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健康的食生活のための情報を発信しています。

掲載の記事は20年来書き溜めてあった分に、できるだけ現状に合わせ記載しています。S24年生まれ現在リュウマチで買い物等外出時は、ヘルパーさんと一緒に車椅子を利用しています。

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2019/10/02

  • [姫鱒]食生活について語ろう

    ・姫鱒Oncorhynchusnerkaひめますサケ科、北海道の阿寒湖を原産地としアイヌ語でカパチェップ(薄い小魚)と呼ばれていたが明治42年頃に和名紅鱒と名づけられた。水温が低い10℃程度のきれいな北日本の湖に放流し漁獲は解禁日を設け産卵期を避けた5月から秋口としている。釣りの対象魚としての人気もあり主にプランクトンの小さな動物を好んで餌として3~4年で産卵期を迎える。体の上部は銀青色、腹部が銀白色をして体長30~60cmぐらいで6~7月に捕獲したものを旬とする。9月下旬から11月頃までの産卵期には体を赤く染め紅鱒(紅鮭)の系統であることを示し湖水に注(そそ)がれる河川にさかのぼって産卵している。べに鱒の陸封(海の魚が淡水に定住:いわな、虹鱒)したもので明治時代に養殖して全国の湖に放流が始まった。和井内...[姫鱒]食生活について語ろう

  • [フコイダン]食生活について語ろう

    ・フコイダンFucoidanふこいだん1913年、スエーデンのキリン(H.Z.Kylin)によって褐藻類より発見している。フコイジンFucoidinともいい細胞膜填充(てんじゅう)物質として褐藻類(めかぶ・もずく・わかめ・ひじき)に多く含む、ぬるぬるの成分で水溶性、酸、アルカリに不安定で粘質多糖類の水溶性食物繊維に分類する。硫酸化フコースFucoseを主成分として、ガラクトース、キシロース、マンノースなどの糖が多数結合したもの。胃の粘膜を保護しピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ:日本人の30~70%に存在)除去、血圧、コレステロールを低下させ胃がんの予防効果がフコイダン2~3g/1日摂取することで認められている。昆布、モズクの乾燥に時間がかかることから保湿力を注目し、その中のウロン酸が皮膚を乾燥から守ること...[フコイダン]食生活について語ろう

  • [人と微生物]食生活について語ろう

    ・微生物Microorganismびせいぶつ一般に寄生虫、カビ、酵母、細菌、ウイルスなどで小さい生物ということであり多くの種類があります。生物には細胞が存在し、例外もありますが大きく2種類に分類し細胞核のある真核生物と、細胞核を持たない原核生物です。肉眼では観察できない、きわめて小さな生物のことで微生物に、乳酸菌、麹、酵母のように私たちの健康だけではなく、アトピー性皮膚炎、水虫、タムシのような病原性の菌も存在しています。この季節に気になる病原性細菌について少し触れてみました。アトピー性皮膚炎は、体質として免疫作用が異常に強く起こりやすかったり、乾燥肌状態であることが一因と考えられています。患者は汗をかくと炎症を引き起こし、一層ひどい痛みとかゆみに苛(さいな)まれることが知られていますが、具体的にどんな物質...[人と微生物]食生活について語ろう

  • [竜眼]食生活について語ろう

    竜眼Longanりゅうがんムクロジ科、インド原産。同じ科でライチ、ランブータンととも代表的な種類のひとつとしている。東南アジア、中国の熱帯、亜熱帯地域を主産地とし、日本でも鹿児島、沖縄、八丈島で少し栽培している。竜眼は10mにもなる高木、雌雄異株(しゆういしゅ)の常緑樹で春に小さな白い花が咲く。6~8月を旬として果実は、細い長い枝の先に一個づつ数珠球(だま)を垂れ下げブドウの房のように実をつけ、小ぶりにしたライチに似るが直径3cm、5g程度の球形、褐色をして表皮の皮質がアボガドの皮に似る。ムクロジ科の果皮にサポニンを含み洗剤として利用、黒い種がまた羽子板の羽の材料にしている。果肉は、緑色がかった白色半透明で多汁、独特の芳香、甘味がある。中にある黒い丸い直径1cmほどの種子は、竜の眼に見えることから名前がつ...[竜眼]食生活について語ろう

  • [白檀]食生活について語ろう

    ・白檀Sandalwoodびゃくだんビャクダン科、インド・インドネシアに多く自生、半寄生常緑喬(きょう)木、葉は卵状披針形の対生。花は夏季に紫黒色をして、秋に実をつける。別名を栴檀(せんだん)、サンダルウッドといい心材は香気が高く、香料の他、高級彫刻材として仏像や念珠などにも使用している。匂袋、線香などではベースの香りとし、精油しアロマテラピーで多く用いる。主成分のテルペン類サンタロールSantalolは殺菌、心臓強壮や血行促進、利尿作用があり、また精神的緊張を鎮めたいときに用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[白檀]食生活について語ろう

  • [血鯛:ちだい]食生活について語ろう

    ・血鯛Crimsonseabreamちだいタイ科、北海道以南から南シナ海に生息する。真鯛より沖合いで少し深いところで全長30cm~40cm真鯛によく似てるが小型で尾鰭の色が赤味が強く黒くないことで区別できる。ハナダイともいい産卵が冬で6~8月の夏を旬とし美味で真鯛の冬とは異なり利用している。一部で養殖もあり刺身、洗い、塩焼き、汁物で、めでたいとし祝いごとに用いている。脂肪が100g中で2.4gと天然真鯛5.8g、養殖真鯛10.8gに比較し低い。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[血鯛:ちだい]食生活について語ろう

  • [ハス科]食生活について語ろう

    ・ハス科Nelumbonaceaeはすか植物界Plantae、被子植物門Magnoliophyta、双子葉植物綱Magnoliopsida、ヤマモガシ目Proteales、ハス科Nelumbonaceaeとして分類しハス属の1属だけとしている。ハス科は、被子植物の主グループに近いとされ、真正双子葉類のヤマモガシ目に属す。近年の研究により系統が大きく異なり、APG植物分類体系では、スイレン科は、被子植物の中で主グループから早い時期に分岐した最も原始的なグループに属する種類とした。スイレンはスイレン目スイレン科スイレン属に分類した。ハスは比較的新しい植物の仲間で、ハス科は双子葉植物の科の一つで属はハス属のみで、多年生の水草であるハス(東洋種で花が紅や白)とキバナハス(北米原産で花が黄色)が属する。他のヤマモガ...[ハス科]食生活について語ろう

  • [麦角]食生活について語ろう

    ・麦角Ergotばっかく麦の生育中に子嚢菌の一種麦角菌が子房に寄生して形成する黒色に変色した麦粒のことをいう。地面に落下すると一定期間の休眠後、子実体(キノコ)を生じて胞子を飛ばす。マイコトキシンMycotoxinとして、一群の麦角アルカロイドと呼ばれる様々な生理活性を示す。花に寄生する麦角にエルゴトキシンErgotoxineがあり血圧上昇剤に使われる。麦角が発生した畑からの収穫物には種子にまぎれて麦角が混入し、これを粉に挽いてパンなどにすると、麦角アルカロイドの止血作用の毒性によって流産や末梢血管の収縮による四肢の組織の壊死などの中毒症状を引き起こす。食用に適さなくなりライ麦での発生が多く、日本での発生は見られていない。輸入する小麦に混入があり検査規格が定められている。ご愛読戴きましてありがとうございま...[麦角]食生活について語ろう

  • [ビタミンエース]食生活について語ろう

    ・ビタミンエースVitaminACEびたみんえーすビタミンACEをいう。推奨量(A:600~750μg、C:100mg、E:6.5~7mg)の3倍取ることによって免疫力を高めるという。ヒッポファエという南アメリカの果実にこの成分を多く含む。オレンジ色をしたザクロの一種で甘酸っぱい。日本ではまだ量産していない。ヨーロッパでヒッポファイオイルとして市販している。モロヘイヤ又は人参(加熱して用いる)、アセロラ、小麦胚芽または落花生をミキサーにかけジュースとしてもよい。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ビタミンエース]食生活について語ろう

  • [7月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・7月の食の記念日Julyfoodanniversaryしちがつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、7月に記念日が設けられている食・食品についてです。7月1日じゅんさいの日語呂合わせで、じゅん(ジューンJune:6月)さい(31)」だが、6月に31日は、ないので、7月1日が「じゅんさいの日に。秋田県三種町・「三種町森岳じゅんさいの里活性化協議会」で2012年(平成24年)に制定、日本記念日協会に2013年の3月に認定を受ける。2日たこの日関西地方では7月2日頃の半夏生に蛸を食べる人が多く蛸に含まれるタウリンが夏バテ防止になるということより蛸...[7月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [大麦]食生活について語ろう

    ・大麦Barleyおおむぎイネ科、コーカサス付近を原産地とする説がある。世界各国で広く栽培し、トウモロコシ、小麦、米についで燕麦とともに生産量の多い穀物だが主に飼料とし利用している。栽培方法は小麦とほぼ同様で春蒔き、秋蒔きがあるが日本の北海道以外、秋蒔きがほとんどであるが、消費量の90%近くは輸入に頼っている。主に六条種と二条種(ビール麦)、裸麦があり日本では食用として押し麦(米と混炊)、麦とろ(麦だけのご飯にとろろをかけたもの)、香煎(こうせん、麦焦がし、はったいこ)、麦茶、麦味噌、醤油、麦芽して水あめ、ビール醸造に利用される。米(精白米:タンパク質6.1g、脂質0.9g、炭水化物77.1g、カリウム88mg、ビタミンB1:0.08mgB2:0.02mg食物繊維0.5g/100g中)に比較して大麦押し麦...[大麦]食生活について語ろう

  • [レジオネラ属菌]食生活について語ろう

    ・レジオネラ属菌Legionellaspeciesれじおねらぞくきん浴槽水の循環が不良で発生している中毒ですが、6~7月にかけて家庭でも衛生管理が行き届かないと発生することがあります。掃除するときにぬめりが残っていると菌の温床になるのです。そんなレジオネラ属菌についての情報です。2022年4月に有馬温泉かんぽの宿で70代男性2人がレジオネラ属菌に感染し、うち1人がレジオネラ肺炎で死亡したと発表、2014年に埼玉県で5月下旬からレジオネラ症Legionellosis発生届を受け男性3名の患者のうちが客1人が6月上旬に肺炎を発症し死亡していました。浴槽水でのレジオネラ属菌を検出しています。近年の温泉ブームで2002年7月にもレジオネラ属菌が温泉から検出されていたことがあります。1976年7月に米国のペンシルベ...[レジオネラ属菌]食生活について語ろう

