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健康的食生活のための情報を発信しています。

掲載の記事は20年来書き溜めてあった分に、できるだけ現状に合わせ記載しています。S24年生まれ現在リュウマチで買い物等外出時は、ヘルパーさんと一緒に車椅子を利用しています。

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2019/10/02

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  • [ウロン酸]食生活について語ろう

    ・ウロン酸Uronicacidうろんさん単糖類の誘導体で多糖体の構造単位としてUronicacid(ウロン酸)という。糖の酸化により生ずる化合物で一般にアルデヒド基(R-CHO)をもつ単糖類のアルドースの第一級水酸基(-CH2OH)がカルボキシル基(-COOH)まで酸化の状態のアルデヒド酸でありウロン酸が多数結合したポリウロナイドはグルクロン酸(複合多糖類の成分)、マンノウロン酸(アルギン酸の成分)、ガラクトウロン酸(ペクチン酸の成分)等自然界に多く存在している。健康に重要な成分として特にりんごなど果実の多糖類であるペクチン、昆布などの褐藻類の多糖類であるアルギン酸などに10~20%(乾燥重量)含まれる。動物体内の解作用構に関与するといわれる。日本癌学会でウロン酸がガンに有用な成分との研究が宝酒造のバイオ...[ウロン酸]食生活について語ろう

  • [甜菜]食生活について語ろう

    ・甜菜Beetてんさいヒユ科、ヨーロッパ、地中海原産。二年生草木、茎は、高さ60cm~1mに成長、2年目に穂状の小花を多数咲かせ根が紡錘形、水分81%、糖分12~13%を含んで、実の大きい割には皮が薄いという。サトウダイコンともいい赤と白の2種類あるが砂糖は白色種より採取する。赤カブ種は、真っ赤な色より火焔菜(かえんさい)とも呼ばれ赤かぶに似た形で直径12cmほどの塊根(かいこん)は、ロシア料理のボルシチによく用い、甘味があり甘酢漬け、サラダ、スープ、炒め物にしてもよい。軽く茹でて用いるが少し泥臭さが残る。葉を食用とする品種もある。北海道特産とし年に、春、夏、秋と年に2~3度栽培する。赤カブ種は、皮をむいても内部全体に赤紫色でアントシアニン系の色素でありポリフェノールの一種として抗酸化力を持つ。ビートレッ...[甜菜]食生活について語ろう

  • [五果]食生活について語ろう

    ・五果ごか古代中国では「スモモ、杏、棗、桃、栗」を五臓を養う働きのある五果とし、「五果は助を為[な]す」と記しています。紀元前202年の前漢代に編纂(へんさん)、762年唐の時代に表した『黄帝内経・素問(黄帝内剄、こうていだいけい、こうていだいきょう、こうていないけい)・そもん)』の「蔵気法時論」の後半に次のような食材を列挙しています。五穀為養(五穀=麦・黍・ひえ・稲・豆)五果為助(五果=李・杏・棗・桃・栗)五畜為益(五畜=鶏・羊・牛・馬・豚)五菜為充(五菜=韮・薤・葵・葱・マメ)『素問・蔵気法時論篇』から五味の入る所。酸(さん)は肝に入り、辛(しん)は肺に入り、苦(く)は心に入り、鹹(かん:塩味)は腎に入り、甘(かん)は脾に入る。是れを五入と謂(い)う。五穀が五臓(身体)を養い、五果が身体の働きを助け、...[五果]食生活について語ろう

  • [ヒッポファエ]食生活について語ろう

    ・ヒッポファエHippophaeひっぽふぁえグミ科、中央アジア原産、サジー(沙棘)とも呼ばれオレンジ色をした酸っぱい実をつける。庭木、小果樹として植えられ比較的乾燥した亜熱帯、温帯の夏は暑く、冬は寒さの厳しいモンゴル、チベット高山地帯の環境の厳しい土地に多く生育する。高さ2~5mの落葉低木で枝にトゲガあり双葉で春に小さな黄色の花をつける。9~10月に1cmほどのオレンジ色の黄色からオレンジがかった果実をつけ冬の間も実をつけ、実には暗褐色で光沢のある卵形の種子がある。ビタミン、ミネラル(鉄7.24mg/100g中)、ポリフェノールを多く含み甘い香りがする。ジャム、ジュースとして、葉をお茶に利用する。果汁100g当りビタミンA効力は72μg、ビタミンEは2.8mgとレモン(全果1.6mg、果汁0.1mg)の2...[ヒッポファエ]食生活について語ろう

  • [高麗人参]食生活について語ろう

    ・高麗人参Koreanginsengこうらいにんじんウコギ科、中国北部原産。多年草、自生のものは、湿気の多い山間で冬の間の低温と成長期の降雨量の多い地域、朝鮮半島、東南アジア、北米大陸北東部に多く見られる。葉が繁り、花が咲き、そして7月下旬から8月初旬にナンテンの様な真っ赤な実をつける。オタネニンジン、朝鮮人参とも言う。ウコギ科植物の多くは滋養、強壮、強精、食欲不振、疲労回復、下痢症に用いられているものが多い。日本でも江戸時代より薬草として栽培している。いまでは栽培種が殆どで根を4~6年かけて育て全長60cm程で生育期間が6年ぐらいのものを良質とする。顆粒、エキスとしたものが多く出まわり、お茶として利用する。有効成分としてサポニン(抗酸化作用)、ジンセノシドGinsenoside(ジンセノサイド・ギンセノ...[高麗人参]食生活について語ろう

  • [アデニル酸]食生活について語ろう

    ・アデニル酸Adenylicacidあでにるさんアデノシン一リン酸(AMP:Adenosinemonophosphate)ともいう有機化合物で、リボ核酸(RNA)の構成成分でヌクレオチド(核酸)の一種として筋肉中に多く存在する。たんぱく質の生合成に先立って必要とする、アミノ酸の活性化された形に相当するアミノアシルアデニル酸Aminoacyladenylateはアミノ酸とアデニル酸が結合したものでありアワビ、かに、えびの旨み成分ともなっている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アデニル酸]食生活について語ろう

  • [鵯上戸:ひよどりじょうご]

    ・鵯上戸Solanumlyratumひよどりじょうごナス科、つる性の多年生草本で、全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって変形し花は晩夏に大きく外に反り返った五枚の白ないし紫色をする。果実は秋に赤から黄色の1cm程度の球形の実を付ける。ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることからというが、実際にはとくに好んでいるとはいえず冬になっても残っている。全草にステロイド系アルカロイドのソラニンを含み漢方で乾燥させ白毛藤(ばいまおてん)という生薬として解熱、解毒、利尿に用いる。[鵯上戸:ひよどりじょうご]

  • [果糖ブドウ糖液糖]食生活について語ろう

    ・果糖ブドウ糖液糖Fructose,grape,sugarsyrup,sugarかとうぶどうとうえきとう主にトウモロコシやいもが原料として使われる。異性化糖で、主にブドウ糖を含むデンプン溶液を、酵素かアルカリによって異性化して作られる、果糖とブドウ糖を主成分とする糖をいう。分子の構成の違いで、砂糖も果糖ブドウ糖液糖も果糖とブドウ糖から出来ているが、砂糖はブドウ糖と果糖の分子が結合、果糖ブドウ糖液糖はブドウ糖と果糖の分子がばらばらに入っている。とうもろこしから作られることがほとんどであり、「コーンシロップ」といわれる。甘味度は砂糖とほぼ同じだが砂糖よりも価格が安く清涼飲料の多くに含む果糖ぶどう糖液糖は、砂糖よりも血糖値を上昇しやすいという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいり...[果糖ブドウ糖液糖]食生活について語ろう

  • [クエルシトリン]食生活について語ろう

    ・クエルシトリンQuercitrinくえるしとりんポリフェノール、フラボノイド、フラボノール類で苦味ではなく渋みの成分でドクダミの葉などの細胞壁として含む。配糖体で糖(ケンフェロール3-O-ラムノシド;Kaempferol3-O-Rhamnoside)+ケルセチンとして利尿作用があり、血行促進作用がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[クエルシトリン]食生活について語ろう

  • [10月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・10月の食の記念日Octoberfoodanniversary10がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。今年は毎月配信させていただいていますのでご期待ください。ということで、今月は、10月に記念日が設けられている食・食品についてです。10月10月は「食品ロス削減月間10月30日は「食品ロス削減の日」。日本では、本来食べられるのに捨てられてしまう食品=食品ロスが、平成29年度に年間612万トン(推計)です。これは、国民1人当たりに換算すると、毎日ご飯茶碗1杯分(約132g)を捨てている計算です。農林水産省より令和4年度(2022年度)の食品ロス量公表で食品ロスは472万トンで内、事業系の食品ロスが236万tで家...[10月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [波布草]食生活について語ろう

    ・波布草Sennaoccidentalis/Cassiatorosaはぶそうマメ科、熱帯アジア原産の一年草で各地で栽培する。日本には、江戸時代に、とくにハブに咬まれたときの民間薬として導入し、この名前がつけられたといわれるが、現在では、その効果は定かではない。草丈50~150cm、葉は互生し、披針形で先が尖り、花は夏に径3cmぐらい橙色の5弁花を咲かせる。漢名は望江南(ぼうこうなん)で豆果は長さ10cm位で細長く、乾燥させ、このサヤに30粒ほどの円盤形または扁平卵形の種子を炒ったものをハブ茶とする。成分としてアントラキノンAnthraquinoneがある。健康食品としての市販ではエビスグサ(夷草)の種子で漢方名決明子(けつめいし)として用いている。健胃、便秘に、お茶代わりに飲むとよいと言う。虫さされや腫れ...[波布草]食生活について語ろう

  • [カボス]食生活について語ろう

    ・香橙かぼすミカン科、中国原産、江戸時代には、日本に渡来していたらしいが時期は不明。名前の由来は渡来した頃よりその皮を刻んで、蚊いぶしに用いたことから、蚊いぶしよりカブス→カボスに変化したとする説が一般的だが、ダイダイの古名カブスのことでカボスのことという説もある。柚子の仲間ともいわれ成熟すると黄色になるが主に市場に出ている。未熟の濃緑色時に100g~150g程度のものを採取し芳香、酸味に富んだ果汁を使用することより9~10月にかけて収穫し旬とする。大分県で昭和46年に村おこしの一貫として栽培を奨励し特産品としている。大分県臼杵市乙見(うすきしおとみ)地区に残る言い伝えによると、江戸時代に宗源という医師が京都から持ち帰った苗木を植えたのが始まりとされる。果皮をおろして薬味、削って煮物、菓子に、果汁を調味料...[カボス]食生活について語ろう

