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滴る思い出は だがしかし誰かのもので 滴る響きは だがしかし虚空の砦に 滴る景色は だがしかし水面(みなも)にけむり 苦いも苦しいも大差なく 痛いも忌みも忘れ去る だがしかしいくるものなり だがしかし死にゆくものなり ランキング参加中詩
すくすくもりもり。 作業机の上、PCの向こう側に小さな森ができた。 初夏が近づき、手元まで風が訪れるから、小さな森も小さく揺れる。 何も考えたくないほどくたびれて、 何ものも縦にだって横にだってしたくなくて、 それだのに、 水が足りてないかな 光はどうかな、やさしく…優しさを忘れてなかったかな はたと我に返っては 小さな森に感謝する すくすくもりもり。 作業机の上、PCの向こう側に小さな森ができた。 初夏が近づき、手元まで光が訪れるから、小さな森も小さく揺れる。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
植物を年越しさせ、更に 花を咲かせる ささやか であるが、 詩人さんにとっては、難題である😅 水だけで育つように改良された植物 の 存在を知ったときは、文字通り 小躍りした 春から初夏へ移る頃 小さな蕾がついて 小さな花が開いた 美しく儚く だけども、 強くて強くて また生きていける まだ歩いていける、と 思うのだ ランキング参加中詩
また雨になる 耳たぶが冷たくなって 確信した また春が滞る 指先が冷たくなって 確信した 散っても散っても それを見ず ただ くる初夏さえ怖いと思った また雨になる 耳たぶが冷たくなって 確信した また春が滞る 指先が冷たくなって 後めたくも安堵する ランキング参加中詩
選びがちな色がある 薄いピンク、桜色と君は呼ぶだろうか スマホカバー ボールペン そして 久しぶりの一筆箋 春でもないのに 夏でもないのに ましてや恋でもないのに 選びがちな色がある 薄いピンク、桜色よと君は笑うだろうか キーケース 淡く溶けるケーキ そして 久しぶりの一筆箋 春でもないのに 夏でもないのに ましてや恋でもなかったのに ランキング参加中ミュージアム
数えきれなかった あたしの中のあたしだけしか知らないはずの 数えきれなかった 湧きあがってはかき消され やがて干上がって 数えきれなかった 律したことも歪んだリズムも 見送った背中も。 ランキング参加中詩
声をかけない 話しかけられない空気感を めいっぱい纏う ショートヘアにピンクを入れて 後ろ姿であたしだと悟らせない SNSは 報告してブロックね(あんまし効果ないけども) 長い付き合いだったけど 無理して「嫌悪」を受け取る必要ないんだもの 幸せになろう 幸せでいよう 互いに、ね ランキング参加中詩
春雷に怯える夜も カラクリを憂える昨日も 嘘つきを罵る川面を遠くから眺めては 幾つの真実を共有できるのかと 冷たく笑う 蕾ほころぶ朝も 理(ことわり)崩れる街の 幾許かは幸せを拡散できたろうにと 冷たく笑う 不安に慣れ過ぎ冷静さを纏うばかりの 日々に飽きたろうにと 冷たく笑う ランキング参加中詩
あなたの上をわたしの上を 誰かの上を その日は音もたてず通り過ぎる 誰かと祝っても 孤独を楽しんでも その日が音もたてず通り過ぎる 誰かが知っていれば あなたが忘れてしまっても わたしのままに 淡々と その日は音もたてず通り過ぎる いい日だ ろくでもないけれど 心底いい日なのだ
あぶくですら宿命だとするなら いっそ生まれる前の そのまたずっと前の はるか昨日へ 思いすら存在しなかったあの時にまで 息をつきたい だけどあたしの中の群衆が そうさせない 微笑みたい だけどあたしの中の群衆が そうさせない 許したい だけどお前なんぞ滅びえてしまえと あたしはあたしに突きつける 雫すら 宿命だとするなら いっそ生まれる前の そのまたずっと前の はるか昨日へ 思いすら存在しなかったあの時にまで