  • [パチョリ]食生活について語ろう

    ・パチョリPatchouliぱちょりシソ科、インド原産。多年草のハーブで、パチューリ、パチュリともいう。香草として知られ衣服やショールなどの間に葉を挟んで収納し、防虫効果とともに移り香を楽しんでいた。語源は東南アジアで使われるタミル語のパチャイ(緑)とエライ(葉)で緑の葉に由来する。採油は葉を乾燥、発酵させることにより、独特な香りが生まれる。エキゾチックで個性的な香りは好き嫌いがあるが、熟成することで香りが深まる。香りには、便秘症の人が、枕元において、翌日には便意を催し、通便が良くなるとの報告がある。主に精油しパチョリ油とし香や香水に用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パチョリ]食生活について語ろう

  • [バラクーダ]食生活について語ろう

    ・バラクーダBarracudaばらくーだカマス科、和名をオニカマスという。広く沖縄以南に分布する熱帯性海産魚で、脂肪分が多い。単にカマスBarracudaという英名と同じに表記と思われる。成長すると2mほどで大型になるとシガテラ毒魚となりやすいことから食品衛生法で食用禁止としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バラクーダ]食生活について語ろう

  • [乳茸]食生活について語ろう

    ・乳茸Tawnymilkcapmushroomちちたけベニタケ科、チダケともいわれ、関東以北から東北地方にかけて山の広葉樹、雑木林に真夏から初秋7~9月に発生する。傘が黄褐色で中央にくぼみが見られ3~10cm、高さ5~8cm、肉質はほぐれやすく、味、匂いがあまりしない。折れやすく傷をつけると渋みのある乳汁を分泌し名前の由来とする。乳茸刺(ちだけさし:ユキノシタ科、多年草)の植物があるがこの植物の茎に乳茸を刺して持ちかえったのだからとしている。栃木県日光あたりでうどんの出し取りによい出しが出て使われ乳茸うどんが知られる。加熱によって渋味がなくなりあっさりしていることから炒め物、天ぷらにするとよい。保存食として塩漬け、冷凍する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[乳茸]食生活について語ろう

  • [コリアンダー]食生活について語ろう

    ・コリアンダーCorianderこりあんだーセリ科、原産地は地中海沿岸。中国での栽培が多い。湿地での生育がよく春、秋に種子が播かれ3ヶ月ほどで30cmぐらいになったところで6~7月ごろ、複散形花序で淡紅色を帯びた白い花を咲かせ、随時葉が摘み取られる。セリに似て葉が細く未熟では不快な特有強い香りを持つが、成熟するとレモンとセージとレモンを合わせたようなかすかな辛味とマイルドな甘味を有する。別名を香菜、シャサイ、中国パセリ、コエンドロ(和名:ポルトガル語コエントロCoentroより)、パクチー(タイ)ともいう。香辛料とし肉、魚の臭み消し、付け合わせにしたり、スープ、サラダ、和え物、種子を乾燥させピクルスに、粉末にしてカレー、シチュー、ソーセージ、クッキーに使われる。種子より精油が0.5%得られ主成分としモノテ...[コリアンダー]食生活について語ろう

  • [砒素]食生活について語ろう

    ・砒素Arsenicひそ物理的性質は金属に類似するが化学的性質は燐に類似し分類上は非金属、重金属に、半金属に属する。単体には灰色、黒色、黄色の3種の同素体が存在し、灰色ヒ素(比重5.73)が一般に知られる。単体ヒ素には毒性がないか弱いと考えられ、炭素を含むヒ素の化合物(有機ヒ素)は有毒で、炭素を含まないものを無機ヒ素(化合物)という。元素記号As、単体、又は硫化物、イオウ化合物とし産出している。硫化物を熱して作られ、リンに似た性質を持つ。海産物に蓄積する砒素は火山から排出する無機砒素で、それらが海水中に広く約2ppbと微量に溶け海藻類は直接吸収し、魚介類ではプランクトンが無機砒素を取込み体内でメチル化して有機砒素となる。食物連鎖により大型の魚や甲殻類の摂取、最終的に人に蓄積するが、毒性は一般に低い。海藻類...[砒素]食生活について語ろう

  • [必須アミノ酸]食生活について語ろう

    ・必須アミノ酸Essentialaminoacidひっすあみのさんアミノ酸には、動物の体内で合成するものと食物から直接取らなければならないものがあり、人の体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)と呼んでいる。動物の種類、成長によって異なり成人した大人では8種(イソロイシン・ロイシン・スレオニン・トリプトファン・バリン・リジン・含硫アミノ酸[メチオニン・シスチン:メチオニンがあると体内で合成される]芳香族アミノ酸[フェニルアラニン・チロシン:フェニルアラニンから体内で合成される])だが、成長期の乳幼児ではアルギニン、ヒスチジンが加わり10種となる。人体では合成が困難なアミノ酸で食物より取らなければ欠乏症がみられるアミノ酸を言う。[必須アミノ酸]食生活について語ろう

  • [グルテン]食生活について語ろう

    ・グルテンglutenぐるてん小麦の主要なタンパク質成分で主にグルテニン42%とグリアジン40%で82%を占めほぼ同量含む。小麦の特有の成分で他の穀類、大麦、ライ麦にもみられない。水とこね合わせでんぷん質を流失させ残ったねばねばした餅状のもの。不溶性タンパク質として小麦粉の種類により含有量、質が異なり強力粉(12%)程その量は多く薄力粉(8%)の1.5倍の量になる。性質は、グルテニン(薄い酸、アルカリに可溶)と、グリアジン(アルコールに可溶)が絡み合って形成され小麦粉独特の粘ちょう性、弾力性がみられる。リジン、スレオニン、バリンなど精白米に比べアミノ酸組成はよくなくアミノ酸価は44としている。グルタミン酸を多く含むことから加水分解させ旨み調味料であるグルタミン酸ナトリウムを製造する。植物性たんぱく質として...[グルテン]食生活について語ろう

  • [ビタミンL]食生活について語ろう

    ・ビタミンL:VitaminLびたみんえる1930年代より研究が進み白ねずみの乳汁分泌(Lactation)に必要なビタミンLとして牛肝臓中の因子でL1(アントラニル酸Anthranilicacid)と、酵母の核酸に含むL2(アデニル・チオメチル・ペントースAdenylthiomethylpentose)があり両者がそろって乳汁分泌に働く。乳汁分泌を促進する作用があり不足で乳分泌能力が低下する。人での効果は認められず現在ではビタミンよりはずれている。水溶性で肝臓、酵母に含む。[ビタミンL]食生活について語ろう

  • [脾臓]食生活について語ろう

    ・脾臓Spleenひぞう人体の左の上腹部にあり、上方は横隔膜に、内側は左の腎臓と接する。前方には胃が存在する。肋骨の下に隠れており通常は体表からは触れない。脾臓の大きさは長さ12cm、幅7.5cm、厚さ5cm程度で、重さは約100~150gで扁平な長楕円形で腎臓のようなソラマメに似た形をしている。脊椎動物のリンパ系器官で赤血球の貯留、古い赤血球や血小板の破壊、多量の血液が存在し赤血球を処分しリンパ球を作って、からだの中に入ってきた病原菌や細菌などと戦う体の免疫力を高めている臓器であり主に消化吸収などを担っている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[脾臓]食生活について語ろう

  • [パルミチン酸]食生活について語ろう

    ・パルミチン酸Palmiticacidぱるみちんさんヘキサデカン酸HexaDecanoicacidともいい、飽和脂肪酸であり、ステアリン酸、オレイン酸とともに広く分布する。綿実油、大豆油、コーン油、オリーブ油、パーム油、ミツロウなど、鯨ロウ、豚脂、牛脂に多く、融点は62.5℃、沸点351℃の白色固体。水には不溶、エーテル、ベンゼンには可溶で中和して脂肪酸石鹸として使われる。1991年アメリカのK.C.ヘイズ博士らの研究はそれまでの「パルミチン酸はコレステロールを増加させる」という説を否定し、むしろ動脈硬化を抑制するHDLを増やすと報告している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パルミチン酸]食生活について語ろう

  • [光触媒]食生活について語ろう

    ・光触媒Photocatalystひかりしょくばい太陽や蛍光灯などの光を照射することにより、他の反応速度を変化させる触媒作用を示す物質の総称のこと。触媒とは自ら変化することなくほかの反応を変化させることをいう。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[光触媒]食生活について語ろう

  • [低温調理]食生活について語ろう

    ・低温調理Lowtemperaturecookingていおんちょうり低温調理は、1979年にフランスで開発の調理法のようです。焼く、煮る、蒸すといった今までの調理法に続く、第四の調理法として近年日本でも注目しています。フランス語でSousvide(スーヴィッド)は、真空調理を意味し、別名で低温調理とも呼ばれ真空包装した食材を一定温度(恒温)で加熱する調理方法です。耐熱性の袋に食材を入れて真空にし、40〜60℃の低温で4時間からの長時間湯煎をする調理法です。低温調理で食中毒を起こしやすい菌が死滅する温度は、肉の中心で食中毒菌を殺菌するのに必要な温度と時間で63℃で30分間以上、70℃で3分間以上、75℃で1分間以上といわれます。茹でる調理法では通常は100℃の沸騰したお湯を使いますが、低温調理法では、だいた...[低温調理]食生活について語ろう

  • [HACCP]食生活について語ろう

    ・HACCP(ハサップ:HazardAnalysisCriticalControlPoint)はさっぷ危害分析重要管理点監視方式と訳し1950年代にアメリカではじまった宇宙開発計画(アポロ計画)の一環として1960年代に考案、開発している。高い安全性を求められる宇宙食の開発から始まったもので、現在では、最も合理的な食品の衛生管理の手法として国際的に広く認められている。宇宙食の安全性を確保するためのシステムとして食品衛生上の危害の発生を防止するために、食品の生産から加工にいたるあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚染物等の危害について調査・分析(HA)する。分析結果に基づき各工程のどの段階でどのような対策を講ずれば、より安全性を確保できるかという重要管理点(CCP)を定める。この重要管理点が遵守(じゅんし...[HACCP]食生活について語ろう