  • [ビンカマイナー]食生活について語ろう

    ・ビンカマイナーVincaminor/Periwinkleびんかまいなーキョウチクトウ科。南欧に多く生息する耐寒性、つる性半低木常緑多年生のハーブ和名で、姫蔓日日草(ヒメツルニチニチソウ)という。開花期は4~7月で花径は約2cmの青紫、ピンク、白などがある。抽出した主成分はビンカミンVincamineというアルカロイドであり脳内の正常な血液循環を維持し記憶力・集中力を高め認知症に対して有効といわれる。脳細胞への酸素供給を向上させ代謝をよくする。2022年2月25日に医薬品成分へと変更されました。これにより、ヒメツルニチニチソウは食品としての使用ができなくなりました。との記載がヒメツルニチニチソウ-「健康食品」の安全性・有効性情報(nibiohn.go.jp)に掲載しています。ご愛読戴きましてありがとうござ...[ビンカマイナー]食生活について語ろう

  • [ピリミジン塩基]食生活について語ろう

    ・ピリミジン塩基Pyrimidinebaseぴりみじんえんき核酸(DNA・RNA)の構成要素のうちピリミジン核を基本骨格とする塩基性物質であり強い刺激臭のある無色の結晶で化学式がC4H4N2。細胞への紫外線照射によりピリミジン塩基の一部は二量体となり遺伝子傷害・細胞致死の原因となる。生体に核酸の塩基成分としてヌクレオチド(アデニル酸、グアニル酸、シチジル酸、ウリジル酸)の形で存在し、アデニンAdenine(プリン塩基)、グアニンGuanine(プリン塩基)、DNAにシトシンCytosine・チミンThymin、RNAにシトシン・ウラシルUracilがあげられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ピリミジン塩基]食生活について語ろう

  • [皮蛋]食生活について語ろう

    ・皮蛋Pidanぴーたん本来は、家鴨(あひる)の卵を使っていたが現在では鶏卵、鶉(うずら)の卵も使われる。卵にアルカリ性(石灰、塩、泥)の粘土を卵を包むように塗りつけて籾殻をまぶし2~3ヶ月冷暗所(カメ)に貯蔵して置く。アルカリで卵のアルカリ変成がなされ卵白が黒褐色の透き通ったゼリー状、卵黄が暗緑色になって固まるのを待つ。その後に泥を落とし殻をむくと食べられる。中華料理の前菜、皮蛋豆腐(ひややっこ)としてスライスして、またお粥に入れ利用する。アンモンニア、硫化水素が発生することから特有のアンモンニア臭がある。100g中でピータン(エネルギー214kcal,蛋白質13.7g,脂質16.5g,炭水化物0g,灰分3.1g,Na780mg,K65mg,Ca90mg,Mg6mg,P230mg,Fe3.0mg,Zn1...[皮蛋]食生活について語ろう

  • [ノウゼンカズラ科]食生活について語ろう

    ・ノウゼンカズラ科Bignoniaceaeのうぜんかずらか分類法(APGⅢ)で植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、キク類Asterids、シソ類Lamiids、シソ目Lamiales、ノウゼンカズラ科Bignoniaceaeと分類する。約110属700種が見られ多くは熱帯、亜熱帯性、高木、低木またはつる性で、花弁は筒状または漏斗状で、大きく美しいものが多く、鑑賞用に栽培している。日本には薬用のキササゲ(楸:若い果実を食用)が自生し、庭木としてノウゼンカズラなどを栽培している。また熱帯で栽培するジャカランダやカエンボク(火炎木、アフリカンチューリップツリー)が知られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ノウゼンカズラ科]食生活について語ろう

  • [◎テルペン類]食生活について語ろう

    ◎テルペン類Terpeneてるぺんるい食品のタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルが既知(きち)の栄養素とし知られていましたが、最近では、ファイトケミカルphytochemicalsともいわれ6番目の食物繊維に加え、第7番目の栄養素とし1980年代より植物に無機質(ミネラル)、ビタミンと異なる物質が人体にとって有用な働きをすることが知られるようになりました。この物質をファイトケミカルと呼んで大きく分類するとカロチノイド類(βカロチンなど)、ポリフェノール(イソフラボンなど)、イオウ化合物(イソチオシァネートなど)の3種に分けられます。植物の新健康成分で、野菜・豆類・果物・種実類に多くその種類は一万種ともいわれ主な働きは、抗酸化、活性酸素除去、老化防止があげられます。その中のテルペン類(ピネン・リモ...[◎テルペン類]食生活について語ろう

  • [交感神経]食生活について語ろう

    ・交感神経Sympatheticnervoussystem(SNS)こうかんしんけい自律神経(意志に関係なく機能を支配する神経系)であり、脊髄のすぐそばにある神経節の集合体である交感神経幹とつながっている。副交感神経と合い反する作用をする。交感神経が優位に働くと心臓の鼓動が強くなる、発汗を促す、血管の収縮、血糖値の上昇、瞳孔の散大、胃の運動の抑制などアドレナリンAdrenaline、ノルアドレナリンNoradrenalineの生成分泌を増加させ、主に活動的に働き、ストレスを感じ、緊張している時などに、エネルギーが消耗的になる。情報伝達物質は、交感神経系の場合はノルアドレナリンであり、副交感神経の場合はアセチルコリンが遊離してくる。一般に朝の目覚めに働き始め、昼ごろにはピークに達し、次第に夜には働きが弱まる...[交感神経]食生活について語ろう

  • [ビタミンP]食生活について語ろう

    ・ビタミンP:VitaminPermeabilityびたみんぴー1936年、ハンガリーのビタミンCを世界で初めて結晶化したセント・ジエルジーが、レモン汁中のビタミンCと共存する因子とし報告した。毛細血管の透過性の増した出血症状には、ビタミンCだけでは効果が薄いとして血管の透過性Permeabilityに関係し補助的役割をする物質としてビタミンPとした。毛細管の浸透圧を正常に保つ血管を丈夫にする。欠乏症として腎炎、紫斑病、出血しやすいが知られる。そば、レモンの皮、柑橘類の皮に多く含み、水溶性でビタミンCの補助的作用があるといわれビタミン様物質としている。ヘスペリジン、ナリンギン、ルチンなどの混合物として高血圧に有効とし現在は、フラボノイドのひとつに分類する。90mg/1日、ビタミンPの製造、合成の多くはミカ...[ビタミンP]食生活について語ろう

  • 大蔵集古館寄贈品展

    ・大蔵集古館寄贈品展展示会のご案内です。親戚の展示品が4.7.8.10の作品になります。興味がおありのようでしたら、お出かけください。案内書が届いていました。詳細は展覧会・イベント 公益財団法人大倉文化財団(shukokan.org)よりご覧いただけます。大蔵集古館寄贈品展

  • [ヒアシン]食生活について語ろう

    ・ヒアシンHyacinひあしんなすの皮の色でアントシアニン系の糖との化合物である配糖体で青色の色素をいう。アルカリ性で青い色を出して、鉄やニッケル、アルミニウムの金属イオンと結合して安定した塩(えん)を作りより青色が濃くなる。一緒に含まれる紫色は、ナスニンNasuninという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ヒアシン]食生活について語ろう

  • [麩]食生活について語ろう

    ・麩Fu/Gulutenproductふ小麦粉の蛋白質(グルテンGluten)を主成分とし主に国内の小麦である中力粉を用いているが強力粉のほうがグルテンが多いので利用がふえている。中国より大和朝時代に禅僧により伝えられたと見られ奈良時代(710年~794年)以後盛んに作られた。肉食を禁じられていた修行僧達の貴重なタンパク源として精進料理に盛んに用いられている。小麦粉に水と塩を混ぜ合わせ粘りが出てきたものをさらに水の中で揉んでねばねばの物だけが残りこれがグルテンであり生麩となって原料より湿ぷ量25~35%、乾ぷ量8~12%程度得られる。生麩はそのままゆで上げたもの、ベーキングパウダー類を混ぜ焼いたものが焼き麩、竹の棒に巻いて焼いてちくわ麩(小麦粉入りが多い)の製品となる。煮物、汁物、あえ物、麩菓子などに用い...[麩]食生活について語ろう

  • [霊芝]食生活について語ろう

    ・霊芝れいしマンネンタケ科(サルノコシカケ科)、野性のものは、広葉樹の枯れ木に秋口に発生するが見つけることが非常に難しく「幻のきのこ」といわれていた。近年では、人口栽培が可能となっている。傘の大きさ、高さが10cm赤褐色の光沢のあり、和名を万年茸といい、大きいものは数十年要するのもあるが一般には木質でそのままででの食用ではないが煎じたり、薬用酒としている。多糖類のβ-グルカンβ-Glucanに抗がん作用、痛みを緩和するゲルマニュウム、霊芝特有の苦味成分であるガノデリックアシドGanodericacid(トリテルペノイド)に抗アレルギー作用があるなど健康食品とし利用している。脳神経の鎮静化、高血圧予防、肝機能・免疫力強化にもよいといわれる。長期の摂取で副作用としてめまい、口・喉の渇き、鼻水、鼻血、かゆみ、胃...[霊芝]食生活について語ろう

  • [彼岸会]食生活について語ろう 9/23

    ・彼岸会ひがんえ単に彼岸ともいい、梵語(ぼんご:サンスクト語)のパーラミター(波羅蜜多)の訳でその意味は「向こう岸に渡る」という意味。煩悩に満ちた此岸(しがん)から極楽浄土・真実の悟りをえた世界に至るという願いが込められている。インド・中国にはなく、日本にのみ行われる仏事で春彼岸は3月21日ころの春分をはさんで7日間、秋彼岸は9月23日ころの秋分をはさんで7日間をいう。雑節のひとつでこの7日間を彼岸会といい、お彼岸とも略していう。古い記録では「日本後紀巻13」の「大同元年(806)3月辛巳の条」に、「諸国の国分寺の僧をして春秋二仲月別七日に、『金剛般若経こんごうはんにゃきょう』を読ましむ」と出ている。仏教には、西方浄土といって、西に極楽があるという考えがあり、春分と秋分の日は、太陽が真東から出て真西に没す...[彼岸会]食生活について語ろう9/23

  • [ブルーチーズ]食生活について語ろう

    ・ブルーチーズBlueCheeseぶるーちーず青カビは酸素を必要としを内側の隙間に繁殖させることで、チーズの熟成が進み、美味しくなる。発酵の過程で青カビの自然発生ないし、人工的に青カビの胞子をカードに殖えつけにより熟成して作られる。アオカビの大部分はカビ毒(マイコトキシンMycotoxin)を産生しないため、これらが直接に重篤な食中毒の原因になることはほとんどない。アオカビが生えた常温で放置してある食品では、他の有害なカビの増殖も進んでいると考えるので取り除くのがよい。青かび菌は、塩分には強いので塩分を強くすると、雑菌を殺菌でき青かびは雑菌に妨げられることなく繁殖できることによる。ブルーチーズの塩分濃度は、他のチーズが1〜2%なのと比べ、4%程度と高い。風味が強烈で独特のピリッとした味も濃厚で、塩味が強い...[ブルーチーズ]食生活について語ろう

