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健康的食生活のための情報を発信しています。

掲載の記事は20年来書き溜めてあった分に、できるだけ現状に合わせ記載しています。S24年生まれ現在リュウマチで買い物等外出時は、ヘルパーさんと一緒に車椅子を利用しています。

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2019/10/02

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  • [ヘキサメチレンテトラミン]食生活について語ろう

    ・ヘキサメチレンテトラミンHexamethylenetetramineへきさめちれんてとらみん常温では無臭の無色で光沢のある結晶か白い粉末状、263℃で昇華Sublimation(固体から直接気体となる現象)する。別名をヘキサミンhexamine、ウロトロピンUrotropinともいう。水中で塩素やオゾンと反応すると、分解してホルムアルデヒドやアンモニアなどの有毒ガスが発生する。ホルムアルデヒドはアンモニアと反応、縮合して毒性の少ないヘキサメチレンテトラミンに変化する。急性毒性マウス経口でLD550mg/kg、皮膚、粘膜を刺激することがあり繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることの報告がある。医薬で尿路感染症、発泡剤、火薬、合成ゴムの硬化剤などに使われる。2012,5月にホルムアルデヒドが...[ヘキサメチレンテトラミン]食生活について語ろう

  • [褐藻類]食生活について語ろう

    ・褐藻類Brownalgaeかっそうるい褐藻類のうち食用としているものに、あらめ(コンブ科)、昆布(コンブ科)、かじめ(チガイソ科)、もずく(モズク科、ナガマツモ科)、ワカメ(チガイソ科)、はばのり(カヤモノリ科)、ひじき(ホンダワラ科)、ほんだわら(ホンダワラ科)、マツモ(ホンダワラ科)などがある。褐藻類は、光合成によってアルギン酸、マンニットなどの糖質を合成する。キサントフィルを含みは光阻害からの防御に役立っていると考えられているアルギン酸は乳化剤としてジャム、ケチャップ、ソース、アイスクリーム、麺類に利用している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[褐藻類]食生活について語ろう

  • [紅富貴]食生活について語ろ

    ・紅富貴べにふうきやや渋味があるお茶で日本のべにほまれ(印度産の改良品種)と中国系のダージリンを交配して作られた当初紅茶用としていたツバキ科の茶樹。ベニフウキには緑茶とするとメチル化カテキンが多い事がわかり、注目される。もともと紅茶用に開発してきたが、メチル化カテキンは紅茶を作る工程で消滅してしまい緑茶として加工するようになった。1995年に独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構によって登録している。花粉症、アトピーなどのアレルギー症状に改善することがわかった。ストリクチニンStrictinin(ポリフェノール)を含み抗アレルギー成分で原因となる抗体の産生を抑制する。5分以上煮出す、茶葉そのものを粉末にして利用するのが効果的という。メチル化カテキンを茶葉2,000mg/100g中に含む。ご愛読戴きまし...[紅富貴]食生活について語ろ

  • [Kの流失]食生活について語ろう

    ・Kの流失Potassiumlossかりうむのりゅうしつ食塩(Na)の摂取量の気になる日々、カリウムを取り入れる量を増減することになり食塩の摂取量が多い傾向からカリウムを取ることによってNa(ナトリウム)の排泄を促し血圧を上昇を抑えることに働きます。Na:K比2:1以下として摂取することを奨励しています。そんなカリウム(K:kalium)Potassiumの発見は、イギリスのデイビーHumphreyDavyによって1807年植物を燃やして発生した灰からポタシ(苛性カリ)、水酸化カリウム(KOH)を電気分解にすることにより分離していました。ポタシは壺potと灰ashの合成語で、壺の中の灰を指し、カリウムの名称は、カリウム(ドイツ語でKaliumであり、新ラテン語:kaliumでありドイツ語の「Kalium」...[Kの流失]食生活について語ろう

  • [グルテリン]食生活について語ろう

    ・グルテリンGlutelinぐるてりん単純タンパク質でタンパク質を溶解する性質によって分類したものであり希アルカリ、希酸で可溶、水、中性塩に不溶な、熱により凝固する物質をグルテリンとしている。小麦のグルテニン、大麦からのホルデニン、米からのオリゼニンなど植物の種子、とくに穀類に含む。コムギ、オオムギにはグルテリンがプロラミンとともにかなり多く含むが、トウモロコシ、エンバクではグルテリンは少なくプロラミンが多い。普通の米では逆にプロラミンが少なくオリゼニンが大部分を占める。アミノ酸組成はグルタミン酸を多く含み、プロリンは少ない。低グルテリン米は、消化されやすいグルテリンが少なく難消化性のタンパク質プロラミンの割合が高くなっている米でタンパク質の量そのものは変わらない。ご愛読戴きましてありがとうございます。よ...[グルテリン]食生活について語ろう

  • [キサントフィル]食生活について語ろう

    ・キサントフィルXanthophyllきさんとふぃるカロテノイド(カロテン類、キサントフィル類)の一種であり脂溶性、熱に比較的安定、空気中で酸化を受けやすいが色は比較的安定している。カロテンが弱く酸化されたものでわずかにクリプトキサンチンにビタミンA効力が認められる。アルコール類(クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、ルティン)、ケトン類(カプサンチンCapsanthin、フコキサンチン)など多くの種類がある。キサントフィルには黄色の色素(卵黄、さつま芋、黄色のトウモロコシ、黄色のピーマン、緑葉)が多く、赤色の色素(唐辛子、カプサンチン)などもある。光合成の補助酵素として働きクロロフイル(葉緑素)が分解し黄色くなるのは、カロテノイド色素であるキサントフィルによるものとされる。ビタミンA効力(プロビタミンA)...[キサントフィル]食生活について語ろう

  • [マンニット]食生活について語ろう

    ・マンニットMannitまんにっと褐藻類(干し真昆布25%・干しわかめ10%)、野菜、果物、きのこ(干し椎茸8%)にも含まれる。マンナ樹皮の主成分とし見出されるが植物の葉、茎、根などにも含む。乾燥させた昆布、干し柿の白い粉が吹き出ている成分をマンニットといいマンニトールともいう。融点168℃、針、粒状をして水溶性であるが吸湿性はないマンノースMannoseを還元して得られ糖アルコールとし存在する。蔗糖から合成もしソルビット(無色無臭の甘味(蔗糖の60%)のある粉末で吸湿性がある)とともに得られる。吸湿性がないので飴、チューインガムの粘着防止剤として使われている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[マンニット]食生活について語ろう

  • [フラバン]食生活について語ろう

    ・フラバンFlavanふらばんフラボノイドの基本構造だが単体では天然にほとんど存在しない。ポリフェノールの一種でフラボノイドの骨格として自然界に存在、フラバノール、フラバノン、フラボン、フラボノールの基本となる構造を持つ。主なものにカテキンやタンニン(フラバノール類)、ヘスペリジンHesperidin(フラバノン類)、ナリンギンNaringin(フラバノン類)、アピゲニンApigenin(フラボン類)、アピインApiin(フラボン類)、ケルセチンQuercetin、ルチン(フラボノール類)、ダイジンDaidzin(イソフラボン:ポリフェノール)、ルチンRutin(ポリフェノール)、トリシンTricin(ひえの種実や小麦の葉やクマザサの葉等に含む:フラボン類)などがある。ご愛読戴きましてありがとうございます...[フラバン]食生活について語ろう

  • [生馬]食生活について語ろう

    ・生馬イケマキョウチクトウ科ガガイモ亜科イケマ属のつる性の多年草。別名ヤマコガメ、コサとも、さらに上部に対し根が大きいためについたアイヌ語で「それの足」を意味する「イ・ケマ」に由来、名付けている。つる性の多年草で茎は長く伸び、幼茎に微毛があり、成長すると葉は対生、卵形で、長さ5~15cm、幅4~10cmで、初夏に白い球形の散形花序を咲かせる。枝を折ると有毒の乳汁が出る。山菜として5~6月にワラビのように地面からのびた若芽は、ゆでて、アク出しして、食べられる。アスパラガスに似た味という。秋に結実する熟していない若い実はてんぷらで、さらに漬物に、保存食にもしている。乳汁、根には、アルカロイド、シナンコトキシン(シナンコトキシンSinankotokisin)など有毒の成分があり、大量摂取、誤食で中毒し死に至るこ...[生馬]食生活について語ろう

  • [βーカゾモルフィン]食生活について語ろう

    ・βーカゾモルフィンBeta-Casomorphinべーたかぞもるふぃん乳類が体内で分解し合成する。カゼインから体内で分解の過程でできる、たんぱく質、アミノ酸の集合体で、母乳、ミルクを飲んだ乳児が直ぐにすやすやと寝入ることに着目し研究が続き、精神を安定させ、痛みを和らげる作用のある成分とし取り出している。鎮痛、鎮静、消化吸収を促進する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[βーカゾモルフィン]食生活について語ろう

  • [加工食品]食生活について語ろう

    ・加工食品Processedfoodかこうしょくひん市販の加工食品の中には、見た目はいいのですが、食べてみて、美味しくないものが、数多く見られています。そんな中から少し拾い出し、生鮮食品並びにそれに近いものとの栄養成分などの比較をしてみました。◇鮭のフレークの瓶詰め白鮭を原料にしています。100g450円(税抜き)100gでエネルギー380kcal、水分-g、タンパク質24.1g、脂質28.9g、炭水化物5.9g、ナトリウム1,381mg、食塩相当量3.5g焼き白鮭100gでエネルギー171kcal、水分64.2g、タンパク質29.1g、脂質5.1g、炭水化物0.1g、灰分1.5gナトリウム82mg、食塩相当量0.2g鮭のフレークは、骨をきれいに除いているのはいいのですが見栄えを良くするために、血合い、皮...[加工食品]食生活について語ろう

  • [酸素Oxygen]食生活について語ろう

    ・酸素Oxygenさんそ地球が誕生した46億年前、地球上にはほとんど酸素はなかった。現在の生物にとってなくてはならない酸素は、海で発生した藻類などが光合成をし20億年以上もかけて作られている。元素記号O、原子番号8、原子量15.9994、比重1.105(空気に対し)、融点-214.8℃、沸点-182.97℃、原子価2、溶解度0℃で4.89mL/100mL、空気中の1/5量と主要成分で化合物としても多量に存在する。無色無味無臭の気体。化学的には反応性で多くの物質と化合する。動物の呼吸、燃料の燃焼に不可欠な物質とし存在する。酸素族元素Oxygengroupelementsとして酸素O、イオウS、セレンSe、テルルTeの4元素をいい、酸素と類似した性質がある。人体の無機質の割合で65%を占める。人体では呼吸によ...[酸素Oxygen]食生活について語ろう