  • [ビタミンB複合体]食生活について語ろう

    ・ビタミンB複合体VitaminBcomplexびたみんびーふくごうたい発見のビタミンは、順にABCしていたが後にビタミンBに多くの成分が混在していることが判ってきたことからB1、B2・・・・・とし区別してきた。これらを総称しビタミンB複合体、B群としてB1、B2、ナイアシン[ニコチン酸・B3]、パントテン酸[B5]、B6、ビオチン[ビタミンH・B7]、葉酸[ビタミンM・B9]、B12、B13[オロチン酸・オロット酸]、αーリポ酸[チオクト酸・B14]、B15[バンガム酸]、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸などがある。多くは、体内でタンパク質の分子と結合して酵素として働き、水溶性、分子中に窒素を含み腸からの吸収が一定になると尿中に排出されてしまい常に補給を必要としている。ビタミンB群でありながらB...[ビタミンB複合体]食生活について語ろう

  • [ユスラウメ]食生活について語ろう

    ・梅桃/山桜桃梅ゆすらうめバラ科、中国原産で落葉低木で樹高1m~3m。葉の表裏に細毛が多く葉は倒卵形で鋸歯(きょし)がある。江戸時代初期から栽培している。移植に強いこの樹木を移し徙(うつ)し楽しむという朝鮮語の移徙楽(イサラ)を名前の由来とする。春に淡紅色の五弁花を咲かせる。寒さに強く、庭木・盆栽や果樹として広く利用している。6月頃にサクランボに似た径1cmほどで赤実種と白実種の2種が知られ熟した果実は甘酸っぱくおいしく食べられる。ジャム、果実酒にもしている。果実の種子を洗い、乾燥したものを生薬で、毛桜桃(もうおうとう)といい、アミグダリンを含み血行促進作用が認められ緩下、利尿、肩こり、手足のむくみなどに用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ユスラウメ]食生活について語ろう

  • [ばくちの木]食生活について語ろう

    ・博打の木ばくちのきバラ科、関東以西の暖地に自生する、樹高10~15mになる常緑高木。葉は、互生し10~20cmの長楕円形で深緑色で縁は鋭い鋸歯をしている。花は秋に穂状で径6mmの白色の五弁花、果実は翌年の初夏に1.5cmの楕円形で黒紫色に成熟する。樹皮が特に6月ごろより絶えず古い灰褐色の樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、あとに黄赤色の幹肌をみせる。この様子を博打に負けて衣を剥がれるのにたとえ名前の由来といわれる。別名を毘蘭樹(びらんじゅ)、裸木(はだかぎ)ともいう。樹皮、樹木が黄色の染料、家具に使われる。葉から取られる液をバクチ水といい、青酸配糖体プルナシンPrunasin(猛毒)を含み汗疹(あせも)、鎮咳、鎮静に用いていた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ばくちの木]食生活について語ろう

  • [プロセスチーズ]食生活について語ろう

    ・プロセスチーズProcessedcheeseぷろせすちーずプロセスチーズは、異なるナチョラルチーズを2種類以上混ぜて加熱溶かして香辛料等を加え乳化させた均一にした後成形させ加工したものをいう。加熱により細菌の不活化、酵素変性により熟成はしないが、長期保存が可能で、味が均質になる。品質が一定して保存性がよい。ナチュラルチーズを加熱すると、チーズに含まれるカゼインを構成するアミノ酸の鎖がほぐれてとろける。つまみ、サラダとして利用している。プロセスチーズ100g中でエネルギー339kcal,水分45.0g,蛋白質22.7g,脂質26.0g,炭水化物1.3g,灰分5.0g,Na1100mg,K60mg,Ca630mg,Mg19mg,P730mg,Fe0.3mg,Zn3.2mg,銅0.08mg,マンガン-mg,V...[プロセスチーズ]食生活について語ろう

  • [バコパ]食生活について語ろう

    ・Bacopaばこぱオオバコ科(ゴマノハグサ科)、熱帯、亜熱帯性で、ステラともいいインドに自生する水草でハーブとして用いる。和名をオトメアゼナ(乙女畦菜)といい、小さな丸みのある葉で、草丈は長さ5cm~20cm、3月-12月に白から薄紫の径1cmの小さな花を咲かせる。インドでは、古くより粘膜の炎症を押さえ、喘息、気管支炎に、また鎮痛、利尿とし利用していた。サポニン(バコサイドBacopasides)を含み抗酸化作用があり、精神を安定させ、脳の血流をよくし記憶力、学習能力の向上よいという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バコパ]食生活について語ろう

  • [髪の毛の栄養]食生活について語ろう

    ・髪の毛の栄養Nutritionofhairかみのけのえいよう6月の紫外線は、太陽が真上から照りつけ、日照時間も長くなり、晴れた日では最も強く多く浴びることになります。抜け毛、白髪といった髪の毛へのダメージが大きくなっていく季節です。紫外線は、紫外線(光線10~380nm)のうち320-360nmの波長光工学的に作用が強く化学線ともいわれています。人間の表皮の細胞に作用してDNAを傷つけ、皮膚がんなどの原因になる危険性があります。なお200~280nmの紫外線は殺菌力があり、特に254nmの波長は強い殺菌力があり殺菌線ともいわれ、殺菌灯として利用しています。この時期の、髪のケア、栄養について、調べてみました。遺伝情報を担っている物質DNA(Deoxyribonucleicacid:デオキシリボ核酸)を傷つ...[髪の毛の栄養]食生活について語ろう

  • [ハスカップ]食生活について語ろう

    ・ハスカップBlue-berriedhoneysuckleはすかっぷスイカズラ科、北海道、中部以北に自生する1mほどの落葉低木で、名前の由来としてアイヌ語のハシカプ(枝の上にたくさんあるもの)という。アイヌの人々から不老長寿の果実、幻の果実と呼ばれ、プラムのような紫色の実をつける。別名和名で「黒実鶯神楽:くろみのうぐいすかぐら」といい主に北海道で栽培し5月中旬にクリーム色の漏斗型の小さなかわいらしい花を付ける。旬は6月下旬から7月かけて結実しブルーベリーのような径1cm程の楕円形の果物を実らせる。冷凍にもして甘酸っぱく主に、ジャム、ソース、ワイン、果汁飲料、果実酒、塩漬け、砂糖漬けなどに加工する。ヨーグルトなど乳製品との相性がよい。100g中でエネルギー53kcal、タンパク質0.7g、脂質0.6g、炭水...[ハスカップ]食生活について語ろう

  • [滑り杉茸擬]食生活について語ろう

    ・滑り杉茸擬ぬめりすぎたけもどきモエギタケ科、5~10月の春~秋にかけミズナラ、柳、ブナの倒木、枯れ木の湿地に群生し発生する。柳に良くみられることからヤナギタケともいわれる。小さいうちはなめこに似ているが傘は、黄褐色で光沢があり直径5~10cmに成長すると扁平になり色も褐色がかったさび色をしてくる。ヌメリスギタケとの違いは、柄の滑りの有無で判断しヌメリスギタケモドキは柄には粘性がない。表面がぬるぬるしてささくれだっている。味、食感ともなめこに似た感じで汁の実、煮物、鍋物、炒め物にする。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[滑り杉茸擬]食生活について語ろう

  • [チカ]食生活について語ろう

    ・チカJapanesesurfsmeltちかキュウリウオ科、関東以北の太平洋側、沿岸部、湾内に生息し成長すると全長20cmになるワカサギに似た海産魚で、背部が淡褐色、腹部は銀白色をしている。わかさぎと同じキュウリウオ科の魚でししゃもも同じ部類に属す。ワカサギは河川、湖沼に生息するが、チカは3、4年の一生を海で過ごす。初春の3月~5月に浅瀬の砂地に産卵し、旬を5、6月とする。白身で淡白で20cmになる大きいものは、骨が固いので3枚下ろしにして刺身、塩焼きで15cmほどの小さいものは、そのまま天ぷら、フライ、佃煮、干物、燻製にしている。タンパク質は、19.5%と魚肉の標準量20±2%のほぼ標準値、脂肪0.6%は、魚肉の標準量3±2%とより低い値を示す。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届け...[チカ]食生活について語ろう

  • [苦木]食生活について語ろう

    ・苦木PicrasmaWood/PicrasmaeLignumにがきニガキ科、山野に自生し樹高約10mの落葉で大きな葉は互生し縁に浅い鋸歯の長卵形で小葉は対生からなる羽状複葉。雌雄異株で、4~5月にかけ黄緑色の小花を密につける。材は緻密で器具・細工物用いている。枝、葉に強い苦味がある。6~7月の枝を切り樹皮を除いた部分の木部は白色で、これを日干し乾燥させ生薬で、苦木(にがき・くぼく)という。苦味の成分はクァッシンQuassin(ニガキラクトンNigakilactone)で酸化したトリテルペノイドの類、アルカロイド(ニガキノンNigakinone)などを含み、苦味があり健胃として用いる。樹液を抗菌、殺虫剤の原料、材料としても用いる。ご愛読いただきまして有難うございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[苦木]食生活について語ろう

  • [念珠藻]食生活について語ろう

    ・念珠藻ねんじゅもネンジュモ科、陸生藍藻類ユレモ目の淡水藻の総称で種類は多く世界的に広く分布する。水田や池沼などの水中の他に河岸のしめった岩の上などに多くは付着生育している。寒天状の被膜の中に生息し細胞の形は球形から樽形で、ほぼ同じ形をしているが糸状体の所々に休眠胞子(アキネートAkinete)、異形細胞(ヘテロシストHeterocyst)、栄養細胞(トリコームTrichome)などの特徴によって分類している。名の由来は、顕微鏡的な微小な細胞が数珠(じゅず)のようにつながることによる。藍藻類に属し一列の細胞からなる分岐しない糸状体が共通の寒天質基質内で多数絡み合って暗緑色不定形の塊状を形成する。カワタケ(水前寺海苔)・イシクラゲなどは食用になる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けし...[念珠藻]食生活について語ろう

  • [リナロール]食生活について語ろう

    リナロールLinaloolりなろーるバジルBasil、ベルガモットBergamot、ラベンダーLavenderなどより精油するモノテルペン類の淡い緑黄色で肌への刺激が少なくマイルドな、快いすがすがしい香りがする。ハーブティーとしたりエッセンシャルオイル(芳香油)として香水、アロマセラピーに使われる。鎮静、殺菌作用がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[リナロール]食生活について語ろう

  • [歯と口の健康週間]食生活について語ろう

    ・歯と口の健康週間TeethandmouthhealthWeekはとくちのけんこうしゅうかん6月4~10日は2013年(平成25年)より歯と口の健康週間(歯の衛生週間)4日から始まっています。口腔ケア6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」とも言われます。この1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会・日本学校歯科医会で実施です。歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対し普及啓発して、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せ、その早期発見及び早期治療等を徹底することで歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とするとしています。平成28年度の歯科疾患実態調査では、現在の日本人の平均喪失歯そうしつし(抜いた歯)は、50歳で2本以上、年齢と共に少しず...[歯と口の健康週間]食生活について語ろう