  • [春雨]食生活について語ろう

    ・春雨Harusame/Starchnoodlesはるさめ日本では、現在多くが馬鈴薯、さつま芋でん粉より製造しているが、もともとは中国で小豆の一種である緑豆を原料としたのが始まり。鎌倉時代(13C)に日本に伝来、葛、片栗の根を原料にしていたようだが最近では芋でん粉と緑豆でん粉を混合して作られているものもある。でん粉を熱湯で練り上げた生地を容器に入れ糸状にしたものを熱湯に押し出し茹で上げ、冷却、冷凍後解凍、乾燥させて仕上げる。奈良県、鹿児島県で製品の大半を占める。酢のもの、スープ、炒め、鍋物、刻んで揚げ衣として幅広く利用している。緑豆春雨は煮崩れしにくいが、一般には馬鈴薯でん粉類が使われていることが多く煮崩れするのであまり長時間加熱し浸しすぎないようにする。100g中で緑豆春雨(タンパク質0.2g、脂質0....[春雨]食生活について語ろう

  • [ビルマ豆]食生活について語ろう

    ・ビルマ豆Burmabeanびるままめマメ科、南方で栽培するミャンマー(ビルマ)から主に輸入しているインゲン豆に近く、ライマ豆、アオイ豆ともいい表面にしわのあるものと滑らかなもの、緑色、赤色(サルタニ)、白色(バタービーン・ホワイトビーン)とがある。北海道で、少し栽培し小豆の不作時に用いていた。日本では一年草で花はふつう白色をしている。多くは、皮が粗く皮を除いた漉し餡(こしあん)として利用し、皮の入った小倉、つぶし餡には不向きという。製あんの原料として輸入している豆であり主に白あんに使われる。アルカロイド、青酸配糖体の有毒物質が含まれることもあり水さらし、渋きり、水洗いなどして食品衛生法で、製餡後に青酸(リナマリンLlinamarin)が検出してはならないなど基準が定められている。アミグダリンAmygda...[ビルマ豆]食生活について語ろう

  • [トルマリン]食生活について語ろう

    ・トルマリンTourmalineとるまりん1703年ごろオランダ人がセイロン島で採掘していたものをヨーロッパに持ち込み、宝石(10月の誕生石)としていた。ブラジルでオパール鉱山で働いていた職人が疲れ、食欲不振、咳き込むことが続いていたがトルマリン鉱山に変わり体調不良が改善したという。1880年ノーベル物理学賞で有名なキューリー夫妻の夫ピエールが、兄ジャックと一緒に電気石(トルマリン)には絶えず弱い電流が流れていることを発見した。ケイ酸塩鉱物のグループ名であり様々の鉱石を含み色も黒、ピンク、青など多様にある。トルマリンにミネラルを含み水を弱アルカリ性にし、消臭、除菌、塩素を除く、遠赤外線を発生させ血流をよくすることが知られ浄水のための石とし用いられる。「静止状態」では僅かなマイナスイオンしか発生しないがトル...[トルマリン]食生活について語ろう

  • [ショコラ&ミルクワッフルコーン]食生活について語ろう

    ・ショコラ&ミルクワッフルコーン液だれしないのです。友達がローソンで購入して、奢(おご)って貰いました。直ぐに溶け出さなかったので、気になって、原材料名などを確認してみました。以前に掲載してあったのを思いだし、検索、溶けにくい、液だれしないアイスクリームを頂きました。有難うございます。御馳走さまです。[溶けないアイスクリーム]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・溶けないアイスクリーム2013年の3月に関東学院大学健康栄養学科を卒業した女子学生3人が、卒業論文にまとめた「溶けないアイスクリーム」を商品化していました。20℃から2...gooblog[ショコラ&ミルクワッフルコーン]食生活について語ろう

  • [初茸]食生活について語ろう

    ・初茸はつたけベニタケ科、秋口の早い時期、クロマツ、アカマツのやや若い松林に多く、単生または群生して東北以北では8月末には発生する。きのこの中で最も早くにみられることから初茸の名前がつけられたという。傷ついて汁が出た時に濃紅色から濃い緑色に変わる性質があり染み出る色からロクショウキノコとも呼ばれる。柄と傘の区別があるが同色で傘の直径8cm内外、漏斗(ろうと)形で中央がくぼみ、表面は濃い環状の同心紋模様のある淡褐色をして傘の裏はヒダ状をしている。採取時にはやや粘性がある。低い気温19℃以下の日が3~4日続き秋の気配を感じてくると南部でも10月末に発生し8月下旬より10月頃までを旬とする。東北地方では店頭に並ぶこともあるが大都市への出荷は殆どみられない。一般に茸は、水分含有量が多く、各種の酵素を有して腐敗し易...[初茸]食生活について語ろう

  • [千振]食生活について語ろう

    ・千振Swertiajaponicaせんぶりリンドウ科、日当たりのよい湿地に全国的に分布する。宿根草で高さ10cm~20cmに成長しりんどうより小さめの花びらの先がピンク、薄紫の花を8月~11月に咲かせる。室町時代末期の書物にも記され、お茶にし千回振り出してもまだにがみがあることが名前の由来といわれる。当薬(とうやく)ともいいまさ(当)に薬、茎、葉、花に苦味があり8月~11月に採取し乾燥させ薬草とし用いられる。苦味のあるセコイリドイド配糖体(スエロチアマリンSwertiamarin、スエロサイドSweroside、アマロスエリンAmaroswerin【天然物で最も苦味が強い】など)、フラボノイド、オレアノール酸Oleanolicacid:トリテルペンTriterpene)が多く胃薬として消化不良、胃痛、下...[千振]食生活について語ろう

  • [ナツハゼ]食生活について語ろう

    ・夏櫨なつはぜツツジ科、本州を中心に山野に自生する。ブルーベリーの仲間で地域によってこはぜともいう。高さ2mの落葉低木、葉にうぶ毛を有し初夏5月頃より小さい釣り鐘状のピンクの花が咲く。実が9~10月にかけて結実、色、形、味がブルーベリーに近い。枝ブリがよく花材とし生け花にも使われる。黒褐色に甘酸っぱく熟しジャム、果実酒に利用、アントシアニン系色素(眼精疲労改善)を含む。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ナツハゼ]食生活について語ろう

  • [サルコペニア]食生活について語ろう

    ・サルコペニアSarcopenia(筋減弱症・加齢性筋肉減少症)さるこぺにあサルコペニアは、1989年にローゼンバーグRosenbergによって米国栄養学会雑誌にて初めて「加齢による筋肉量減少」を意味する用語として提唱しています。その時の造語で、ギリシア語でサルコ(sarco)は肉・筋肉、ペニア(penia)は減少・消失を意味します。当初は骨格筋肉量の減少を定義としていたのですが、徐々に筋力低下、機能低下も含まれるようになりました。これらの定義はEuropeanWorkingGrouponSarcopeniainOlderPeople(EWGSOP)のもので、身体機能障害、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下を伴う包括的な内容をも含んでいます。同年のヨーロッパ静脈経腸栄養学会(以下「ESPEN」)のコン...[サルコペニア]食生活について語ろう

  • [梨]食生活について語ろう

    ◎梨Pearなしこの季節に8月中旬から順次に幸水、豊水、新高と、初秋から順次、店頭に並び実りの秋を感じさせてくれます。ナシはすでに日本では、弥生時代後期1~2世紀頃の登呂遺跡から発掘し梨の種を食用とした形跡として知られています。梨の起源としているのは7、000万年以前に中国の南西部の山地で発生し、6、600万年前頃に分布を広げて行ったと言われます。日本へは紀元前2世紀から紀元後16世紀にかけて栄えたシルクロード等で東に向かって分布を広げたナシ属植物は中国東方中国長江[ちょうこう]沿岸地域に移り中国ナシ、日本ナシ等に分化し、さらに海を渡って日本に伝わったと考えられています。バラ科で、本州より各地で古くから栽培しています。日本書記に栽培の記述がありますが急速に栽培するようになったのは明治以降になってからのよう...[梨]食生活について語ろう

  • [熱硬化性樹脂]食生活について語ろう

    ・熱硬化性樹脂ねつこうかせいしゅし加熱、加圧、触媒により樹脂の形が変化し、硬化するもので再び加熱、冷却をしても再形成できない。高温でも使用できる特徴がある。加工法や温度性能が異なり、絶縁性や難燃性、耐熱性を重視する製品に使用している。エポキシ樹脂、ユリア樹脂、ホルムアルデヒドで硬化するフェノール樹脂(PF):おわん、メラミン樹脂(MF):集団給食用の食器などがある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[熱硬化性樹脂]食生活について語ろう

  • [粥]食生活について語ろう

    ・粥Riceporridgeかゆ古くは、釜で炊いた白米をすべて粥と呼んで、蒸した米飯を強飯と呼んでいた。現在ではご飯と同じ要領で、水の分量を多くし、米から炊いたものことをいう。水加減によって3分(体積で約水10:米1)、5分(体積で水8:米1)、7分(体積で水7:米1)、全粥(体積で水6:米1)の区別があるが、家庭では主に全粥が作られている。米をたっぷりの水で手でつぶせるぐらいに軟らかくなるまで煮た料理で基本は、お米の状態から炊く。消化が良いことから、離乳食や病人食、主食として主に食べられている。サツマイモや山芋を入れた芋粥や、ほうじ茶や緑茶で炊く茶粥などもある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[粥]食生活について語ろう

  • [南鱈]食生活について語ろう

    ・南鱈Southernbluewhitingみなみだらタラ科、ニュージーランド、アルゼンチン、チリの南方の水深200m~800mの深海に生息する全長40~60cmになる海産魚。語源は、南半球に見られるタラであることに由来する。見た目はスケトウダラに類似すると言われていわれるが、ヒゲが下顎に見られず、少し体型も小さい。小魚などを捕食し産卵期は8~9月で旬は、夏から秋で100g中で72kcal、タンパク質16.4g、脂質0.3gで肉質の柔らかな淡白な白身で主にすり身の原料用にしている。日本近海産のスケトウダラの減少に伴ってミナミダラが代用にされ、卵巣もタラコとして利用し売られている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[南鱈]食生活について語ろう