  • パソコン関連記事を中心に時間を見つけて・・・

    気まぐれなhighdy7’sblogリモートによる無料PC教室を約20年やっています。PCは仕事に利用しても基本的に無縁で、現役時代は医薬品・食品工場などあらゆる産業プラントを開発・設計するプラントエンジニアでした。応援宜しくお願い致します。パソコン関連記事を中心に時間を見つけて・・・

  • [薄荷]食生活について語ろう

    ・薄荷Mintはっかシソ科、西アジア、日本、ヨーロッパを主産地とする多年草で交雑しやすく種類が多い。秋植えと春植えがあり、一般には秋植えで5月頃に湿気のある所に生え、草丈20~60cm、全体に芳香がある。茎は四角柱で、長楕円形の葉が対生する。8~10月、葉の付け根に淡紫色の唇形のラベンダーに似る小花が群がってつく。古代エジプト、インドで紀元前より、日本でも、古くから自生のハッカも見られるが盛んに使われるようになったのは江戸時代になってからという。大別してハッカ(和種:Japanesepeppermintメントール含量が多い)、ペパーミントPeppermint(セイヨウハッカ)、スペアミントSpearmint(オランダハッカ)、防虫(ノミ・アリ・カメムシなど)用のペニロイヤルミントPennyroyalmin...[薄荷]食生活について語ろう

  • [アミロペクチン]食生活について語ろう

    ・アミロペクチンAmylopectinあみろぺくちんでん粉の構成成分であり一般のでん粉には、65~85%のアミロペクチンを含んでいる。もち米、もちとうもろこしでは殆ど100%を占めている。ヨウ素と反応して赤紫色になる。温水に溶けにくいが水を加えて加熱すると糊を作りやすい。アミロペクチンは粘りがあり老化しにくいので食用ラベルの接着剤にも使われる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アミロペクチン]食生活について語ろう

  • [回青現象]食生活について語ろう

    ・回青現象かいせいげんしょう晩柑類(バレンシアオレンジや河内晩柑など)によく現れる現象で花が咲いた翌年の5月中旬から気温が高くなると、果実が不要になった"葉緑素"と水分を取り入れてしまうためにヘタの周りから徐々に起きるという。バレンシアオレンジは、なんと花が咲いてから400日も樹で過ごすので収穫するまでに二度春と夏を迎え回青現象は果実を日光に当てないことで防げる。青色光照射は回青現象を引き起こす要因の1つであり、青色光によりクロロフィルおよびカロテノイド代謝に関わる遺伝子の発現変動が起き、フラベドFlavedo(外果皮)が回青したと考えられた。日本の気候で起こりやすいといわれる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[回青現象]食生活について語ろう

  • [ペプトン]食生活について語ろう

    ・ペプトンPeptoneぺぷとんたん白質がアルカリ、酸あるいは酵素によって部分的に分解した誘導タンパク質のひとつでかなり分解が進んだポリペプチドであり水溶性で加熱しても凝固しない。プロティオースProteose(第2次誘導タンパク質)よりは分解が進んでいるので酸や塩類によって沈でんしないがリンタングステン酸PhosphotungsticAcid(触媒の一種:蛋白質の沈殿剤)により沈澱する。胃液中のペプシンによりタンパク質は、プロティオース→ペプトン→ペプチドに変化していく。天然タンパク質の酵素による消化生成物でタンパク質の一般反応を示すがビュレット反応(用量分析に用いる)はたん白質より赤い色を示す。牛乳カゼイン、肉類、大豆蛋白質などをペプシン、トリプシン、パパインなどのプロテアーゼやアルカリまたは、酸で部...[ペプトン]食生活について語ろう

  • [カラマンダリン]食生活について語ろう

    ・カラマンダリンKaraMandarinからまんだりんミカン科、尾張系温州ミカンとキングマンダリンを1915年(大正4年)に交配した品種で1935年にカリフォルニア大学で育成しフロスト博士が、命名している。日本での栽培は昭和30年(1955年)に田中長三郎が種子を導入し三重県で栽培した。温州ミカンなどと比べ極晩生種で4月頃に収穫し、酸の落ち着いた5月頃に春みかんとして出荷する。見た目が温州ミカンに近く、むきやすく大きさも同じくらいで表面がややデコボコしているがジューシーな濃厚さと酸味が感じられ、オレンジ風みかんとして美味しいという。現在では主に愛媛県で栽培し全国の約半分を他に三重県、和歌山県で産出しているが量的には少ない。生100g中でエネルギー65kcal、水分83.41g、タンパク質1.2g、脂質0....[カラマンダリン]食生活について語ろう

  • [カーネーション]食生活について語ろう

    ・カーネーションCarnationかーねーしょんナデシコ科、原産は南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸、日本には江戸時代初期に伝来している。主な開花時期は4月~6月で品種によっては四季咲き、秋(10月~11月)にも花を咲かせる。花色は赤以外にも黄・桃・白色など、八重を多く栽培するが、原種は一重の花という。原種はクローブに似た香りで、ハーブとしてワイン、料理の香り付け、香水などにクローブの代用で使用しclovepinkの別名がある。母の日に贈るカーネーションの赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛」や「母の愛」「純粋な愛」「真実の愛」という。1914年には、アメリカで「母の日」として5月の第2日曜日が記念日に制定している。1905年のことアンナが亡き母を偲(しの)び好きだった花として参加者に手渡した。母...[カーネーション]食生活について語ろう

  • [黄烏瓜]食生活について語ろ

    ・黄烏瓜きからすうりウリ科、日本全国に分布の、つる性多年草で山野の山野の草木にからみついて繁殖自生する。烏瓜の変種で花期は6月から9月の夏の時期に見られ縁がレース状をして花びらは五弁で白色かやや黄色を帯び香りが良く夕方に花が咲き翌日の朝頃にしぼみ始める。葉は5裂して光沢があり表面は少しザラザラする。若芽、葉は下ゆでにしてゴマ和え、天ぷら、油炒めに、果実は長径10cmの広楕円形で未熟の黄熟で塩漬け・粕漬けで熟した果実は甘く、そのまま食べることができ食用となる。淡黒褐色の種子を煎じて解熱、鎮咳、利尿などに用いる。乾燥した塊根を括楼根(かつろうこん)といい、解熱・鎮咳に、塊根のデンプンを天瓜粉(てんかふん)とし、あせも、汗知らずに利用していた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいり...[黄烏瓜]食生活について語ろ

  • [鰹節]食生活について語ろう

    ・鰹節かつおぶし脂質1%程度のカツオの頭、内臓、腹肉を除き3枚におろし、雄節、雌節、あるいは左右一本の亀節を取っている。煮熟し油抜き、その後燻煙、乾燥を10回前後繰り返し行ない整形する。そしてアオカビをつけ乾燥を繰り返しながら酵素作用を働かせる。タンパク質および核タンパク質を分解し旨み成分イノシン酸のヒスチジン塩の生成、増加することにより保存性と風味を増した鰹節ができあがる。かつお節オリゴペプチド[イミダペプチドImidapeptide:カルノシン、アンセリンなど]が血圧を正常に保つ働きがあり健康食品として出回る。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[鰹節]食生活について語ろう

  • [袋海苔]食生活について語ろう

    ・袋海苔ふくろのりカヤモノリ科、全国的に分布し、春から夏にかけ水深2~3mの潮間帯(ちょうかんたい)下部から潮下帯(ちょうかたい・しおかたい)の岩礁や他の海藻の上に生育していることもある。紅藻類に属し形態は膜質で長径5~20cm、ときにそれ以上の中空の袋状で、表面は波打ち不定型の球形を呈する。地域によっては海底を覆(おお)うほどに群生する。手触りはやや硬いが、もろく、力を加えると簡単に裂ける。生体は褐色。外見はネバリモに似るが、ねばりがなく台紙に付きにくい。抽出のフノランFunoran(多糖類)が虫歯予防にガムなどに使われていた。名前の混同しやすいフクロフノリはフノリ科に属する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[袋海苔]食生活について語ろう

  • [副腎]食生活について語ろう

    ・副腎Suprarenalbody,Adrenalglandsふくじん腎臓の上部に存在する小さい内分泌腺で内側の副腎髄質と外側の副腎皮質2つの部分から成り立つ。副腎髄質からアドレナリンとノルアドレナリンの髄質ホルモンが、副腎皮質は3層に別れ内側から網状帯、束状帯、球状帯となっている。副腎皮質は、生命を維持する上で最も重要なステロイドホルモン(コルチコイドCorticoid)の内分泌腺としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[副腎]食生活について語ろう

  • [樹 豆/木豆]食生活について語ろう

    ・樹豆/木豆Toordal/Cajanuscajan/Pigeonpeaきまめマメ目Fabales、マメ科Fabaceae、マメ亜科Faboideae、インゲン連Phaseoleae、キマメ属Cajanus、キマメCajanuscajanに分類する。半乾燥地帯の農業において重要な豆類で、インド(世界の80%)、アフリカ東部、中米の順に生産量が多い。インドは世界で最もマメ科植物が多く存在し代表的なものとしてはヒヨコマメとキマメ(ピジョンピー・ツールダールとも)があげられる。種まき4~9月に発芽適温は23~30℃収穫までに5~11ヶ月ほどで樹高1~3m、花は黄色く、枝は灰色の短い毛でおおわれ葉は飼料、根は薬用として用いる。若い豆果を野菜に、熟した種子から油を、砕いてスープ、粉にして利用する。黄色いえんどう豆の...[樹豆/木豆]食生活について語ろう

  • [粽:ちまき]食生活について語ろう

    ・粽ちまき端午の節句に、茅・笹の葉で包んだもち米の縁起物の餅菓子としている。もち米、うるち米、米粉などで作られた餅米を、三角形、ないし長円錐形に作り、笹、茅(ちがや)の葉包み茹でたり蒸したりして餡子、きな粉、砂糖醤油で食べられている。地域により、中身が、団子、灰汁巻などがある。主に茅、笹の葉で包み、イグサなどで縛る。中国では、茅の葉には邪気や疫病を祓うという言い伝えが、さらに三角や筒状の円錐形で、ちまきを毒蛇に見立て食べることで毒を消す、転じて無病息災を願う。ちまきは「忠誠心が高い象徴」として考えられ武士の携帯食としても活躍していた。端午の節句について記載しています。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[粽:ちまき]食生活について語ろう

