メインカテゴリーを選択しなおす
いちどきに、多くの人と接する機会があった。 テリトリーに他人が入ってくるのは、誰しもそうだと思うが、それなりの気遣いと気疲れが伴う。 ひとりになって気づいた。かなりの回数、ため息をついている。 つまりは、大勢でいるときに、どこか呼吸が不自然な時間があったに違いない。 それを調えているのだと思えば、ため息も悪くない。やがてそれは、深呼吸につながっていく。 ため息を、ためないことだ。 息は吐くことをより大切に。 10年ほど前、呼吸法の第一人者に教わったことが、今も生き(息)ている。
月曜が憂鬱だったことはない むしろ家族全員揃う日曜は 大人になるまで苦手だった 空気が薄くなりそうで 心のありかを見失って 表情すらなくせば 冷たいやつめと睨まれた 家族という単語に 安堵を覚えることは夢のまた夢 それでも 幸せという言葉に囚われすぎなければ 日々はそれなりにまわっていく 月曜が憂鬱だったことはない ひとりが孤独と結びついたことがない むしろ家族全員揃う日曜は 大人になるまで苦手だった
閉じた「和」の中で 独りよがりの正義が生まれた 小さな小さなグループ活動には ありがちなのだろう 悪口大会でガハハと笑ってはいおしまい 「大会」にも「笑っておしまい」にも なんだかどうだかと思い悩み 年度の変わり目理由をつけて 結局のところ「不参加表明」 小さな小さなグループ活動から抜け出した 「輪」は思い込みでしかないのだし 「和」は自分がそうだと感じればいいだけのこと 「正義」の物差しは困ったことにそれぞれで そうなんだよな、と考え考えしていたら 「ギザギザしないことだよ」 幸せなことにそう教わった 閉じた「和」の中で 独りよがりの正義が生まれた 今日も明日も明後日も トリドリな魂が街をい…
先日、プリンターを新調(と言っても数年前の型番なので格安)したばかりの我が家。 今度は、洗濯機から異音がするようになってしまいました😂 すごい引き寄せ 情報番組などで「家電不足」が報道されているものの、実感はまだありません。 ただし、「禍」の影響は思わぬ形で訪れる可能性があります。そこで、夏のボーナス商戦を待たずに、買い換えることにしました。 ありがたいことに、同じサイズの後継機種がセール中。即決でした。 今日もいい日でありますように。 *月刊「アニメージュ」 いずれ公式さんからも告知があると思いますが、先週発売になった「アニメージュ」に工さんのインタビューが掲載されています。 歴史のある雑誌…
人生の大きな決断(ナイショ🤫)をして、割とすぐのことです。 工さんが、リリースイベントを各地で開催していることを知りました。 いろいろ調べて、愛知県で開催されることがわかったのです(福岡でも開催された)。 その「大きな決断」の頃、支えてくれた友人のひとりが、当時名古屋近郊に住んでいました。 彼女を頼ってリリイベに参加し、工さんのトークと生歌を堪能し握手していただき、夢のような一日でした。 愛知と聞くと、佐藤二朗さんと工さんが旅した例の番組や「ゾッキ」と共に、初めて参加したイベントのことを懐かしく思い出すのです。 今日もいい日でありますように。 *音にも注目 「シン・ウルトラマン」の話を少し。 …
春先から、語学講座に参加している。 通っているわけではなく、アプリとラジオ放送を併用。 ガッツリ1日数時間!という勉強法が合う人に憧れつつも、たとえ数分でもほぼ毎日続ける方法を選んだ。 先日、某公共交通機関を利用した。久しぶりの路線である。 行き先案内のアナウンスが、日本語のほか各国語で流れる。日本語の案内は、なんとなく聞き流していたが、ちょうど学習している言語でも音声案内が流れた。 去年までの筆者なら、何語だろうか?と考えるにとどまっていただろう。しかし、この日は違った。驚いたことに、文章として耳に入ってくる。 習いたての否定形。ということは「〇〇方面には行きません」と言っているのだな、なる…