  • [乳酸桿菌]食生活について語ろう

    ・乳酸桿菌Lactobacillusにゅうさんかんきんグラム陽性の桿菌で、その発育は微好気ないし嫌気的条件で促進する。酸にはきわめて強く、増殖の至適pHは5.5~5.8程度と低い。腐敗産物をつくらず、最終産物である乳酸が食品に適した酸味を賦与(ふよ)すると同時に腐敗菌の生育を阻害するため、古くから、いろいろな発酵食品に利用してきた。一般に非病原性であり、特にビフィズス菌が知られ人や他のほ乳類の腸内にも広く存在する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[乳酸桿菌]食生活について語ろう

  • [冬虫夏草]食生活について語ろう

    ・冬虫夏草とうちゅうかそうオフィオコルジケプス科(バッカクキン科)、中国、四川(しせん)、雲南(うんなん)省に多く分布している。きのこの菌糸が冬の間はコウモリガ科の幼虫(昆虫)の体内に宿って土の中で成長し、5~6月の夏になってきのことして地上に生育することからつけられた名称といわれる。漢方生薬として扱われるのはコウモリ蛾科の幼虫に寄生したもの一種類だけで冬虫夏草菌の子実体(きのこ)と寄生主の幼虫を乾燥させ利用する。冬虫夏草は、せみ、芋虫、トンボ、蚕のサナギ、蜂等、色々な昆虫に寄生し、現在までに約350種類が見つかっている。ガンを抑制するとされるエルゴステロールパーオキサイドErgosterolperoxideといわれる成分を含んで中国では、滋養強壮、不老長寿に漢方薬の中でも貴重な部類として珍重してきた。煮...[冬虫夏草]食生活について語ろう

  • [南高梅]食生活について語ろう 梅の日」の6月6日

    ・南高梅なんこううめ南高梅(なんこううめ・なんこうばい)とは、梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種のひとつで大粒で主たる生産地が和歌山県の白梅で、その果実は最高級品としている。明治時代に和歌山県(紀州)の旧・上南部村(現・みなべ町)で高田貞楠(さだぐす)が大粒の梅を見つけ、高田梅と名付けて栽培し、1950年(S25)に高田梅を最優良品種とし認定を受けた。調査に尽力した南部高校の教諭であったことから、高田の「高」と「南高」をとって昭和40年(1965年)に南高梅と名付けられている。生梅の旬を5月末より6月中旬ごろで出荷のピークは「梅の日」の6月6日ごろから15日ごろになる。直径3cmにもなる大粒(南高:なんこう)の梅で果皮が薄く、種が小さい大粒の実の果肉がやわらかく豊かに実り陽の当たる部分が鮮やかな紅...[南高梅]食生活について語ろう梅の日」の6月6日

  • [比重]食生活について語ろう

    ・比重Specificgravityひじゅう油は比重が小さく、水に浮く。ある物質の質量と、それと同体積をもつ標準物質の質量との比。通常、セ氏4度の水を標準物質とする。水(純水・精製水)は比重が1.0で100ml=100gだが、オイルは比重が低く、大まかな平均値は約0.9、灯油0.79、軽油0.84程度。温度1℃毎に約0.0007膨張する。気体では0℃で1気圧の空気とし、同温度、同圧力での空気を基準とする。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[比重]食生活について語ろう

  • [キシリトール] 食生活について語ろう

    ・キシリトール明治ガムの販売中止になりましたが下痢しやすいキシリトール入りのガム、キャンディー類の健康食品の報道が以前にありました。キシリトールガムは7粒、キシリクリスタルキャンディは2粒で子どもに下痢リスクが高まるというのです。注意書きとして「一度にたくさん食べるとお腹が緩くなります」と記載があります。虫歯予防でトクホになったロッテのキシリトールガムでは1日7回計14個のガム摂取を進めています。一度に7個以上噛むと、やはり子どもで下痢の可能性が出てくるようです。キシリトールガムにはトクホと歯科医師用の2種類あり下痢の予防には1回の摂取量あたりの糖アルコール量が少ない歯科医師用の方がすすめられます。近年は糖アルコールが原因とみられるアレルギー症状も報告されているので消費者は摂取量を把握し自己防衛が必要です...[キシリトール]食生活について語ろう

  • [蝦夷ニュウ]食生活について語ろう

    ・蝦夷ニュウえぞにゅうセリ科シシウド属、日本特産の多年草の山菜でエゾは北海道、ニュウはアイヌ語で、茎に甘味があることに由来と言う。別名、マルバアマニュウ、マルバエゾニュウ、サクともいう。本州では高原に多く、沢沿いや湿り気の多い木陰に群生し5月~6月初旬頃に、株の真ん中に出た若い茎を葉を除いた部分のみを食用とする。花期は7~8月で、草丈1mになる渋み、えぐみがあり、汁が黒くなる。皮を剥いて茹であく抜き後塩漬けして保存食にする。油炒め、揚げ物、煮物、味噌汁の実などにしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[蝦夷ニュウ]食生活について語ろう

  • [6月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・6月の食の記念日Junefoodanniversary6がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。本年初旬に毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、6月に記念日が設けられている食・食品についてです。6月食育月間食育月間食育基本法に基づき2006年3月末に決定した食育推進基本計画において定められた。食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し食育の国民への浸透を図ることとしている。6月🥛牛乳月間日本では、2007年に日本酪農乳業協会(現・一般社団法人Jミルク)が6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」と定めた。国連食糧農業機関(FAO)は2001年、牛乳に対する関心を高めると同時に、酪...[6月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [マスクメロン]食生活について語ろう

    ・マスクメロンMuskmelonますくめろんウリ科、アールスメロンともいう。マスクメロンは、当初は16世紀イギリス王室で改良が行なわれ温室栽培で最高級品として甘味、香り共に優れていた。マスク・ムスク(musk)とは麝香(じゃこう)を意味する。現在ヨーロッパで流通するメロンはスペイン産の露地物が主流で、温室メロンはほとんどないといわれる。日本には、大正の終わり(大正14:1925年)頃導入し交配によりさまざまの種類が生まれている。マスクメロンの柄(え)になってい付いているつるは、果硬(かこう)ともいうが、俗にアンテナとも呼ばれ高級温室メロンのマスクメロンと、露地・多くの一般のハウスメロンを間違えないように、露地・ハウスメロンのつるを強制的に取り除いているからとしている。さらに、蔓は「鶴」に、網目は「亀の(甲...[マスクメロン]食生活について語ろう

  • [碾茶]食生活について語ろう

    ・碾茶てんちゃ玉露より長い期間茶木に新芽がでる4月初旬から20日ほどお茶の全体に被(おお)いをして日光、遅霜をさえぎり育てている。かぶせ茶とか、碾は、ひ・くと訓読みし、ひきちゃとも呼んで粉砕するためのお茶であることを意味する。茶葉を摘採(てきさい)し、蒸した後、揉(も)まずに葉の形のまま乾燥させ葉脈、茎を取り除いたお茶で、愛知県の一部にある程度で一般にはあまり市販していない。渋味がなく、のどこしのよいまろやかさがある。禅宗、茶道の宗家(家元)などで石臼で引いて茶漉しでふるい粉末にし抹茶として、また食べるお茶として茶飯、菓子、飲料などに利用する。抹茶はこれを引いて微粉末の粉状にしたもの。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[碾茶]食生活について語ろう

  • [ネトル]食生活について語ろう

    ・ネトルNettleねとるイラクサ科、ヨーロッパ原産で和名セイヨウイラクサ(西洋刺草)という。多年草でレモンバーム、しその葉に似たハート型の葉をして、トゲのような綿毛があり夏に細かく小さな緑色の花が咲く。成長すると1.2mほどになる。緑草の香りがよく、クロロフィル(浄血作用)が多く、ビタミンA、C、ミネラルを多く含む。5~9月に採取しハーブティーとして利用し抗アレルギー、花粉症、アトピー、肝炎、肥満の改善、リウマチの緩和に役立つという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ネトル]食生活について語ろう

  • [淡竹]食生活について語ろう

    ・淡竹はちくイネ科、中国原産。孟宗竹の筍より少し遅れ、5~6月上旬頃に旬で真竹に似ていて食用には高さ20~50cmほどのものが多く皮の色が孟宗竹の子より濃く茶褐色をして細長い。竹は高さ約10m、径10cmにもなり緑色で表面に白粉(おしろい・はくふん)がつき、名前の由来となる。枝は節ごとに2つある。茶筅(ちゃせん)・提灯(ちょうちん)・傘の骨などに使われ、竹の皮は草履や包装用にする。地上に芽が出てから収穫し味は孟宗竹よりあくが少なくそのまま調理できるという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[淡竹]食生活について語ろう

  • [波貝]食生活について語ろう

    ・波貝・波美貝なみがいキヌマトイガイ科、北海道から瀬戸内海の浅瀬の砂泥地に生息する二枚貝で主に愛知県で産出している。貝殻は、殻長(かくちょう)10cm、殻高(かくこう)4.5cmの膨らみのある長円形でもろく割れやすい。表面は、白色で成長脈が波打っているようで観察しやすい。ミルクイガイの代用として用いられ白みるがいとも呼ばれる。春季から初夏4~6月に採取するものを旬としている。15~25cmもある長い水管を刺身、寿司ネタ酢のもの、干物に加工している。スルメに似た味わいがあるという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[波貝]食生活について語ろう

  • [波布]食生活について語ろう

    ・波布Habuはぶクサリヘビ科、沖縄諸島に生息する1~2m,重さ2kgにもなる毒蛇のハブは精力を増強するとして皮をはいで、頭、内臓を取り除き、きれいにして、ぶつ切りにしてから揚げとして食べられることがある。白身魚、鶏肉に似た味という。ハブ酒も知られ、餌を与えず水だけで数ヶ月放置し排泄物を取り除いたハブを泡盛に半年以上漬け込んで臭味消しに柑橘類エキス、蜂蜜を加えるなどして飲用する。毒素は、マムシ毒と同じで唾液の進化したタンパク質を分解する酵素の出血毒、溶血性で激しい痛みを伴う。滋養強壮に漢方でマムシと同様に皮と内臓を取り除き乾燥させ反鼻(はんぴ)といいハブ酒として、また利用しやすく粉末にしカプセル、栄養ドリンクにしているものもある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[波布]食生活について語ろう

