履物は揃えて脱ごう、乱れていたら揃えよう、心が落ち着きます
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」 自己を究明する。自己を見失わない。 足下を見なさい、履物をそろえましょう、ということなのですが、しかし真意はもっと深いところにあります。脚下とは自分の足下。自分の足下を顧みるとは、わが身やわが心を振り返り、よく見極めるということです。私たちは日々次から次へと様々なことに流されて、もの事を静かに見つめる機会があまりありません。そんなことからのちょっとした見つめ方です。何かをしようとしたとき、そのことについて周りはどう思うかで選んでいませんか。選び方はどう思われるかではなく、どうしたいかです。そして、それらをやろうとしたとき、正しいかどうかを気にしてしまうのです。…
2023/11/08 00:02