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「こびとの靴屋」というお話はご存知の方も多いと思う。こびとが夜な夜な靴職人のおじいさんの代わりに靴を仕上げてくれて、その靴はおじいさんが作る靴よりも高値で売れてそれが何度か続いておじいさんもおばあさんも裕福になって幸せにくらしましたとさ、的なものだ。 このお話、どうしても引っ掛かるものがある。こびとが靴を仕上げてくれるのは代わりに労働をしてくれているのだから結構なことだが、その成果物が本人のクオリティ超えちゃって良いものなんだろうかと。 そもそもおじいさんは腕の良い靴職人という設定のはず。作品のフィニッシュを他人に譲って、あまつさえ自分の作品よりもゼニを稼ぐ作品が出来上がっていることに何も感じ…