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あなたが壊れてわたしを忘れたのは あなたにとっては幸いな出来事です ああそれとも壊れたことにしておけば どちらも傷つかない なんて思いやりたっぷりな身勝手さなのでしょう あなたが壊れてわたしを忘れたのは わたしにとっては幸いな出来事です ああそれとも壊れたことにしておけば どちらも傷つかない なんて思いこみたっぷりな身勝手さなのでしょう
最近、ほぼ毎日聴いてる関口誠人(EXC-C-B)のアルバムAmazon 千夜一夜 関口誠人 J-POP ミュージック。洋裁教室の宿題やりながら、聴きたいんだけど、聴き惚れちゃって、無理ーーーー。この声に、やられる。1992年の発売なんだけど、当時は知らなかったなぁ〜。天河伝説殺人事件は、もっと後だし、CDは明菜ちゃん派(二人静)だったしね。Amazon 千夜一夜 関口誠人 J-POP ミュージック歌詞カードが欲しいから、CDそのものが欲しい。全ての曲が最高。最近の楽しみは、隔週土曜日21時からの渋谷クロスFM「関口誠人のスパイシーナイト」と、月1配信のツイキャス「愛介・MAKOTOの弾き語りTV」。これが始まってから、この時間は、一人でパソコンの前でご飯食べてる。途中まで、夫と一緒に食べてても、時間になる...聴き惚れて、、作業は進まない
ヘリコプターが怖かった。 まだ学校にもあがらない頃だったろうか。とても低く飛んでいるのか、モーター音が近く迫り、母の手を引っ張って「逃げようよ」と言った。 落ちかかる火の粉、そんな幻影をかすかに覚えている。 轟音が通り過ぎた。何事も起こらなかった。 「帰りましょ」 我が子の恐怖に気づいたか気づかぬか、母はそうっと握り返してくれた。 ヘリコプターの機影はどんどん豆粒のように縮まり、音がまだその場を満たしている。 ヘリコプターが怖かった。 轟音が通り過ぎてもなお、怖かった。
飴玉を頬に隠すみたいに 好き、を心に忍ばせる 花束を慌てて背中に回すみたいに あなたの名前、を忍ばせる せめて金色の うさぎになって いつか光の体になって 守ってあげたい 触れることも叶わぬのなら 飴玉を頬に隠すみたいに 好き、を心に忍ばせる 花束を慌てて背中に回すみたいに あなたの名前、を忍ばせる
閉じられている場所での 振る舞いが 本質を顕にする どんなに隠したところで 選ぶ単語や文の端々に それらはどっかり横たわる お互い様だって 悪友が意地悪く笑う やっぱり、と笑顔を返しておきつつ ふたつの名を使い分けてるくせに そんなことを胸の奥の扉のまた向こうで 呟いてみる 閉じられている場所での 振る舞いが 本質を顕にする よきことも悪しきことも 紡がれ積み上がる お互い様だよねえ あたしもそう思うよ
4つの名があり使い分けている 友が胸はりそんなことを言う 3つじゃないのか?ばかだねえ、 みんなとっくに知ってるじゃないか いやいやこれからつけようではないか、とね 友はタルト生地が柔らかくなりすぎたとぼやきつつ 古風な物言いをする それは恐れ入ったことだ クリームも果実もどういったわけか さらりさらりとしすぎていてね どろりどろりよりマシではないか、と 友のほどけかけたエプロンを結び直し ところで4つ目の名とはなんだと尋ねてみた いっそ君が名付けてくれたまえ そうして好きに呼ぶがいいさ タルト生地に敷き詰めるのは 果実にあらず さらりとこぼれるかにみえて あふれる悲しい折々の道 どうとでもな…
話を聞いてほしいわけではなかった。 だから、会うつもりもなかった。 情けなさでよれよれになった心もちを、どうにかすっきりさせたかった。 ただ、そうしたかった。ひたすらに。 LINEしてみる。ブロックはされてない。 そういうことすら無頓着な人だから、こんなに素っ頓狂な彼女がいてもどうということはなかったのだろう。 些細な感情にいちいち名前をつけるのは、詩人の悪あがきかもしれない。 どうとでもとれるような言葉を投げつけて、わたしはその人との連絡を断つ。 そうしておいて、自分のためだけにLINEを送る自分もまた、許し難いと思った。 しばらくして、あけましておめでとうございます、のスタンプが届く。 そ…