  • [果実の気温差]食生活について語ろう

    ・果実の気温差Fruittemperaturedifferenceかじつのきおんさ一般に果樹の栽培適地は、その果樹の原産地、あるいは原産地の土地に似た風土に改良したところであるといえます。果樹の生育に最も大きく影響するのは気象条件、なかでも年間の平均気温と降水量といわれます。気温差によって収穫するフルーツの種類、北部温帯果樹では年間平均気温が7~12℃で🍎リンゴ、🍒オウトウ、🍐セイヨウナシなどがよく育ちます。中部温帯果樹では年間平均気温が11~15℃でナシ、🍇ブドウ、🍑モモ、スモモ、ウメ、カキ、🌰クリ、イチジク、🥝キウイフルーツなどなどがよく育ちます。南部温帯果樹では年間平均気温が15~18℃で🍊カンキツ、ビワなどがありよく育ちます。北欧気温では北部の平均気温は夏が12.8度、冬は-13度、南部では夏が1...[果実の気温差]食生活について語ろう

  • [ヒソップ]食生活について語ろう

    ・ヒソップHyssopひそっぷシソ科、南ヨーロッパを原産地とし、地中海沿岸に分布する。和名でヤナギハッカといいアニス、ハッカに似た芳香のある半低木または多年草で、高さ30~60cmになる。葉はヤナギ(4月~)に似た形で線状披針形の縁には鋸歯のある細い長方形で2~5cmになる。夏の間7~8月には枝の先端に、まっすぐな花穂で青い花、鑑賞用で白またはピンク色の花が咲く。葉は苦味が少し感じられ芳香性で香料、調味料、サラダに少し散らすなどに花は乾燥させ茶に、スープに入れたりする。清涼感のある香りで香辛料として肉・魚の料理に、また薬用・観賞用に用いられる。本種はアニス(爽やかな香りとほのかな甘み)が特徴の香りがし、風邪予防に発汗、鎮静、整腸作用があるとして古くから用いていた。ご愛読戴きましてありがとうございます。より...[ヒソップ]食生活について語ろう

  • [プタキロサイド]食生活について語ろう

    ・プタキロサイドPtaquilosideぶたきろさいどワラビに含まれているえぐみのある発癌物質で、1983年になって名古屋大学の山田静之らによってワラビから単離、分離している。ノルセスキテルペンNorsesquiterpene、配糖体の一種。鹿が嫌う成分だが牛や馬、羊などの家畜はワラビを摂取すると血液凝固不全の出血症状になり、骨髄がしだいに破壊し死に至る中毒症状を示し、また人間でも茹でる、水に浸す、などのアク抜きをせずに食べるとワラビ中毒を起こす。約0.05~0.06%と微量に含む弱アルカリ(腸内は弱アルカリ)で不安定な構造の化合物で分解よってdi(2つの)+ene(二重結合)+one(ケトン)でジエノンDienoneという発ガン物質とブドウ糖になる。調理したものであっても大量に食べると体じゅうが大量出血...[プタキロサイド]食生活について語ろう

  • [緑茶]食生活について語ろう

    ・緑茶Greenteaりょくちゃ2025年(令和7年)5月1日は、八十八夜で茶摘みの季節です。南北に長い日本ではお茶の種類によって新茶の収穫時期は異なり、産地により八十八夜を含む4~5月頃が収穫の最盛期この日に摘んだお茶は新茶、一番茶と言われ、これを飲むと、無病息災、長生きすると言われます。煎茶の製造工程荒茶工程|お茶ができるまで|お茶百科(ocha.tv)どうやって作られているのか?緑茶は、茶葉を摘み取って加熱し、発酵させずに乾燥させて作られます。緑茶の作り方お茶の葉を摘み取ってすぐに加熱し、発酵(酸化発酵)しないようにして作ったのが緑茶、完全に発酵(酸化発酵)させるのが紅茶、その中間に位置するのがウーロン茶などの半発酵茶です。また、緑茶は、加熱の方法の違いによって釜炒り製(中国式)、蒸し製(日本独特...[緑茶]食生活について語ろう

  • [紅鱒]食生活について語ろ

    ・紅鱒Redsalmonべにますサケ科、北太平洋に生息し寒帯性、体長60cm程度でスマートでひれの部分が黒褐色背部が暗褐色で腹部になるに従い薄くなっている。紅鮭ともいい繁殖期には雌雄とも表面中央に頭から尾にかけて赤色を帯び、特に雄では濃い深紅色を呈する。春の産卵期ごろの4~6月をシーズンとしている。肉質は橙色の色素が濃くあざやかで美味という。日本近海での捕獲は少なく欧米で最も好まれる重要な魚で日本での筋子(成熟した卵)、燻製、新巻、缶詰の需要が多く冷凍品として輸入している。ヒメマスは、紅鱒の陸封されたもの。100g中でエネルギー138cal、タンパク質22.5g、脂質4.5g、炭水化物0.1g、灰分1.5g、ビタミンA27μgを含む。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります[紅鱒]食生活について語ろ

  • [ロイヤルゼリー]食生活について語ろう

    ・ロイヤルゼリーRoyaljellyろいやるぜりー花粉Pollen、蜂蜜を働き蜂が消化吸収し下咽頭線(かいんとうせん)から分泌する乳白色のクリーム状の液体としている。中国では古くから「王乳」とも呼ばれ不老長寿に使われた。美肌の持ち主クレオパトラ(エジプトBC69~30)も愛用いていたと伝えられ近年では、1956年の国際会議でローマ法王ビオ12世が老衰で危篤状態に陥った時ロイヤルゼリーによって奇跡的な回復をしたことの報告があり脚光を浴びた。女王蜂を育てるための特別な食べ物で、女王蜂は、働き蜂の3倍にも成長し40倍(働き蜂1~3ヶ月、女王蜂3~6年生存)も長生きする。ロイヤルゼリーを花の多い春から夏にかけてが最盛期だが、近年は、ミツバチの習性を利用し大量生産の技術を開発して製品化し販売している。人工の王台(女...[ロイヤルゼリー]食生活について語ろう

  • [香料]食生活について語ろう

    ・香料Spice/Perfume/Aromaticこうりょう麝香(じゃこう:麝香鹿の分泌物)のような動物は特異な存在で主に植物から精油した成分をいう。ハーブ(花、葉、茎)、樹皮、根、種子、フルーツの精油がある。植物は、害虫などの敵からの攻撃は例えば食害を受けたトマトは、大気中に(Z)-3-ヘキセノール(青葉アルコール)という緑の香りの一種を放ち、食害を受けていない周囲のトマトの株が、そのかおりをキャッチすると、ヘキセニルビシアノシドHhexenylvicianoside:HexVic(配糖体)として取り込み、毒性を持つ物質を合成することをシグナリングSignallingと呼び、2000年頃から知られる。これらの仕組みを人体に取り入れることにより主に免疫力の低下、自律神経失調、ストレス、肩こり、頭痛、アレル...[香料]食生活について語ろう

  • [ロイシン]食生活について語ろう

    ・ロイシンLeucineろいしん1819年にプルーストによってグルテンとカゼインを原料とする発酵物から分離し、当初にカゼイン酸と命名。1820年に同じ化合物がブラコノーBraconnot(仏)によって肉や羊毛の酸加水分解物から単離され「Leucine」と命名しているが、純粋品ではなかった。1891年にはシュルツらにより化学合成して、化学構造を決定した。白色の結晶又は粉末で苦味があり人体にとって必須アミノ酸のひとつとして食物より取らなければならない。1日の必要量が最大としている成分だがタンパク質性食品の殆どに含み、ほとんど不足することは少ない。とくにヘモグロビンやカゼインなどに多く含まれる。100g中で牛肉赤身1500mg、牛レバー1800mg、若鶏むね肉皮なし1800mg、豚ロース脂身なし1700mg、ベ...[ロイシン]食生活について語ろう

  • [プロリルヒドロキシプロリン]食生活について語ろう

    ・プロリルヒドロキシプロリンProlyl-hydroxyprolineぷろりるひどろきしぷろりんジペプチド(アミノ酸が2つくっついた)の一種でアミノ酸のプロリンとヒドロキシプロリンがつながったもの。ヒドロキシル化は、有機化合物に酸化あるいは置換反応させながら1つ以上のヒドロキシ基を導入する反応。生化学では、酸化還元酵素の一つであるヒドロキシラーゼによって容易に起こる。プロリンのヒドロキシル化はタンパク質において重要で、ヒドロキシプロリンとなる。3つの酵素を活性化させる。2009年よりコラーゲンペプチドの研究が進み、腸内でもアミノ酸にまで分解されずにジペプチドのままで吸収され肌・関節・軟骨生成改善の成分となることが知られるようになった。これらの反応には鉄を必要とする。また、酸化された酵素活性中心である鉄の還...[プロリルヒドロキシプロリン]食生活について語ろう

  • [ベーキングパウダー]食生活について語ろう

    ・ベーキングパウダーBakingPowderべーきんぐぱうだー重曹(炭酸水素ナトリウム:ガス発生剤)に酒石酸、クエン酸、リン酸カルシウム、重酒石酸カリウム、ミョウバンなどの助剤(酸性剤)、これに両者が保存中に反応しないように隔てておく遮断剤として澱粉を配合している。少量の重曹で効率よく炭酸ガスが発生するように工夫したもので水分が加えられる事ですぐに重曹と酸性剤が反応・中和し重曹の分解が開始し無味となり炭酸ガスが発生、加熱によって分解は加速する。ベーキングパウダーを生地に混ぜ合わせたら、すぐに焼くことが大切で酸性の材料が少なかったり焼く時間が長い場合等は、ベーキングパウダーを用いる。業務用のベーキングパウダーは焼き物や蒸し物等の用途別に数百種類あると言われる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情...[ベーキングパウダー]食生活について語ろう

  • [カラギーナン]食生活について語ろう

    ・カラギーナンCarrageenanからぎーなんイバラノリ、ツノマタ、スギノリ科の紅藻類を原料とした直鎖含硫黄多糖類・食物繊維で強い粘性を示す。ガラクトース基に硫酸基がついた構造で水となじみがよくないアンヒドロガラクトースAnhydro-galactoseと水となじみがよい硫酸基より構成し、これらの含む比率により寒天より軟らかくゼラチンより固いゲルを作り、ゼラチンが熱や酵素に弱い、寒天の酸に弱いという欠点が少なく、カリウム、カルシウムなどのミネラル類、タンパク質によりゲル化する。ゲル化する温度40度程度、その溶ける温度は60度位で、室温に置いても溶けない。ノンカロリーで、食感はゼラチンに近い透明さとなめらかさを合わせ持つ。このことから天然糊料、ゲル化、増粘、乳化剤としてプリン、菓子類にタンパク質との安定性...[カラギーナン]食生活について語ろう

