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『戦場のメリークリスマス』(83)坂本龍一の映画音楽2https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3d4772afee6d3d8da8cf62071b9bbe54「BSシネマ」『戦場のメリークリスマス』
『オッペンハイマー』(2024.2.29.TOHOシネマズ日比谷.IMAX特別披露試写会)才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、第2次世界大戦中、核開発を目的とした米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。だが、実験での原爆の威力を目の当たりにし、さらには日本の広島と長崎に投下された原爆による恐るべき惨状に衝撃を受けたオッペンハイマーは、結果的に大量破壊兵器を生み出してしまったことを悔い、戦後は水素爆弾の開発に反対するようになる。そんな中、彼にソ連のスパイ容疑がかかり、公聴会に召喚される。『ダークナイト』(08)『インセプション』(10)『インターステラー』(14)『TENETテネット』(20)など、話題作を送り出してきたクリストファー・ノーラン監督が、「...『オッペンハイマー』
『戦場のメリークリスマス』(83)(1983.6.8.渋谷パンテオン)自分にとって、この映画の勘所は、坂本龍一の音楽とラストのハラ軍曹の姿にあったといっても過言ではない。そもそも大島渚の映画で胸がいっぱいになるとは思ってもいなかっただけに、余計、あのたけしの何ともいえない泣き笑いの表情と「メリー・クリスマス・ミスター・ロレンス」の一言が心に残ったのだろう。この映画の核は、セリアス(デビッド・ボウイ)とヨノイ(坂本龍一)、ロレンス(トム・コンティ)とハラ(ビートたけし)という二組の関係を交差させながら描いているところだが、それぞれの過去があまり深く描かれていないため、なぜ彼らが、戦時下であのようにしか生きられなかったのかという点では、いささか説明不足の感がしないでもない。唯一セリアスの少年時代の回想シーンが...坂本龍一の映画音楽2