  • [緑黄色野菜を使った料理]食生活について語ろう

    ・緑黄色野菜を使った料理Greenandyellowvegetabledishesりょくおうしょくやさいをつかったりょうり緑黄色野菜には、ビタミン、ミネラルを多く含み、毎日最低で100g程度は摂りたい食材です。市販の加工食品では、お惣菜でもなかなか意識していないと、必要量を満たすのに頭を悩ませる野菜です。いざ、どのように料理しようかと思った時に、参考になればと思いつつ並べてみました。調味料の記載を省いて主な普段によく使われている緑黄色野菜の人参・ほうれん草・にら・ブロッコリー・カボチャ・ピーマンについて、少し調べました。◇🥕人参:人参しりしり(せんぎり人参・油・塩・卵)、糠漬け、金平牛蒡、カレー・シチュー(人参・玉葱・じゃが芋・肉)、オデン(人参・大根・コンニャク・練り物)、ミネストローネ(人参・玉葱・じ...[緑黄色野菜を使った料理]食生活について語ろう

  • [生ハム]食生活について語ろう

    ・生ハムRawham,Uncuredhamなまはむ豚肩ロース、もも肉を整形し塩せき(塩漬:食塩など調味液に漬け込む)、ケーシングCasing(薄い膜状の袋)などで包装した後に、摂氏15~30度ほどに冷した煙でいぶす冷燻法で燻煙、熟成(5~10℃)、乾燥(20℃以下)の工程を経て製造する。湯煮、蒸し煮の殺菌工程がなく、厳重な衛生管理の元に製造、保存、輸送(10℃以下)されなければならない。燻煙によって香り・殺菌・防腐成分を食材に浸透させている。ラックスハムともいいラックス(ドイツ語:鮭)は、できあがった色合いが鮭に似ていることからつけられている。豚のみで作られ原料肉の良否が製品に大きな影響を与え主に生後8~10ヶ月の雌豚が肉質、風味がよく加工に用いる。規格として水分65.0%以下、合成保存料、合成殺菌料を含...[生ハム]食生活について語ろう

  • [ペコロス]食生活について語ろう

    ・ペコロスPetitonionぺころすヒガンバナ科(ユリ科)、耐寒性で以前は早生系の普通の黄玉葱を密植栽培することによって直径4cmほどの小さい玉葱、小玉ねぎができ、この状態のものを収穫していたが最近ではペコロス用の専用種もあり需要が伸びている。英名でペティ・オニオンといいペコロスの呼び名は、昭和初期に農家の裏作物として日本に伝えられた時に西欧でペコロスと呼ばれていたからだといわれるが定かではない。主に愛知県知多半島で全国の7割と生産量が多く4月より9月頃に収穫し旬とする。収穫後2週間ほど自然乾燥させ日持ちをよくしてから冷蔵してほぼ年間を通し出荷している。辛味が少なく甘みが強く感じられ、煮崩れが少ないので表面の薄皮を除いて切らずにそのままスープ、シチュー、カレー、鉄板焼き、串揚げ、酢漬けに用いている。普通...[ペコロス]食生活について語ろう

  • [匂いイリス]食生活について語ろう

    ・匂いイリスIris/Orrisにおいいりすアヤメ科、地中海沿岸原産の乾燥に強い多年草で高さ80cm程度に成長する。明治初期に香料の採取にと渡来しているが実際には観賞用としての栽培が多い。4~5月の春に開花し名前はギリシャ神話の虹の女神イリスIrisに由来し、アヤメ科、イリス属は花彩で、色鮮やかで虹を連想させることに由来する。根茎を乾燥させたイリス根、又は精油(イロン・オイゲノール・リナロール、ゲラニオールなど)して健胃、利尿、去痰に、また散布剤、香料としても用いていたが現在は合成品が多い。ご愛読いただきまして有難うございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[匂いイリス]食生活について語ろう

  • [苦蓬]食生活について語ろう

    ・苦蓬・苦艾Wormwoodにがよもぎキク科、ヨーロッパ原産の多年草又は低木で高さ約1mほど。全体にヨモギに似るが、強い匂い、苦みがあり、白い毛で覆われ葉は羽状に裂ける。夏に頭花を円錐花序に黄色い小花を咲かせる。欧米でアブサン酒という白ワインを主にニガヨモギの絞り汁を混ぜ浸けた、「緑の魔酒」ともいわれアブサンAbsintheという緑色のリキュールの洋酒作りに用いていたが神経麻痺の中毒を起こすことから製造販売を禁止している。代わりにアニシードAniseedを主にしてウイキョウ、ヒソップHhyssop、コリアンダーCoriander、オリス根Orrisrootを用いて作られる。水で薄めると白濁する。生薬名を苦艾(くがい)といい葉や花の全草を健胃・駆虫に用いていた。ご愛読いただきまして有難うございます。よりよい...[苦蓬]食生活について語ろう

  • [馬蹄螺]食生活について語ろう

    ・馬蹄螺ばていらクボガイ科、シッタカ(尻高貝)ともいう。北海道南部から九州の太平洋沿岸の岩礁海岸に生息する馬の蹄の形をした巻貝。殻は黒褐色ないし黒紫色で厚く円錐形で高さ5cm、径5.5cmになる巻貝であり食用としている。表面を磨くと光沢が見られ古くからボタンの材料としても使われていた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[馬蹄螺]食生活について語ろう

  • [ハナッコリー]食生活について語ろう

    ・ハナッコリーはなっこりーアブラナ科、山口県で1990年代より栽培している。ブロッコリーと中国野菜のサイシンという菜の花に似た野菜をかけ合わせて作られた野菜で葉、茎と共に蕾を食用とする。種を2~3月に播き5~6月収穫と8月播きの11~12月収穫ができ旬とする。草丈は、ブロッコリーより低く、葉の数が少ない。葉形は長楕円形、開花するにつれ花茎が伸長する。開花しても食用にでき1株から20~30本の花茎を収穫する。茹でて鮮やかな緑色を保ち、菜の花に似た甘味と旨みのある食感でサラダ、和え物、炒め物、揚げ物とする。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ハナッコリー]食生活について語ろう

  • [ゆり]食生活について語ろう

    ・ユリの花ゆり母の描いたゆりです。急きょ、今日のひとことに、スマホの待ち受けは何の画像?とありましたので、やっと母の描いた水墨画を設定しました。個展をするほどの母でした。それに引き換え、私の手描きは習字を習っていた割には、見栄えのしない字なのです。字のかきかたは遺伝しないようです。いつも、ご愛読ありがとうございます。[ゆり]食生活について語ろう

  • [馬鈴薯澱粉]食生活について語ろう

    ・馬鈴薯澱粉Potatostarchばれいしょでんぷんじゃが芋より採取しているでん粉を言う。秋に収穫した馬鈴薯より北海道で主に生産する。日本の製粉の技術は、オランダをモデルとし良質の馬鈴薯でん粉を製造している。手作業では、すりおろし振るいに掛け、でん粉乳を得、沈澱した部分をでん粉とするがさらに水をを加え不純物を取り除き乾燥、目の細かい振るいに掛け精粉とし食用とする。コーンスターチに次ぐ生産量がある。無味、無臭白色の粉末で、じゃが芋でん粉の粒子の大きさ45μmの卵形、他のでん粉に比較し糊化温度が60~70℃ぐらいと低く、吸水力、保水力があり粘度が高く膨潤(ぼうじゅん)しやすい。流動性、透明度が高い。糊化させる時は、加熱前に水どきしてむらのないダマが消えたよく撹拌された状態になってから加熱したほうがきれいにで...[馬鈴薯澱粉]食生活について語ろう

  • [ヒガンバナ科]食生活について語ろう

    ・ヒガンバナ科Amaryllidaceaeひがんばなか真核生物Eucaryote、植物界Plantae、被子植物Angiosperms、単子葉類Monocots、キジカクシ目Asparagales、ヒガンバナ科Amaryllidaceae(主にアガパンサス亜科[約60属800種]、ネギ亜科[ネギ属など20属800種}、ヒガンバナ亜科)としている。キジカクシ目は、クサスギカズラ目、ラテン名の直訳のアスパラガス目ともいわれる。クロンキスト体系ではキジカクシ科を独立の科としておらず、キジカクシ目も存在していなかった。以前ユリ科に属していたものの多くがヒガンバナ科に移行している。ネギ属に食用とするものが多くアサツキ・のびる・ネギ・ニンニク・タマネギ・ニラ・ラッキョウ・ギョウジャニンニク、ワケギなどがある。ご愛読戴...[ヒガンバナ科]食生活について語ろう

  • [干物]食生活について語ろう

    干物Driedfoodひもの一般に干した魚driedfish、貝類のことをいう。本来は、水分を除いて腐敗の原因となる細菌、微生物の発育、繁殖を抑制し貯蔵性を良くした食品をいう。魚肉の水分が35%以下になると一般に細菌の繁殖を抑制、20%以下で長期保存が可能としている。素干し(するめ、田作り、身欠きにしんなど)、煮干(煮干、干し鮑、貝柱など)、塩干し(目刺し、くさやなど)、焼き干し(川魚、はぜ、飛魚、小魚類など)、調味干し(みりん干し)、凍乾(えび、かに、牡蠣など)がある。文化干し(鯖など)は、吸水性の高い土(珪藻土:けいそうど)と2%前後の食塩を混ぜた中でセロハンに包んだ魚を乾燥させたもの。天日干しと機械干しがあるが、旨みは、太陽の光を浴びた天日干しがよく魚の表面に膜を作り熟成させたものに多く、からりと晴...[干物]食生活について語ろう

  • [浜独活]食生活について語ろう

    ・浜独活はまうどセリ科、関東南部海岸の岩上、または砂地に生育する。発芽から枯死(こし)するまでの期間が多年にわたる植物。茎は直立して上の方で分岐し、高さ1~1.5m位になる。葉は大型で長い柄があり、普通3枚ずつがひとつの組になった形をしており、それぞれの葉は卵形か、ささの葉のような形で先は鈍くとがって、表面は濃緑色で光沢があり、裏面はいくぶん白味を帯びる。春~夏にかけて、傘形に並んだ多数の小さな白い花を密に咲かせる。和名は「浜に生えるウド」の意で名付けられた。アシタバ(黄汁)に非常によく似ているが小葉はやや卵形、果実の基部が陥入(かんにゅう)する。乳汁、あくが、あるが花、茎を炒め、天ぷらとして食用にできる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[浜独活]食生活について語ろう