冬休みは、 すりおろした生姜と柚子の香りで始まるのがお約束 風邪をひくかお腹を壊すかして寝込むことが多かったからだ たまに葛湯を飲みたくなるのは、 身体に染み付いたそんな記憶のせいだろう 大人になって。 こんなに砂糖が入っているのかとびっくりして 自分で買うことをやめてしまった ぐるぐるぐる、とかき混ぜて。 あなたとわたしの心模様が上手に描けるように。 もっと。 もっと上手に。
きみに会う夜、少しだけ無理をする 肉体から黒い感情を切り離し 心から暗い景色を追い払い ちいっと高価な靴を履く きみに会う夜、少しだけ無理をする 背筋を伸ばし柔和な笑みを瞳にたたえ あたたかな単語を口の端から さりげなくこぼす きみに会う夜、少しだけ無理をする 気持ちがないのはわかってるから それを忘れてしまいたくて 少しだけ無理をするんだ
もうそれほど残ってはいないでしょう シワシワの欠片(だったもの)を差し出される あの方の顔なんて忘れたわ、と微笑んだ あなたが持っていたいならそうすればいいのだし あなたが手放したいのならそうなさい もっともこれじゃあ 喰い尽くされ搾り尽くされ何も出てきやしないでしょう もうそれほど残ってはいないでしょう シワシワの欠片(だったもの)を差し出される あの方の顔なんて忘れたわ、と彼女は微笑んだ
仕事おわりに、ちょっといい? うん、待ってる 短い通話のあと 男友達が訪ねてきた サコッシュ?いいね ふふん、君も買いなよ そうだねえ お土産と称して 封を切ったミニクッキーを押しつけられた もう!新幹線の中で食べちゃいなさいな 君のことを思い出したのだ、悪いか ほれ、と香りたつ包みを渡される 淹れよっか ごちになります 相変わらず詮索もしなければ 話し過ぎたりもしない 歳を重ねてもこの関係は 茶飲み友達、か な〜る〜ほ〜ど〜 コーヒー友達でもいいんじゃないかな できたぞ 華麗にスルーされ 豆からのコーヒーをありがたくいただく なんでわかるのかな 会いたいな、って思ってたことが だけど、それは…
わたしを撃ち落としてくれないか お前の鋭い眼差しで わたしを撃ち落としてくれないか お前の甘い言霊で 人知れず 闇歩き 我知らず 光り疲れ ならばこのまま消えてしまえば わたしを撃ち落としてくれないか お前の気高い優しさで わたしを撃ち落としてくれないか お前の甘い抱擁で
秋の始まりの頃のようだ。 いつもの時間、いつもの場所。待ち人(待ち猫?)は姿を見せてはくれない。 彼の特等席に陽があたる。そして、その時間はどんどん短くなっていく。 冬の入り口。 彼も私も会いたいのに会えないから会わない。 とびきりのいい声が、微かに遠くで聞こえたんだ。 誰かの膝の上で幸せでいるのなら、私もまた。
数日前、拙作品に時折登場する「男友達」のモデルとなった人物が遊びにきた。 立ち話も何なので部屋に招き入れる。以前からのお願いごとをテキパキこなして、「またね」と慌ただしく帰っていった。 男友達。 甘美な響きだと、舌の上で転がしながら改めて思った。 その人は、わたしがSNSをやっていることも詩人であることも知らない。 とても長い付き合いになるというのに、打ち明けられずにいる。 ただ。 そういえば。 わたしも、その人がSNSをやっているかどうか尋ねたことがなく、かと言ってふたりの間でタブーになっているわけでもなかった。 日中、どこで働いているかも互いに知っているのだけど、「今、どうしてる?」のLI…
あなたは朝を味わい尽くし わたしは夜を味わい尽くし そのうち互いを味わい尽くし やっぱり違うと離れたのでした あなたは朝に風を溶かし わたしは夜に雨を溶かし そのうち全てに愛想をつかし やっぱり違うと離れたのでした それでも忘れられなくて それでも憎みきれなくて なのに愛を失うたびに やっぱり違うと離れたのでした