  • [キシラン]食生活について語ろう

    ・キシランXylanきしらんほとんどすべての植物にD-キシロース(単糖類:五炭糖、ペントース)の鎖状につながっている不溶性食物繊維IDF(water-insolubledietaryfiber)、多糖類として存在する。水に不溶で細胞膜の主成分として木材の木質部分、籾殻(もみがら)、わら、とうもろこしの芯などからカセイソーダ(アルカリ水:水酸化ナトリウム)で抽出させ、抽出液にアルコールを加えて沈澱させて得られている。そのキシラン(ヘミセルロース)にキシラナーゼ(分解酵素)によって、分解させキシロースを得、精製しキシロオリゴ糖が作られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[キシラン]食生活について語ろう

  • [蓮華草]食生活について語ろう

    ・蓮華草Chinesemilkvetchれんげそうマメ科、中国原産。野原にみられる越年草で茎が地面を這うように広がり、草丈は20cm、葉は羽状複葉で互生し長さが10cmぐらいになる。3~6月の春には紅紫色(べにむらさきいろ)の花が咲く。以前は田んぼの肥料などにも使われ、また花は蜂蜜が採れるなど、身近な花で、レンゲ、ゲンゲ(紫雲英・翹揺)ともいう。そのままでやわらかい若葉、花とも揚げ物、漬物、汁の実に全草が用いられる。茹でて、あえ物にもよい。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[蓮華草]食生活について語ろう

  • [プロピオン酸]食生活について語ろう

    ・プロピオン酸Propionicacidぷろぴおんさん油脂の加水分解により得られる脂肪酸のうち、最も炭素数の少ないものであったことから語源は「最初の脂肪酸」を意味する。プロピオン酸菌はビタミンB12を生産する主要な菌であり、草食動物は腸内細菌としてこれらの菌からビタミンB12を得ている。短鎖脂肪酸、低級脂肪酸で脂肪やコレステロールの合成を抑えたりする。さらに肝臓で糖新生の材料として用いられる。プロピオン酸およびその塩が、わずかに刺激臭、腐敗臭があるが食品添加物の保存料、香料としてパン、洋菓子に2.5g/kg用いている。自然界にも微生物の代謝産物として存在し、みそ、しょう油、ぶどう酒、チーズなどの発酵食品に含みカビや芽胞菌の発育を阻止する。右上最上部にある窓から検索できるようです。4月24日までの表示?ご愛...[プロピオン酸]食生活について語ろう

  • [食欲]食生活について語ろう

    ・食欲Appetiteしょくよく4月には、ストレスや環境の変化、基礎代謝、空腹時のホルモンの分泌の変化などにより食欲に変化が現れることがあります。季節によっても食欲に変化が起きているようです。人体で正常な状態では副交感神経優位になると、心拍数が落ち着き、胃腸がよく活動して、胃液の分泌もよくなり食欲が沸いてきます。交感神経優位に働いてくると胃腸の働きが鈍くなり食欲がなくなりセーブして、対応しているといえます。食欲とは、脳の摂食中枢と満腹中枢が刺激されることで、「空腹:お腹がすいた」「満腹:お腹がいっぱい」と感じることを指しています。季節によって気温が下がると、体温保持のため身体の熱産生が高まり、基礎代謝が上がる事により、エネルギーを多く利用しますので、その分を補給しようと一般には空腹感を感じてきます。よく食...[食欲]食生活について語ろう

  • [スルフォラファン]食生活について語ろう

    ・スルフォラファンSulforaphaneglucosinolate:SGSするふぉらふぁん1997年アメリカでブロッコリーの新芽に多いことが突きとめられた。グルコシノルートGlucosinolatesといわれる辛味の成分がすり下ろしたり、すり潰されることによって酵素チオグルコシターゼ(ミロシナーゼMyrosinase)の加水分解作用により、破壊され、イソチアネート(イオウ化合物)の一種であるスルフォラファン(揮発性)が生じる。熱に強いが生で油と一緒に食べたほうがより吸収が高まる。水に溶けやすい。サラダ、スープの浮き実、味噌汁の実に利用するとよい。新芽(スプラウト)に多く特にブロッコリーの新芽に多く(普通のブロッコリーの20~50倍という)抗ガン作用、ピロリ菌を抑制し胃腸の調子を整える。抗がん作用は、ブロ...[スルフォラファン]食生活について語ろう

  • [コルチゾール]食生活について語ろう

    ・コルチゾールCortisolこるちぞーる副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンでストレスから体を守り、糖利用の調節、血圧を正常に保つ糖質コルチコイドの一種で必要不可欠なホルモンとして存在する。糖代謝をはじめ、タンパク代謝、脂質代謝、電解質の代謝、骨代謝、さらに免疫機構にも関与し炎症を抑制する作用もある。副腎皮質刺激ホルモン(ACTH:Adrenal副腎Cortex皮質Tropic刺激するHormoneホルモン)の影響を受けストレスに関与し敏感に反応してストレスホルモンとも呼ばれる。コルチゾールの分泌量は、朝、起床したときが最も多く、午後から夜にかけては徐々に減少する。血中コルチゾールの基準値は4.0~23.3ug/ml(午前8:00~10:00)で過度なストレス、うつ状態などで高くなる。ご愛読戴きまし...[コルチゾール]食生活について語ろう

  • [檜]食生活について語ろう

    ・檜・桧HinokiCypressひのきヒノキ科、常緑の高木で杉と共に本州から九州の山地に自生するが、高級建築材として広く植林、また庭園樹としても普通にみられる。古代にこの材を摩擦して火を起こしたので、火の木、尊い木の意で、日の木がもととする説もある。日本特産の針葉樹として木目が美しく、香りが良いことに加え、耐久性や保存性が高く有用材として建築材などに広く使われている。ヒノキ林ではバードウォッチングが出来ないと言われており、それはヒノキ林にはテルペン類の香りで鳥が食べる虫が生息しにくいので、鳥が集まらないからという。[檜]食生活について語ろう

  • [山桜]食生活について語ろう

    ・山桜やまざくらバラ科、日本原産で北海道から九州まで自生する。🌸ヤマザクラを原種として品種改良された種類が多く多くの場合葉芽(はめ・ようが)と花が同時で、これがソメイヨシノと区別する大きな特徴となる。桜は一般に寿命が短いといわれるがヤマザクラは、樹齢山桜500年以上にもなる巨木が多く存在する。落葉高木で樹高15mにも達し幹は直立し分枝する。葉は長円形ないし倒卵形の縁は鋸状になる。花は3月から5月にかけて薄紅色の花をつける。樹皮は高級家具や茶筒に使われる。夏に剥ぎ取った表皮の外皮と木部の中間にある内皮を天日乾燥させたものが生薬とし桜皮(おうひ)と呼ぶ。樹皮にはサクラニンSakuranin、サクラネチンSakuranetiのフラボノイド(抗酸化作用)が含まれて煎じて鎮咳、去痰、湿疹などに用いている。ご愛読戴き...[山桜]食生活について語ろう

  • [クエルシトリン]食生活について語ろう

    ・クエルシトリンQuercitrinくえるしとりんポリフェノール、フラボノイド、フラボノール類で苦味ではなく渋みの成分でドクダミの葉、ピーマンなどの細胞壁としても含む。脂溶性で、油通し、油炒めで苦みを抑えられるという。配糖体で糖(ケンフェロール3-O-ラムノシド;Kaempferol3-O-Rhamnoside)+ケルセチンとして利尿作用があり、血行促進作用がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[クエルシトリン]食生活について語ろう

  • [蜂蜜]食生活について語ろう

    ・蜂蜜Honeyはちみつ甘い蜂蜜ですが蜂蜜には殺菌作用があるといわれています。よく、1歳未満の乳児には、ボツリヌス菌の食中毒を起こすことがあるので食べさせないほうがよいといわれています。蜂蜜Honeyは、植物の種類によって変化に富んだ特徴のある蜜ができますが、採集時期によってほのかな味の変化を楽しむことができるようです。近年の日本で中国からの輸入が大半を占め2021年(令和3年)で年間約5万トンもの消費で国内生産約2.7千トン程です。蜂蜜作りは、羽化後、およそ12~20日目になると貯蜜を行う内勤蜂となり、約20日ぐらいで外勤蜂となっての共同作業で果房(かぼう)に蓄えています。主に花の咲く春季に南西地方は2~11月に、東北地方は4~9月に蜜蜂が集めた蜜です。順次に、季節を追って、れんげ、なたね、そば、りんご...[蜂蜜]食生活について語ろう

  • [プロビタミン]食生活について語ろう

    ・プロビタミンProvitaminぷろびたみん人体でビタミンに変わる物質(ビタミンの前駆体)でありそれ自身はビタミンとはいえないものでプロビタミンA、プロビタミンDがある。プロビタミンAとしてβーカロテン(植物に広く含まれるカロチノイド色素)が食物として摂取され小腸粘膜でビタミンAに変換することとして知られる。プロビタミンAについて約600種類のカロテノイドを発見し、その中でプロビタミンAはα、β、γカロテン、クリプトキサンチンなど約50種類程度ある。βーカロテンの吸収を100としてαーカロテン53、γカロテン27、クリプトキサンチン57程度とし吸収率は、βーカロテン12μg=Aの1μgとしている。プロビタミンD(PrevitaminD)には、エルゴステロールErgosterol(プロビタミンD2:きのこ...[プロビタミン]食生活について語ろう

  • [ジャスミン]食生活について語ろう

    ・ジャスミンJasmineじゃすみん香料植物の代表種のひとつ。熱帯から暖帯に分布し、約200種を数えます。香料植物として最も古くから利用されたのが、アラビア原産のマツリカで花色は白です。日本で最も古いものは、江戸時代初期に渡来したオウバイで中国原産、花色は黄色です。インド、アフガン辺りに野生していたソケイが、ヨーロッパに伝わり香料の原料となり日本には江戸時代後期に入ってきました。モクセイ料ソケイ属の総称。ジャスミン茶Jasmineteaじゃすみんちゃインド、中国、台湾を主産地としている。ジャスミンは、つる性常緑樹で花は4月頃に開花する。緑茶を少し発酵させ、モクセイ科のジャスミンの花蕾をベースにクチナシ、モクセイなどの芳香を何度も吸着を繰り返し香りづけした花香(ホワシャン)といい白または黄色の花の香りをつけ...[ジャスミン]食生活について語ろう

  • [桔梗 ]食生活について語ろう

    ・桔梗Balloonflowerききょうキキョウ科、6月下旬より初秋に蕾は六角形の風船のように膨らみ咲くと薄紫または白色の花になる。キキョウ科とリンドウ科は、青紫の花が多く、よく似るが、キキョウ科の花はパッと口を開けた形が多いのに対して、リンドウ科の花は筆の穂のような形で、花びらが大きく開くことがない。秋の七草で朝顔と呼ばれているのは、キキョウだろうというのが今のところの定説としている。若葉と根を食用とし、ゆででさらし、お浸し、和え物、揚げ物、花びらの三杯酢、根を晒して油炒めにしていた。キキョウの花を朝鮮では「トラジ」と呼び、そのゴボウ状の根をあく抜きした後、キムチ、ナムルなどのトウガラシ漬けにして食用にしている。毒性が強いとしているが晩秋に日干しした桔梗の根を煎じてキキョウサポニン、イヌリン、フィトステ...[桔梗]食生活について語ろう