  • [カプシエイト]食生活について語ろう

    ・カプシエイトCapsiateかぷしえいと1985年頃、京都大学でトウガラシの研究中に辛くないトウガラシを発見し、「CH-19甘」と命名した。その後1989年にCH-19甘(あま)が脂肪燃焼作用、体温上昇作用等の生理機能を有することを見出し新規成分である事からカプシエイトと命名している。機能が抗肥満作用を有するトウガラシのカプサイシンと似た成分で生理機能が脂肪燃焼作用があり辛味が弱く、消化器への刺激性弱い。味の素データより辛みはカプシエイトはカプサイシンの約1/1,000としている。2004年には、CH-19甘を摂取した際の体重減少について、ヒトでの試験結果を学会で発表している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[カプシエイト]食生活について語ろう

  • [ピルビン酸]食生活について語ろう

    ・ピルビン酸Pyruvicacidぴるびんさん糖が分解する過程で生ずる物質で焦性(しょうせい)ブドウ酸ともいう有機化合物でケト酸に属する。アルコール発酵と解糖作用はピルビン酸に至るまでの反応は同一としている。ここから先は発酵ではピルビン酸はカルボキシラーゼCarboxylaseによってアセトアルデヒドAcetaldehydeを生じ、これが還元されアルコールになる。解糖では筋肉中にはカルボキシラーゼが存在しないので乳酸脱水酵素の働きによって乳酸を生ずる。糖の代謝はピルビン酸より循環経路(TCAサイクル)に入り最終的に二酸化炭素と水とに完全に酸化し全エネルギーを放出している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ピルビン酸]食生活について語ろう

  • [認知症]食生活について語ろう

    ・認知症Dementiaにんちしょう以前の日本に多かった脳血管性痴呆症と、最近問題になっているアルツハイマー型Alzheimer-typeの2つの種類がある。脳血管性というのは、脳の血管が動脈硬化を起こし、脳梗塞となり脳の中に塊ができて記憶障害が起こること。アルツハイマーは、遺伝子の損傷によって脳が萎縮し、脳細胞の老化が進んだものと考えられ脳内にβアミロイドAmyloidsとタウ(Tauprotein)というタンパク質が蓄積し、神経細胞に障害を起こすことで記憶機能が悪化すると考えられている。比較的軽症の認知症にビタミンB群が予防に役立つ事が判明している。ビタミンB6,B12と葉酸は、ホモシステイン(動脈硬化の原因物質)の値が高いと血栓などにより認知症を引き起こすが、その数値を抑制する。医療用としてアルツハ...[認知症]食生活について語ろう

  • [ハイドロキシアパタイト]食生活について語ろう

    ・ハイドロキシアパタイトHydroxyapatiteはいどろきしあぱたいとカルシュウムとリン酸の結合したもので、カルシウム、骨、歯を作る主要成分で骨の70~80%を占める細胞接着性を示しコラーゲンの間を埋める。1926年に骨、歯がアパタイトでできていることが判明し歯のエナメル質の95%、象牙質の70%を占める。歯垢の主成分となるタンパク質、糖質に対する吸着力が強く歯垢を取り除く作用がある。高純度の超微粒子の弱アルカリ性で歯磨き剤に5~15%程度配合し、歯の再生、再石灰化促進、歯周病予防、免疫力強化に関係する。医療分野で歯科材料、人工骨、骨置換剤等に使われる。合成のハイドロキシアパタイトでは結合性には優れているが強度が低く荷重の強い個所でそのままの形では使えず金属と併用する。ご愛読戴きましてありがとうござい...[ハイドロキシアパタイト]食生活について語ろう

  • [石水母]食生活について語ろう

    石水母Nostoccommuneいしくらげネンジュモ科、世界各地の乾燥した土の上に生育し、寒天状の群体を形成する。群体の寒天質の基質の中に細胞が1列に連なり異型細胞を交える数珠状の細胞糸が埋もれている。ネンジュモ(念珠藻)の名称はこの細胞糸の形態に由来する。イシクラゲに近縁の食用藻に清流の浅瀬の石や草に付着するアシツキ(カワタケ)や、北方ユーラシアの乾燥した草原地帯の地表に生育する変種の髪菜(はっさい)が知られる。日本では、本州中部以西の庭先や道ばたなど地表に地面にへばりついた黒いかさぶたのように見え広く分布。雨が降った後に藍緑色寒天質の膨潤した群体が突然目立つ。乾燥状態では手で揉めば壊れる。日本で古来から、アシツキ同様食用にでき、汚れを取り除き湯通しして、無味無臭といわれ酢の物などにできる。別名でイワキ...[石水母]食生活について語ろう

  • [微量ミネラル]食生活について語ろう

    ・微量ミネラルMicromineralびりょうみねらる一日の摂取量が100mg以下のミネラルとして抗酸化作用の注目度が高い。活性酸素は殺菌や不要な細胞組織を分解する重要な役割がある。一方で、動脈硬化の原因など様々な生活習慣病の原因とも関連付けられ過剰な活性酸素は生体に害を及ぼす。生体はエネルギーを産生する際に活性酸素を発生するほか、様々な酸化ストレスにさらされ、これらを除去するために、抗酸化酵素がある。これらの酵素が働くためには鉄、銅、ヨード、コバルト、亜鉛、クロム、セレン、マンガンなど微量でカロリーがなくビタミンとの相互関係を持ちながら、酵素の活性化を助ける働きを持っている。微量ミネラルが必須であり現代の食事では、不足気味の栄養素が多くいろいろな微量ミネラルをバランスよく摂取する必要がある。ご愛読戴きま...[微量ミネラル]食生活について語ろう

  • [ビリルビン]食生活について語ろう

    ・ビリルビンBilirubinびりるびんヘモグロビンなどに含まれるヘムのヘモグロビン、ミオグロビン、チトクロームなどの代謝した黄色のヘムの通常の生分解産物で、赤褐色の胆汁色素として存在する。赤血球新生促進作用があるのではないかと考えられている。人体で総ビリルビンが3mg/dlを超えると、皮膚・眼に黄色がかり黄疸と呼ばれる。便、小水の色の原因物質の元にもなる。総ビリルビン(基準値0.29-1.03mg/dl)=直接ビリルビン+間接ビリルビンとしている。溶血性貧血では、赤血球が過剰に壊され、血清直接ビリルビン濃度が低下、ヘモグロビンを分解する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ビリルビン]食生活について語ろう

  • [ひなたのこずち]食生活について語ろう

    ・日向猪子槌ひなたのこずちヒユ科、北海道の南西部から九州にかけ雑草として分布する多年草。名前の由来はよく日の当たるところに生えることからつけられた。8~9月に道ばたでよく見かける草でまっすぐ立った緑の花穂をつける。花は花びらがなく、5つに裂けたガクが花びらのように見え咲き終わると下向きになり、花軸にくっつく。茎は四角で、よく技分かれする。その根を牛膝(ゴシツ)といい牛膝は、根の太い節が牛の膝に似ていることからつけられたという。主要成分はステロイドのイノコステロンInokosteroneで利尿作用があり、さらに血液のバランスを整え、腰痛、関節痛、しびれに用いていた。[ひなたのこずち]食生活について語ろう

  • [ハラタケ科]食生活について語ろう

    ・ハラタケ科はらたけか菌界Fungi、担子菌門Basidiomycota、真正担子菌綱Homobasidiomycetes、ハラタケ目Agaricales、ハラタケ科Agaricaceae(85属1340種)、ハラタケ属Agaricus(300種以上:一般的に「マッシュルーム」と呼ばれる種を含んでおり、西洋では栽培キノコとして最も多い)食用と有毒種の両方が含まれる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ハラタケ科]食生活について語ろう

  • [9月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・9月の食の記念日Septemberfoodanniversary9がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月、一年がかりで配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、9月に記念日が設けられている食・食品についてです。9月1~30日健康増進普及月間食生活改善普及月間とあわせ厚生省(現在の厚生労働省)が制定。食生活改善普及月間は、元は10月の「食生活改善普及月間」であったが、2008(平成20)年より「健康増進普及月間」とあわせて9月に実施することとなる。1日ギリシャヨーグルトの日日本初のギリシャヨーグルト、ヨーグルト成分を3倍濃縮したパルテノの販売が2011年9月1日で、あることより日...[9月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [ダチョウ丼]食生活について語ろう

    ・駝鳥丼だちょうどん吉野家でダチョウ肉を使ったオーストリッチ丼の放映がありました。ダチョウ肉は「第4の肉」と位置づけられ、健康と美容の領域でにわかに注目を受けているようです。現在では高価ですが、量産効果で価格が下がる可能性があるといいます。吉野家が1683円で提供とか。そんなダチョウについての再掲載で[駝鳥]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・駝鳥Ostrichだちょうダチョウ科、南アフリカでは食肉とし利用している。あの草原を駆け巡るダチョウの肉は、筋肉質で赤身の肉で、欧米ではイギリスの狂牛病騒ぎで牛肉の代...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ダチョウ丼]食生活について語ろう

  • [冷凍技術]食生活について語ろう

    ・冷凍技術Freezingtechnologyれいとうぎじゅつ食品を冷凍すれば長期保存できることは、アラスカのイヌイット(エスキモー)が肉を氷の中で保存していたようです。近代冷凍技術を生み出したのは今から僅か250年ばかり前でスコットランドのウィリアム・カレンWilliamCullenが1748年に、エーテルを断熱膨張により気化させることで、気化熱を周囲から奪う方法で、水を凍らせる事に成功し冷凍技術の先駆けとなる技術でした。その後数多くの食品科学者は冷凍機械の技術開発者らの研究が続けられ行われています。冷凍食品の事業コールドチェインの生産と流通を結びつけたのは、アメリカのジェネラル・フード社(GeneralFood)といわれ1912年からカナダに滞在中にイヌイット住民が捕獲した魚を雪に埋めて一50℃に急速...[冷凍技術]食生活について語ろう

  • [キョウチクトウ科]食生活について語ろう

    ・キョウチクトウ科Apocynaceaeきょうちくてうか植物界Plantae、被子植物門Angiosperms,Magnoliophyta、真正双子葉類Eudicots、キク類asterids、シソ類lamiids、リンドウ目Gentianales、キョウチクトウ科・夾竹桃科Apocynaceae(インドジャボク亜科Rauvolfioideae、キョウチクトウ亜科Apocynoideae、ガガイモ亜科Asclepiadoideaeなど5亜科に分類)の分類とする。160属1800種ほどを含む。日本には5属自生し高木から草本まで含み、つる性のものも多い。大部分は熱帯から亜熱帯に分布し、特に熱帯雨林に分布する高木が多いが、乾燥地に生育し茎が太くなった多肉植物もある。温帯では主に多年草として分布する。多くは乳液を...[キョウチクトウ科]食生活について語ろう