とてもお世話になっている方と、次はいつ会いましょうかね〜などと打ち合わせしておりましてね。 互いに、アナログを駆使して(?)手帳とにらめっこ。 じゃあ何曜日の何時にしましょ、と決めてから思わず 「えええもうすぐ12月なんですかっっっ」 アホみたいな発言をしてしまったワタクシです^^; ちょっと恥ずかしい 早いなぁ。 今日もいい日でありますように。 そしてまもなくやってくる師走も、元気に走っていきましょう🏃 にしまりちゃん作クリスマスツリー(1年中飾れます)
「あなたはやさしいから」 「なんだか冷たいのねえ」 同じ人からぶつけられる 感情、なのだろうか 記憶、だろうか あなたに似たのよ、とは言えず はいはい、と笑う 今が満たされるのなら どこかに優しい嘘が混じっても 許されるだろうか 傷つけあうかわりに
寒くなったのか 大きい猫の恋人でもできたのか あの子を見かけなくなった 僕も自分ちの大きな猫の隣か 膝の上が定位置で うつらうつらしながら 冬を満喫している 窓の外に鳥や葉っぱがくるくる踊って 素敵な時間が生まれ続ける ご先祖様は冬眠していたんだろうか あの子も冬眠するんだろうか そんなことをアブクのように思った途端 ごろごろごろと喉が鳴った
愛があふれる人に触れるたび 愛が死ぬようで 愚かなことよと苦笑しつつも 羨ましくてならない 愛が止まらぬ人に触れるたび 愛を殺すようで 思い過ごしよと苦笑しつつも 鼓動のスピード隠している 愛を求める人に触れるたび 愛を抱えたふりをする 何をどう言ったものかと 内心冷や汗ものなのに
あなたを知る人の多くは あなたが知らない人ばかりで あなたを知らない人の多くは あなたがよく知っている人だった 不条理はいつもそばに 不義理もこの胸の中に 手の中の恋がいっそ かき消えてしまえと祈りながら 晩秋が溶けるのを眺めている
複雑すぎる空の色だ 冬の入り口はいつもそうだ 薄紫で辛そうで なのに桃色が紅さして笑っているんだ まるでいつかの春の色だ まるでいつかのあなたのようだ 遠く旅するあなたのようだ
寂しくて寄り添うのは 人らと猫だけだ きみはそんなことを言う もともと猫だとしても? もともと猫だとしても! きみは尻尾をピンっと立てる 今夜も星を齧りに出かけるのだ おっと 僕らを膝にのせてニコニコしている彼には ナイショだよ
散歩コースのひとつに、猫好きのご夫婦が暮らしているお宅がある。 割と自由にさせている様子だが、ご近所の理解が深いのだろう。トラブルめいた話を聞いたことはない。4〜5匹(もっとか?)は暮らしているはずだが。 車の通行量も少なく、人も猫も譲り合って生活しているのが素敵だ。 その中の1匹に抱っこをせがまれるぐらい懐かれた。マスク姿でも認識してくれるようになり、大したものだと感心している。 彼が早朝散歩のついでに筆者に会いにくる、という妄想を作品に仕上げた。 作品を書き上げてしばらく経った。 朝暗いうちから小さな用事と散歩を兼ねて、目的地へ向かう。 用事はすぐ終わったので、そのまま帰ろうとしていたとこ…
鳴らない。今朝も。 そろそろこちらからかけてみようかと、寝床を離れては考え込む。そんな朝は13回目を数える。 モーニングコールの約束を交わしたのは随分前だった。 互いにマメなたちだったので、遅れたりフライングしたりすることはあっても、鳴らさない日はなかった。 1週間ごとに、役割が入れ替わる。今週は相手の番だった。 約2週間前、わたしたちは喧嘩をしたろうか。 約2週間前、言葉の足りない会話をしたろうか。 約2週間前、、、、、そうだ。 空が落ちた。 その前の週、つまり約3週間前。 いつかの未来にはそんなこともあるだろうけれど、まさか今じゃないよね。 モーニングコールのついでに、そんな会話を交わした…
のたうちまわるほど あなたが好きだ 夜ごと夜ごと夢で逢瀬を願うほど あなたが好きだ のたうちまわるほど あなたを想う 朝な夕な寒くはないだろうかと心砕けるほど あなたを想う のたうちまわるほど あなたが好きだ 絶望と孤独の中で溺れても あなたが好きだ
