メインカテゴリーを選択しなおす
リボヌクレアーゼ(ribonuclease)のページを更新リボヌクレアーゼ(ribonuclease,RNase)はリボ核酸を分解してオリゴヌクレオチドあるいはモノヌクレオチドにする反応を触媒する酵素。ヌクレアーゼの一種で、RNase(RNアーゼまたはRNエース)とも呼ばれる。あらゆる生物に遍く存在する酵素で、内部からRNAを分解するエンドリボヌクレアーゼ、外側から分解していくエキソリボヌクレアーゼの2種に分類される。塩基を識別して分解を行う基質特異性の高いものもあり、種類は多様である。主なものとして塩基の種類を問わないリボヌクレアーゼT2(EC3.1.27.1)やピリミジン塩基のある部分だけ切断するリボヌクレアーゼA(EC3.1.27.5)、グアニンの部分のみを分解するリボヌクレアーゼT1(EC3.1....リボヌクレアーゼ(ribonuclease)
リボザイム(ribozyme)のページを更新リボザイム(ribozyme)は、触媒としてはたらくリボ核酸(RNA)のこと。リボ酵素ともよばれる。トーマス・チェック、シドニー・アルトマンによって発見され、両名はこの功績により1989年にノーベル化学賞を受賞した。以前は、生体反応はすべてタンパク質でできた触媒である酵素が制御していると考えられていた。しかし、一部の反応はRNAが制御していることが見出され、これをRNAと酵素(Enzyme)に因んでリボザイムと命名された。リボザイムはテトラヒメナの研究中に見つけられたものである。リボザイムは特定の配列を有するRNA鎖であり、それ単体でRNA自身を切断したり、貼り付けたり、挿入したり、移動したりする活性・能力(自己スプライシング機能)を持っている。つまり、RNAが...リボザイム(ribozyme)