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戦前の日本映画は戦争や当時の杜撰な管理のため、その殆どが失われています。そんな幻の映画を探し出す「映画探偵」たちの活躍を描いたドキュメンタリー。映画発掘と修復・公開に挑む人々の苦労と、フィルムコレクターの執念が詰まった一冊。
ここまであんまり褒めてないのは同じ1956年制作の「流れる」の存在があります。 こちらは前年の映画賞を総なめした成瀬己喜男の「浮雲」を受けての作品で、成瀬が思っていたよりも潤沢な予算があったんじゃないでしょうか。 オールスターキャストで描く傾いた芸者置屋の映画なんですが、このできが素晴らしくよいので、ミゾケンさんに対してはハードルを上げたくなるんです。