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・蘇鉄Japanesesagopalmそてつソテツ科、日本原産、九州南部、沖縄に自生する常緑樹で樹高は3~5m、多少の耐寒性があり、軽い霜には耐える。花期は6~8月の雌雄異株(しゆういしゅ)、雄花は長さ50~70cmの円柱形で幹の先に直立し、雌花は球状をしている。蘇鉄の由来は、幹が鋼のように強いから、鉄を与えるとよく育つからとか。種子は長さ2~4cmの広卵形で朱赤色になり多数実り鉄がを多く含み10月に採取する。種子と樹幹にデンプン、たんぱく質を蓄えるが有毒物質のアゾキシメタンAzoxymethaneを含む配糖体(サイカシンcycasin)が体内に入ると酸化しホルムアルデヒドに変わり、めまい、おう吐、呼吸困難、痙攣を起こす。デンプンをとるときはよく水にさらして毒を抜く必要がある。沖縄県では一時デンプン用の作...[蘇鉄]食生活について語ろう