  • [グリアジン]食生活について語ろう

    ・グリアジンGliadinぐりあじん小麦粉のタンパク質(薄力粉8g,中力粉9.0g,強力粉12g,/100g中)のおよそ40%をしめる。グルテンGlutenの主成分としてグルテニンGlutenin(55~70)と共にグリアジンは45~30)とほぼ同量の4%程度づつ存在する。水に溶けないタンパク質で、粘着力が強く伸びやすい性質がある。プロラミンProlamin(70~80%アルコールに可溶なタンパク質)の一種で加水分解によりグルタミン酸Glutamicacid(3.5g/100g中:脳の活性化)、プロリンProline(1.4g/100g中:体脂肪燃焼)を主に生じる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[グリアジン]食生活について語ろう

  • [春キャベツ]食生活について語ろう

    ・春キャベツSpringcabbageはるきゃべつアブラナ科、原産地は、ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸、秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけ収穫の春玉ともいうキャベツのこと。全体は丸い球形で葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴で、内部まで黄緑色で瑞々しさを楽しめる。千葉県の銚子、神奈川県の三浦などを主産地とし比較的小さく丸い形で、軽く葉がふんわりと巻いていて水分が多く葉もやわらかくてみずみずしい甘味のあるのがのが特徴で生食に向いており、サラダや付け合わせによく、浅漬け、ピクルスなどもよい。この時期にしか食べることができない春キャベツだが成分について詳しい値は得られていないが、一般にビタミン・ミネラルの給源となる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[春キャベツ]食生活について語ろう

  • [米飯]食生活について語ろう

    ・米飯Boil[Cooked]riceべいはん米飯とは、炊飯米又はその加工品のことを指し、炊飯米の加工品としては、寿司飯、味付けご飯、混ぜご飯などが該当する。日本国内で最も食べられている主食だが、その割合は減少傾向にある。精白米のご飯100g中でエネルギー168kcal(白米100g:342kcal)、水分60.0g、タンパク質2.5g、脂質0.3g、炭水化物37.1g、灰分0.1g、ナトリウム1mg、カリウム29mg、カルシウム3mg、マグネシウム7mg、リン34mg、鉄0.1mg、亜鉛0.6mg、銅0.10mg、マンガン0.35mg、ビタミンA:(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:Trmg、ビタミンK:(0)μg、ビタミンB1:0.02mg、ビタミンB2:0.01mg、ナイアシン0.2mg...[米飯]食生活について語ろう

  • [クスクス]食生活について語ろう

    ・クスクスCouscousくすくす硬質小麦のデュラム小麦からつくるパスタの一種で粒状に作られるのをクスクスとしています。2020年12月16日に国連ユネスコの無形文化遺産に登録していました。北アフリカのマグレブMaghreb地方(チュニジア、アルジェリア、モロッコの総称)のベルベルBerber人の主食となる伝統料理で世界最古のパスタ料理の一つと言われています。9世紀ごろの文献にクスクスに関する記述があり当時は高級食材として扱われていたのです。デュラム小麦の原産地は、北アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、北アフリカ、地中海沿岸などの乾燥した土地に適し、広く栽培しています。およそ1万5千年前から1万年前には小麦はすでに栽培していたと考えられています。デュラム小麦の原種はカムット小麦で、現代の小麦の2倍の大きさで、遺...[クスクス]食生活について語ろう

  • [粉乳]食生活について語ろう

    ・粉乳Powderedmilkふんにゅう全粉乳、脱脂粉乳(スキムミルク)、加糖粉乳、調整粉乳があり、主成分の牛乳を濃縮乾燥、粉末としたものをいう。粉乳の水分は、それぞれ5%以下となっているが乳固形分、乳脂肪に差がある。加糖粉乳は、全乳に砂糖を加えて又は、全粉乳に砂糖を加え粉乳にしたもので砂糖の代わりにブドウ糖を使うこともある。規格では乳固形分70%以上のうち乳脂肪分18%以上、乳糖以外の糖分25%に定めている。加糖粉乳は、調整粉乳が作られる以前に使われていたが現在では殆ど生産していない。粉乳は、極めて吸湿性が強く脂肪の酸化、ビタミンの破壊減少が進みやすいので密閉できる缶などの容器に保存するのがよい。脱脂粉乳は、脱脂されている分全粉乳に比べ劣化を遅らせ保存性がよい。溶解には、タンパク質の変性を防ぐことより微...[粉乳]食生活について語ろう

  • [ホルムアルデヒド]食生活について語ろう

    ・ホルムアルデヒドFormaldehydeほるむあるでひどメタノールの代謝物で酸化してつくられる刺激臭のある気体であり、エタノールの代謝物のアセトアルデヒドより毒性の強い有機化合物質。急性中毒とし、ガスの吸入により、眼・鼻・呼吸器が刺激を受け咳、よだれ、涙が出でる。高濃度になると呼吸困難・肺浮腫がみられ、皮膚接触で刺激性皮膚炎を起こし、吸入で発がん性がある。建材や家具などの接着剤として使われる化学物質でもあるが最近はその危険性から使用を制限している。このホルムアルデヒド35-40%の水溶液をホルマリンFormalinという。防腐剤、消毒薬、合成樹脂として使われる。室内濃度の指針を平成12年に示し、室内濃度が0.08ppm相当以下(20~23度30分平均値で100μg/m3以下)が健康上望ましいという目安を...[ホルムアルデヒド]食生活について語ろう

  • [プロティオース]食生活について語ろう

    ・プロティオースProteoseぷろてぃおーす第2次誘導タンパク質であり単純タンパク質、複合タンパク質が物理的、科学的作用を受け変化したもの。体内で酸性になっている胃液中でタンパク質分解酵素ペプシンによりタンパク質がプロティオースからペプトンさらにペプチドに分解をうける。えんどう豆、小麦に含む水溶性たん白質の一種でもある。たんぱく質を酵素、酸、アルカリなどで部分的に加水分解したもので微生物の培養基(培地)に用いられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[プロティオース]食生活について語ろう

  • [搗布]食生活について語ろ

    ・搗布かじめコンブ科・チガイソ科、褐藻類で本州太平洋側の水深5~20mの岩肌に見られ春~秋にかけて採取している。アラメに似ているが茎部が二又にならず先端に中軸葉があり、その左右に多数の仮葉を生ずる。長さが1~2mになり食用にすることは少なく、生カジメに沸騰したお湯をかけるか、さっと湯通しして酢醤油で食べることができる。焼いてヨード、アルギン酸(乳化剤、糊、水性塗料、粘度増強剤〈アイスクリーム、麺類など〉)、マンニット(糖アルコール、旨み成分、粘着防止剤〈アメ、チューインガム〉)を作る原料にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[搗布]食生活について語ろ

  • [ヘキソース]食生活について語ろう

    ・ヘキソースHexoseへきそーす六炭糖(ヘキソース)で自然界に最も多く多糖類の構成成分として分布、存在する。大別してアルドヘキソースAldohexose(グルコース、ガラクトース、マンノース)、ケトヘキソースKetohexose(フラクトース、ソルボース)があり還元力が強い。酵母により発酵されやすいが、ガラクトースは、やや発酵しにくい。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ヘキソース]食生活について語ろう

  • [義須]食生活について語ろう

    ・義須Gissuぎすソトイワシ科Albulidae(ソトイワシ目Albuliformes)、ギス科(ニシン目)、ギス属Pterothrissusと、北日本の深海に生息する。体長60cm、重さ500gで200~500mのやや深海性、海産魚で体型は細長くキスに似るが背側が灰褐色で腹部にいくに従い白色を帯びている。3~5月に産卵の為海面下に移動してきた時に捕らえ旬とするが市場に流通することは少ない。小骨が多く身が柔らかく、団子、から揚げ、さつま揚げ、主にカマボコの原料としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[義須]食生活について語ろう

  • [日本原産の野菜]食生活について語ろう

    ・日本原産の野菜VegetablesnativetoJapanにほんげんさんのやさい現在、日本では様々な野菜を栽培していますが、農林水産省の統計で生産量等を把握しているものだけで約90品目にのぼります。ですが、日本原産のものは、それほど多くはなく、私たちが普段食べている野菜のほとんどは、欧米や中国大陸から日本に持ち込まれたと言われています。日本原産の食用植物として、日本原産の植物は、日本列島の湿地帯に自然に生えていた雑草としての始まりました。日本原産としている野菜は20種類ほどという説が、日本では近年では主に約150種類の野菜を栽培、利用しているのですが、そのうちの日本原産の野菜は1)独活(うど)、2)陸鹿尾菜(おかひじき)、3)牛蒡薊(ごぼうあざみ)、4)山椒、5)自然薯(じねんしょ)、6)ジュンサイ...[日本原産の野菜]食生活について語ろう

  • [鎌柄]食生活について語ろう

    ・鎌柄かまつかコイ科、青森、北海道を除いて、秋田、岩手以南日本各地の川、湖の砂底地に生息する淡水魚で体長15~25cmになる。目が小さいがぱっちりして頭がとがりぎみ、一対のひげをもちウグイをスマートにした細長い筒型をした体型で背が青黒くはん点模様がある。川底でじっとしていると、まるで「棒」の様で、それが鎌の柄に見えるという。おとなしい性格で目だけ出して砂に潜っていることが多く、スナホリ、スナモグリとも呼ばれる。綺麗な砂底を好み、砂底の砂を口から吸い込み、水生昆虫などの底性の小動物を食べ、砂だけをエラから吐き出す。愛くるしいしぐさから観賞用として飼われることもある。産卵期を5~6月として3~4月を旬とするが、白身の魚で味が淡白で塩焼き、天ぷら、甘露煮にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい...[鎌柄]食生活について語ろう

  • [フェオホルバイド]食生活について語ろう

    ・フェオホルバイドPheophorbideふぇおほるばいど植物の緑色の色素で葉緑素(クロロフィル)を分解することによりでき、クロロフィルからマグネシウムを離脱させフェオフィチンとなって、さらにフィチル基を脱離するとフェオホルバイドになる。光線過敏症の皮膚障害を起こす物質としている。摂取すると光線の当たる部分の皮膚の浮腫や潰瘍、表皮の壊死の例がある。脂溶性で茶の浸出液では溶出しにくいが近年、食べる茶あるいは食材としての茶の需要が増大、クロレラ、スピルリナ、ドクダミ、大麦若葉類の健康食品類の過剰摂取、加工、保存の過程などでみられる。厚生労働省が含有制限を設けてフェオホルバイドPheophorbide量の基準がクロレラで100mg/100g以下、総フェオホルバイド量160mg%と定めている。対象商品の粉末・顆粒...[フェオホルバイド]食生活について語ろう

