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過去の投稿 Wake On LAN 設定メモ|Debian ネットワーク で、WoL マジックパケットを受信を可能にする設定方法として、systemd-networkd の 「.link」ファイルを使いました。 しかし、hibernate 有効化手順|debian 12 で紹介した initramfs の更新を行うと、ネットワークに不具合が生じました。具体的には、ネットワークインターフェース名が enp2s0 から eth0 に変わり、停止(down)した状態になりました。この変更された名...
debian サーバーにクライアントからのアクセスが一定時間なかった場合に停止(shutdown や suspend)させる仕組みをつくります。自宅内のサーバーなので、24時間運用の必要性は無いため、電気代節約を優先します。 ネットワークインターフェース(enp2s0)のトラフィックを10分間監視し、受信と送信がある閾値(例:1KB/s)以下のときに debian サーバーをシャットダウンするスクリプトです。 ファイルは、/usr/local/bin/au...
Wake On LAN 設定メモ|マジックパケット受信の確認
前回の投稿で WoL マジックパケット送信を説明しました。それを受信するのは debian システムです。受け取れるかどうかの確認をします。 tcpdump を使います(debian システムにインストールされているかを事前に確認してください)。debian システムのネットワークインターフェースデバイスは enp2s0 としています。 実施した操作手順を示します。 1.debian 側で下記のいずれかのコマンドを発行し、そのまま待機します...
Wake On LAN 設定メモ|Windows マジックパケット送信
Windows から WoL パケットを送信する PowerShell 用のスクリプトとして、「Send-WoL-ByHost.ps1」を作成しました(ChatGPT 使用)。あらかじめ、WoL パケット送信先の MAC Address を登録しておき、ホスト名を引数として指定するようにします。これで送信するたびに MAC Address を指定しなくて済みます。また、WoL パケットの送信先が複数あっても指定できるようになっています。 コマンドの使い方は例えば、 .\Send-WoL-B...
Wake On LAN 設定メモ|セキュリティソフト(ファイアウォール)の確認
WoLマジックパケット送信のセキュリティ設定について LAN 内のデバイス(Windows)から、debian(ファイルサーバー構築中)に WoL マジックパケット送信するときの検討事項です。LAN 内の他のネットワークデバイス(スイッチングハブやルーターなど)のチェックも必要になることがあります。 自宅のいまの環境では、ルータ-(ONU に内蔵)側の設定は不要でした。ルーターのマニュアルを見ても WoL に関する記述はなく、ブロ...
Wake On LAN 設定メモ|Debian ネットワーク
Wake On LAN 設定メモ|BIOS/UEFI の続きです。ファイルサーバーとして考えているシステムのネットワークを WoL マジックパケットを受信できるように構成します。 ネットワークインターフェースは有線の「enp2s0」を使用します。基本的な固定アドレス設定方法は、Systemd-Networkd を使った IPv4 固定アドレス設定|debian 12 (bookworm) にあります。 後々の操作に便利なので、ethtool パッケージをインストールしました。e...
Debian(Minimal Server)をインストールした自宅用のファイルサーバー構築を試しています。家庭内デバイス間のファイル共有が主な用途になります。現状、24時間の運用(稼働)は必要ではありません。 今日の物価高騰を考えたとき、ずっと電源オンの状態にして電力を消費するのは「もったいない」と感じてしまいます。 サーバーとしての本来の使い方から外れますが、一定時間のアクセスがないときは動作を停止させることにし...