大人なバンド、スターダスト☆レビュー。 5人でやってきたこれまでから三谷泰弘氏が脱退して 新生スタレビとなる過渡期のアルバムを振り返ってみよう11 楽団 おすすめ度 ★★★★☆ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)};c.getElementById(a) (d=c.cre…
久しぶりに男友達の車に乗せてもらった。 幸せこの上ないことに互いの家族公認。いわゆる「異性の親友(戦友?)」である。 いっき〜悪い!運転手提供するから、ケーキ屋さんとスーパーでいつもの頼める? 「いっきー」とわたしを呼ぶのは、後にも先にもこのふたりぐらいかもしれない。 ふっとおかしいようなもの悲しいような気分になるが、態度には出さなかった。 ちょっといい葡萄も? うん!チビたちも喜ぶ〜 お前なあ、いっきーに甘えすぎだろ いいからいいから、ほら行くよ いってらっしゃ〜い 虹色に彩られたような音楽が咲き乱れるような調子で、彼女は送り出してくれた。 もう何年になる? ああ…10年だな、来年で そっか…
息つく間もない怒涛の日々ですが元気にやってますガーデニングが楽しめる家に引越しました..Copyright(C) 2022 miruhana. All r...
クリームパンのような人生だ 甘いんだよお前は、の代わりに そんなことを言ってくる人がいた 伝わらないとでも思っているのか やさしさだと信じ込んでいるのか こちらから言わせれば あんたってば、お幸せね そんなところであるのだが 知らん顔して 評判のクリームパンをふたつ食卓にのせた たまにはね、と互いに笑い合って とびきりの苦いコーヒーをなみなみ注ぎあった 昔々のある日の出来事である
拝啓 あなたの想い出の中に 僕はいますか どこかで眠ったままでしょうか それとも死んでしまったでしょうか 眠ったままなら夢でも逢えましょう 死んでしまったなら諦めもつきましょう 僕はどうやってそれを確かめましょう? 拝啓 あなたの記憶の中に 僕はいますか どこかで眠ったままでしょうか それとも死んでしまったでしょうか とっくの昔に
みかんをひとふさ あなたの胸に飾りましょう 丁寧に剥いて 丁寧に舐めとる 甘いか酸いか苦いか辛いか いつまでもフルーツドロップみたいな月を ふたり飽きもせず 痛いと笑って 心地がいいねと息を吐き 結局やっぱり寂しかったと 泣いてみせる みかんをひとふさ あなたの胸に飾りましょう 丁寧に剥いて 丁寧に舐めとる 甘いか酸いか苦いか辛いか いつまでもフルーツドロップみたいな月を ふたり飽きもせず
忘れられることと 忘れてしまうことを 重ねれば重ねるほど やさしくなっていく 知らないと言ってくれれば 知ってたと言ってくれれば 揺れる風がどこに行っても 思い出せるだろうか 忘れられることと 忘れてしまうことを 紡げば紡ぐほど やさしくなっていく
今日もやってきては 眠れないのだと告げる このところ“夜”はそんなふうである 明るすぎるだの 騒がしすぎるだの 挙句のはてに 「夜のくせに」 「夜なんていらない」 そのくせ 「ずっと夜明けが来なければ」 「朝はなくても困らないし」 人らは総じてわがまま好き放題だ じゃあ追っかけっこでもするかい よいねえ 漆黒の命同士 遠慮なしにくんずほぐれつ 自分のしっぽを追うように 今日も夜が過ぎていく
好きが深くなるのに 「優しさ系の見せしめじゃないの?」 そんなふうに言われたから 心を隠して曖昧に笑ってる それでも綺麗なことばかりでないのは 百も千も承知 かみさまが閉ざした宇宙は 思いのほか狭苦しくて息が詰まる 好きが深くなるのに 「傷つけ方も傷つき方もうまいよね?」 そんなふうに言われたから 心を隠して曖昧に笑ってる
君の口癖が舌の上でのたうち回る あたたかく愛という滋養に満ちた それは素敵な口癖だ もう聞こえない もう会えない 傷つくには充分すぎる事実で よりによってこんな夜に 思い出に浸らずとも 君の口癖が舌の上でのたうち回る あたたかく愛という滋養に満ちた それは完璧な口癖だ *ある日の空(筆者撮影)
年に二回ほどカミさんが勤務先でゲットしてきた優待チケットを使って、ホテルのレストランで食事をする。今回は、横浜ロイヤルパークホテルにあるスカイラウンジ シ...