乾くか乾かないとか そんなことだけ心配している 風そよぐ朝 彼女はあたしを見向きもしない 降るか降らないか そんなことだけ心配している 暖かな空 彼はあたしを見向きもしない 何を口に入れたところで 腹痛のもとだから こっそり食べたふりをする あたしは彼らを見向きもしない ランキング参加中詩
またひとつ なくしものをした 今度ばかりは手痛かった ただひとつ 残っていたのを 使い果たしてすっかりひからびて またひとつもうひとつ などとふざけてる隙に うっかり落として粉々だ またひとつ なくしものをした 今度ばかりは手痛かった 誰かのおこぼれを頂戴するのは 性に合わない だったら種からまた 育てるしかないかねえ ランキング参加中詩
日曜が苦痛だった 今でこそ曜日を意識しても なんと言うこともないが ただただ苦痛だった テリトリーを侵食し続ける 愛という名の束縛と 大切だ、の一言で片付けられる 自我の否定 日曜はそんなものが 殊更に強くなる 苦痛だった 今でこそ曜日を意識しても なんと言うこともないが ただただ日曜が苦痛だった ランキング参加中詩
スポドリの代わりにすればいいさ ねじ巻きを忘れないように、との但し書きは 確かに欠かせないのだがね じゃあ エンプティになったなら その時はその時 眠って眠って眠り倒して また次の時に悩めばいい なんだってできるから きっと ランキング参加中詩
子どもの頃、チーズケーキが苦手だった。 思春期の頃、アップルパイが苦手だった。 大人と呼ばれる間際、自分が苦手だった。 大人を通り過ぎた今、チーズケーキに目がない。 ランキング参加中詩
知らない歌が耳たぶにたまって 僕は少しイラッとする 春はいつもそうだ 体にも心にもやわらかいのは 日差しだけで 泣く隙も吹き飛ばしてしまう はしゃぐ甲高い声 パタパタ小さな足音 よろしくね と 知るもんか が 同じ意味だなんて この世は残酷だ ランキング参加中詩
猫街は曇り空 冷たく激しい風の街 指先も頬も心までも切り裂かれそうだ いまだ解けない絆の いまだ溶けない心の いまだハリツイタ笑顔の 意味を深く嘆く 猫街は曇り空 冷たく激しい風の街 指先も頬も胸の中までも切り裂かれそうだ ランキング参加中詩
HOW TO本や自己啓発本に頼らなくなってから、しばらく経つ。 取り入れたのはいいが、どうにもしっくりこなかったり合わなかったり。 それはそうだ。 例えば、他人の服のサイズやファッションセンスを真似たとしても、100%自分をその中に合わせることは不可能なのだから。 もちろん、参考になり役立つこともあるにはあるが、相談事の回答と同じような文言を自分なりに導き出せることも増えてきた。 歳を重ねることでわかってくることもあれば、歳を重ねて初めて知る感覚もある。 手放すこと、手放したことに躊躇や後悔がなくなりつつあるのも、いい傾向だと感じている。 心持ち次第で、自由にも頑なにもなれるのだ。 ランキング…
のたのたすぼすぼ 月夜を歩く 散歩なんてもんじゃなく 迷子なんてもんじゃなく 速くも遅くもないリズムで のたのたすぼすぼ 月夜を歩く 春と冬とが手に手をとれば 西から急に雨こぼれ 苦い思い出脳からあふれ 速くも遅くもないリズムで のたのたすぼすぼ 月夜を歩く 詩人さんや、おいでおいで 誰ぞの手招き 今夜は寄りかかるか のたのたすぼすぼ 月夜を歩く 散歩なんてもんじゃなく 迷子なんてもんじゃなく 速くも遅くもないリズムで のたのたすぼすぼ 月夜を歩く ランキング参加中詩
眠っている間に 雨になった パラパラざあぁあ 不規則なリズムに起こされ ようやくなんだか軽い心持ちになった 冷蔵庫の中身と 自分の体調と 今の天気と あーでもないね こーでもないな 相談しながらこしらえるスープ キャベツが半分 玉ねぎちょっぴり 水菜を発見 薄切り肉は解凍してハーブソルトを 気持ち多めに パラパラきのこは凍ったまま 人参半本 水を適当に注いで 電気圧力鍋にかけておくだけ 気が向けばキャンディの残りをひとつ 思い出せれば 冷凍庫で行き場をなくした 生姜のかたまり そんなのを入れたっていい 塩だけで美味しい 塩だけで穏やかになる 悩みなんて置き去りにしよう 企みはたいてい成功するに…