  • [肥前水母]食生活について語ろう

    ・肥前水母HizenJellyfishひぜんくらげ鉢虫綱はちむしこう)Scyphozoa、根口(ねくち)クラゲ目Rhizostomeae、ビゼンクラゲ科、ビゼンクラゲ属、ヒゼンクラゲは肉質が軟らかいが傘の表面に赤い斑点があるものでは塩蔵で固く締まり保存性がよく、斑点のないものは溶けやすいと言われる。食用にする日本産のクラゲは主にヒゼンクラゲ、ビゼンクラゲ、エチゼンクラゲの三種。佐賀県・長崎県にまたがる有明海沿岸域では8~10月頃にヒゼンクラゲ(地方名しろくらげ)をすくい網、固定式さし網などで漁獲して塩蔵、食用にする。傘長はヒゼンクラゲで最大1m・重さ20kgに達し、数ヶ月間で急速に成長する。クラゲの成分はほとんどが水分で塩蔵などの加工により脱水、防腐、タンパク質凝固が促され、保存性が高まる。主に酢醤油、ポ...[肥前水母]食生活について語ろう

  • [春紫苑]食生活について語ろう

    ・春紫苑Halcyonはるしおんキク科、北アメリカ原産。観賞用として大正の後期に導入している。春になると、頭状花で咲く前の蕾が下を向いて淡紫紅色の愛らしい花が、あちこちに見られる。ヒメジョンによく似ているのでハルジョン(春女苑)とも呼ばれる。草丈40cmほどになる越年草でへら状の葉で、茎は空洞。名前の由来は、紫苑は夏の終わりに咲く紫色の花で春に咲く紫苑って言う意味からという。食用には茎が伸びてくると苦味があり固くなるので、地面に近いところの葉を利用、年中採取できる。茹でて、お浸し、和え物、煮びたし、油炒め、揚げ物に、春菊に似た香りがあるという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[春紫苑]食生活について語ろう

  • [ 飛魚]食生活について語ろう

    ・飛魚Flyingfishとびうおトビウオ科、胸びれが長く紡錘形(ぼうすいけい)をしている。海上を飛行(滑空)し飛距離400mにも及び、体長40cm程度、背が青銅色、腹部が白く、春の産卵の時期になると関東の沿岸海域に群れをなしてやってきて温暖な東京湾以南の海域を回遊している。白身の淡白さがよく産卵後の5~10月に定置網で捕獲し旬とする。内臓が小さく鮮度が落ちにくいとされ油の乗りが少なく肉質の締まった魚で新鮮なものを刺し身、揚げ物、焼き物、多くは干物、カマボコ、ちくわの原料にしている。島根(県魚)、長崎県では、「あご」といってあごが落ちるほどおいしいとし15cmの小魚を焼き干し、又はそのまま干して乾燥させたものを、煮干、粉末、丸干しとし、出し用に、つまみ、茶漬けにしている。蒲鉾は、2%ほどの塩を加えることに...[飛魚]食生活について語ろう

  • [アネトール]食生活について語ろう

    ・アネトールAnetholeあねとーるフェノールメチルエーテルPhenolmethylether類でせり科のアニス、フェンネル、トウシキミ(八角)の精油成分の多くを占め特有の甘い香りと甘草のような甘味がありリキュールLiqueur、菓子の香り付けに利用している。女性ホルモンのエストロゲンに分子構造が似ていることから同様の働きがあるといわれ、さらに健胃、鎮静、免疫力強化に、強壮、去痰によいとして漢方薬もある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アネトール]食生活について語ろう

  • [腸内環境と健康]食生活について語ろう

    ・腸内環境と健康intestinalenvironmentandphysicalhealthちょうないかんきょうとけんこう健康的な生活を送る上で欠かすことができない腸内環境です。腸は「第2の脳」と言われるほど重要な器官で、また免疫機能から末梢神経、ホルモン物質の生産に至るまで、非常に多くの機能を担っています。腸内環境の乱れにより、腸がスムーズに機能しなくなることは、不快感を感じさせ私たちの身体機能の健康を大きく左右し、さまざまな影響を及ぼしています。口から摂取した食べ物は、胃や小腸で液状となって栄養素の消化吸収を受け大腸で内部の水分を吸収して程よい状態に固まった糞便に変化し排出しています。大腸を通り抜けた便が直腸に達すると神経が刺激され、直腸から便が送りだされます。排便には大腸が深く関わっています。大腸が...[腸内環境と健康]食生活について語ろう

  • [デドックス]食生活について語ろう

    ・デトックスDetoxificationでとっくす化学物質による大気汚染、食物汚染、食品添加物によりその化学物質が蓄積していく。アレルギー、血行不良、生活習慣病といった病状をまねき代謝異常を引き起こす原因となっている。これらの有害物質、老廃物、有害ミネラル(カドミウム、水銀、ヒ素、アルミニウム、鉛、ベリリウムなど)の体内毒素を積極的に排出させようというのがデトックスといわれる。欧米ではいち早くから知られ日本でも近年、デトックス(体内解毒、浄化)という言葉が話題になっている。代替医療(ホメオパシーHomeopathy)の食事療法、アロマセラピー、栄養補助食品、エクササイズや腸内洗浄もデトックスの一種とする。クレイClay(地中の粘土・天然泥)として微量ミネラルのシリカSilica(珪素の酸化物)が多く、他に...[デドックス]食生活について語ろう

  • [マンゴスチン]食生活について語ろう

    ・マンゴスチンMangosteenまんごすちんオトギリソウ科、マレー半島原産。主に東南アジアから輸入している。樹高10mの常緑樹で果実は、5~8cmの丸型で暗褐色、柿に似たへたを持っているが果皮は、椰子のように硬く木質で厚さ5mmにもなり果肉はその中に包まれ、中身の透き通った5、6個の放射線状に入っている滑らかな白い寒天状の果肉を食用とする。果肉は冷凍で夏季に中国から入ってくるライチ、竜眼の食感に似る。上皮が硬いので中身が取り出せるように周りを切ってある。白い果肉は、種を包みこむようにして入って多汁、甘味と酸味が程よくほのかな芳香を持つ。冷凍100g当りでカロリー(67kcal)・タンパク質(0.6g)・脂質(0.2g)・炭水化物(17.5g)・カリウム(100mg)・ビタミンA(0μg)・ビタミンE(0...[マンゴスチン]食生活について語ろう

  • [PFCバランス]食生活について語ろう

    ・PFCバランスPFCbalanceぴーえふしーばらんすProtein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)を表しておりエネルギーからのその適正比率が定められている。日本でその適正比率は、P13~20%F20~30%C50~65%の範囲内としている。昭和50年(1975年)のP14.6%F22.3%C63.1%で適正比率に最も近い値を示していた。2004年度(H16)でP13.1%F28.7%C58.2%となって近年欧米化で脂質の比率が高くなる傾向にある。ちなみにアメリカのでは、およそP13%F44%C43%(奨励15%:30%:55%)程度を示している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[PFCバランス]食生活について語ろう

  • [ネオプンティア]食生活について語ろう

    ・ネオプンティアNeopuntiaねおぷんてぃあサボテンの葉を乾燥させ粉末としたもので脂肪を吸着させることから健康食品とし注目している。サボテンを食用にすることは、あまり日本では馴染みがないが食用としていた地域もあった。ネオプンティアは、フランスのバイオセラエ社の開発した商品でサボテン科のオプンティア・フィスカ・インディカの光合成をし始めた若葉から得られる。オプンティア・フィスカ・インディカ(ウチワサボテン)は、中南米メキシコ、チリ、地中海一帯で自生し、また日常的に食用とし栽培してる。日本では、葉の形がうちわに似ていることからウチワサボテンとも呼ばれる。サボテンは、基本的に殆ど食べることができ、花を日本でサラダ、酢のものにしている。一般に他の植物が育ちにくい、寒暖の差の激しい乾燥した過酷な地域に成育、生命...[ネオプンティア]食生活について語ろう

  • [乳酸]食生活について語ろう

    ・乳酸Lacticacidにゅうさん乳酸菌によって糖類(乳糖)が発酵、分解してD-グルコースとD-ガラクトースに分解するまでの中間にできる酸性物質で有機酸のひとつでもある。漬物の酸味の成分ともなっている。常温で無色、または淡黄色の強い粘性のある液体をつくる。ビフィズス菌がつくる乳酸と、筋肉のエネルギーを使う時発生する疲労物質の乳酸と基本的には、同じもので最終的には、エネルギーとして消費する。腸内では酸性で体によい影響を与えているが筋肉中は中性、弱アルカリ性を保っているのがよく、エネルギーはグリコーゲンから乳酸への分解過程で生ずるとし消失したグリコーゲンに対応しただけの乳酸が生成されている。だが運動中は蓄積されているのでそのためスポーツ選手は、試合後にクールダウンCooldounと称して急に立ち止まらないで...[乳酸]食生活について語ろう

  • [卵茸]食生活について語ろう

    ・卵茸Eggmushroomたまごたけテングタケ科、広葉樹、ブナ、もみ、つがの木に発生する。傘は、5~15cm、出始めの根元より卵型をしているが成長すると殻を割ったようにして傘が開いて扁平に、柄が15cm程度になる。表面は、赤橙色で放射線状の溝がある。傘の付け根に黄色のつば、根元は白く卵型のつばを持つ。色彩がよく毒きのこのべにてんぐだけ、たまごたけもどきに似ているので採取には注意を要す。8~10月のきのことしては早い時期に見られ旬とする。味がよく汁物、炒め物、酢のもの、和え物、揚げ物にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[卵茸]食生活について語ろう

  • [食器]食生活について語ろう

    ・食器Tablewareしょっきメラミン食器と環境にやさしい食器の紹介です。主に食器に用いている素材にはプラスチック・ガラス・土・金属・紙・木などで、副素材には安定剤・充填剤じゅうてんざい(木粉、パルプ、ガラス繊維など)・紫外線吸収剤・釉薬(ゆうやく:うわぐすり)・蛍光剤・フィルムを張り付けるラミネート剤・うるしなどを用いているようです。プラスチックは、軽くて割れにくいうえ、質感、重量が程よく汚れが落としやすく、さらに安価なのが大きなメリットで多用しています。特にメラミン製では、その特徴から、家庭内だけでなく外食産業や病院、学校などでも広く使われます。メラミン食器は、「メラミン樹脂」というプラスチックを素材とした食器のことで耐熱温度およそ120度、熱変形温度180℃ほどで奨励温度100℃として熱いものを入...[食器]食生活について語ろう

