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身延日蓮宗には「荒行」という修行があるが、天台宗にも日蓮宗の「荒行」に似たような『千日回峰行』という修行がある。詳しくは知らないが、かなり厳しい修行ようだ。 ■千日回峰行▶千日回峰行 (比叡山) - Wikipedia その厳しい千日回峰行を満行した「北嶺大行満大阿闍梨」は現在では6名しかいないそうだが、そのうちの一人の大僧正が昨年「性暴力」の加害者の一人として被害者の僧尼から告発されたが、先日天台宗の審理局が直接的に暴力を犯した住職に対して「罷免」の審理結果を出した一方で、加害の手助けをした大僧正には「懲戒規定に抵触しない」つまり「無罪」という判断を下した。 「天台宗の寺で性暴力被害」 尼僧…
東日本は西日本ほど天理教信徒は多くないが私の昔からの知人に、昔旦那さんの一家が天理教徒だった関係で天理教に入信した情勢がいる。いまはその旦那さんとは離婚し天理教の信心はしていないが、そんな彼女をずっと折伏していてるので『天理教経典』という小冊子を購入して天理教について少し学んだ。因みに『天理教経典』は165円で送料込みの安心価格である。 天理教は中山みにが幕末に創立した神道系の新興宗教でいわば新興宗教のはしりといった教団だ。教団の詳しい歴史などはまたの機会に譲るが今回は天理教の神様である親神天理王命(おやがみてんりおうのみこと・通称おやさま)が人間を作った動機と方法について経典に沿って話してみ…
現在日本には、仏教系・神道系・キリスト教系その他モロモロ伝統宗教を利用した新興宗教がはこびっている。仏教系を見てみてと圧倒的に法華系異流儀が多いが恐らくその一因を担ったのが霊友会だろう。霊友会から派生した新興宗教は最大規模の立正佼成会を筆頭に約30団体もある。これほどの分派を発生させた教団は霊友会くらいだろう。セクト製造機のような教団だ。それは霊友会の歴史と組織体質に寄与している部分が大きいがそれは置いておき今回は霊友会教義について指摘したい。霊友会の基本教義は「霊界と人間界は表裏一体で霊界が現世の不幸を作る原因なので先祖(霊界)を法華経で供養して悪因縁を断ち切る」というもので実は統一教会も立…
日本古来からの仏教や神道を悪用する新興カルト教団は創価学会を代表に日本国内に蔓延しているが、キリスト教を悪用するカルト教団も多く存在する。安倍晋三元総理射殺事件で一躍有名になった旧統一教会はその異常な献金システムをもとより、政府与党の自民・公明党との関係が大きな社会問題とされているが、キリスト教系カルト教団といえば「エホバの証人」の方が日本人にとっては昔から馴染み深いのではないだろうか。最近はコロナの影響か自粛しているのか以前ほど個別訪問している姿を見なくなったがエホバの証人の訪問宣教を受けたことがある人は大勢いるだろう。たまにインターフォンの所に「宗教お断り」というステッカーを貼っている家を…