引っ越しの予定こそないが、持ち物との距離感はそこそこでそれなり。 段ボールで荷物が届けば、その日のうちにできる限り分別しておく。 本を読み終わったら、手放す。 記憶は、形を変え美化されやがて昇華の時を迎える。 記録は、手放さない限り存在する。 想いは、ときどき自分の中で良くも悪くも再生される。 ダイエットと少し似ている。 ふと、そんなことを思う。 手放すこと、捨てること、忘れること、忘れられないこと、たくさん。 ただただ、幸せだ。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
冷たい。バカだ。 うまく立ち回れなかったり、少しの失敗をそう称される。ハグは、ベタベタしないでよ、と振り払われる。 本音を打ち明けるのは、ごくごく限られた範囲で。または、紙に書いて跡形もなく破り捨てる。親世代の大人には「生意気で扱いにくく子どもらしくない」、そう映ったことだろう。 もちろん、気づいて学んだり方向転換のすべを覚えていくにつれて、いくらでも修正はきく。 ただ、幼少の頃は何かと「親が絶対」というすりこみが起こりやすくなるものだ。 親も間違う生き物だと、そこそこ早い段階で知ってしまった不幸と幸せ。 そこに後悔はないし、むしろ感謝すら覚える。 家族は綺麗事だけじゃおさまらない。 美しさの…
二月きさらぎゆきげつき 逃げれば惑う恋の月 二月けいふううめみづき 追うほど増すのは悲しみだけで 二月友チョコ本気チョコ 逃げたい追いたいあなたに逢いたい ランキング参加中詩
とりあえず ご飯を炊いておく(おむすび作ればなおよし、だけど無理せず) とりあえず 水まわりをなんとなくでいいから 片付けておく(拭きあげればなおよし) とりあえず 少しのお金と身分証明と飴玉なんぞを バッグに入れておく とりあえず 空を見上げてうーんと猫みたいに伸びて 「バカだよねえ、でもよくやってるね」 などと笑ってみる とりあえず とりあえずでいいから さめざめと泣いたっていいんだから その日が来たら ランキング参加中詩
沈黙が好きだ その時間が愛しく溺れたくなる それを寡黙とも大人しすぎるとも (あるいはどっか足りないのか?と) 過ぎる心配と比べ過ぎマウントに 悩むことの多かったこと! モラハラという単語はまだ 一般的ではない頃の話 はてさてそんな家庭に育っても そんな家族らだったとしても おかげさまでまあまあなんとか ここに生きている 沈黙が好きだ その時間が愛しく溺れたくなる そんな子どもちゃんを否定しないであげてほしいと 詩人さんは願っている 身勝手だとしても、だ ランキング参加中詩
わたしの声をわたしは わたしはワタシの思いを私は ワタシとわたしの願いをあなたに 押し付けるばかりなのでした 強さも弱さもむしろ さびしい悲しいとやがて 無になり無理を生み出しては ようやく夢と訣別する わたしの声をわたしは わたしはワタシの思いを私は ワタシとわたしの願いをあなたに 押し込めるかりなのでした ランキング参加中詩
久方ぶりのインスタライブに、ちゃんと参加した。 “ちゃんと”と言うのは、前に配信があった時は高熱で寝込んでいたため、ろくすっぽ画面を見ることができなかったからである😂 編集者であるその人は、穏やかな語り口で丁寧にライブを進めていく。 と言っても、ラジオ番組だったら放送事故案件(!)になりそうなほど、ゆったり間(ま)をあけるという、夜にはたまらなく眠…ではなく、心地のよいリズムの持ち主だ。 猫街にも、多分いそうな感じの人だ。 こっそりそんなことを信じていたりする。 リズムが合う。 波長が合う、気が合うということとはまた違うのかも知れないが。 詩人さんのリズムは、どんな風に誰に伝わって揺れ動くのだ…
抑えつけという意味合いに変化しがち それはもらった方も手渡した方も 長らく気がつきにくい 「愛」という一言に 「腹立ち」やら「恨み」が巧妙に紛れ込むのだ できれば近しい人々からは受けとらずに(手渡さずに) いきたいものだ ランキング参加中詩