  • [ノニ]食生活について語ろう

    ・ノニNoniのにアカネ科、マラッカ諸島(インドネシア)原産。高温多湿の熱帯性常緑、高さ10mほどの小高木植物で紀元前より果実、葉、花、根皮を利用していた。日本でも八重山諸島にヤエヤマアオキと呼ばれ自生し樹皮、根皮が黄色、赤の染料として用いられていた。年に4回白い花を咲かせ果実は一塊の集合果となって緑の小さいジャガイモのような表面がわさびの根茎、パインアップルに似た実をつけ、年中収穫する。これを3ヶ月熟成、発酵させ赤身がでてきたものをジュースにしている。ビタミン、ミネラル、中鎖脂肪酸を含み発酵させ、酸敗臭がするがプロゼロニンProxeronineという成分が生活習慣病改善、免疫力の活性に良いとして利用する。ゼロニンXeronineに変換しタンパク質の活動を活性化させ精神的な安定化を促す。葉っぱを鎮痛、消炎...[ノニ]食生活について語ろう

  • [オシロイバナ]食生活について語ろう

    ・白粉花Fouro'clockおしろいばなオシロイバナ科、原産地はメキシコで、草丈1mの多年草、夏の初めから次々と花を咲かせ、ゆうげしょう(夕化粧)の別名があり夕方から咲き始め昼間は目立たない。秋になると午前中から開花するので、目立ってくる。香りがよく色は紫紅色のものが最も多くあるが、白、ピンク、紅、橙、黄色などもある。日本には江戸時代の元禄年間(1688~1704)に観賞用として渡来、江戸時代は黒く堅い種子からのでん粉質をおしろいの代用に、太い根は薬に使用したといわれる。ブラジルでは、全草を腹痛、下痢に、根を下痢止めに利用する。根、種子などには、アルカロイドのトリゴネリンTrigonellineが含まれ誤って口にすると嘔吐、下痢、ケイレンを起こす。トリゴネリンは熱により分解し、ニコチン酸に変化し脳神経等...[オシロイバナ]食生活について語ろう

  • [アニス]食生活について語ろう

    ・アニスAniseあにすセリ科、中東原産。一年草で高さ60cmほどに成長し6~7月に白い花を咲かせ、8月には褐色をした短毛を持つ扁平な卵形の5mmの実が成熟する。アニスシードAniseedとして砕いて粉末にしてパン、スープ、カレー、焼き菓子、ソーセージなどの香辛料、ハーブティーに、リキュウ酒(植物の香りをつけた酒)の香料にスペイン料理で主に利用している。花や葉は生でサラダやスープ、シチュー等に用いている。芳香があり精油2~3%を含み主な芳香成分はフェノールメチルエーテル類のアネトールAnethole(90%)で他にモノテルペン炭化水素類のピネンPinene、カンフェンCamphene、リナロールLinaloolを含む。消化促進や健胃の作用があり健胃剤として使われている。ご愛読戴きましてありがとうございます...[アニス]食生活について語ろう

  • [ビュレット反応]食生活について語ろう

    ・ビュレット反応Biuretreactionびゅうれっとはんのうビウレットともいい内径(ないけい)の一様な長いガラス管で目盛りが付いており一番に下にあるコックをひねると標準液の滴下(てきか)を容易にした、用量分析に用いる液量測定の器具で反応を見ること。タンパク質の検出に用いられ、タンパク質を希アルカリ(薄いカセイソーダ・水酸化ナトリウムNaOH)に溶解しCuSO4(硫酸銅)を小量加えると青紫色を呈する。この反応はタンパク質のペプチド結合に起因して起こるものでタンパク質検出に用いる。[ビュレット反応]食生活について語ろう

  • [スグリ]食生活について語ろう

    ・須具利Gooseberryすぐりスグリ科(ユキノシタ科)、小果類、欧米原産、温帯、高冷地を好み、日本では、北海道、東北北部に多い。セイヨウスグリ(オオスグリ、グーズベリー[黄緑色])とアメリカスグリ(フサスグリ、カラント、カシス[赤、黒色])に大別する。高さ1~2m程度の落葉低木、種類が多く果実は、2~10g、7、8月の夏に長円形か丸く小さく熟し旬とする。そのまま、またはジャム、ゼリー、シロップ漬け、果実酒、冷凍にしている。ブラックカラントとの種子より精油されスグリ油(ステアリン酸[酸敗に対し安定]が多い)が得られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[スグリ]食生活について語ろう

  • [カゼイン]食生活について語ろう

    ・カゼインCaseinかぜいん乳汁に存在する代表的タンパク質であり、牛乳たんぱく質の約80%%、人乳たんぱく質の約50%を占める。牛乳中に含まれる蛋白質は、3.3%程度だが沈殿するのをカゼイン(牛乳の2.6%・蛋白質の80%)といい、沈澱していない上澄み液を乳精(牛乳の0.7%・蛋白質の20%)又はホエーと呼んでいる。カゼインは、リンとイオウが多く含みカルシュウムと結合しコロイド状で存在する。アルカリに溶け、酸、加熱(140℃)、アルコール(鮮度の判定)、レンネット(レンニンのカゼイン凝固酵素作用:チーズ製造)によって固まるが強酸では溶解する性質がある。100g中でエネルギー378kcal、水分10.6g、たんぱく質86.2g、脂質1.5g、炭水化物0g、灰分1.7gナトリウム10mgカリウム2mgカルシ...[カゼイン]食生活について語ろう

  • [熱中症対策]食生活について語ろう

    ・熱中症対策HyperthermiaCountermeasureねっちゅうしょうたいさく熱中症は暑さで体温調節機能が乱れ大量に汗をかき水だけを補給では間に合わず血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みをともなった、こむら返り、けいれん、めまい、失神、頭痛、吐き気などが起こります。軽度(分類Ⅰ度):立ち眩み・めまい・失神・こむら返り・多汗・肉体疲労感中等度(分類Ⅱ度):頭痛・熱疲労・熱疲弊・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感重度(分類Ⅲ度):意識障害・けいれん・手足の運動障害で呼びかけや刺激への反応がにぶく、ひきつけの症状での分類をしてあります。普段より体温が1度以上高い場合は要注意で涼しいところで横になるなどして、からだを休め、様子をみましょう。血液は、平常時成人体重の7~8%で、4~...[熱中症対策]食生活について語ろう

  • [籠目昆布]食生活について語ろう

    ・籠目昆布がごめこんぶコンブ科、表面が籠の目のようで凸凹している褐藻類。ガゴメというのは籠目がなまったものだという。主に北海道道函館から室蘭に多く見られ養殖もしており2年ものを7、8月に出荷している。粘りが強く、身が厚く大きさは幅20~50cm、長さ2.5m以上にもなり、厚さ3mmほどで以前は他の昆布に比べ食用としては不向きとしていたが近年注目の成分を多く含むとして価値が見直され加工、販売している。干したものを刻み水に戻して食用とする。松前漬け、昆布水、昆布茶、塩昆布、昆布巻き、納豆昆布、味噌汁、天然調味料、ごはんのつや出しなどに利用する。どろどろとして粘りがありその80%がアルギン酸カリウムであとの20%がフコイダン、ラミナラン(Laminaran)の食物繊維という。塩分の排出を促し高血圧、動脈硬化予防...[籠目昆布]食生活について語ろう

  • [蒲桃]食生活について語ろう

    ・蒲桃Roseappleふとももフトモモ科、インド原産で、東南アジアなどで広く栽培している。和名のフトモモは、中国名の蒲桃(ぷーたお)が沖縄でこの植物を指す言葉でフートーに由来する。高さ約10mになる常緑小高木で葉は細長く、革質でつやがある。3、4月ごろ、白い4弁花を開き、黄白色の多数の雄しべがのびる。7~8月の夏に黄色く熟する果実はバラに似た芳香があり、英名のローズ・アップルもこれによる。液果は径3cmで果肉が固く淡泊なのでジャム、ゼリー、果実酒などに加工して利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[蒲桃]食生活について語ろう

  • [麦茶]食生活について語ろう

    ・麦茶Mugi-chaむぎちゃ大麦を籾殻(もみがら)の付いたまままま炒ってそれを煎じた飲み物。裸麦を蒸して乾燥させ焙煎(ばいせん)させたものもある。平安時代に穀物を主食として使用する傍ら、炒って粉にする糒(ほしい)加工が行われるようになると、麦を糒加工してお湯の中に溶かして飲んでいたといわれている。これが麦茶の元祖であると考えられ江戸時代頃になると街筋に『麦こがし売り』の香ばしさがあり飲まれる。江戸時代の「むぎ湯」は、煎茶が普及する前から飲用していたようで江戸時代の後期には、むぎ湯専門の店もあったという。6月下旬に収穫している大麦から作られる麦茶は夏場は大量の汗をかきノンカフェインですべての年齢層で活用できる。浸出液100g中にエネルギー1kcal,水分99.7g,蛋白質Trg,脂質(0)g,炭水化物0....[麦茶]食生活について語ろう

  • [灰分]食生活について語ろう

    ・灰分Ashcontentかいぶん以前は炭素を持たないいわゆる燃えない栄養素、灰分(食品を燃やして最後に残る灰になっているもの)とも言われていたものがミネラルと呼ばれていた。灰分そのものはおおよその無機質としても良いが550℃から600℃に加熱し灰の中に炭素(C)が残ることもあり、又、無機質である塩素(Cl)が失われている場合がある。最近では灰分その物を無機質とは言わなくなっている。無機質は有機質で存在する炭素、水素、酸素、窒素の4つを除いたもので成分はカルシウム、鉄、リン、ナトリウム、カリウムなど、カロリーがなくビタミンとの相互関係を持ち、酵素の活性化を助ける。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[灰分]食生活について語ろう

  • [二酸化窒素]食生活について語ろう

    ・二酸化窒素Nitrogendioxideにさんかちっそ刺激臭があり水によく溶けNO₂という化学式の窒素酸化物で、物質が高温で燃えるときに発生する一酸化窒素が、大気中で酸化して生成する気体。環境汚染の大きな要因の化合物で高濃度になると、人体で血液中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬能力が低下、さらに粘膜を刺激、呼吸器、肺に悪影響を与える。大気中の濃度は、時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppm、又はそれ以下と定めている。[二酸化窒素]食生活について語ろう