  • [微量栄養素]食生活について語ろう

    ・微量栄養素Micronutrientびりょうえいようそ無機質、ビタミン類をさしており1日に必要とする量は、mgからμg単位で少なく、微量で人体機能に不可欠な栄養素としている。無機質のうち炭素(18%)、酸素(65%)、水素(10%)が主な成分で全体の93%を占める。これらは窒素(3%)と共に炭水化物、蛋白質、脂質の有機化合物の構成元素として利用している。無機質(ミネラル)では、これ以下のCa(カルシウム)、Fe(テツ)、P(リン)等現在16種(不足しがちなミネラル10種Ca.Fe.I.Mg.Mn.Cu.Zn.Se.Cr.Mo)ほどが必要不可欠な成分として見出している。ビタミンの分類は最近必ずしも明確ではないが不可欠な栄養素としている。それぞれに特有の代謝、生理作用、欠乏、過剰症状を有する。生活習慣病は、...[微量栄養素]食生活について語ろう

  • [ゲラニオール]食生活について語ろう

    ・ゲラニオールGeraniolげらにおーるゼラニウムGeranium(フウロソウ科)から発見されたモノテルペン類Monoterpenesの一種で他にイランイラン、ネロリ、ローズなどに含まれバラの香りの主成分とし知られる。常温常圧で無色の液体で、揮発性がある。水にも多少溶けるが、油の方によく溶ける。収斂、鎮痛、鎮静、抗菌、作用がありアロマセラピーに、食品添加物の着香剤としても利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ゲラニオール]食生活について語ろう

  • [ベンゼン]食生活について語ろう

    ・ベンゼンBenzene(C6H6)べんぜんベンゾールBenzol(ドイツ語)ともいい、融点5.4℃、沸点80.5℃で最も簡単な芳香族炭化水素で、有機塩素化合物であり、石炭ガス、コールタール、原油、軽油、ガソリン中に存在、現在では9割以上石油から生産する。特有の臭気のする無色の液体で水に不溶、揮発性があり引火しやすい。発がん性、造血機能を阻害する作用があり大気の環境基準(0.003mg/m3以下)、及び水道水の水質の環境基準(0.01mg/l以下)がある。清涼飲料中に2006年7月に低濃度で検出が見られ回収している。化学合成品の合成ゴム・皮革・繊維・樹脂・洗剤・染料、爆薬、医薬品、抽出剤に使われる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ベンゼン]食生活について語ろう

  • [ブルーギル ]食生活について語ろう

    ・ブルーギルBluegillぶるーぎるサンフィッシュ科、北アメリカ原産の淡水魚の一種。雑食性で全長25cm。生後約1年目までの幼魚では体形がやや細く、体側には7~10本の暗色横帯がある。日本への移入は、1960年に当時の皇太子明仁親王(今上天皇)が外遊の際、15尾をシカゴ市長が寄贈し、日本に持ち帰った15匹が最初で日本各地の湖沼やため池、堀などに侵入・定着している。繁殖期は春~夏で雄は巣に残り卵を狙う他の動物を追い払ったりして卵を守る。食味は淡泊だが軟らかく美味しいというが成長が遅く養殖にはコスト高で適さず日本ではあまり食用としていない。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ブルーギル]食生活について語ろう

  • [ベジタリアン]食生活について語ろう

    ・ベジタリアンVegetarianべじたりあん言葉の意味は「健全な、新鮮な、元気のある」というラテン語vegetusに由来するとしているがイギリスで生まれた語でVegetable(野菜、植物)の意味も込められていると思われる。「イギリスベジタリアン協会」発足式(1847年)で発表している。単に植物、菜食という食生活の節制ということだけではなく、動物を殺傷して生産する絹、皮製品などに対する人生観・世界観をより深め、命の大切さを、教えている。ベジタリアンにも、完全な菜食主義者ばかりでなく、動物性食品も適度に取り入れていることもある。植物性食品だけの生活では、栄養バランス上、植物性食品に殆ど含まれないか少ない、動物性食品に多く含むビタミンB12、アミノ酸のリジン、メチオニンの不足に陥りやすい。ご愛読戴きましてあ...[ベジタリアン]食生活について語ろう

  • [世界水の日]食生活について語ろう

    ・世界水の日WorldWaterDayせかいみずのひ3月22日は、「世界水の日WorldWaterDay」です。3月22日は国連が定めた「世界水の日」気候変動や紛争で悪化の一途をたどる水の危機46年ぶりに国連水会議も開催(unicef.or.jp)淡水の保全と持続可能な水の大切、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界中の人々と一緒に考えることを目的としています。淡水資源管理の促進への人々の意識を啓発し、各国の行動につなげるため、1992年12月の国連総会で制定し1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることを決議しました。この日は、水資源の開発・保全や1992年にリオデジャネイロ(ブラジル)で開催の国連環境開発会議(地球サミット)で採択の持続可能な開発を実現するための行動計画、...[世界水の日]食生活について語ろう

  • [普洱茶]食生活について語ろう

    ・普洱茶Pu-erhtea,Pu'erteaぷーあーるちゃツバキ科、中国南部雲南省を原産地とし紀元前より薬用としてすでに飲まれていた。日本茶、紅茶と同じ種類の茶葉より作られ黒茶(ヘイチャ、後発酵)の代表的なお茶として親しまれている。空気中の黒麹菌がついて発酵させ数年から何十年と保存し年代ものとして古いものほど珍重する。発酵によりカフェインが減少し、黒麹菌によって茶葉にもともと含まれている抗酸化物質カテキンが脂肪を分解する成分へと変化する。高脂血症、動脈硬化症を予防、ダイエット、血糖値の上昇を抑える。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[普洱茶]食生活について語ろう

  • [有機農産物及び有機農産物加工食品]食生活について語ろう

    ・有機農産物及び有機農産物加工食品Organicplantandlivestockprocessedfoodsゆうきのうさんぶつおよびゆうきのうさんぶつかこうしょくひんわたしたちは、健康を維持するため、より良い生活環境を守り、美味しい食材を求めて有機食品をもてはやすようになりました。有機食品と言うと無農薬で化学肥料を使っていない農地で栽培、収穫された農産物のイメージがあります。しかし、以前は、その食品の基準があいまいで一部に消費者を惑わす不適切な表示が目立っていたのです。これまでにも農林水産省は、1992年「有機農産物及び特別栽培農産物に係る青果物等特別ガイドライン」制定、1996年「有機農産物及び特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」、国際的にはコーデックス委員会1における有機食品の表示基準の検討が進展...[有機農産物及び有機農産物加工食品]食生活について語ろう

  • [フラボン配糖体]食生活について語ろう

    ・フラボン配糖体Flavoneglycosideふらぼんはいとうたい基本のフラボンは、無色だが、その誘導されるものは黄色で色々の植物に含む。フラボノイドの一種であるフラボンに糖のグルコース、ラムノース、ガラクトースなどが結合している化合物をいう。無色の微酸性を示し、アルカリで黄色に変わる。鉄と反応して緑、褐色になるが、変色しにくい安定した色素で水またはアルコールによって抽出できる。野菜、柑橘類に多くビタミンPとしても知られアピゲニンApigenin(ダリアの花・コウリャン)、パセリのアピインApiin、だいだいのロイホリンRhoifolin、ヘスペリジンHesperidin・ナリンギンNaringin(温州みかん・だいだい・夏みかん)、シトロニンCitronine(レモン)、ダイジンDaidzin(大豆・...[フラボン配糖体]食生活について語ろう

  • [針桐]食生活について語ろう

    ・針桐はりぎりウコギ科の落葉高木。高さ10~20mになり日当たりの良い山地に自生。成長が早く枝にとげがあり、葉は手のひら状に裂けてキリに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が球状に集まったものが傘状につき、藍色の丸い実を結ぶ。材質も桐に似て下駄、家具などに使用。4月頃の新芽は、タラノメより苦味があるが山菜として天ぷら、茹でて水にさらしあえ物などで食べられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[針桐]食生活について語ろう

  • [分子]食生活について語ろう

    ・分子Moleculeぶんし物質の性質を失わない最小の粒子のことで分子はひとつ又はいくつかの原子から成り立つ。希ガスのように、単原子で安定な化学種を単原子分子と呼ぶことがある。ただし、宇宙空間などの真空に近い環境では、他の原子も単体で安定する。2つ以上の原子から構成する電荷的に中性な物質を指す。酸素分子(O2)は、酸素原子(O)が2個結合した分子で構成する。ほとんどの原子は、同種あるいは異なる原子と化学結合により結びついて分子を形成する。それに対して、複数の原子から成る分子は多原子分子と呼ぶ。英語のmoleculeという語は、ラテン語の「量」あるいは「塊」を意味するmolesと縮小辞(しゅくしょうじ)のcula(小さい、幼い)に由来する。化学結合に結び付けられた分子内の原子は内部エネルギーにより振動してい...[分子]食生活について語ろう

  • [食材の英訳]食生活について語ろう

    ・食材の英訳Englishtranslationfoodstuffしょくざいのえいやく日本に、多くの海外からの人が観光に訪れています。日本人も海外に出かける人が多くなり、国際交流が盛んです。今や、若人(わこうど)にとって公用語としての英会話は必須の状況です。高齢者にとっても英語を学ぶことは、脳の活性化につながります。音声が聞けるネットワーク通信でもありますので学びやすくなってきているのではないでしょうか。今回は穀類~健康食品についてよく知られている食材について英訳してみましょう。欧米ではあまり知られていない、食用としていないものについて、一部ローマ字表記としています。◇穀類Grains,Corn,CerealsこくるいアマランサスAmaranthusあまらんさす粟Germanmilletあわ燕麦Oztえん...[食材の英訳]食生活について語ろう

  • [ファセオラミン]食生活について語ろう

    ・ファセオラミンPhaseolaminふぁせおらみん糖質が脂肪に代わる働きを抑制する酵素として知られ白インゲン豆に多く含む糖タンパクとして話題となった。ファセオラミンとは主に白いんげん豆に含まれる成分で、炭水化物の吸収を抑制する。体内に摂取された米やパン等のでんぷんは、消化酵素のα-アミラーゼによって加水分解を受けグルコース(ブドウ糖)となり体内で細胞のエネルギーとなり消費するが、過食や運動不足などの理由により、一定時間内で消費しきれないグルコースはインシュリンの働きにより脂肪細胞に蓄えられてしまう。ファセオラミンは、この消化酵素のα-アミラーゼと結合し、でん粉がグルコースに変化するのを抑制、阻害する物質として存在する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ファセオラミン]食生活について語ろう