ひさしぶりに、フォローしている方のインスタライブに参加した。 なんでもパーソナル・トレーナーの師と回線をつなぎ、ストレッチの実践を行うという。興味津々だ。 筆者自身、あるameblo公式ブロガーの方のトレーニング講座を受講した。 トレーニングと言っても、そこまで激しい運動をしたことがなく体力的に難あり(涙)な筆者が続けているぐらいなので、負荷はかなり軽い。 座学から実践まで多岐にわたり、初めのうちは何がなんだかわからない状況で、ただ素直に受け入れ動いていく。 どこかに通わなくても完結できるようにできているその教材は大変奥深く、筆者にとって一生ものの「知的財産」となった(合う合わないは、人による…
全てのことを、というのは確かに難しいのだけど。 身の回り、半径3メートルからはじめるのなら。 くらべる。憎悪する。妬みの挙句、そっと傷つける。 それらを手放せばいいのに、感情は時として病より厄介だ。 とりだしてゴシゴシ洗いたいと願うのに、それも叶わず途方に暮れる。 それもまた、浅はかで思い上がりの綺麗事かもしれぬ。 上書きし続けていけば、忘れるだろうか。 塗りつぶした土台が明るみに出るまでは。 やめる、を願い。 忘れる、と祈り。 手放そう、と誓うけれど。
昼夜逆転とやよく言ったもので 日が出る頃 えらく睡魔を感じるのだ 口さがない連中からは 夜行性とあだ名を付けられ いやいや夜“光“ 性だろ、などと 冗談めかした学生時代だったな 夜はいい 暗いのは快適だ 見たくなければ見なくていい よく見たければ光をあてる 夜は美しい 闇にも色がある 見たくなければ目を逸らし よく知りたければ身を投じる 今も昔も変わらない
ひとり盆栽部所属です(笑)。これでもか、の初心者レベル。 たまにインスタに投稿してます。 桜 写真より、もっと育ちました✨ 室内でも出先でも、新緑がすぐそばに🌿 どうぞよい週末を。 *実は だんだん桜餅みたいな香りがしてきました(笑)。 そういうところも楽しい。和みます。
食卓には おかずのほかに 愚痴やら誰かの悪口やら ついには連れ合いへの不平不満やら 日常茶飯事とはよく言ったもの それらが並ばない日は稀だったものだから 私も妹も 家族全員が揃う夕食どきは苦痛でたまらず 黙りこくって飲み下し 宿題するね、と明るく席を立つか 明るい話題を振りまき 歯磨きするね、と何食わぬ顔して席を立つか つまりは 家族仲はよろしくはなかったのである 家を出たいと思ったのは 割と早くて 幼稚園にもあがらない頃であろう 魂年齢とはよく言ったもので 親たちの振る舞いは子どもじみているのを どこか呆れて眺めていたが 流石にこちらが幼すぎ 気の利いた言葉を知らなすぎた 不思議なもので 本…
このほど、退会手続きをとりました。 この1年というもの、ほとんど利用する機会がなかったのです。 ちょうど、語学講座も始めたことですし…よき頃合いであったかなと。 有料・無料に関わらず、手放せるものはそうする。取り入れるものは、そうする。 そしてだんだん身軽になれればいいな、と思いつつ 体重の話じゃありませんよっ⚖️ 多分 今日もいい日でありますように。
ソックスは麻混 夜はきっと遅くなるから レモンイエローのストールをくるっとまとめて バッグの隅に マスクの予備と小さな消毒用ボトル いついらなくなるのか まだなんとも言えないのですが とるものもとりあえずの心持ちで 3年ぶりに友達と会ってきます …と 誰もが屈託なく言える日がきますように 大声で歌ったり笑ったりできる日が きますように
ふにゃふにゃの気配が 足元をくすぐる 足がつるよ〜と小さく文句を言っても お構いなしだ ややあって 小さな小さなエンジン音が 響いてきて ふにゃふにゃの生き物は ずっしりした重みを遠慮なしに あずけてくるのだ いつまでも、を願いたくなる 儚いものだ、と諌めたりもする 今が幸せなら、とも言い聞かせる 相手は 相手の時間は こちらよりずっとずっとはやく短いのに そんなことを思う 永久を見つけようと足掻き その中にいるのかも、と夢想し わがままな自分につきあっているうちに こちらも眠気に包まれるのだ 朝になって ふにゃふにゃの気配が近くにないことが 増えてきた そうか 初夏が近いんだな