やさしい、は どこからくるだろう わたしと似た気持ちに出会ったとき わたしと似つかぬ気持ちに出会ったとき くる、じゃなくて 生まれる、のだといいのに あわれみ、ではなく マウント、ではなく くらべる、ではなく やさしい、は 生まれてくる 踏まれても振り向かれなくても ランキング参加中詩
絶望と納得を繰り返しながら 終わりを見据えていく ため息の理由は自分の中にあるのだから 一度は取り出しておけばいい 死と忘却が訪れいずれ消えてしまうだろう あんなことも こんなことも 抱えすぎてもしょうがない 見すぎても仕方ない ああそれでも 生きていれば何かに触れて 生きていれば心は動く あんなことにも こんなことにも 迷いこむのだ ランキング参加中詩
綿菓子のような 思い出だったのでしょう 口を開いた端から少しずつ キラキラ壊れて静かになった 風にさらわれるような 記憶だったのでしょう ペンを持つ指先から僅かずつ チラチラ崩れて見えなくなった 忘れたいことほど 刻み込まれている身としては あなたの姿がほんの少し羨ましい 美しくて妬ましい ランキング参加中詩
わたしに夢はない すでに叶えたから あちらこちらで美しい珠のような物語は 転がっているけども わたし自身が夢そのものであればいい 儚く燃えて 静かにたちのぼる 命そのものだ 夢そのものだ ランキング参加中詩
もう10分も過ぎて だけど他にすべもなく バスが来るのを待っている 時間、わかりますか 同じく所在無げに立っていた女性が 話しかけてきた そこから なんとはなしに正月頃のことやら 手放したいもののことやら ほんの数分話が弾んで ほんの少し気が紛れた 自分の乗るバスが先に来て それは見慣れない番号だったが 降りる停留所を経由していくので 女性に では、と軽く頭を下げて乗り込んだ バスが動き出してから その人に会釈したが見えたろうか また会えそうな もっと話していたいような 不思議な空間に私たちはいて 寒空をほんのり忘れた ランキング参加中詩
大丈夫だろうか無事だろうか できることはなんだろうか 「何もできませんが」 より 「何かできることを」 でありたい 独りよがりで走りすぎないことでも ありたい 否定の言霊を飛ばさずにいられたら どんなにいいだろうと自分を詰る いっときの思いではなく いっときを紡ぎ重ね続けるのだ 息をするように ゆっくり歩くように ランキング参加中詩
朝起き抜けに 「戻ったよね」 そんな言葉が口をつく 体内時計が息を吹き返し 心身のアンテナがいくつもの 感情をキャッチする ここ数日間の出来事も ここ数年間の日常も 今は全てがありがたく 猫の姿勢を時折真似て 空と向かい合った 朝唐突に 「戻ったよね」 そんな言葉が口をつく 体内時計が息を吹き返し 心身のアンテナがいくつもの わたしをキャッチする ランキング参加中詩
あなたのことを思うたび とても乾いて ただそこにある愛を飲み干したくなるんだ だけどいつまでも満ちることはなくて あなたの声を忘れてしまうんだ あなたのことを思うたび とても乾いて ただそこにある優しさを飲み干したくなるんだ だけどいつまでも満ちることはなくて あなたの顔を忘れてしまうんだ あなたのことを思うたび とても乾いて 幸せがどういう意味かわからなくなるんだ 何もかも 綺麗さっぱり忘れてしまうんだ ランキング参加中詩
11月、冬の「ふ」の字もないうちに 決めておいた 全てに当てはまり 全てをあらわし 全ての意味になる 季節のよろしいときは 多少ガツガツして 季節の厳しい折には 多少静かに暮らす 誰とも同じでない時を 誰とも比べることなく 過ごすのである せきとめるものなど 自分の中にしかないのだから ランキング参加中詩
