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動詞には色んな種類がありますが、その一つに相互動詞と呼ばれるものがあります。 相互動詞の説明として「相手が必要な行為」と言われることがありますが、これは間違いです。 たとえば、殴るという行為は相手が必要な行為ですが、殴るは相互動詞ではありません。 何故なら、殴る側と殴られる側という別々の立場が明確に存在するからです。 そうではなく、行為に対して同じような立場が複数存在する場合、その行為は相互動詞といえます。 なので殴るではなく、殴り合うなら相互動詞と言えます。 この「合う」という言葉が両者を同じ立場にしているわけです。 殴るという行為は「合う」という言葉を足さないと相互性を持たないので、それ自…