積読のエッセイを数ページ コーヒーをひと口 少し胃がキュッとなって 何か食べなきゃな、と思う きみの態度に知らんぷりした 僕の感情は逆撫でされまくりで 少し胸がキュンとなって 何とか息をしなくちゃな、と思う 積読のエッセイをもう数ページ コーヒーをもうひと口 空がさっきよりやさしく光って 何とか正気を保てたな、と感謝する
にぎっ、にぎっ 赤子の剥き出しの足を 後ろ手に握る 肌寒い朝、女は我が子の足を愛おしそうに 握りしめたまま消毒コーナーを素通りして 入店していく スーパーは開店したばかり 客は筆者を含めまだ数人といったところ にぎっ、にぎっ 赤子の剥き出しの足を 後ろ手に握る リズミカルに何度も繰り返しながら パン売り場 惣菜売り場 精肉売り場に鮮魚売り場 野菜売り場 ぐるりぐるりと店内を歩き回ると レジ近くのカゴを手に 空いたほうの手で愛おしそうに我が子の足を にぎっ、にぎっ 愛と幸せは確かにそこにあり なんということのないありふれた美しい光景 ではあるが 時節柄 なかなかに考えさせられる光景である
桜の盆栽を愛でております。 盆栽と言えば、おじいちゃんが近所の子どもちゃんに鉢を割られて「こら〜💢」…みたいなイメージがありましたが(昭和の漫画?)、今は若い方にも人気だとか。 数日前、花がらを摘みました。 これは体力温存のためだそうです。 なんだか随分すっきりしたのだけど、正しいのでしょうか^^; よくある言葉に言い換えれば、「まるぼうず」(うっ💧) 来年にならないと答えが出ない。 ままならないこと、ありますよね。それもまた、楽しんでいきたいな。 今日もいい日でありますように。 桜吹雪の中を歩いたよ。
ようやく瓶詰の味噌が底をつく。 土産にもらって、少しずつ舐めて…正確には料理に使って…いたのである。 「そうだ、これやるよ」と 無造作に食卓に置いて、そのまま帰ってしまった。 以来、ご飯や煮物、スープの隠し味、 ポテトサラダの味変などと大活躍。 ホワイトデーに託けたわけでもなかろうが、 それはそれで気持ちのよいプレゼントである。 一緒にいた頃は、さりげない気遣いすら忘れがちで。 お互い様、が悪い意味で常態化した。 距離は何かを変えていく、確実に。 ようやく瓶詰の味噌が底をつく。 土産にもらって、少しずつ舐めて…正確には料理に使って…いたのである。 瓶だけ返す約束をした。明日はその日。 綺麗にこ…
仰向けになって数えたのは つらかった秒数と 笑った回数 うつ伏せで数えたのは 嬉しかった秒数と 妬んだ回数 くるくる寝返りをうっては くるくる心がうつろう ぎゅううと縮こまって ずっと夜だといいのに なんて願う 綺麗な心でいたいのに 汚れた心で痛い日々 誰もがそうだといいのに なんて願う 悪い子のあたし 今日をそれでも受容して眠る
手淹れでコーヒーをたてるのが、へたっぴです^^; プレゼントされたことがきっかけでコーヒーメーカーを自分でも使うようになり、それなりの年月が流れました。 部品があれば買い足すなどしていて、今使っているのは3台目ぐらいかな。 滅多に豆を挽かず、いつも粉になったものを買っています。 数日前に立ち寄った店で、コーヒー豆が安く販売されていました。 コーヒーメーカーで豆から淹れると、数十秒ぐらいですがものすごい音がするんですよね…だもので、しばし売り場で迷いつつ。 買いました(笑) 挽いてもらいなさいよ^^; お昼近くだったら、大丈夫かな〜と。 おっかなびっくりコーヒーメーカーを作動。うん、すごい音です…