  • [バナバ茶]食生活について語ろう

    ・バナバ茶BanabaTeaばなばちゃミソハギ科、亜熱帯地域に自生する高さ10mの常緑高木、葉の形は卵形、色は濃緑色、長さは15~30cmでフィリピンで主に葉が健康維持にお茶として飲用している。花はサルスベリより大きく花が円錐花序につき淡紅色から後に紫色に変わる。和名で夏に咲く大花百日紅(おおばなさるすべり)として知られる。ノンカフェインで植物由来のインスリン様物質であるコロソリン酸Corosolicacid含む。血糖値の上昇、糖質、脂肪の蓄積、吸収を抑制、抗酸化作用があるという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バナバ茶]食生活について語ろう

  • [栂:つが]食生活について語ろう

    ・栂Japanesehemlockつがマツ科、本州南部以南400~1400mの深山に自生する常緑針葉喬木(きょうぼく:3m以上の高さになる木)で30mにも達する木もあり、モミの木に似るが枝は弱く下にたれ葉は先端が垂れ少し割れている。2月~4月ごろ、雄花と雌花とをつけ、球果は下を向く。観賞用、建築材用として用いられる。本栂(ホンツガ)、トガ、トガマツともいう。樹皮からタンニンを取り、黄褐色の染料をとる。まろやかな森林の香りがして刻んで匂い袋に、線香の材料ともしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[栂:つが]食生活について語ろう

  • [菜心]食生活について語ろう

    ・菜心Choysum/FloweringChinesecabbageさいしんアブラナ科、ヨーロッパ原産だが中国野菜として知られ、別名サイタイ(菜苔)、ユサイ(油菜)、トウナ(薹菜)ともいい菜の花に似た蕾が出た頃の軟らかい葉茎を食用とする。暑さに強いが寒さに弱く成育が早く短期間で収穫でき3月~9月にかけ種まきを行なう。5月~11月に15cmになった頃収穫され春の5月と秋の10月を旬とする。種よりナタネ油を採取している。色は、紅菜苔(こうさいたい)が赤紫色なのに対し菜心は緑色であり紅菜苔と菜心を掛け合わせ育成した新顔の野菜としてアスパラ菜が生まれている。中国では、茹でて油炒めし付け合せに用いることが多い。加熱により緑がさえ葉が濃緑色のもあり軽く茹で上げ、お浸し、和え物、炒め物、汁の実、酢のもの、煮物、漬物に利...[菜心]食生活について語ろう

  • [人気の中華料理]食生活について語ろう

    ・人気の中華料理PopularChinesecooking/PopularChinesecuisine/」人気のちゅうかりょうり中華料理は、世界三大料理の一つに挙げられて、海外でも広く知られています。多彩であり、広大な中国大陸では各地域の風土に合わせた料理が発達しています。日本では中国料理を、主に北方系の北京料理、東方系の上海料理、南方系の広東料理、西方系の四川料理の4つに、又は北京(ぺきん)、上海(しゃんはい)、四川(しせん)、広東(かんとん)、湖南(こなん)料理の5つに大別分類しています。中国では、多くに「山東料理」「四川料理」「広東料理」「福建料理」「江蘇料理」「浙江料理」「湖南料理」「安徽料理」からなる八大菜系での分類です。日本でも人気の中華料理は、あくまで日本人向けの味付けにアレンジされた料理の...[人気の中華料理]食生活について語ろう

  • [苦味]食生活について語ろう

    ・苦味Bittertasteにがみ人が最も微量でも感ずる成分でアルカロイド(カフェイン、テオブロミン)、配糖体(ナリンジン・ヘスペリジン・リモネン[柑橘類]、イソフラボン(大豆)、ククルビタシン[きゅうり]、ルチン[そば:ケルセチン])、糖誘導体、カルシュウム、マグネシュウム(にがり)、ビールのホップ[フムロンHumulone、ルプロンLupron、タンニン]、ビタミンB6、サントニンSantonin(よもぎの精油成分:回虫駆除)、様々な天然物に存在するフェノール系の抗酸化物質チロソールTyrosol(日本酒・オリーブ果実)、胆汁酸などがあげられる。代表的なのは、キニーネで一般にアルカロイド類は、植物の苦味成分として存在している。水に難溶性のものが多く、他の味覚、甘味、酸味、鹹味に比べ直ぐに味覚として反映...[苦味]食生活について語ろう

  • [ナデシコ]食生活について語ろう

    ・撫子Fringedpink,Largepinkなでしこナデシコ科、本州より九州にかけ日当たりの良い草地にみらる多年草、川原に咲くことからカワラナデシコ(河原撫子)ともいう。葉は、先の尖って細く、茎の節が膨らんでいる。6~10月にかけ高さが50cm、コスモスの花よりも花びらにぎさぎさがおおく花径4cm、一重の五裂で繊細なピンクの花を咲かせる。園芸品種として多く見られ、また秋の七草のひとつに数えられている。可憐な花を子供にたとえ撫子の名前がつけられたとされ、そして植物名の「ヤマトナデシコ」は、中国から入ってきた「カラナデシコ」と区別するために呼ばれた名前という。ナデシコは日本を代表する花で4月から10月にかけ直径2~4cm前後で花色がレッド・ピンク・ホワイト・パープルなどと豊富にある。若芽の葉を茹で水に晒し...[ナデシコ]食生活について語ろう

  • [朴の木]食生活について語ろう

    ・朴の木Magnoliaobovata/Japaneseumbrellatreeほおのきモクレン科、山地に自生する高木。ホウノキは他の植物の生長を抑える強い他感作用(アレロパシーAllelopathy)を示すことが知られ周りに他の植物が生えることは少ない。花は6月頃に白黄色大型で甘い芳香があり、木材は軽く軟質で彫刻用、朴歯のゲタに、葉が出た後の5月の連休前後に開花する。芳香のある大きな葉は、殺菌作用があり、自家製の味噌にネギなどの薬味、きのこ、山菜を混ぜたものを朴の葉に載せて焼いた朴葉(ホオバ)味噌を作る。食物を包む葉の木の意味の「包ノ木」とも、大葉カシワがホオガシワノキとなり、カシワが略されて、ホオノキとなったとも言う。樹皮を夏の土用頃採取し、乾燥したものを厚朴(こうぼく)といい、精油(マキロールMac...[朴の木]食生活について語ろう

  • [システイン]食生活について語ろう

    ・システインCysteineしすていん皮膚に多く含み含硫アミノ酸のひとつとし存在する。メチオニンがあると体内で合成でき遊離の状態では不安定で酸化によりシスチンにかわる。中性で水に溶けやすい。タンパク質の成分とし存在している。小麦粉のグルテン形成の粘性に関わる作用をもつ。紫外線より肌を守りシミ、ソバカスの原因をつくるメラニン色素の生成を抑制、保湿、肝機能改善、解毒作用を有する。平成26年4月、東北大学の研究グループがアミノ酸の一種である「システイン」に硫黄が過剰に結合した「活性硫黄物質」が、活性酸素を消去する強力な物質で体内細胞の酸化を防ぐ主要な物質とし機能していることを突き止めている。活性硫黄物質は、脳、心臓、肝臓などあらゆる臓器に、また正常なヒト血液中にも豊富に存在し生体内における活性酸素の働きをコント...[システイン]食生活について語ろう

  • [アルファルファもやし]食生活について語ろう

    ・アルファルファもやしAlfalfasproutsあるふぁるふぁもやしマメ科、中央アジヤ原産で従来は牧草として作られて日本名を紫うまごやしという。欧米では「もやしの王様」「食糧の父」といわれ食用として種子を発芽させており細くて柔らかくビタミン、ミネラル、食物繊維のある野菜としてサラダ、お浸しに使われるようになった。しゃきしゃきとした食感があり淡白で緑豆もやしほど青臭さはない。スプラウト(モヤシ:発芽野菜)は、発芽して3日から4日ぐらいに新芽時のパワーを持ちビタミン、ミネラルの栄養価も高いといわれる。ブロッコリーで話題となっているが、アルファルファもやしもスプラウトに含まれる。その働きは、成長したものの十数倍という。100g中生でエネルギー12kcal、水分96.0g、タンパク質1.6g、脂質0.1g、炭水...[アルファルファもやし]食生活について語ろう

  • [トランス脂肪酸]食生活について語ろう

    ・トランス脂肪酸transfattyacidsとらんすしぼうさん大豆などの植物油、魚油に水素を添加、200度以上の高温加熱によって生じ、自然界にほとんど存在しない脂肪酸をトランス型脂肪酸という。名前の由来は水素の移動(トランス)を意味する。わずかに牛、羊の反すう動物の胃に微生物により生成していることを確認している。精製植物油中にも2%程度含む。液体の油、天然植物油の不飽和の部分に水素添加(化学処理)し飽和脂肪の固体、シス型(水素の結び付き方が同じ向きになっている方)よりトランス型(水素の結び付き方が互い違いになっている)にしてマーガリン、ショートニングなどに多くみられる。水素は不飽和脂肪酸の二重結合に添加されリノレン酸はリノール酸、イソリノレン酸に、リノール酸はオレイン酸に、オレイン酸はステアリン酸に変え...[トランス脂肪酸]食生活について語ろう

  • [5月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・5月の食の記念日Mayfoodanniversaryごがつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、5月に記念日が設けられている食・食品についてです。5月1日緑茶の日(八十八夜と同日)日本茶業中央会が毎年立春から数えて88日目ごろの八十八夜の日を緑茶の日と制定している。茶摘みの最盛期で旬の時期であることまた、この日に摘んだ新茶は栄養的価値が高く上等なものとして、この日にお茶を飲むと長生きするといわれる。2日カルシウムの日骨=コ(5)ツ(2)の語呂合わせから骨に必要不可欠なカルシウムの摂取を促し、その大切さを多くの人に知ってもらうことより日本では...[5月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [活性酸素]食生活について語ろう

    ・活性酸素Activeoxygenかっせいさんそ酸素は、人体にとって有用であるが時として活性酸素(フリーラジカル:遊離基)となって体内で悪影響を及ぼすことがある。人が呼吸をして生体内に入った酸素は、エネルギー代謝を有効に進めるために不可欠の物質だがその1~3%は活性酸素に変わるといわれる。紫外線によってより活性化する。エネルギー生産のための酸素が余ってしまったもので呼吸することによって体内に取り入れられた酸素がエネルギー源となる過程において通常では消去されるべきものが疲労、ストレス、食事の不摂生、老化によってホルモンのバランスを崩す。毛細血管に損傷を与え、血中コレステロール値を上昇させ動脈硬化症から生活習慣病、発ガン、腎障害、白内障、認知症を発症させ老化を促進することにつながる。実際にこれらの疾病の90%...[活性酸素]食生活について語ろう

