体が発見された。殺人の容疑をかけられたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる、生き物が自然のままに生きる湿地帯で、一人で暮らすカイア(デイジー・エドガー・ジョーンズ)だった。カイアは、父親のDVの中で育ち、6歳の時に両親に捨てられ、学校にも通わず、湿地の自然から生きる術を学び、たった一人で生き抜いてきたが、村人からは“湿地の娘”と呼ばれ、さげすまれてきた。ミルトン弁護士(デビッド・ストラザーン)は、裁判に備えて、カイアから、心優しき青年テイト(テイラー・ジョン・スミス)との出会いと別れ、そしてチェイスとの関係などを聞き出...『ザリガニの鳴くところ』