今朝、その事件は起きた。 毎朝、息子は習っているスポーツのために、柔軟体操をすることを日課としている。 私も時間があるときは、時々付き合って一緒にしているのだが、開脚ストレッチをしているときに息子がふいにつぶやいた。 「お母さん、白髪、あるよ。ながーいの。」 きぇーーーー!!! いや、もう年も年なんで、あるんですよ、普通に、白髪。でも、なぜか内側にあるのと、そんなに本数が多くないということもあり、見つけては切り(抜いちゃ毛根が死んじゃうからね!)、見つけては切り、で騙し騙し、何とか染めずに今まできたのである。 ストレッチが嫌だったのか、何なのか分からないが、いきなり息子がはさみを持ってきて、 …
昔付き合っていた人がアートの好きな人だった、という話をどこかに書いたような気がします(ブログを3本稼働させているとよくわからなくなってくる😅)。 いつだったかその人が、春の嵐で地面に落ちてしまった桜の枝を持ち帰ったことがありました。 本当に咲くのかしら、と半信半疑でしたけれども。 我が家でお花見♫的なことにはならなかったと記憶しておりますので、その後はお花に詳しい方に差し上げたのかもしれません。桜の育て方は難しいと、最近になって知りました。 先日そのことを思い出して、以前からやってみたかった「おうち花見」にチャレンジしてみることに。 とは言うものの、何をどこから始めてよいのか皆目見当もつきませ…
ついに、ミルクやヨーグルトを食卓にのせるのをやめた。 時折、乳酸菌飲料を口にする。それぐらいが自分には合っている。いろいろ試してようやく気づいた。 栄養学でも医学でも、はかれないことは世の中にある。 不思議と捉えるか、そういうものだと受け入れるか。 調え方はそれぞれの中にある。 迷い探し続けながら、終着地に向かっていく。
実家の台所立つようになって不便に感じたのは手を洗う時料理前や料理した手が汚れた時などすぐサッと洗いたいのに母が置いた手洗い用石鹸は泡ハンドソープの詰め替え用ボ…
昨日、出先から帰宅してラジオを聴いていました。 中井圭さんのお名前が流れてきて、「お♪」と嬉しくなりましたよ。 radiko.jp+++ 雑誌のコーナー、11:00台だったと思います。 カビラさんの声で中井さんのコメントがオンエアされているという不思議な状況に、なんとも和んだひとときでした。 気になる方は、タイムフリーで聴いてみてくださいね。 今日もいい日でありますように。
朝からコーヒーこぼしかけ トマトのシチューでシミになり ミルクを忘れた昨日の買い物 哀れ転がるバタートースト そう簡単に平常心は育たない そうやすやすと愛は満ちず そう毎日を器用に回せはしない それでも星は我らを運ぶ どこかしらの終着駅へと
不燃ごみの集積場が敷地内にある。 やや重い扉を押し開けると半地下に続く階段があって、その先が集積場となる。 敷地外から回り込むようにすれば、扉も階段も使う必要はない。 だが、衆人環視(?)の中、ゴミ袋を手に歩くことになる。ジョギング中の人とすれ違う時など、思わず「ごめんなさい」と口をついて出てしまう。 物騒なことに巻き込まれても厄介なので、早々に諦めた。 ところで、筆者は分別が大変細かい街に暮らしている。ゴミを出さない日は週末ぐらいだ。 強風の日はやや重い扉が、かなり重い扉になる。 先日も、苦労しているところに人が通りかかり助けていただいた。 心の扉もどこか似ている。 向かい側から突風が吹けば…
突然、Twitterアプリが1度のタップでは立ち上がらなくなりました。 Instagramも同じ。radikoも止まりがち。通知バナーをタップしてもフリーズしてしまいます。 回線が混んでいるからかしら、こんなものなのだろうか、などと不便を感じながら使っていたある日。 「更新してください」というお知らせが届いたのです。アプリもOSもほんの少し古いものを使っていたことに、やっと気がつきました。基本の「き」ですよね😅 バージョンアップで、全ての問題が一気に解決したのは言うまでもありません。 この際なので、タブレットとPCのOSも最新バージョンへ。 アプリの更新だけでは、うまく稼働しないのですね。勉強…