あくまでも自論なのだが、真の孤独は言葉にできないと信じている。 何かしらの単語で表現できるうちは、大丈夫だと。 ただし、リミッターはそれぞれだから、当てはまるからと言って気づかないふりをするのも、あまり体によろしくないような気がするが… それはそれ。 ところで、数年ぶりに引いた大風邪が中〜小風邪くらいになってきて、同時に読書熱が再燃してきた。 別ブログで紹介したのと違う1冊をご紹介。 電子書籍を旅行中は読んでいた。 だが、やはり乗り物での移動中は(酔うので長くは読めないにしても)文庫本が欲しくなる。 重すぎない内容がいいな、と探していて出会ったのがこのタイトルだった。 映像も音もちょっと今日は…
誰彼ともなく いつもより念入りに磨き始めて それは唐突に終わる 少し半端に残ったとしても そこはあまり気にせずに 朝はやってくる 古くなるなどあり得ない 夜もまた同様に 同じ時間は二度紡がれない 瞬間ごとに生まれ変わって 瞬間ごとに何かを忘れては また思い起こすのだ ランキング参加中詩
一日家を空けていて パートナーはまだ帰ってなくて だけど 「タダイマァ」って玄関先で元気よく どちらが先でもそれがあたしたちの約束だった いつしか約束は約束じゃなくなって ご飯いらないってどちらからともなくLINEしあって 「タダイマァ」っていったいどういう意味だっけ それすらわからなくなってた 一日家を空けていて パートナーはまだ帰ってなくて だけど 「タダイマァ」って玄関先で元気よく どちらが先でもそれがあたしたちの約束だった ランキング参加中詩
それがとても優れていて 認知もされて みんなやってるよ または 限定だよ って (先人の知恵や病的に弱ってしまった時の助けはともかく) 誰かの編み出したメソッドで ほんとのほんとに何かを得られると ほんの一瞬思い込んだとしても よほど自分の血肉になるか よほど感銘を受けたか 何よりそれが継続できるか (月単位年単位で) 真実であっても素晴らしくても 自分に合わないそぐわないことは 世の中結構多いものだ 受け取ったり手放したり そうやって前に前に 転んでも上に上に わたしたちの空はきっと広がっている それがとても優れていて 認知もされて みんなやってるよ または 限定だよ って そんな声を受け止…
慌てず騒がずさわらず開かず。 不思議な雰囲気の、心当たりのない便りが届く。 俗に「迷惑メール」と呼ばれているものだ。 昼夜を問わず(寝ている時間帯も届いていた)送られてくるので、初めのうちはギョッとした。 覚えのないSMSも頻度は多くないが届く。 慌てず騒がずさわらず開かず。 まとめてゴミ箱へ。もちろん読まない。 それで大丈夫になる。 受け取らなくてよいものは、(何かの拍子に受け取ったとしても)しっかり手放していく。 やり方は、それぞれ。 まるで逆恨みのように命やものを傷つけにかかる(!)より、頃合いも師走であるし、大掃除よろしくキレイキレイしていくだけだ。 平和に、穏やかに。よき時間が紡がれ…
去年の今日 なにしてた? あなたのことで多分 あたふたしてたっけ 手帳はメモだらけ スケジュールもぎっしり よく息をして よく生きていたなと 笑い話のように思い出す 去年の今日 なにしてた? わたしのことは多分 後回しにしてたっけ 着るもの食べるもの 体調体重悲しみ喜び 何も壊れず何も壊さず あるときは助けられて あるときはちょっとばっかし寄りかかって ありがたくありがたく 日々を紡いだ 去年の今日 なにしてた? 来年の今日 なにしてる? 今日わたしは生きてる 泣いてるか笑ってるかわからないけど 今を生きている ランキング参加中詩
筆者の作品に以前から登場する「猫そっくりの生き物」。 最近は、毛糸屋を営んだり珈琲豆に詳しい旅好きの猫モドキ(人のように立って生きることを生まれる前に選んだ)で、猫街という場所にいるらしいということになっている。 このブログを遡っていただければお分かりのように、プリンを販売している日本一有名なアルバイト猫さんとは関連がない。 それどころか、長い間その猫さんの存在を知らずにいた。 実際に猫さんと対面し、会話を交わし(!)プリンを買いながら、なんとなく初めてではないように思ったのは、毛糸屋さんの猫店主のことが体内のどこかで騒いだからかもしれない。 珈琲豆の知らせに誘われ、旅をしているであろう店主に…