  • [毒芹]食生活について語ろう

    ・毒芹Mackenzie'swaterhemlockどくぜりセリ科、近畿以北の湿地、沼地などに多く自生する多年草。草丈1mほどになり、葉は、2回羽状複葉で細長い楕円形で先端が尖る、葉縁には鋸歯がある。花期は、7~8月にかけて花は、夏に花茎を伸ばして先端に球状に白色の小花を多数つけ、花の集団が放射状から球状にむらがる。根茎は筍に似た節が延びて繁殖する。食用とするセリとの違いは、青臭く葉が細く先端が尖る、根茎を引き抜いて筍状の節があればドクゼリと区別できる。さらに5月頃に伸び始めることから5月頃からは食用としないほうがよいとも言われる。トリカブトにドクゼリの毒を混ぜアイヌの人は毒矢に使ったという。日本三大猛毒としてドクゼリ、トリカブト、ドクウツギが知られる。古くから外用として、根茎(こんけい)を摩り下ろして、...[毒芹]食生活について語ろう

  • [フットパス] 食生活について語ろう

    ・フットパスFootpathふっとぱすイギリスで19世紀の産業革命の頃に生まれた言葉で森林や田園地帯、古い町並みなどの昔からの風景をゆっくりと歩きながら楽しもうということから歩くfootと小道pathから生まれています。歩行者用の小道です。イギリス国内を網の目のように走っている牧場、森林、畑の点在している農村部を中心とした公共の散歩道です。長いものだと160kmも続くものもあります。川や丘は当然ですが、農場や自宅の敷地内を通る道もあるようです。日本でも近年に、町づくりの一貫として、2000年頃より風土と食(フード)を組み合わせた企画が各地で誕生しています。各地の特長を生かしたゆっくり歩いて、地元の自然や文化、歴史に親しもうというものです。途中にある店でスイーツを食べたり、パブに立ち寄ってビールを楽しんだり...[フットパス]食生活について語ろう

  • [フェランドレン]食生活について語ろう

    ・フェランドレンPhellandreneふぇらんどれん有機化合物の一種で、二重結合の位置が異なる性質のよく似た異性体、α-フェランドレンとβ-フェランドレンがある。室温ではうすい黄色の液体で、環状モノテルペンに分類する。水に不溶だがエーテルなどの有機溶媒とは自由に混和する。芳香を持つことから香料として使われる。トドマツに多く含むβ-フェランドレンのにおいはペパーミント様で、わずかに柑橘系の香りを帯びる。森の香り成分で汚染物質の二酸化窒素などと結びつき、無害化することを突き止めている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[フェランドレン]食生活について語ろう

  • [ハクレン]食生活について語ろう

    ・白連はくれんコイ科、中国原産の淡水魚。体長1~2mになる別名レンギョの一種で、古くから中国で養蚕とともに養殖システムで食用としている中国四大家魚(ソウギョ・アオウオ・ハクレン、コクレン)のひとつ。産卵期の初夏に白波を立てての集団大跳躍(ちょうやく)がよく知られる。日本には1943年に持ち込まれ、現在では本州、九州に分布する帰化動物だが、自然繁殖を確認しているのは利根川、霞ヶ浦水系のみという。世界的にはユーラシア大陸東部の他にも、アメリカのミシシッピ川水系などに生息している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ハクレン]食生活について語ろう

  • [マムシグサ]食生活について語ろう

    ・蝮草Arisaemaまむしぐさサトイモ科、山地の林下に生える多年草で高さが40cm~1mになる。茎より先端が鳥足状に分枝して葉は、通常2枚、幅20~30cmほどの先端の鋭い卵形の葉をつける。花期は5~6月頃で葉柄の間から淡黄緑色の大形の苞葉(ほうよう)を伴なったサトイモ科、ミズバショウに特徴的な仏炎包(ぶつえんほう)、小さな花の肉穂花序(にくすいかじょ)であり、緑色、青色、紫色によってそれぞれの名前がつけられている。マムシグサの名は茎の表面のまだら模様がマムシに似ていることからといわれる。全草に蓚酸カルシウムの針状結晶を多量に含むものが多く、有毒でそのまま食べると胃腸障害や麻痺などを起す。地方によっては、茹でて何度も水に晒すなどし、臼で突いてモチのようにして食用とすることもある。生薬名を天南星(てんなん...[マムシグサ]食生活について語ろう

  • [分岐鎖アミノ酸]食生活について語ろう

    ・分岐鎖アミノ酸Branchedchainaminoacidsぶんきさあみのさんバリン、ロイシン、イソロイシンの総称でいずれも必須アミノ酸で特有の苦味がある。側鎖の分子構造の形状が枝分かれしていることからBCAA(BranchedChainAminoAcids)、分岐鎖アミノ酸といわれる。筋肉の収縮をつかさどる複合タンパク質のアクトミオシンActomyosinの組成はロイシン、イソロイシン、バリンで母乳に含まれるバリン・ロイシン・イソロシンの比率はおよそ1:2:1で、これに基づきその比率を2:1:1としていたが4:1:1として効力がより発揮できたとの説がある。取り入れることで、たとえ運動をしない人でも筋肉の劣えを抑えるだけでなく、強くなることもわかっている。必須アミノ酸としての食物中のタンパク質のおよそ5...[分岐鎖アミノ酸]食生活について語ろう

  • [蕨:わらび]食生活について語ろう

    ・蕨Brake,Brackenわらびウラボシ科、シダ類の一種、日本では山菜として日当たりのよい山や野原に全国的に自生し地下茎よりでん粉(蕨粉)が作られる。古くからの食用で、繁殖力が強く自生しているものは、4、5月にかけてこぶし状に巻いた若芽を採取し最盛期で旬としているが最近は、促成ハウス栽培が行われ1月末ごろより店頭で見かける。貯蔵品の水煮、塩漬け、乾物は年中出回る新芽を食用とし、あくが強いので灰、又は重曹(じゅうそう)0.2~0.3%で茹で上げ水に晒(さら)してあく抜きしてから料理する。なめらかで歯ざわりのある緑色を生かした、味噌汁の実、お浸し、和え物、揚げ物、煮物、漬物、粕漬けとしている。ワラビにアノイリナーゼの他に耐熱性のビタミンB1分解因子を共存して含む。発ガン物質のプタキロサイドPtaquilo...[蕨:わらび]食生活について語ろう

  • [ナトリウムとカリウム]食生活について語ろう

    ・ナトリウムNaとカリウムK高血圧は、特に心臓病、動脈硬化症との関係も深く日頃からの注意が必要といわれています。男女とも140/90mmHg以上で脳梗塞、脳出血、心疾患、腎疾患発症率が高率を示しているようです。高血圧の大敵は、肥満、食塩摂取量との関係が指摘され、またメタボリックシンドロームの原因のひとつになっており毎日、毎食の食生活・運動・休養を常に注意し無理のない規則正しい生活をしていくことが大切としています。最高血圧が「年齢+90」以下なら正常とされていた60年代…実は科学的根拠の信頼度が低い現代の基準値「140/90」にこだわる危険性(msn.com)の記事がありました。食生活の観点から上限量Na(3.94gで食塩10g):K(2g~4g)比で2:1以下、カリウムの1日の目標量として2~4gを示して...[ナトリウムとカリウム]食生活について語ろう

  • [葉蘭]食生活について語ろう

    ・葉蘭Cast-ironplantはらんユリ科の常緑多年草、地中をはう根茎の節から葉を出し、葉は長さ30~50センチの長楕円形。4月ごろ、地面近くに紫褐色の花を開く。中国の原産で、庭園などに植え、斑入りの品種もある。根茎を利尿・強心薬とする。馬蘭(ばらん)とも称し葉は生け花の材料とし、また料理を盛るのに用いる。弁当など料理の間仕切りに笹の葉と共にもちいていた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[葉蘭]食生活について語ろう

  • [バカガイ科]食生活について語ろう

    ・バカガイ科Troughshell,Duckclamばかがいか軟体動物門Mollusca、二枚貝類・網(斧足類[ふそくるい]・雙殻類[そうかくるい])、マルスダレガイ目Veneroida(ハマグリ目)、バカガイ上科の一科。食用としているものに、バカガイ(あおやぎ・バガカイ属)、ウバガイ(ほっきがい・ウバガイ属)、オオトリガイ(本州中部から台湾に生息する殻高6cm、殻長13cm)、ミルクイ(みるがい・ミルクイ属Tresus)、アリソガイ(本州中部から以南に生息する殻高9cm、殻長12cm)、シオフキなどがある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バカガイ科]食生活について語ろう

  • [ニセアカシヤ]食生活について語ろう

    ・針槐Locusttreeはりえんじゅマメ科、北アメリカ原産、樹高15mになる落葉樹で幹、枝に棘が2本づつ並んででる。葉が羽状複葉で互生、5月ごろ初夏になると白い花が穂状に垂れ下がる。日本へは明治時代の初期に渡来、ニセアカシア、アカシアともいう。実際のアカシアは、熱帯系の樹木であり、北海道、本州に見られるのはニセアカシア、ハリエンジュとされる。花を食用としジャスミンのような甘い香りのする白い花で天ぷらにしている。新芽、若葉を茹でお浸し、和え物、汁の実、油炒めに、揚げ物にも、花が三杯酢、汁の実にできる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。#食生活について語ろう[ニセアカシヤ]食生活について語ろう

  • [蔓日々草]食生活について語ろう

    ・蔓日々草Bigleafperiwinkle/Blueperiwinkle/Greaterperiwinkleつるにちにちそうキョウチクトウ科、地中海沿岸原産。明治時代に、園芸種として導入したが、繁殖力が旺盛で砂防用にも適し土手に植栽し日本全国の野原や土手で野生化して見られる。別名、ビンガ、ツルギキョウともいう。蔓常緑半低木で茎は最初は直立し、やがてつるが長く伸びて次第に横へ這うようになる。光沢ある葉が密生して垂れ下がり、暑さ寒さに強く半日陰でもよく育つ。花期は4~7月で、キキョウに似た淡い青色の筒状だが、筒の先端が割け5弁花のように見え花を小枝の先端につける。ヨ-ロッパでは催吐、降圧、抗炎症に民間薬として、ハーブティなどで飲まれるが、アルカロイドを含む毒草で素人の取り扱いは避けたほうがよい。ご愛読戴きま...[蔓日々草]食生活について語ろう