  • [アミノ酸価]食生活について語ろう

    アミノ酸価Aminoacidvalueあみのさんかたんぱく質の栄養的価値を表す指標のひとつで、構成するアミノ酸の割合によって栄養の価値が決まるという考えに基づく。人に必要なアミノ酸のパターンを基準として、それと比較し、比較するたんぱく質のアミノ酸がどれだけ不足か、満たされているかを数値で表す。アミノ酸スコアAminoacidscoreともいわれている。体内で合成されない必須アミノ酸を一定の水準で含んでいる食品をアミノ酸スコア(アミノ酸価)が高いと評価している。数値は、最も不足しているアミノ酸の割合で%で示し、第一制限アミノ酸の割合とする。理想的アミノ酸のパターンとしてWHOによる必須アミノ酸の成人向け1日当たり推奨摂取量は、必須アミノ酸体重1kg当たり(mg)、イソロイシン20、ロイシン39、リジン30、...[アミノ酸価]食生活について語ろう

  • [チモシー]食生活について語ろう

    ・チモシーTimothyちもしーイネ科の多年草、ヨーロッパ原産。牧草として知られアメリカをはじめ世界のやわらかい牧草として牧畜に広く栽培する。オオアワガエリとも呼ばれ日本には明治初期に輸入している。ごく短い地下茎があり、多数の茎を束状に出す。草丈50~100cmで、基部はやや斜めに出る。葉は線形で長さ20~50cm、幅は2~9mm、扁平で緑から灰緑色、ざらつくが毛はない。花序は茎の先端に生じている。チモシー、🌽トウモロコシ、ライムギ、ベーゼル、ネコヤナギ、ハコヤナギ、フランスギク、マツの花粉の混合物を微生物消化した後、水と有機溶媒で抽出して得たエキス成分で、セルニルトンCerniltonTabletsといい前立性炎の処方治療薬としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいり...[チモシー]食生活について語ろう

  • [バレリアン酸]食生活について語ろう

    ・バレリアン酸Valericacidばれりあんさん西洋カノコ草Valerianから発見し、吉草酸(きっそうさん)、バレリン酸、ペンタン酸Pentanoicacidともいわれる靴下や足のムレたような、油の腐ったような臭いで、同時にチーズの香りでもあるという風に言われる。融点-34.5℃、沸点186~187℃の無色の液体で、炭素数5の飽和脂肪族モノカルボン酸、弱酸の有機酸。水への溶解度は2.4g/100mLであり、極性溶媒よりも無極性溶媒によく溶ける。吉草酸には直鎖のノルマル吉草酸(n-吉草酸)と、枝分かれしたイソ吉草酸(3-メチルブタン酸:3-methylbutaneacid)があり、単に吉草酸と言った場合にはノルマル吉草酸を指す。イソ吉草酸は魚・貝・牛乳などの香気成分で食品添加物としても香料に用いられ、直...[バレリアン酸]食生活について語ろう

  • [プルトニュウム]食生活について語ろう3月11日

    ・プルトニュウムPlutonium(Pu)ぷるとにゅうむ1940年にアメリカのシーボルグが発見している。原子番号94、原子量244.0642、比重19.8で天然ではウラン鉱石中にわずかにみられる。ニッケルに似た銀白色の光沢のある非常に重い金属として存在する。特に粉末状態において自然発火しやすい。多くが人工の放射性元素でウランの核分裂で作られ核燃料、核爆弾の原料となる。いくつかの同位体が存在しPu238(半減期87.74年)、Pu239(半減期2万4千年)、Pu241(半減期14年)など多数で、融点640℃、沸点3230℃で事故により空気中に放出すると土壌、海底に蓄積し被害を招く恐れがある。厚労省では、放射性物質について、2011年3月に発表した暫定基準値で、原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指...[プルトニュウム]食生活について語ろう3月11日

  • [黄鯛]食生活について語ろう

    ・黄鯛喜鯛Yellowbackseabreamきだいタイ科、本州中部、関西以南、九州、東シナ海の沿岸、やや深海海域に分布し、別名関西で群れで移動する習性がありレンコダイ(連子鯛)ともいわれる。体長35cm、重さ700g程度で全体に薄い赤色をしているが、口、目、背鰭近辺が黄色を帯びる。尾頭付きで縁起をかついで、喜鯛と書くこともある。若狭名物の小鯛の笹漬けに主に利用している。産卵前の1~3月を旬とし真鯛より値段が安く、味が劣るといわれ焼き魚、煮魚、惣菜、上等のカマボコ原料に用いている。エネルギー108kcal、タンパク質(鉄の吸収をよくする)18.6g、脂質(脂溶性ビタミンの吸収をよくする)3.1g、灰分1.2g、ビタミンD4μg、ビタミンB6(アミノ酸代謝):0.20mg、ビタミンB12(赤血球の生成):3...[黄鯛]食生活について語ろう

  • [期待の蓄熱材料]食生活について語ろう

    ・期待の蓄熱材料HeatstoragematerialsinexpectationきたいのちくねつざいりょうバッテリーBatteryは、英語で電池を指す言葉で、厳密には同じ意味としています。バッテリーは外部の充電した電気エネルギーを化学エネルギーに変換、内部に蓄え必要に応じ再び電気エネルギーとして使用できるようにした装置です。電池は、化学反応を起させ、電気エネルギーを発生できるようにしています。蓄熱材料として二酸化バナジウム(VO2)、ストライプ型-ラムダ-五酸化三チタン、酸化マグネシウム/水系化学蓄熱材などがあります。蓄熱材には、顕熱蓄熱、潜熱蓄熱、化学蓄熱の3種類の方式があります。顕熱蓄熱では、比熱が大きく、安定的かつ安価な水や砕石を最もよく利用しています。蓄熱材料の注目度の高まりから2023年3月に...[期待の蓄熱材料]食生活について語ろう

  • [ピロロキノリンキノン]食生活について語ろう

    ・PQQ(Pyrroloquinolinequinone:ピロロキノリンキノン)ぴろろきのりんきのんビタミンとして1948年以来の新しいビタミンの発見として酸化還元補酵素で、抗酸化作用、神経保護作用などの生理作用を持つことを見出した。PQQ(ピロロキノリンキノン)が2003年4月24日付け英誌ネイチャーに掲載している。PQQを補酵素として使う酵素がヒトから発見していないことから未だビタミンとしては認められていない。1964年に人体での作用は、明らかではないが以前からマウス(ハツカネズミ)の実験で不足する事によって繁殖能力の衰え、発育不良、抜け毛しやすいことが知られていた。1979年にアメリカでも細菌より発見しているが詳しくは、分からず今回マウスの体内でビタミンとして作用する物質、特定の酵素の分解に関係する...[ピロロキノリンキノン]食生活について語ろう

  • [ヒハツ]食生活について語ろう

    ・ヒハツPiperlongumひはつコショウ科、東南アジア原産。常緑木本の蔓性で東南アジアに自生しビバーツ、ナガコショウともいわれる。沖縄で石垣としても使われ若葉を食用でてんぷらにする。つくしの頭に似た長さ3.5cmほどの実をつける。熟すると赤くなるが、熟する前の緑色の未熟の実を採り、蒸して乾燥させ粉にしたものが香辛料としてカレー、ピクルス、ミックススパイスに用いる。シナモンにも似た甘い特有の香りで発汗作用があり新陳代謝を促進、健胃、整腸、食欲増進によいとして用いられる。辛味成分はアルカロイドのピペリンPiperineで発汗を促し、血行を促進し冷え性を改善する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ヒハツ]食生活について語ろう

  • [管花肉従蓉]食生活について語ろう

    管花肉従蓉かんかにくじゅようハマウツボ科の多年寄生の草本植物で、葉が退化して鱗状になり、肉に似た感じがするため「にく」の字があてられる。カンカは、中国新疆ウイグル自治区タクラマカン砂漠に生息する紅柳(ベニヤナギ)の根に寄生して成長し、収穫は春と秋の2回、紅柳は傷つけずに根に寄生したカンカを見つける。現地では「砂漠人参」とも呼ばれ生薬として用いられ有用成分エキナコシドEchinacoside、アクテオシドacteosideを、特有成分カンカノシドKankanosideを含む。抗酸化作用があり血管、肝機能保護、更年期障害の改善、滋養強壮などに用いている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[管花肉従蓉]食生活について語ろう

  • [フェノールメチルエーテル]食生活について語ろう

    ・フェノールメチルエーテルPhenolmethyletherふぇのーるめちるえーてる慣用名:アニソールAnisole、フェノールメチルエーテル類(チャビコール、メチルエーテルなど).バジル、イランイラン、ティツリー、ローレル、カモマイルジャーマンなどに含む。融点-37.5℃、沸点153.8,93.0(100mmHg),42.2(10mmHg)、比重0.9954、無色で水に不溶で、有機溶媒には溶ける。石鹸、殺虫剤に使われる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[フェノールメチルエーテル]食生活について語ろう

  • [環境ホルモン]食生活について語ろう

    ・環境ホルモンEnvironmentalhormoneかんきょうほるもんダイオキシン、PCB(ポリ塩化ビフェニール:PolychlorinatedBiphenyl)などは、ホルモン内分泌をかく乱させ生態系に異常をきたし、生殖障害が起こり、子孫を残せなくなるといわる。1950年頃より知られるようになりオゾンホール、地球温暖化にも関係している)が人体や生態系に及ぼす影響は大きくなり、その可能性が増加していく傾向で環境基準を年平均値は0.031~0.037ppmで環境基準の0.06ppmを設けている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[環境ホルモン]食生活について語ろう

  • [セリ科]食生活について語ろう

    ・セリ科Apiaceaeせりか植物界Plantae、被子植物門Magnoliophyta、真正双子葉類Eudicots、コア真正双子葉類Coreeudicots、キク類Asterids、キキョウ類Campanulids、セリ目Apiales(セリ科、ウコギ科など)にAPGIIIの分類としている。北半球温帯を中心に、ほぼ世界全域に分布、大部分は草本、しばしば茎は太く木質化するのもある。根は直根、葉は互生、多くは葉に細かい切れ込みがある。芳香があり、ハーブ、野菜、香辛料として用いる種が多く、特徴的な散形、傘形花序(さんけいかじょ)をつけ、世界でおよそ400属3700種、日本には約30属80種が自生する。野菜、山菜として明日葉、アニス、キンサイ、セリ、セルリアック、セロリ、人参、パセリ(オランダゼリ)、チャービ...[セリ科]食生活について語ろう

