メインカテゴリーを選択しなおす
英語の相互動詞には、行為を共に成立させている相手に対して前置詞「with」を付けるのか付けないのか問題というのが存在しています。 「fight」は付きます。 Antonio fought with Muhammad Ali.[アントニオはモハメドアリと戦った] 「meet」は付きません。 Helen keller met Ann sulliivan when she was seven years old.[ヘレンケラーは7歳の時、アンサリヴァンに出会いました] 「talk」は付きます。 He says he talks with aliens every day.[彼は毎日宇宙人と会話してい…
動詞には色んな種類がありますが、その一つに相互動詞と呼ばれるものがあります。 相互動詞の説明として「相手が必要な行為」と言われることがありますが、これは間違いです。 たとえば、殴るという行為は相手が必要な行為ですが、殴るは相互動詞ではありません。 何故なら、殴る側と殴られる側という別々の立場が明確に存在するからです。 そうではなく、行為に対して同じような立場が複数存在する場合、その行為は相互動詞といえます。 なので殴るではなく、殴り合うなら相互動詞と言えます。 この「合う」という言葉が両者を同じ立場にしているわけです。 殴るという行為は「合う」という言葉を足さないと相互性を持たないので、それ自…
行為の主体が複数存在することを前提とし、その複数の主体が互いに作用し合って成立する行為のことを、一般的に相互動詞と言います。 この相互動詞の中には、文法上自動詞として扱われるものもあれば、他動詞として扱われるものもあります。 それらの違いは何か。 例えば「figth」という動詞は戦う相手を行為の対象に取らないことが普通です。 I fight with you. [私はあなたと戦う] あなたと一緒になって戦うという行為を成立させている、という形に文法上はなっています。 これは「talk」も同じです I talk with you. [私はあなたと会話する] あなたと一緒になって会話という行為を成…