あなたは いつもわたしと一緒にいるのです 生きていようがそうでなかろうが たとえ多次元でも たとえ異次元でも 概念がどうであれ 宇宙空間の外には行けないのだから 祈るように願うように儚く淡く あなたはわたしと一緒にいる 永遠に触れ合えなくても
あの人の声が好き あの人の言葉が好き 言葉尻をつかまえては こっそりダイアリーに書きつける あの人の髪型が好き あの人の背中が好き 隠し撮りしては こっそりファッション真似てみる あの人が好き 寝ても覚めても大好き なのに誰にも言えなくて あたしは大きな大きな お団子みたいな荷物を 心にいつも抱えています
はたして私の深層心理は..Copyright(C) 2022 miruhana. All rights reserved.↓ぽちっとお願いします↓にほんブ...
金曜のラジオは苦手で 導入したての有線に切り替える はしゃぐでなく 笑い飛ばすでなく ただ音楽がいつまでも 空間を満たし続けるのだ 自己嫌悪に陥る日 元気のよいパワフルな明るさがつらくて 導入したての有線に切り替える ただ音楽がどこまでも 精神を満たし続けるのだ いくらか残った気力で働いて いくらか残った感情で君を抱く そしてなんとか笑って生きているのだ
ふこうを嘆くことは しあわせを嘆くことだと 今朝もきみに笑われる あなたといることがしあわせじゃないとは 思ってないけど ふこうだって同じ場所から生まれるでしょ そうだよ 隣り合わせどころか 混じり合ってひとつになっていくものだ きみとこうしていられるのはしあわせとふこうが ちょうどいい塩梅に散らばっているから 飽きないんだこれが ありがたいことだ ありがたいことね 朝からカフェオレで乾杯の真似事をすれば スマホの画面が揺れる じゃ、また明日 うん、また明日
昨日はそりゃ暑かったから すぐ気づいてよかった 忘れてたのよなんてこと 残った肉炒めをレンチンして そのまま半日忘れたの ごめんね 口に入れちゃおかな ほんの一瞬だけ思ったけど やっぱりそりゃ暑かったし だいじょぶそうな気もしたけど しょうがないね 外に食べに行くのもなんだかね よし また肉炒め作るよ 忘れないうちに
あなたを思っています あなたがケガしないか あなたが病むことがないか あなたを心配しています そう まるで初恋のようにずっと 鬱陶しいほど狂おしく 子を思う本能など心当たりはなかったが これがそうだったのかと 戸惑うばかりだ あなたを思っています あなたがケガしないか あなたが病むことがないか あなたを心配しています そう まるで初恋のようにずっと 鬱陶しいほど狂おしく 重いと思いが紙一重だと気づくまで
猫がオレンジジュースで出来てるなんて ただの噂だよ すっかり夕陽に染まった手足を見つめて きみは笑う そんな童話を書いたよ きみのために いつかその柔らかな背中を 思って泣く日が消えるように 祈りを込めて愛してると書いたよ
クリームチーズが 包み紙にしがみつく きみの言葉はいつだって そんなふうなんだ ひっかくでもなく 擦り寄るでもなく ぼくをまるでいないかのように 振る舞って ぽつりつぶやくんだ “孤独なんて” クリームチーズが 指先にしがみつく きみの言葉はいつだって そんなふうなんだ 極上のとろける味で いつまでも記憶から消えないんだ
自分の中だけで、とどめておいたことがある。 ひそかに、そっと。ひそかに、ずっと。 DMやメールで伝える内容ではないな、と悩んでいたところ、幸いなことに直接伝える機会に恵まれた。 伝え方には気を遣ったが、誰かに訊かれてもわからないように言葉を選んだ。 (ことわっておくが、愛の告白でも別れを告げたわけでもない) ことが起こってから日が経っているので、既に筆者以外の誰かから伝わっている可能性も考えられたが、幸か不幸か初耳であったとのこと。 互いにそのことを喜んでいいのかどうか…という微妙な感じではあったが、こちらの意図を察してくださり、神妙な面持ちからいつもの笑顔に戻ったので安堵した。 単なるお節介…
特に意識してる訳ではなく 視界に存在が現れるたまたま視聴した番組で ああ そんなに経つのかと全然気づいてなかったら家人がチェックしてくれていたものも25周...