  • [五畜]食生活について語ろう

    ・五畜ごちく鶏、羊、牛、馬、豚の5種類の主要な家畜、ないし馬(ウマ)、牛(ウシ)、駱駝(ラクダ)、山羊(ヤギ)、羊(ヒツジ)の中央ユーラシアの草原地域に居る5種の主要な家畜たちのことです。陰陽五行という中国古代の哲学思想があります。自然界に存在するあらゆるものを五つに分類し、その5種類の間はお互いに関連していると考えに基づいています。その五つは木、火、土、金、水となります。陰陽五行思想との結びつきは、食・薬・医の歴史の中で、紀元前200年頃(前漢)から220年(後漢)の頃に編幕と推定です。中国最古の医学書と呼ばれ『黄帝内経素問素問こうていだいけいそもん』は、主に生理、病理、衛生等の基礎医学的事項を論述して臓気法時論篇第二十二に、五穀為養(ごくういよう)、五果為助(ごかひじょ)、五畜為益(ごちくひやく)、五...[五畜]食生活について語ろう

  • [プロテアーゼ]食生活について語ろう

    ・プロテアーゼProteaseぷろてあーぜ蛋白質を分解する酵素の総称、タンパク質中のポリペプチド、ペプチド結合を切断するタンパク質分解酵素のことです。体内ではエキソペプチダーゼExopeptidaseとエンドペプチダーゼEndopeptidaseの2つが細胞小器官中で存在しています。◇エキソペプチダーゼExopeptidaseは末端から少数のアミノ酸を順に加水分解するエキソ型プロテアーゼです。エキソペプチダーゼは末端から順番に切り離していきます。アミノペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、ジペプチダーゼが知られています。アミノペプチダーゼAminopeptidaseのタンパク質あるいはオリゴペプチドのN(アミノ)末端から少数のアミノ酸を順に加水分解、末端から順番にアミノ酸を切り離していきます。カルボキシペ...[プロテアーゼ]食生活について語ろう

  • [カドミウム]食生活について語ろう

    ・カドミウムCadmiumかどみうむ元素記号Cd、原子番号42、原子量112.41。公害による病気の主に骨軟化症の症状を呈するイタイイタイ病(S30年:富山県神通川流域、熊野地域)があり、水、土壌汚染により米、小麦に蓄積し肝臓、腎臓障害を起こす。環境汚染が原因で重金属などの有害なミネラルが魚介類、穀類、野菜、果物などに含まれ多量に摂取する事により中毒症状を起こしている例がみられ経口急性中毒量15mgとしている。さらに低栄養、鉄欠乏の状態だとカドミウム吸収が増加する報告がある。日本人平均米摂取量を250g/1日程度とすると摂取量は15μgぐらい。日本人の日常食からのカドミウムは、29.3μg/1日、米からの摂取量は、1/2程度としている。国際機関(コーディックス委員会:FAO/WHO合同規格委員会)で米1k...[カドミウム]食生活について語ろう

  • [不溶性食物繊維]食生活について語ろう

    ・不溶性食物繊維Insolubledietaryfiberふようせいしょくもつせんい水に溶けない食物繊維で植物性食品に一般的に含まれている。セルロース〈穀物・豆類・野菜:植物の細胞、繊維の主成分〉、ヘミセルロース〈木質化した木材、わら、果実、種子の外皮〉、不溶性ペクチン〈未熟果物・野菜〉、イヌリン〈キク科の根茎〉、キシラン〈木材の木質部分・籾殻(もみがら)・わら・とうもろこしの芯〉、グルカン〈動植物〉、キチン・キトサン〈海老・かにの甲羅〉、リグニン〈ココア・木・野菜〉の類がある。概して、水溶性食物繊維より発酵性は低く腸内を刺激し、水分を吸収してふくれ、腸壁を刺激してぜん動運動を活発にして便の排泄を促進したり、腸内環境の改善が期待できる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいりま...[不溶性食物繊維]食生活について語ろう

  • [マメ科]食生活について語ろ

    ・マメ科Fabaceaeまめか植物界Plantae、被子植物angiosperms、真正双子葉類eudicots、コア真正双子葉類coreeudicots、離弁花類、バラ類rosids、マメ類fabids、マメ目Fabales(マメ科・ヒメハギ科Polygalaceae・シャボンノキ科Quillafaceae)、マメ科Fabaceae、世界で650~745属12000~20500種ともいうキク科、イネ科に次いで大きな科としている。マメ科の植物は、草本、木本もあり、葉が羽状複葉、蔓性のものが多く、また就眠運動(夜になると葉柄や小葉の根元(葉枕)で折れ曲がり葉が閉じること)をするものもある。花は左右対称になる傾向がある。一部は根に根粒もしくは茎に茎粒を有し、根粒菌という細菌と共生する。根粒菌は植物からリンゴ酸...[マメ科]食生活について語ろ

  • [バレンシアオレンジ]食生活について語ろう

    ・バレンシアオレンジValenciaorangeばれんしあおれんじミカン科、スペインのバレンシア原産。オレンジの代表的品種で世界中で栽培する柑橘類の中で最も生産量が多い。樹高4~5mになり、開花後、1年1~2ヶ月ほど木成りで成熟していく。日本では温度不足などにより栽培が難しく、生産量は少ない。果実は200~250gほどで主にカリルフォルニアで早生(わせ)を12~4月、旬で5~11月に収穫している。果汁が豊富で、甘みもあるが酸味もやや強く生食、ジュースの原材料に用いられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バレンシアオレンジ]食生活について語ろう

  • [フラボノール類]食生活について語ろう

    ・フラボノール類Flavonolsふらぼのーるるい天然に最も広く存在するフラボノイドの一種でありフラボノール類は様々な果実および野菜に存在する植物の紫外線防御ならびに花色に寄与する。UVスペクトルでは、268nmと312nmに吸収があるが、可視部に吸収が無いので、無色。主に玉ねぎ、ブロッコリーに含む淡黄色の色素の成分で、ガランギンGalangin(プロポリスに含む)、ケルセチンQuercetin(配糖体のルチン、クエルシトリンQuercitrin)、ケンフェロールKaempferol、ミリセチンMyricetin、フィセチンFisetinがある。欧米では、一日のフラボノール類摂取量は20~50mgと推定している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[フラボノール類]食生活について語ろう

  • [アルギン酸]食生活について語ろう

    ・アルギン酸Alginicacidあるぎんさん褐藻類(干し昆布20%・干しわかめ25%)に多く海水中のミネラルと塩をつくり、不溶性のゼリー状態で細胞膜填充(てんじゅう)物質のLーグルロン酸L-guluronicacidとDーマンヌロン酸D-mannuronicacidの2種類の糖からなる複合多糖類。アルギン酸をアルカリ(Na,K)で中和すれば、アルギン酸塩となり中和にナトリウムを使えばアルギン酸ナトリウムに、カリウムを使えばアルギン酸カリウムとなる。アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸アンモニウムの3種類が食品添加物に指定しゲル化する性質を利用し、乳化剤、増粘剤、保湿剤としてジャム、シロップ、アイスクリーム、麺類の安定剤などの食品加工、軟膏の基材に利用している。アルギン酸そのものは水に不溶...[アルギン酸]食生活について語ろう

  • [黄ニラ]食生活について語ろう

    ・黄韮Orientalgarlicきにら、ヒガンバナ科(ネギ属)、東アジア原産。青い葉を収穫した後、黒いビニールで日光をさえぎり新しく出てくる葉は黄色になる。葉韮を光を当てないようにして覆(おお)いをしたり土盛りして軟化栽培したもの。色が全体に黄色く柔らかく別名ニラもやし、黄金にらともいわれる。にら特有の薄れた香りで甘味があるが傷みが早い。夏は高温のため栽培されず主に春と秋に作られる。日本では岡山県を主産地としている。韮黄(チョウホワン)と呼び中華料理でしゃきしゃきとした食感を残した高級として炒め物、スープに用いている。さらにサラダ、薬味、お浸しとしてもよい。葉生100gエネルギー18kcal、水分94.0g、タンパク質2.1g、脂質0.1g、炭水化物3.3g、灰分0.5gを含む。ご愛読戴きましてありがと...[黄ニラ]食生活について語ろう

  • [フリーズドライ製法]食生活について語ろう

    ・フリーズドライ製法Freeze-dryprocessふりーずどらいせいほう冷凍真空乾燥、凍結真空乾燥、冷凍乾燥ともいう。フリーズドライとは気圧が下がると水の沸点が下がる性質を利用し、極低温・極低圧で凍った氷自体が蒸発する「昇華」と呼ばれる現象を利用し氷のまま水分を除去し食品を乾燥する方法のこと。食品を凍結させ真空に近い状態の中で脱水、乾燥させる製法で低温で、食材の温度を上げることなく水分が気化(氷→水蒸気)し乾燥が終わるまで低温を保つことができる。このことを昇華(しょうか)といい気体から固体にまたはその逆に変化する現象、液体を経ないで変化する。凍結乾燥(氷⇔水蒸気)もこの現象をあらわす。食品を-40℃で急速冷凍し、1~0.01mmHg(ミリメートル水銀)の真空中に入れると食品中の氷が気化、昇華して乾燥が...[フリーズドライ製法]食生活について語ろう

  • [ブイヤベース]食生活について語ろう

    ・ブイヤベースBouillabaisseぶいやべーすサフラン風味の魚介の煮込みスープで南フランス・地中海沿岸プロバンズProvence地方の港町マルセイユMarseilleの漁師仲間から郷土料理として誕生した。魚介類を中心とした白身の魚、エビ、ムール貝などにトマト、玉葱、ニンニク、サフラン、オリーブオイル、スパイス、ハーブ、白ワインなどを加え風味をつける。語源は沸騰させて煮るはフランス語でブイイールBouillir、弱火がアベセAbaisser。bouillir+abaisser→Bouillabaisseブイヤベースといわれる。ご愛読いただきまして有難うございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ブイヤベース]食生活について語ろう

  • [比女]食生活について語ろう

    ・比女Jpaneseaulopusひめヒメ科、日本の中部以南沖合いの水深50~200mの砂泥底や岩礁に棲息する全長20cm程の海産魚。地方名でアカエソ、オキハゼともいう硬骨魚。姫とも書かれることのある体色がきれいな朱色や赤のまだらで鮮やかで眼、背びれが大きく、脂(あぶら)びれがある。かなりの数の群れでいることが多く、一匹釣れると次から次へと釣れてしまうことが多い。1~3月を旬とし刺身、タタキ、揚げもの、煮付け、干物、小骨が多く、ちくわ、かまぼこの練り製品にすることが多い。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[比女]食生活について語ろう

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