骨折に見舞われたのは、コロナ禍という言葉がささやかれ始めた頃のこと。 未知の病原体に対抗するワクチンや治療法は、確立されていなかった。 街からは人が消え、トイレットペーパーをはじめとした日用品も消え、誰かに会うことも触れることも、著しく制限された。 怪我は完治したが、以前のように「スーパーに行ったついでに米袋🍚」「ドラッグストアに寄るからトイレットペーパーも買っとかなくちゃ🧻」という、なんということのない“少し嵩張るものをついで買い”が難しくなった。それで、どちらも通販に頼っているのは以前にも買いた通りである。 車も自転車もないので仕方ない トイレットペーパーは、扉のついた棚に収納している。 …
相変わらず、3語(正確には3つのフレーズ)を使って英語表現をする、というコンセプトの教材を読んでいます。 2〜3年前にKindle版を購入し、以来「とにかくわからなくても覚えられなくても言えてなくてもいいから続ける」ということを繰り返しているところです。 最初のうちは、覚えて話せるようにするぞ!…などと意気込んでいるのですが、途中で息切れします笑 いわゆる3日坊主 それで、「10秒でも1分でも、ただページを開くだけでも」と、よりゆるく気楽に積み重ねていくことにしました。 NHKゴガク(無料)のアプリのことも最近知ったばかり。 アプリの中に英語の5分番組があり、空き時間に聴いています。好きな時に…
…パチン、パチンと何気なくオン&オフしていた、電灯スイッチ。 壊れました😭(きっといいことあります間違いない)。時節柄もあり、修理の順番待ちです🔨 あろうことか、不具合の部屋のみのブレーカーを落とすことができない(違う部屋と連動している)ので、「つけっぱなしの刑」が続いております🙄 電球が切れるのが先か、修理が終わるのが先か(汗) 紐を引っ張れば消えるというタイプじゃないので困りますわ そんな年度末、遠く?の素敵な場所で、工さんの声に案内されちゃいましょう。 山口のほうが近いかしら。←気持ちいい場所なんです、会場近辺が ただ、遠くはないにしても、どちらの会場からなんとも微妙な場所に住んでいます…
種から育てる267日目アボカド成長記録 – 水栽培から土栽培へ
まいにち”生命の力強さ”に感動してる。今までは捨ててしまっていたアボカドの種だけど「難しいことはない手軽に栽培できる」と知り、今年の初め2月から記録観察中 ( ・∀・ )ゞアボカド水耕栽培83日目小さな葉がかわいい私のお気に入り画像。...
世の中の声「専業主婦も結構忙しいのよ」って言葉、実際どうなんでしょうね?子供が小さいころは確かに毎日ドタバタで体力的にも精神的にも金銭的にも本当に本当に大変で…けど4人が大きくなったいま私のなんてことない1日は、比べ物にならないくらい穏やか
クラスメイトと同じ人を 好きになりました クラスメイトは あたしの(勝手にそう信じこんでた)想い人から 一方的な熱を寄せられてはおりましたが 「〇〇くんはただの友達よ」 「さらさちゃん、私には結婚を約束した恋人がいるんですもの」 などと キラキラした瞳で教えてくれたものです そんなことを ふ〜ん、と冷めた(勝手にそう見えたであろうと信じこんでた)態度で 聞き流していたのですが クラスメイトは 「さらさちゃん、〇〇くんのことが好きなんだね〜まかせて!」 などと あれよあれよという間に 世話を焼いてくれたのでした あとから知ったのですが 「さらさって、スッゲェ冷たいやつなんだってさ」 「仲良しの子…
久しぶりに雨のない土曜、お昼時。 大根が安いよ、とAIがピックアップしてくれたチラシ。 ありがたい。スーパーへ向かう。 早朝にしか行かないようにしているものだから、これまた久しぶりの混雑の中に、体を滑り込ませた。 柴犬がね、好きなんですよ 急に年配の男性の声がした。 顔見知りなのか、彼とあまり変わらない年齢であろう女性に話しかけている。 話しかけられたほうは、買い物の続きをしたいのだが、と顔に書いてあるが、同時に久しぶりに会えたのだから相手をしなくちゃね、人目もあるしという正直なところも見え隠れ。 大根を選んでいると、 ああ、久しぶりに会話っちゅうもんができた ありがとう、ありがとう 男性は、…