  • [ハモ科 ]食生活について語ろう

    ・ハモ科Muraenesocidaeはもか動物界Animalia-脊索(せきさく)動物門Chordata-脊椎動物亜門Vertebrata-条鰭綱(じょうきこう)Actinopterygii-新鰭亜綱Neopterygii-カライワシ上目Elopomorpha-ウナギ目Anguilliformes-アナゴ亜目Congroidei-ハモ科Muraenesocidaeと分類している。ウナギ目(ウナギ科・ハモ科・アナゴ科・ウツボ科などの15科800種ほど)に所属する魚類の分類群の一つ。ハモ科は、ハモ属など4属で構成し、ハモなど8種が知られる。ウナギ目のなかで、鱗、胸の鰭がないこと、口先が長く口は大きく目の後方まで口裂が達し歯は発達した犬歯状であることなどを特徴とする。ハモ科はアナゴ科に近く、ハモ科とはせずアナゴ...[ハモ科]食生活について語ろう

  • [8月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・8月の食の記念日Augustfoodanniversary8がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、8月に記念日が設けられている食・食品についてです。8/1~31日食品衛生月間食中毒の事故の防止と衛生管理の向上を図るため食品等事業者及び消費者に対し食品衛生思想の普及・啓発、食品の安全性に関する情報提供及びリスクコミュニケーションの推進を図ることを目的として8月の1カ月間を食品衛生月間と定めている。全国で夏期は、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌食中毒、サルモネラ菌による食中毒、腸炎ビブリオ食中毒といった細菌による食中毒が増加傾向を示してい...[8月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [ピタンガ]食生活について語ろう

    ・ピタンガPitangaぴたんがフトモモ科エウゲニア属のブラジル原産で、日光が良く当たる水はけの良い土壌を好み熱帯性常緑低木の果樹で春から秋口収穫。ブラジル先住民族の言葉で赤い実を意味し和名では、タチバナアデク(橘赤楠)としている。葉は赤身のある緑色で光沢があり葉腋から花序を伸ばし花は白で雄蕊(おしべ)が目立ち芳香がある。自家結実性で1本の木でもチェリーほどの径2~3㎝大きさで形は、ミニカボチャに似る目の醒めるような赤色の実がなる。酸っぱくて後味の残る苦さがある。主にジャム、ジュース、果実酒、スープなどに加工、ビタミンCが多いという。葉には、キニーネの代用となる成分を含む。[ピタンガ]食生活について語ろう

  • [原茸]食生活について語ろう

    ・原茸Fieldmushroomはらたけハラタケ科、マッシュルームと近縁で世界中で広く食用としている。7~9月にかけて傘は白く径5~10cmほど最初は半球型で成熟するに従い扁平型になる。傘の裏のひだはピンク色から次第に茶色に変化する。柄は3~7cmで白く柄には小さい顎(がく)がみられる。類似した毒ツルタケがあり誤って食用とすると死に至ることがある。ハラタケは炒め物、揚げ物にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[原茸]食生活について語ろう

  • [バンレイシ科]食生活について語ろう

    ・バンレイシ科Annonaceae,Custardapplefamily,Soursopfamilyばんれいしか植物界Plantae、被子植物門Magnoliophyta、双子葉植物網Magnoliopsida、モクレン目Magnolialesの科で、熱帯をから亜熱帯を中心に高木から低木、蔓性まで約120~130属の2,000種以上が属する。日本では見かけることが少なく沖縄、八重山諸島にクロボウモドキPolyalthialiukiuensisHatusimaが自生するのみ。果実は大型で食用になるが、輸送が困難なため温帯の市場に出回ることは少ない。チェリモヤ・とげばんれいしバンレイシ、ポポウがある。果実の食用の他に、観賞植物として栽培する種類もある。強い樹皮はアマゾンで重い荷物を運ぶのに使われる。精油成分を...[バンレイシ科]食生活について語ろう

  • [トリハロメタン]食生活について語ろう

    ・トリハロメタンTrihalomethaneとりはろめたん原水中に含まれている有機物質と、消毒に使用している塩素、臭素と反応し発ガン性のある物質として生成、有機物と塩素の量に比例している。塩素+臭素+有機物(メタン)=総トリハロメタン(水道水質基準0.1mg/L)は、揮発性であり空気より重く下に沈む性質がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[トリハロメタン]食生活について語ろう

  • [パンノキ]食生活について語ろう

    ・パンノキBreadfruitぱんのきクワ科、ポリネシア原産、熱帯に産し、常緑高木。葉は深く切れ込みがあり、革質。雄花は黄褐色、雌花は緑色で、楕円または球状の大きな果実を食用、材を建材とする。ヨーロッパ人が、ポリネシア地方の原住民がこの果実を焼いて食べていて、その様子がパンを食べているように連想し、この名前が付けられ属名のギリシア語のパン(artos)と果実(karpos)からなる。無核種はタネナシパンノキ(英Breadfruitstree)、有核種はタネパンノキ(英Bread-nuttree)、グアテマラではマサパン(マルチパン)と手の届くところに直径15cm前後卵大の実になったら焼いて食べることができる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パンノキ]食生活について語ろう

  • [氷]食生活について語ろう

    ・氷Iceこおり天然氷(長瀞、軽井沢、日光など)と人造氷があるが最近では衛生的な人造氷を多く利用している。水を0℃以下にして固体になったもの。アンモニアガスなどに強い圧力をかけ液体に替え、それを細い管を通し圧力をかけ噴出させ、すると急に圧力が下がり元のガス体に戻りこの時に水が蒸発すると同じようにたくさんの熱を必要とし温度が下がるのを利用して水を冷やし氷にし製氷する。暑い盛りに水播きし気化熱(蒸発熱)により大地のこもっている潜熱(せんねつ)を奪い去り涼しくなる性質によるのと同じ原理になる。食品の冷凍、冷蔵、かき氷、清涼飲料の冷却などに利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[氷]食生活について語ろう

  • [汗]食生活について語ろう

    ・汗Sweatあせ人は、体の温度を一定に保つために汗をかきます。体温調節の為に汗は重要な役割を担っています。生物は4億年前海から陸上に誕生し、現在の陸に上がった最初の脊椎動物は両生類(カエルなど)➡爬虫類(トカゲなど)➡哺乳類ないし鳥類へとの進化といいます。人類は、約700万年前に2本の足で立って歩くようになって、サルの仲間から分かれたと考えられ手が自由になりさまざまな作業が可能になったことで、その後脳も進化してきました。よりサルに近い猿人から原人、旧人、新人(現代人)と進化です。私たちの先祖が気温の高いアフリカのサバンナで暮らしはじめた170万年前から、人類の毛は減り始めたのではといわれます。その理由は人類が直立歩行するようになり、直射日光にさらされる部分が減ったからであり、髪の毛だけが多いのは、太陽か...[汗]食生活について語ろう

  • [冷麦]食生活について語ろう

    ・冷麦Hiyamugiひやむぎ一般に作られているうどんと同じ工程でだが、麺の太さが細くなっていて主に夏に食べられる。古い文献によると、そうめん(索麺:さくめん)は熱く蒸してたべるもの、冷麦は冷たくして食べるものとしての区別があった。機械で乾麺として大量に作られるようになったのは、1883年(明治16年)佐賀県出身の真崎照郷による。茹で過ぎないように、時間がたって伸びすすぎないうちに茹でて直ぐに食べるのがよく、麺類は、淡白であることからつけ汁の良し悪しによっても食味に影響している。麺を熱湯に振り入れると麺への吸水が行なわれるので、たっぷりのお湯で表層部の糊化と中心部の熱の移動を均一にさせることから、さし水をして温度を調節、吹きこぼれを防ぐ。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいり...[冷麦]食生活について語ろう

  • [トウダイグサ科]食生活について語ろう

    ・トウダイグサ科Euphorbiaceaeとうだいぐさか植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、バラ類Rosids、キントラノオ目Malpighiales、トウダイグサ科Euphorbiaceaeと分類する。特に熱帯(東南アジア、南アメリカ、アフリカ)に多く、日本には多くないが、草本から高木まで存在し一部に多肉植物もあり、サボテンに似る。現行のAPG植物分類体系では、新設されたキントラノオ目に属する。かつてはユズリハ科やツゲ科など多くの種を含めていたが、これらは後に別の科に分けられた。近年では、ラフレシア(巨大な花で有名な寄生植物)がトウダイグサ科の系統に含まれるとする説を提唱している。亜科として、エノキグサ亜科Acalyphoideae、ハズ亜科Crotono...[トウダイグサ科]食生活について語ろう

  • [鮗:ひいらぎ]食生活について語ろう

    ・鮗ひいらぎヒイラギ科、本州中部以南の海域に分布する。成魚は全長15cm~10cm前後のものが多く体形は強く側扁し平たく後頭部が高く突き出て段差がみられる。体色は青みがかった銀白色で後頭部に黒褐色の斑点がみられ背鰭の前半部も黒い。鰭の棘は鋭く発達し、体表は粘液でヌルヌルする。食道に発光バクテリアを共生させ、暗所で腹部で発光もする。「鮗」は一般にはニシン科のコノシロのことを指すことが多く、漢字は同じでも読み方により種類は異なるようだ。内湾の河口などの汽水域の砂泥地に生息し、群れを作って泳ぐ様子が見られる。産卵期は初夏で、直径0.6~0.7mmの分離浮遊卵を産み旬を7~10月とする。高知県でニロギといい主に食用とし市場に出回ることは少ない。白身のアジ類に似て美味で刺身、椀だね、塩焼き、揚げ物、酢の物、煮付け、...[鮗:ひいらぎ]食生活について語ろう

  • [ヒユ科]食生活について語ろう

    ・ヒユ科FamilyAmaranthaceaeひゆか植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、コア真正双子葉類Coreeudicots、ナデシコ目OrderCaryophyllales、ヒユ科AmaranthaceaeJuss(Chenopodioideae)として分類する。ほとんどが草本で、世界に約70属800種、日本には約5属10数種がみられ、特に熱帯地域に多い。イノコヅチ属Achyranthes、ツルノゲイトウ属Alternanthera、ヒユ属Amaranthus(ヒユ、イヌビユ、ハゲイトウ、アマランサス、ハリビユ)、ケイトウ属Celosia、インドヒモカズラ属Deeringia、センニチコウ属Gomphorea(センニチコウ、キバナセンニチコウ)、アカザ...[ヒユ科]食生活について語ろう

  • [ピペリン]食生活について語ろう

    ・ピペリンPiperineぴぺりんアルカロイドに分類する有機化合物のひとつでシャビシン(シス異性体カビシン)とともにブラックペッパーの辛みのもととなる成分として存在し発見している。黒コショウ、ヒハツの果実にはピペリンを多く含む。代謝を上げ、血管を広げて血流を良くする。さらに食欲促進でも知られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ピペリン]食生活について語ろう