こんなに近くにいるのにふたりを隔てる壁は天空までそびえ立つ 地上を覆う雲は泪のような紫色の雨を零しうち震える 通りすぎた時間に手を伸ばしてみても瞳を…
遠慮がちにカーテンをひく音が どこかの部屋から聞こえて 今朝は明るすぎるのか 早起きの妻を思う 二度寝の習慣は僕にしかない いわゆるショートスリーパーの妻を 羨ましがったり 体が保つのか気にしたり 無理に合わせようとしてみたり そんな時間はもう見当たらない ふたりはずっとふたりのまま 心地よい距離感を紡ぐ 遠慮がちに窓を開ける音が どこかの部屋から聞こえて だんだん暑くなるのだな 次の季節を思う
滲む闇を押しやりながら 朝からの出来事に思いを馳せる そうしたところで意味はなく そうしたところで愛は死ぬ 傷に薬をつけるがごとく あなたは優しくしてくれたけど 口先からこぼれる言霊 気もそぞろね 滲む闇を拭いながら 毛布を鼻までひきあげる 長い夜と闘うために
3/28、新潮文庫より赤川次郎さんの『いもうと』が文庫化されて登場しました。 いもうと (新潮文庫)Amazon(アマゾン)737円 ふたり(新潮文庫)A…
ソロ・デビューのsceneは今でも伝わりますか? ~ASKAを集める①
チャゲアスとまた違う雰囲気で! ASKAこと飛鳥涼のソロデビューアルバム「scene」をレビューするよ。あの三人組アイドルに提供した楽曲など盛りだくさんだけど、琴線を揺らすのはやっぱりこの曲!
闇は、ショコラオレンジの色を纏う。 甘く苦く。 ずっと舌の上で遊ばせれば、だんだん血の味に変わるのだ。 画面のきみに笑顔ではなく、背中を向けてしまった。 言い訳が見つからない。イライラとスマホを弄ぶ。 いやいや、それはどうなんだと思い直し、 指先から暴言が溢れぬよう、 ひと口サイズのスイーツに救いを求めた。 5粒も口にほうりこめば。 カリカリもぐもぐ。 リスのようにオレンジ味のチョコを齧る。 甘く苦く、とろけて血の味になった。 あたしの闇は、それでいくらか払われて。 スマホのバッテリーを確かめ、時刻を確かめ、 ホラー小説をアプリで開いた。 一向に既読にならないLINEは、お互い様で。 もはやゲ…
自分の顔を乱暴にかき混ぜた それが答えになるだろうと言わんばかりに あいつの前でわざとそうした 喚き散らすかわりに コーヒーに砂糖とミルクを落とすかわりに ぐるりぐるり ぐるりぐるり いつまでもどこまでも渦を作る マグカップの中でちょっとした嵐が起こる どうかどうか 心のふちでとどまる涙を そのまま湛えておけますように
3月は、忙しない。 寒いのとあたたかなのが数日おきに訪れては消えていく。 恋忘れのチョコレート。 涙送りの焼きマシュマロ。 不幸も不義理も花束の奥底にぎゅうぎゅう詰めて、 なんでもないよな顔をして、きみに手渡すよ。 卒業おめでとう、またね。 ひきずった思い出たちも、またね。
おはようございます 「菜の花」が綺麗に咲きました 農家の二人が菜の花畑で・・ 変なおじさんがカメラで狙ってる? ほっとけ・・・! 綺麗ね~! 箱がちいさいから・・・ もうちょっと左に・・・ 落ちるって・・・ 平和な争いが菜の花畑で・・・ かかしの夫婦! 2022年3月6日 日曜日 ブログ更新時間午前6時21分 起床午前5時30分 室温10度 湿度54% 外気温度5℃ 体感温度1℃ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 私のブログにおいで頂きありがとうございます! ブログ記事5,000回UPを目指して書いています 南部鉄器の営業販売からはリタイアしましたが ブログ名を変えるのは面倒なの…