  • [ポリペプチド]食生活について語ろう

    ・ポリペプチドPolypeptideぽりぺぷちど同種または異種アミノ酸が他のアミノ酸と結合して水を失うとペプチド結合ができる。アミノ酸が脱水して得られる縮合体でもある。このペプチド結合を作りながらその鎖がいくつかの束になったものがポリ(数の多いこと)ペプチドでありタンパク質の基本構造をなす。結合アミノ酸の数が2(ジ)、3(トリ)、4(テトラ)、5(ペンタ)・・・といい、2~10個程度のものは、一般にオリゴペプチド、単にペプチドと呼ばれる。ポリは、数の多い結合のことでアミノ酸とのペプチド結合がたくさん集まっていることでありタンパク質(ポリペプチド)を指している。透析(膜を通しての分子の移動)されず、ビウレット反応Biuretreaction(たんぱく質検出に用いる)を示す。ご愛読戴きましてありがとうございま...[ポリペプチド]食生活について語ろう

  • [栄螺]食生活について語ろう

    ◎栄螺・拳螺Topshell/Turbanshellさざえリュウテン科の円錐形巻貝で、本州以南の外界に面した水深2m~10mの沿岸海域に海藻類を餌とし生息しています。殻に突起のあるものとないものがあり波の荒いところで育つものには突起があるものが多いというが定かではありません。一説には棘は波で流されないように体を支えているので、そのため、波静かな内海で育ったサザエには棘が不要で生えてこないとのことです。日中は岩陰に潜み、夜になると餌の海藻を求めて活発に動き回る夜行性で蓋を押し上げ、身と角を出してカタツムリのように移動する、ということでよく知られます。雌雄異体で3~4年で成熟し軟体の巻いた肝の先端部分にある生殖腺の色が異なり、雌が深緑色、雄が淡黄色として区別しますが、生殖腺は殻の中で通常では観察することができ...[栄螺]食生活について語ろう

  • [質の良い睡眠]食生活について語ろう

    ・質の良い睡眠Goodsleepしつのよいすいみん厚生労働省では健康づくりのための睡眠指針2014(26)・3月に~睡眠12箇条~として1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その...[質の良い睡眠]食生活について語ろう

  • [野紺菊]食生活について語ろう

    ・野紺菊のこんぎくキク科、全国各地の路傍、田の畔(あぜ)など野山にみられる多年草。草丈は50~100cm、葉の裏に毛が有りざらざらする。秋に2~3cmの紫色の頭花を多数つける。単に野菊、オニヨメナともいわれる。名は山野に自生する紺色の菊からという。ヨメナと混同されやすいが、葉の裏に毛があることと種子につく冠毛が長いことで区別する。春先の若芽(新芽)を茹でて水に晒し絞って、おひたし、汁の実、和え物油炒め、生を揚げ物にできる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[野紺菊]食生活について語ろう

  • [配糖体]食生活について語ろう

    ・配糖体Glucosideはいとうたい植物に多く分布し、自然では酵素の作用を受けずそれぞれに別の細胞を持った状態でいるが、細胞が破壊された時、成長するときに作用して加水分解を受け、糖、主にブドウ糖とそれ以外の物質になるもの。アグリコンAglycon(非糖質の部分)の種類によって、フェノール配糖体、クマリン配糖体、フラボノイド配糖体、カルコン配糖体、アントシアニジン配糖体、アントラキノン配糖体、インドール配糖体、青酸配糖体(ニトリル配糖体)、ステロイド系配糖体、アルカロイド配糖体などがある。グルコースの配糖体をグルコシドGlucosideといい植物で、酸又は酵素により加水分解され糖とアグリコン(非糖質成分)になるものが多い。糖の部分は他にヘキソース、ペントース、ラムノース、ガラクトース、ニ糖類、グルクロン酸...[配糖体]食生活について語ろう

  • [合歓木]食生活について語ろう

    ・合歓木Silktreeねむのきマメ科、東北以南の山野に生える高さ5~10mの落葉小高木。葉は羽状複葉で互生し花期は6~7月に枝先に花弁は小さく目立たず雄しべの花糸が長く数多く集まって紅色に夕方に開花する。小葉を閉じ、葉全体が下垂しすることからネムノキという。庭木、街路樹にしている。葉は乾燥させ粉末にしてカツラ(桂)とともに、お香(線香・匂い袋)として使用していた。若葉は茹でて食用にできる。生薬名は花・蕾、樹皮を乾燥したもの合歓(ごうかん)という。サポニン、タンニン、クエルシトリンQuerceitrinを含んで鎮痛、利尿、不眠症、滋養強壮に用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[合歓木]食生活について語ろう

  • [有毒植物:深山樒]食生活について語ろう

    ・深山樒Skimmiajaponicaみやましきみミカン科、関東以西の山地の林内に自生する常緑低木の雌雄別株。名前の由来は、葉がシキミ(シキミ科:全草が有毒)の葉に似ることから。4~5月に枝先に円錐花序をだし、白い4弁の小花を咲かせ果実は光沢があり小球形で赤く熟する。茎や葉がやわらかく、わずかな風にゆらゆらとする様子の上品さから、和風庭園にも使われることがある。葉、実など全体にアルカロイドを含みケイレンを起こし有毒植物としている。🎇🎊🎉gooblog20周年,おめでとうございます!食生活について語ろうは、2001年にOCNで無料のHP開設以来、メールマガジン配信等をしながら一時公開の中断を経て2019年より無料のgooblogがあることを知り現在に至っております。gooblogと共に食生活について語ろうの...[有毒植物:深山樒]食生活について語ろう

  • [丁字草]食生活について語ろう

    ・丁字草ちょうじそうキョウチクトウ科、本州~九州の湿地や水辺に自生する多年草で花は5月頃に五弁で淡いブルーの透きとおるような星型をして、花を横から見るとTの字に見えることから名前がつけられたという。チョウジソウの花が魅力的で希少植物として絶滅を危惧している。草丈40~60cmに生長、葉は細長く先が尖(とが)る。全草にアルカロイドを含み、特に芽生えの時期に誤食すると腹痛、メマイなどを起こし、血圧降下、神経障害、瞳孔拡大、赤血球破壊作用を呈し毒性を有し、有毒植物に分類する。🎇🎊🎉gooblog20周年,おめでとうございます!食生活について語ろうは、2001年にOCNで無料のHP開設以来、メールマガジン配信等をしながら一時公開の中断を経て2009年より無料のgooblogがあることを知り現在に至っております。g...[丁字草]食生活について語ろう

  • [アブシシン酸]食生活について語ろう

    ・アブシシン酸Abscisicacidあぶししんさん植物は、移動が出来ません。種から根を張り、枯れるまで一箇所で成長します。生育している間にそれぞれに植物は身を守る手段を持っているのです。植物は、植物性ホルモン、抗酸化物質(ポリフェノール:苦味・色素)などの成分によって自(みずか)らを守ります。植物には、少しぐらいの悪い環境、ストレスから回避できるような仕組みを備え、今日まで子孫を残し生きながらえてきたのでした。さらに厳しい環境によって遺伝子が突然変異して対応したりすることで、環境の変化、ストレスによる影響を最小限に押さえ生き延びています。アブシシン酸Abscisicacidは植物のストレス応答ホルモンとして1961年に綿の葉柄から落葉促進物質として単離しています。特に2000年頃より注目されはじめ高等植...[アブシシン酸]食生活について語ろう

  • [佃煮]食生活について語ろう

    ・佃煮boiledinsweetenedsoysauceつくだに魚貝、海藻、野菜、肉類を長期保存がきくように煮詰めて作った惣菜で江戸初期より、佃島で作られていた。言い伝えで家康が大阪の陣で移動に漁民から船、小魚の塩煮した携行食が差し出され、無事に帰城でき、その見かえりとして江戸幕府が開かれた折に家康は江戸に漁民が移り住み漁業を営むよう呼び寄せた。最初は故郷で作られていた塩煮であったが千葉で作られていた醤油を知り、小魚を醤油で煮詰めて売りに出してたいそうに好評を得て全国に広まっていった。江戸末期になると海の幸、山の幸と様々のものが保存食として佃煮として作られるようになるに至る。故郷の摂津国西成群佃村(現在の大阪市西淀川区佃町)の地名から佃煮の名前の由来という。しぐれ煮(あさり、牛肉)、甘露煮(ふな、あゆ)、...[佃煮]食生活について語ろう

  • [パン]食生活について語ろう

    ・パン麺麭Breadぱんパンの語源は、ポルトガル語Pao(糧:かて)で16世紀室町時代に南蛮船によって伝わったという。一方漢字表記は麺麭(めんぽう・ぱん)としている。一般に普及したのは明治以降でイースト(酵母)が使われるようになったのは19世紀後半からといわれる。パンは、グルテンを多く含む小麦粉で作られているが、ライ麦パンは、ライ麦のタンパク質が酸に合うとグルテンと同じような働きをすることからパンが作られる。小麦粉パン(アメリカ式白パン・フランスパン)とライ麦パン(黒パン)に大別するが日本の小麦粉はパン用には向かずもっぱらアメリカ、カナダからの輸入に頼る。フランスパン(グルテンが少ない中力粉)は、そのままでバターを塗ったりして利用している。食パン(グルテンの多い強力粉)はトーストすることによって香ばしく、...[パン]食生活について語ろう

  • [バレニン]食生活について語ろう

    ・バレニンBalenineばれにんイミダゾールジペプチドの一つ1962年にヒゲクジラの筋肉から初めて同定。1976年には、マッコウクジラ、スジイルカ、ヒキガエル、ホタテガイの筋肉中に確認している。Nα-β-アラニル-1-メチル-L-ヒスチジン。別名:オフィジン(ophidine)。β‐アラニンに3‐メチルL-ヒスチジンが結合したもの。ヒゲクジラの筋肉中に多量に含有、抗疲労作用のある生体物質とされる。バレニン含有量100g中でうなぎ4㎎、鶏筋肉0~5㎎、豚肉~48㎎、牛肉~2㎎、ヒゲクジラ肉3~1500㎎、赤マンボウ2500㎎を含む。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バレニン]食生活について語ろう

  • [二枚貝]食生活について語ろう

    ・二枚貝Baivalvにまいがい軟体動物で二枚の貝殻を持っている二枚貝で足の形から斧足類[ふそくるい、おのあし]・えらの特徴から弁鰓類[べんざいるい]、双殻類[そうかくるい]ともいう。頭がなく、眼・触角も見られず、足はくさび形をする。淡水、汽水、海水に生息、世界に二万種以上が知られ食用になる種類が多い。食用とする主なものに青柳(あおやぎ)、赤貝、揚巻(あげまき)、浅蜊、潮吹貝、牡蠣、蜆、車渠貝(しゃこがい)、平貝、鳥貝、波貝・波美貝、蛤、帆立貝、北寄貝、馬刀貝(まてがい)、海松貝・水松貝(みるがい)、藻貝(もがい)、ロコ貝などがある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[二枚貝]食生活について語ろう

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