  • [大暑] 食生活について語ろう

    ・大暑Intenseheatたいしょ今日は、二十四気(節気)Solartermのひとつで第12節目の大暑(たいしょ・だいしょ)です。中国で古代に作られた暦で1年を24気節、5日を一候、三候を一気(24×3=72)としていました。二十四節気には立春、雨水うすい、啓蟄けいちつ、春分、清明せいめい、穀雨こくう、立夏りっか、小満しょうまん、芒種ぼうしゅ、夏至、小暑しょうしょ、大暑たいしょ、立秋、処暑しょしょ、白露はくろ、秋分、寒露かんろ、霜降そうこう、立冬、小雪しょうせつ、大雪、冬至、小寒しょうかん、大寒だいかんを定めています。大暑とは、陰暦で六月中(水無月:みなづき)、7月23日頃(2024年は7月22日)で、および立秋8月7日の前日15日間までの期間、現在広まっている定気法では太陽黄径120度で7月23日ごろ...[大暑]食生活について語ろう

  • [◎玉蜀黍Maize,Corn]食生活について語ろう

    ◎🌽玉蜀黍Maize,Cornとうもろこし世界三大穀物の一つで近年、世界で石油代替燃料のバイオエタノールとしての需要が伸び小麦、米より生産量が増加し用途の極めて広い穀類として植物全体にわたって利用するに至っています。年間世界生産量は2011年に872.4百万トンに達し、トウモロコシ需要の急成長により1998年の606百万トンから2007年には800百万トンにまで急拡大しました。一方で生産がそれに追いつかず、食品価格の高騰の要因として食糧としていたトウモロコシがバイオ燃料にまわされることによる遺伝子組み換えでないトウモロコシの実質的食糧の目減りが生じる事態にまでなったのです。価格が急騰し、2007年から2008年の世界食料価格危機を引き起こした原因のひとつとなりました。日本はトウモロコシのほとんどを輸入に頼...[◎玉蜀黍Maize,Corn]食生活について語ろう

  • [バナジュウム]食生活について語ろう

    ・バナジュウムVanadiumばなじゅうむ原子番号23、原子50.95、比重5.98、融点(1726℃・1890℃・1915℃の実験値)、沸点(3000℃~3350℃の実験値)、非金属元素、酸性酸化物として存在する。バナジュウムは栄養成分がはっきりしていなかったが最近に少しづつ解明されつつある。もともとは、触媒(他の物質を化学変化させ自身は変化しない)、金属としベアリング(回転する球状の軸受け)の超硬質ステンレスに使われている。銀白色の金属で濃硫酸には溶けるが一般の酸、アルカリ、水とは反応を示さない。人体では、骨、歯、脂肪に存在する。1830年にスェーデンの科学者が発見している。成長する植物で必要とし動物実験で虫歯に対する抵抗力を増すことが確かめられている。1953年微量ミネラルの栄養素に加えられた。19...[バナジュウム]食生活について語ろう

  • [ビーフン]食生活について語ろう

    ・米粉Noodlesrawビーフン精白した、うるち米を原料とし圧力をかけて孔より押し出して作られる麺状の製品をいう。中国南部、台湾(新竹『しんち・シンツー』が有名)で古くより米の麺とし豊作の年に保存食として作り飢餓に備えて作られていたといわれる。粘り気の少ないのがよく日本では、主にインディカ米(輸入米)を用いて製造する。春雨に似ているが透明感がない。うるち米を水に浸し、砕いて粉にして裏ごししたものを団子状にしたのち加熱して良くこね糸状に押し出し、さらに茹で上げ、冷却、乾燥させて作る。麺の種類に細いもののほか幅広いもの(東南アジア)もあり台湾、中国で、汁ビーフン、焼きビーフン、炒めによく用いている。上新粉(エネルギー362cal、タンパク質6.2g、脂質0.9g、炭水化物78.5g、灰分0.4g)とビーフン...[ビーフン]食生活について語ろう

  • [ppm]食生活について語ろう

    ・ピーピーエムppmぴーぴーえむppmは、part(s)permillion(パーツ・パー・ミリオン)の略記号で100万分の1でいくらであるかという割合を示す分率単位で1ppm=0.0001%、10,000ppm=1%となる。主に水でmg/L,kg=ppmとし濃度、体積、成分比を表すために用いられる。1mg/1L=1ppmで汚染物質、不良品発生率などの確率を表すこともある。100万分の1の意で百万分率ともいう。1kg=1,000g(1千g)=百万mg(1,000,000mg)であり百万分の1が1ppmとなる。ppmの千分の1をppb(partsperbillon)であらわす。0.0001%=1ppm=1000ppb=1000000pptとなる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けして...[ppm]食生活について語ろう

  • [激辛チップス]食生活について語ろう

    ・激辛のポテトチップス都立高校の生徒15人が7月16日、激辛チップスを食べたことによる体調不良を訴え、数人が病院に搬送とのニュースがありました。チップスに含まれる唐辛子の辛味成分カプサイシンの過剰摂取が原因とみられています。アメリカ東部マサチューセッツ州在住の少年が、唐辛子の辛味成分カプサイシンの過剰摂取が原因とみられる心停止で死亡とのことも報じています。[カプサイシン]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・カプサイシンCapsaicinかぷさいしんアミド系(シャビシンChavicine、サンショオールSanshool)に属する主に唐辛子の胎座、隔壁に含む辛み成分を有機溶剤(揮発性のものを溶か...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[激辛チップス]食生活について語ろう

  • [タデアイ]食生活について語ろう

    ・蓼藍たであいタデ科、インドシナ原産。中国を経て奈良時代以前(6~7世紀)に日本に渡来したといわれる。高さ、70cmになる一年草、秋に穂状に紅色の小花を多数つける。7月と9月の年に2回ほど、染料のもととなる葉を収穫している。地際から10cmほどのところから切り戻していく。花を咲かせると、染料の量が減ってしまうので、早めに摘み取る。茎が薄紅色になり草木染で生葉から染料を得て主に徳島県で栽培する。明治時代には、安価な合成品などの輸入があり生産量は減少傾向にある。アメリカ西部で生産が始まったデニムの色としても知られる。果実は、藍実(らんじつ)といわれタデに似るが辛味が無く青(インディゴIndigo:配糖体としてインディカンIndicanで無色)く染めることができることより蓼藍(だてあい・りょうらん)の字が当てら...[タデアイ]食生活について語ろう

  • [姫鱒]食生活について語ろう

    ・姫鱒Oncorhynchusnerkaひめますサケ科、北海道の阿寒湖を原産地としアイヌ語でカパチェップ(薄い小魚)と呼ばれていたが明治42年頃に和名紅鱒と名づけられた。水温が低い10℃程度のきれいな北日本の湖に放流し漁獲は解禁日を設け産卵期を避けた5月から秋口としている。釣りの対象魚としての人気もあり主にプランクトンの小さな動物を好んで餌として3~4年で産卵期を迎える。体の上部は銀青色、腹部が銀白色をして体長30~60cmぐらいで6~7月に捕獲したものを旬とする。9月下旬から11月頃までの産卵期には体を赤く染め紅鱒(紅鮭)の系統であることを示し湖水に注(そそ)がれる河川にさかのぼって産卵している。べに鱒の陸封(海の魚が淡水に定住:いわな、虹鱒)したもので明治時代に養殖して全国の湖に放流が始まった。和井内...[姫鱒]食生活について語ろう

  • [フコイダン]食生活について語ろう

    ・フコイダンFucoidanふこいだん1913年、スエーデンのキリン(H.Z.Kylin)によって褐藻類より発見している。フコイジンFucoidinともいい細胞膜填充(てんじゅう)物質として褐藻類(めかぶ・もずく・わかめ・ひじき)に多く含む、ぬるぬるの成分で水溶性、酸、アルカリに不安定で粘質多糖類の水溶性食物繊維に分類する。硫酸化フコースFucoseを主成分として、ガラクトース、キシロース、マンノースなどの糖が多数結合したもの。胃の粘膜を保護しピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ:日本人の30~70%に存在)除去、血圧、コレステロールを低下させ胃がんの予防効果がフコイダン2~3g/1日摂取することで認められている。昆布、モズクの乾燥に時間がかかることから保湿力を注目し、その中のウロン酸が皮膚を乾燥から守ること...[フコイダン]食生活について語ろう

  • [人と微生物]食生活について語ろう

    ・微生物Microorganismびせいぶつ一般に寄生虫、カビ、酵母、細菌、ウイルスなどで小さい生物ということであり多くの種類があります。生物には細胞が存在し、例外もありますが大きく2種類に分類し細胞核のある真核生物と、細胞核を持たない原核生物です。肉眼では観察できない、きわめて小さな生物のことで微生物に、乳酸菌、麹、酵母のように私たちの健康だけではなく、アトピー性皮膚炎、水虫、タムシのような病原性の菌も存在しています。この季節に気になる病原性細菌について少し触れてみました。アトピー性皮膚炎は、体質として免疫作用が異常に強く起こりやすかったり、乾燥肌状態であることが一因と考えられています。患者は汗をかくと炎症を引き起こし、一層ひどい痛みとかゆみに苛(さいな)まれることが知られていますが、具体的にどんな物質...[人と微生物]食生活について語ろう

  • [竜眼]食生活について語ろう

    竜眼Longanりゅうがんムクロジ科、インド原産。同じ科でライチ、ランブータンととも代表的な種類のひとつとしている。東南アジア、中国の熱帯、亜熱帯地域を主産地とし、日本でも鹿児島、沖縄、八丈島で少し栽培している。竜眼は10mにもなる高木、雌雄異株(しゆういしゅ)の常緑樹で春に小さな白い花が咲く。6~8月を旬として果実は、細い長い枝の先に一個づつ数珠球(だま)を垂れ下げブドウの房のように実をつけ、小ぶりにしたライチに似るが直径3cm、5g程度の球形、褐色をして表皮の皮質がアボガドの皮に似る。ムクロジ科の果皮にサポニンを含み洗剤として利用、黒い種がまた羽子板の羽の材料にしている。果肉は、緑色がかった白色半透明で多汁、独特の芳香、甘味がある。中にある黒い丸い直径1cmほどの種子は、竜の眼に見えることから名前がつ...[竜眼]食生活について語ろう

  • [白檀]食生活について語ろう

    ・白檀Sandalwoodびゃくだんビャクダン科、インド・インドネシアに多く自生、半寄生常緑喬(きょう)木、葉は卵状披針形の対生。花は夏季に紫黒色をして、秋に実をつける。別名を栴檀(せんだん)、サンダルウッドといい心材は香気が高く、香料の他、高級彫刻材として仏像や念珠などにも使用している。匂袋、線香などではベースの香りとし、精油しアロマテラピーで多く用いる。主成分のテルペン類サンタロールSantalolは殺菌、心臓強壮や血行促進、利尿作用があり、また精神的緊張を鎮めたいときに用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[白檀]食生活について語ろう

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